趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
年に一度、プロ、アマチュアのサッカークラブが日本一を目指して戦うトーナメントが『天皇杯 全日本サッカー選手権大会』。で、今年はその第99回大会が行われ、ここ暫くの間、新競技場建設のために転々としていた決勝戦の舞台も新しくなった国立競技場に戻る予定なのですが、その新国立競技場を目指すベスト8に、並み居る強豪プロクラブを押しのけて、JリーグのJ1から数えて3つ下のカテゴリーJFL(日本フットボールリーグ)で戦う社会人クラブ、Honda FC(本田技研工業フットボールクラブ)が入りました。
そのHona FC。JSL(日本サッカーリーグ) から見続けてきたファンにとっては、その頃から続く古豪クラブとして知られていると思うのですが、私のように主にJFLを観ているへそ曲がりにとってもおなじみと言うか、平成11年(1999年)から始まった現行のJFLでは平成30年(2018年)までの20回大会のうち優勝8回(前身の本田技研工業サッカー部時代を含む)を誇る強豪。(ちにみにこの記事を書き終わった後の11月10日、今年(2019年)行われた第21回大会での優勝が決まりました。)JFLからJリーグ昇格を狙うクラブにとってはそれを阻む「門番」としても君臨しています。
それは天皇杯においても同様で、今回の第99回大会までの出場回数は39回(ちなみに4年連続)。現在のHonda FCとなった平成14年(2002年)から数えても、今年を含め13回の出場を誇り、うち3回戦まで残ったのが3回、4回戦まで残ったのが4回、そして平成19年(2007年)に行われた第87回大会ではベスト8まで残りました。
ちなみに、今回の第99回大会でのHonda FCの戦績ですが、静岡県予選は準決勝戦からの登場でJ3の藤枝MYFC、決勝戦ではJ3のアスルクラロ沼津を破り静岡県代表を決定。5月から始まった本戦では1回戦で福井県代表の福井ユナイテッドFC(北信越フットボールリーグ1部)、2回戦でJ1のコンサドーレ札幌、3回戦でJ2の徳島ヴォルティスを破りラウンド16進出。4回戦で昨年の優勝クラブであるJ1の浦和レッズを破り、今回の準々決勝戦で相まみえるのは、奇しくも第87回大会の準々決勝戦でも対戦した鹿島アントラーズという。
と、ここまでHonda FCと天皇杯について語ってきたのですが、熱心なファンとまではいかなくともJFLが好きともなれば、JFLのクラブがJ1のクラブに立ち向かう姿が観たくなるというもの。発売開始となったチケットを早々に入手し、冒頭にも書いたとおりこの日は仕事を早退して茨城県立カシマサッカースタジアムにて向かうことにしました。
10月23日の午後、同行者に職場まで迎えに来てもらってそのまま出発。実はかなり前にも茨城県立カシマサッカースタジアムにお伺いしたことはあったのですが、その時と比べると、国道408号が高規格道路「鬼怒テクノ通り」として整備されたことや、北関東自動車道、東関東自動車道が整備されたことによって、アクセスが劇的に改善されましたね。今回も宇都宮の清原工業団地から鬼怒テクノ通りを通って真岡インターチェンジから北関東道へ。茨城町ジャンクションから東関東自動車道へと入り、清原から1時間ほどで鉾田インターチェンジへと。そこからは一般道、カーナビ代わりのスマホアプリの指示で結構細い道も通りましたが、30分ほどでスタジアムの近くまで来ることが出来ました。
今回はJリーグの試合と比べて観客数が少ない天皇杯なので、駐車場はなんとかなるかなと思いつつスタシアムまで来たのですが、案の定到着した午後4時半頃(開場時刻約30分前)だと、付近の民間駐車場はどこも選び放題という感じでした。で、ここで一つやってしまったのが駐車場選び。といってもボッタクられたというわけではなく、その場所が、スタジアム南側の、ホーム側入場口に近い場所にしてしまったがため、そこからビジター側まで歩くことになったというだけなのですが。
【国道51号を歩く】
【ビジター側から見た茨城県立カシマサッカースタジアム】
なのでスタジアム脇を通る国道51号を歩いて、スタジアム南側のビジター側入場口へ。午後5時の入場開始時刻には、ゲートに結構な行列が出来ていました。
以前来た時と比べ椅子が退色していたりと、経年による変化はあったのですが、相変わらず立派なスタジアムですね。ただ、天皇杯とあって準々決勝戦でもお客さんは少なめ。ホームゴール裏こそそこそこの密度感が有りましたが、メイン、バックスタンドとも、かなり空席が目立っていました。それとちなみにこの日は、ビジター側ゴール裏が全面開放されていたのですが、会社ぐるみの応援でしょうか、結構な人数がHonda FCの応援のために集まってきていたようで。
