趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
20日以上に渡って書いてきた北海道旅行ネタの最後は、いつものように旅のまとめを。
今回の北海道旅行。当初の計画と実際の旅程にはわりと違いがあったのですが、そのお陰で増えたのが鉄分(鉄道成分)。あと旅行中、何故か毎日そばを食べることになったという。
旅の発端は、来年3月に終了が迫った地方競馬全国協会の「旅うまチャレンジスタンプラリー」にて未だスタンプを貰っていなかった北海道の2場、帯広競馬場と門別競馬場に行くことだったのですが、そのついでに、リニューアルされてからはお伺いしていなかったJRAの札幌競馬場に行こうと思い立ち、更に飛行機は羽田や成田からではなく、茨城空港からスカイマーク(今は社名に「エアラインズ」って付かなくなったんですね。)を利用してみようかな、と。それでプランニングに入り、競馬開催日と飛行機の運賃が安くなる時期を鑑みた結果、8月31日土曜日夕方の便で茨城空港を出発し、9月1日の日曜日に札幌競馬場、2日の月曜日に帯広競馬場、3日の火曜日に門別競馬場に立ち寄り、4日の朝の便で帰ってくることに。また茨城空港は駐車場が無料なので、空港までは自家用車で行くことにしました。
そんな計画が出来たのが5月の連休明けの頃。早速飛行機と宿の手配を済ませ、乗車1ヶ月前の発売開始日に帯広へと往復するJRの指定席特急券を予約。帯広競馬場の指定席(プレミアムラウンジ)の予約も済ませ、次は札幌競馬場の指定席を取るだけだと思っていたのですが、実は9月1日の札幌競馬場指定席は抽選販売のみで、その抽選に見事外れてしまったんですよね。個人的に競馬場で一日過ごす際には指定席が欲しい(先日も宝塚記念当日の阪神競馬場で難儀したばかり)し、スタンド建て替えによって全く新しくなった札幌競馬場の指定席を味わえないなんてそれこそ片手落ちだし。
そこでちょっと悩んだ結果、計画を変更することに。というのもJR北海道で、このところ毎年秋にリバイバル(正確には違うと思いますが)運転している特急ニセコ号の運転日が今年は8月31日からで、9月1日も運転日に当たっているんですよね。で、このニセコ号。個人的に今から30年以上前、初めて北海道に渡った時に、青函連絡船から乗り継いだ、初めて北海道で乗った大変思い出深い、いわば北海道童貞を捧げたような列車。当時はDD51型ディーゼル機関車が14系500番代座席車を牽引する客車急行だったのが、今はキハ183系気動車を使ったディーゼル特急と、まぁ、列車としては全く別物と言って良いくらいなのですが、それでも「ニセコ号」に是非乗ってみたいということで。加えてどうせ乗るなら当時と同じく函館駅から札幌駅まで乗りたいし、だったら函館までは一度乗ってみたかったキハ281系気動車の特急スーパー北斗号に乗ってみたいし。お陰で札幌から函館まで往復する運賃とそれぞれの指定席特急料金で14470円かかるのですが、これもまぁ、札幌競馬場で負けたと思えば良いかなと。そうと決まれば早速予約。幸いにも、JR東日本のえきねっとで照会したところ、特急ニセコ号も特急スーパー北斗号も指定席が空いていました。
と、9月1日は特急ニセコ号に乗ることは決めたものの、札幌競馬場はどうしようかと。渡道する土曜日も競馬は開催されているのですが、あいにく札幌到着は夜の予定。スカイマークの茨城空港発新千歳空港行きは、朝出発の便もあったものの、あいにく予約の際に変更不可の運賃にしてしまい、改めて正規運賃で買うと完全に予算オーバー。札幌競馬場には多分また行くことになるので今回は諦めてしまっても良かったのですが、ANAのマイレージが片道分くらいは溜まっていたのを思い出し、特典航空券が使える便を調べたところ、土曜日午前中発の便が空いてるではありませんか!
なので予約した行きの便は、非常に勿体無いけど予約手数料・払戻手数料合計5500円を払ってキャンセル(それでも、5070円戻ってきましたが。)して、新たにANAの便を予約し、空港には公共交通機関を使って行き帰りすることに。自宅から羽田空港までは、むしろ公共交通機関を使ったほうが早いんですが、茨城空港って自宅から行く場合、自家用車と公共交通機関を比べると、自家用車のほうが圧倒的に早いんですよね。もっとも、お陰で確か20年以上乗っていないJR水戸線に乗れるというか、こういう機会じゃないと乗らないからむしろ好都合かもしれませんが。
というわけで、最終的に固まった今回の旅程は以下のとおり。
【JR某駅に入ってくるJR東北本線(宇都宮線)上野行き普通列車】
そして出発日当日の午前6時過ぎ。自宅最寄りの某駅から、JR東北本線(宇都宮線)上野行き上り普通列車に乗車。この2日ほど前、断れない飲み会でやられて以来体調が思わしくなく、加えて前日も寝不足となっていたので、某有名RPGのヒットポイントに例えると、半分くらいというか既に黄色表示という感じで。なのでせめて終点の上野駅までは寝ていこうとグリーン車に乗ったのですが、結局一睡もできぬまま定刻の9時10分、上野駅に到着しました。
【爽亭(上野駅11・12番線ホーム)】
【いただいたかき揚げ天玉そば(480円)】
上野駅に到着後、即座に常磐線ホームに移動。というのも、予定を立てる際、上野駅の立ち食いそばで朝食をいただこうと思っていたのですが、この11・12番線ホームにある「爽亭」は、未だいただいたことがなかったからでして。で、別記事であげたとおりそこでトラディショナルな駅そばというべき1杯をいただいたのですが、この時はまさか、旅行中はこれから毎日、そばをいただくことになるとは思いもしなかったというか。
そばを食べ終わった後は、山手線外回り9時25分発の列車に乗車。いつでも混んでる山手線ですけど、この時間でも秋葉原駅や東京駅で乗客の入れ替わりはありつつもやはり混んでますね。ただ、有楽町駅では降車客のほうが多いのが意外でしたけど。そして浜松町駅で、東京モノレールの9時44分発区間快速列車に乗り換え。最後尾の席で去りゆく景色を眺めていたのですが、この飛行機に乗るために空港に向かう時の東京モノレールって、何回乗っても最高に気分ウキウキです。(表現が古いのは認める。)
羽田空港からは、11時ちょうど発のANA061便に登場。モノレールが駅に着いたのが10時5分で、そこから搭乗開始の10時45分まで正味40分だと、キャリーバッグを預けたり保安検査所の通過などの登場手続きに、時間的余裕がないですね。そしてANA061便は、11時6分にドアクローズ。ほぼ満席の乗客を乗せ、11時8分に66番ゲートをプッシュバックで離れ、誘導路に一時停止。それにしても隣の席に乗ってきたお嬢さんは、乗る時に頭にバッグを当てられ、さらに席に着いてからは肘でちょいちょい脇腹を小突かれるという。そして今は、猛然とカツサンドをパクついているのですが、ほんと、落ち着かないことこの上ないという感じで。で、そのお嬢さんに気を取られていると、窓の外をナイジェリア空軍のボーイング737がタキシング。昨日まで横浜で行われていたアフリカ開発会議に出席していた政府首脳が搭乗しているんですかね。
そんな中、我がANA061便は11時17分にようやく誘導路を移動開始。滑走路に出ると、11時23分にテイクオフ。ちなみに羽田空港を離陸する際、山下達郎さんのRIDE ON TIMEという曲(♪あおい す~いへいせんせんを)が高確率で脳内に再生されるのですが、それは昔ハマっていたGOOD LUCK!!というドラマの影響。(特に今回はANAなので余計に確率が高まっていた状態)あのドラマが放映されてから、もう16年も経っていたんですね……。(そりゃ、オレも歳取るわけだわ。もっとも、キムタクさんはあまり変わらないけどさ。)
ANA061便は順調に飛行を続けて恐山上空から津軽海峡上空を通過、そして太平洋上から北海道上空へと。12時17分にベルト着用サイン点灯し着陸態勢に入ったのですが、なかなか新千歳空港に近づかないというか、スマホに入れているフライトレーダー24で見てみると、新千歳空港を回り込むように、空港の北側からアプローチするんですね。そして12時37分、最終着陸態勢で降下していた時、雲の中でゴーアラウンド(着陸復行)。その後機長より、急激な気流の変化でやり直しとのアナウンスがありました。ちなみにこの飛行機の新千歳空港到着予定時刻は12時40分。新千歳空港からは13時15分発の快速エアポート133号に乗り継ぐ予定で指定席も確保していたのですが、それに間に合うかは怪しくなってきました。