そんな中、私と同行者もからかじめチケットを購入していたビジター側ゴール裏へ。この席は同行者の意見を元に、個人的にはHonda FCがJFLのクラブということで肩入れしたくなったから良いかと思って決めたのですが、その言い出しっぺの同行者的には「鹿島のサポーターと一切交わりたくないからここにした」とのこと。かつて何かあったんですかね。(怖くて聞けない。)
【後半キックオフ】
【試合後ビジター側ゴール裏に挨拶に来た選手たち】
試合は、19時04分にキックオフ。試合内容については、誰か詳しい人がしかるべきところに書いているので詳細は省きますが、後半に入った66分、鹿島に先制を許すと、そのまま試合終了となり、0-1でHonda FCが鹿島が辛勝。鹿島はこの試合の前、10月18日に行われたJ1リーグの松本山雅FC戦からスタメン5人を入れ替えていたとはいえ、特に前半は、Honda FCの方がやりたいことをやれていた印象で、この時に1点でも取れていたらと悔やまれるところなのですが、鹿島の倍の14本のシュートを放ちつつも最後までゴールを割ることができませんでした。あと、今年6月から、(反則の)ハンドに関するルールが変わったんですね。後半、鹿島のゴール前で守備側の伊藤選手がハンドをしたのですが、従来ならPKになる(と思った)ところ、主審はスルー。正直、たいへんモヤっとしたまま帰ったのですが、翌日の某スポーツ新聞によると、新ルール適用とのことで。
この日は天皇杯にもかかわらず、ビジターゴール裏の売店がしっかり営業してくれていた(天皇杯だと、下手すると売店やっていない場合もあるのよ……。)ので、鹿島サッカースタジアムのスタジアムグルメも楽しむことが出来ました。ただ、売店の名前が正直わからないのはご容赦を。(通常ビジター側ゴール裏に出店している「かしまメティエ」というお店の他にも何店か出店していたようだったので。)
カシマサッカースタジアム名物のスタジアムグルメがもつ煮。で、スタジアム内の様々な売店で売られているのですが、ビジター側ゴール裏の「かしまメティエ」さんにもちゃんと有りました。で、大と小(300円)のうち大にしたら結構なボリュームだったのですが、お味の方も名物に相応しい旨さ。豚モツがプリプリしていたのは新鮮だからですかね?当然変な匂いもなく、ニンニクの効いたあっさりした味噌ベースの味付けもいい感じでした。
こういうところに来ると妙にいただきたくなるのが焼きそばですが、驚くべきはそのお値段。決して特徴的ではなかったのですが、お値段を考えると、味的にもボリュームも立派だったと思います。
こちらは、追加のツマミ的に購入したもの。ハムが分厚く食べごたえが有りました。
【生ビール 700円 (かしまメティエ)】
【ハイボール 400円 (かしまメティエ)】
ドリンクは、もつ煮と一緒に購入したのが生ビールで、2杯目はハイボール(缶の角ハイボールでした)という感じに。ビジター側でも、カップにはアントラーズのマークが入っているんですね。あと、一緒に写っている駄菓子は、こちらの売店で酒類を買うと1杯につき1つくださったものです。
こちらは、ピッチに向かって右手の、通常はビジター側のゴール裏だけどビジター側に開放されていないエリアにあるお店(15番の売店)で購入した品。物自体は「とんかつ まい泉」謹製だけあって、パンもカツも柔らかく、ソースの加減も程良くてという感じで。間違いないですね。
【ハイボール 400円 (店舗名不明)】
※写真なし
2杯目のハイボールはヒレカツサンドを買ったお店(15番の売店)で購入したのですが、こちらは缶からプラカップに移すのが丁寧なのが良く(ちなみに前述のお店は結構豪快に注がれた)、こうされると、炭酸の持ちが良いんですよね。なのでハイボールはそれ以降、こちらで購入していました。
帰りは、同行者の運転で自宅まで。今回は試合終了後、サポーターでもないのにものすごく悔しがるくらいHonda FCに肩入れして見てしまったのですが、今は良い試合を見せてくれた両チームに感謝すると共に、いつの日かHonda FCのベスト4進出、いや天皇杯優勝そしてAFC出場が見られると良いなぁ、と。(それが十分可能だと思っていますので。)
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析