【フライトレーダー24の画面から】
【新千歳空港にタッチダウン】
【新千歳空港に到着したANA061便】
その後も引き続きフライトレーダー24で航跡を見ていると、ゴーアラウンドしてからぐるっとひと回りして、再び北側から空港にアプローチ。今度はゴーアラウンドすることもなく12時52分、再び雲を突き抜けて新千歳空港にタッチダウン。地上は雨が降っていました。着陸後は予定を変更して7番ゲートに到着。時刻は13時02分で、その1分後にドアオープン。登場前に預けた手荷物は、実は機内持ち込みが可能なサイズと重さだったので預けたことを後悔しつつ荷物受取所へ向かうも、預けたキャリーバッグが流れてきたのは13時18分頃。荷物を預けていなければ、予定していた列車に間に合いましたね。
荷物を受け取った後は、急いで新千歳空港駅に。自動券売機を見たところ、乗り損なった快速エアポート133号の次発、13時30分発となる135号の指定席がまだ残っていたので購入。すでに通路側しか残っていなかったし、今考えると別に自由席でも良かったのですが、この時は乗り逃したから意地になったというか。で、ホームにおりるとすでに列車は入っていたのでそそくさと乗車。この快速エアポート135号は733系という電車で、初めて乗る形式なので写真の一枚も撮ってから乗っても良かったのですが、気持ち的に急いてしまっていたもので。
【快速エアポート135号Uシートの車内】
【札幌駅に到着した快速エアポート135号】
乗り込んだ快速エアポートの指定席は「Uシート」といい、今日も利用したJR東日本の普通列車グリーン車よりも椅子が良いくらい。定刻に空港地下にある新千歳空港駅を発車すると、程なくして地上へ。それで南千歳駅、新千歳駅と停車していくのですが、飛行機遅延の原因になった悪天候って、ほんと、新千歳空港周辺だけだったんですね。千歳駅まで来ると空は晴れてました。そして千歳駅を発車後に、指定席券の検札が。Uシートにはそれ用のチケットホルダーも付いており、乗り慣れている人はそこに予め指定席券を挿しています。その後、パソコンを取り出してこれから向かう札幌競馬場の馬券を検討していたら、あっという間に札幌駅に到着。
【札幌駅に入ってくる函館本線手稲行き普通列車】
【桑園駅からは無料送迎バスに乗車】
【札幌競馬場入場口付近】
【札幌競馬場のスタンド】
【札幌競馬場名物のホルモンライス(800円)】
【メインレース中の様子】
札幌駅からは、14時18分発の函館本線手稲行き普通列車に乗り換え。この車両も733系電車で、当地ではすっかりおなじみの形式なんですかね。その車内には、いかにもこれから札幌競馬場という乗客も。そして桑園駅から無料送迎バスで札幌競馬場へと向かい、名物のホルモンライスをいただきつつ最終レースまで勝負したのは別記事であげたとおり。リニューアルしてからは初めて来た札幌競馬場ですが、ホルモンライスとコース以外に、以前の面影は全く残っていなかったように感じました。
【二十四軒駅に到着した無料送迎バス】
【二十四軒駅に入ってくる札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ行き普通列車】
最終レース後、かつてダートグレード競争で活躍して現在は種牡馬となっているホッコータルマエ号をちょっとだけ見たあと、最終と思われる無料送迎バスで札幌市営地下鉄の二十四軒駅へ。ここから東西線で大通駅へ向かい、南北線に乗り換えて宿のあるすすきの駅へと向かったのですが、桑園駅からJRで札幌駅に戻ってそこから札幌市営地下鉄に乗り換えたほうが、時間的に速く到着できたかなぁ、と。
地下鉄のすすきの駅から数分歩いて、今日明日と2泊する某カプセルホテルに到着したのは午後6時過ぎ。今日が土曜日ということもあるのか、フロントにはチェックイン待ちの宿泊客が列をなしていました。また風呂場も混み合っていて、洗い場があくのを暫く待つほど。そんな中、とりあえず入浴を済ませて、カプセルで一休みしようと思ったものの、このカプセルホテル、無料Wi-Fiを謳っていたのですが、実際は速度が出ず通信も途切れ途切れでウェブサイトは何とか見られるけどストリーミング動画は完全にアウトという。それと室温が微妙に高くて汗がなかなか引かなかったのですが、ここ数日の寝不足と体調不良が祟り、気が付くとカーテンを開けっ放しでうたた寝していました。
【成吉思汗だるま本店とと並ぶ人々】
【いただいたジンギスカン(850円)他】
少々寝たので多少なりともヒットポイントは回復したものの、同時に空腹感も。なので夕食はガッツリ行きたいという気持ちになり、超有名な「成吉思汗だるま」の本店に行ってみることに。で、すすきのは以前何度か泊まったことがあるのですが、お店に向かいがてら街をぶらつくと、その時のことが色々と思い出されますね。それでお店に到着したのは午後9時半頃。にもかかわらず、お店の前には行列ができていて、ジンギスカンにありついたのは午後10時20分過ぎ。別記事であげたとおり、その頃にはかなり空腹だったせいもあって美味しくいたたたぎ、ヒットポイントも多少回復したのですが、食べ終わって宿に戻ったのは12時近くでした。
午前4時半過ぎに起床。深夜に食べたジンギスカンが逆の方にも効いたのは間違いがないのですが、それよりも昨日も気になった室温の微妙な高さに苦しめられたというか、寝ている時、無意識に脱いでしまったらしく目が覚めた時にはなんと全裸。枕も汗でびっしょり。おまけに眠りもものすごい浅くて、ヒットポイントはほとんど回復しなかったような感覚です。で、汗を流すために大浴場でシャワーを浴び、キャリーバッグをフロントに預かってもらい出発。タクシーで札幌駅へと向かいます。ちなみにすすきの駅近くからの料金は750円でした。
【札幌駅に停車中の特急スーパー北斗2号】
【車内でいただいた駅弁】
【車窓から見た内浦湾(噴火湾)と駒ヶ岳】
【「北海道の列車を楽しむポイント」というリーフレット】
札幌駅構内にある札幌駅立売商会の売店で朝食の駅弁を仕入れたあと、特急スーパー北斗2号に乗るべくホームへ。昨晩のジンギスカンはまだ効いていたのですが、目が食べたくなってしまったんですよね。で、函館までの約3時間半、別記事であげたとおり太平洋や内浦湾(噴火湾)、駒ヶ岳などの車窓風景を見ながら快適な時間を過ごしたのですが、いろいろあってスピードダウンしたとはいえ、大昔、このルートの特急列車に乗った時と比べて、あっという間に感じた速さでした。ただ、シートポケットに挿してある多言語で書かれた「北海道の列車を楽しむポイント」というリーフレットが、車窓風景の案内などではなく、車内マナー啓発のものというのが、ちょっと……。インバウンドとやらで訪日観光客が増えると、いろいろ大変なことも増えるよなぁ、と。もっとも、車内マナーに関しては、日本人でもどうしようもない人が散見されますがね。
【函館駅】
【函館観光朝市】
【きくよ食堂本店】
【いただいた元祖巴丼(1780円・税別)】
函館駅に着いた後は、まず駅前にある観光朝市へ。別記事でもあげたとおり、何度も北海都道にも函館にも来ているにもかかわらずここの朝市は初体験だったのですが、正直なところ、他の朝市的なところに行ったことはあり、そこと比べると極端に違うところはないような。ちなみに客層的には、一般の観光客もそれなりにいるようですが、それよりも修学旅行の学生さんとアジア系の外国人の方が多いような気も。それでも、昔ながらの観光地の雰囲気を堪能し、ついでに別記事にもあげたとおり、「きくよ食堂」の本店で、ウニ、イクラ、ホタテからなる名物の元祖巴丼なる丼まで。この日、昨晩と今朝飲んだ胃薬が効いたのか、胃の具合がやたらと良かったんですよね。
【函館駅に停車中の道南いさりび鉄道木古内行き普通列車】
【車内でいただいた乗車記念カード】
【車窓から見た函館山】
ただ、観光朝市が思いのほか早く見終わってしまったというか、まだまだ時間があったので、別記事であげたとおり道南いさりび鉄道に乗ってみることに。で、乗るのは10時40分発の木古内行き普通列車。それでこの路線は、かつて国鉄(JR北海道)江差線だった頃に乗ったことはあったのですが、北海道新幹線開業にともなう並行在来線廃止により第3セクター化してからは初めてとなります。といっても車両は以前も乗ったことがあるキハ40系気動車だし、車窓の風景は以前と変わらず。ただ今回は、晴天のもと海を挟んで函館山がきれいに見えました。あと、女性の車掌さんというか添乗員さんが乗務していて、乗車記念カードがもらえたのは大変嬉しいところ。そうこうしているうち、函館駅を発車してから1時間6分で、列車は終点の木古内駅へと到着。隣には新幹線の立派なホームがありますが、こちらは広い構内にポツンとホームがあるという感じでした。
【道の駅みそぎの里きこない】
【いただいたみそぎの塩わかめラーメン(400円)】
道南いさりび鉄道の終着駅となる木古内駅で一度列車を降り、折返しとなる列車の発車時刻まで少々時間があったので、駅を出てロータリーの向かい側にある道の駅みそぎの里きこないへ。駅内の売店では駅がある木古内町内で毎年1月に行われる「みそぎ祭り」にちなみ、塩味の食べ物が推されていたのですが、ここで最初は塩ソフトクリームでも行こうと思ったものの、つい、塩ラーメンの方を。というのも、食べようと予定していた函館駅ホームにある立ち食いそば・うどんのスタンドが、閉店で無くなってしまったことを先程函館駅に着いた時に知ったので、何か替わりに食事をしたかったんですよね。で、同じものをいただいていた先程車内で乗車記念カードを配っていた女性の乗務員さんと並んで、別記事でもあげたとおり私もラーメンをすすりました。
木古内駅から折り返しとなる12時33分発の函館好き普通列車に乗る人のうち、私と同じ列車で木古内駅まで来た人は、私含め2,3人といったところでしょうか。(うち1人は確実に見覚えがありました。)ただ、そのうちの一人は渡島当別駅で下車。トラピスト修道院の最寄り駅で、その修道院では、私のような欲にまみれた人間には到底無理な、厳格な決まりを守って生活している人が多数いるとのことです。列車はその後も順調に走り定刻の13時34分、函館駅に到着。その直前に反対方向の列車とすれ違うのが、面白いダイヤですね。
【函館駅に停車中の特急ニセコ号】
【車内でいただいたキリンガラナ】
【車窓から見た駒ケ岳】
【車窓から見たニセコアンヌプリ】
【車窓から見た羊蹄山】
函館駅に到着後、一度改札口を出てから即座に再入場し、とうとう、今日一番のお目当てである臨時特急ニセコ号に。発車するホームは既に鉄っぽい見た目の人が幾人も入線を待っていました。そして13時40分、上りのニセコ号が到着。折返しのための車内清掃完了後に乗車開始となり、定刻の13時58分、函館駅を発車。次に(酒を)飲むのは札幌に着いてからと決めていたので、北海道限定のキリンガラナで、乗車記念の祝杯を。北海道に来るたびに飲んでいるこのガラナですが、似たような炭酸飲料のルートビアやドクターペッパー、ペプシコーラやコカコーラと比べてもあっさりしているというか、飲みやすい味かなぁ、と。で、別記事にあげたとおり札幌駅までの約5時間半を、初めて北海道に来た時に乗った急行ニセコ号のことを思い出しつつ、その時にも大変印象深かった駒ケ岳やニセコアンヌプリ、羊蹄山と言った山々や内浦湾(噴火湾)の眺め、そして函館山線の峠越えなどを堪能。それと密かに懸念していた、マナーが悪いというか、趣味のことだとつい暴走してしまう同好の士も、思っていた以上に少なかったのも良かったなぁ、と。(いないことはなかったんですがね。)
【北海道そば蕎麦紀行】
【いただいた晩酌セット(800円)など】
札幌駅に到着後、宿に向かう前に夕食を、昨日はジンギスカンだったので今日は寿司をと、札幌駅に隣接する札幌ステラプレイス内にある回転寿司店にお伺いしたところ、店頭に待ち時間1時間半~2時間との文字が。なので即座に諦めて、この2日後の昼にもう一度お伺いしてみることにして、逆にその時行こうと予定していた、改札内にある「北海道そば蕎麦紀行」というお店へ。そこで別記事でもあげたとおりカップ酒の蕎麦のセットを美味しくいただいてから、ほろ酔い加減で地下鉄に乗ってカプセルホテルへ。同じホテル内でも昨日のような純然たるカプセルではなく、この日は半個室みたいなところに泊まったのですが、昨日同様の室温の高さと使えない無料Wi-Fiに加えて、同フロアが微妙に臭く、更にはわりと大きなボリュームで音楽をかけ、それに合わせて歌い出す人も。音楽と歌声は流石に従業員に注意されていたのですが、それで眠りに落ちるタイミングを完全に逸し、悶々としながら夜半過ぎまで。
と、旅はまだ2日目が終わったところなのですが、このブログの1ページあたりの容量制限に引っかかってしまったため、続きはこのあと公開の後編へと続きます。
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