趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回の北海道旅行。元々の目的が、期間終了が来年3月に迫ってきた地方競馬全国協会の『旅うまチャレンジスタンプラリー』で、未踏となっている北海道の2場を巡ることだったのですが、旅の3日目にしてようやくそのうちのひとつ、帯広競馬場にお伺いしました。
※ 他の競馬場や、過去に帯広競馬場を訪れた時の記録については、こちらのカテゴリに一覧がございますので、よろしければ。
帯広競馬場には、個人的にこれまで3度お伺いしたことがあるのですが、全てレンタカーでの訪問でした。ですが今回は4度目にして初めて、公共交通機関を使って行くことに。
この日は札幌に泊まっていたので、スタートはJRの札幌駅から。7時54分発の特急スーパーとかち1号に乗って一気に帯広まで。
10時36分に帯広駅へと着いた後は、この日泊まる予定のホテルに大きな荷物を預けたあと、当地で有名なカレーショップインデアンのカレーをいただいたり、土産物を買いに六花亭本店に行ったついでに本店限定のサクサクパイをいただいたり。そして頃合いを見て、帯広駅へと戻りました。
しかし、この後がやってしまいました。帯広駅バスターミナルから帯広競馬場に向かう際、十勝バスの2系統「循環線」に乗れば行けるというのは調べていたんですが、バスターミナルの乗り場の一つにその2系統「循環線」を見つけ、ちょうど入ってきたバスに乗り込んだところ、調べておいた発車時刻より相当早くバスは動き出しました。
ただ、2系統のバスに乗ったということで「これで間違ってない」と最初は思っていたものの、外の景色が一向に見覚えのあるものにならないという。それで信号待ちで停車中、運転手さんに「このバス、帯広競馬場行きますか?」と尋ねたところ、「行きますよ。50分くらいかかりますけど。」と。これでおわかりかと思うのですが、同じ2系統でも乗る予定の逆回りのに乗ってしまっていたんですよね。で、この後は次のバス停で降り、別のバスでまた帯広駅まで戻った後、本来乗る予定だった13時4分発の2系統「循環線」競馬場・白樺通・三条高・十勝バス本社ゆきに何とか間に合い一安心。私のような間抜けはそうそういないとは思いますが、帯広駅バスターミナルでは、12番乗り場から出るバスに乗らないと、帯広競馬場へは行けませんのでご注意ください。(っていうか、帯広競馬場のウェブサイトにも12番乗り場のバスに乗れと書いてありますし、12番乗り場の案内にも「競馬場」ってちゃんと書いてありますので。)
帯広駅バスターミナルから10分少々で帯広競馬場前パス亭に到着。帯広駅バスターミナルから個々までの運賃は、(乗り間違えがなければ)220円でした。それで開門15分前と絶好の時間帯ながら、今日は平日の月曜日、加えて大きなレースもないためか、バス停で降りて競馬場に向かった人は、私を含め10人もいなかったように思います。
【イレネー像】
【とかちむら入り口付近】
【とかちむら入り口付近に置いてあったソリ】
【とかちむら内の十勝輓馬神社】
あとは、イレネー像を一瞥してからとかちむらへ。入り口のところには、以前はなかったばんえい競馬で使われる実物のソリが置いてありました。また、とかちむら内にある十勝輓馬神社ですが、以前と位置が若干変わっていたような。
やがて13時30分となり開門。先程のバスから降りた人たちの何十倍(は少々言い過ぎかも)もの人が競馬場へと入っていきました。(来場者は、クルマ利用が多いようですね。)
入場したあとは、最終レースまで帯広競馬場とばんえい競馬を堪能。で、帯広競馬場に来るのはこれで4度目となるので、場内の様子はこれまでの訪問記に譲ることにして、今回はごく簡単に。
【プレミアムラウンジ入口】
【席章とサービスの缶コーヒー】
【今回の席(カウンター席)からの眺め】
今回の席は、スタンド3階にあるプレミアムラウンジ。1人500円の指定席で、ソファー席とカウンター席があるうち、今回は事前にカウンター席を予約しておきました。ちなみに、以前利用した時のソファー席は4人がけが多かったような記憶があるのですが、今はほとんどが2人がけになっているんですね。
【プレミアムラウンジから見たスタート地点と第1障害】
【プレミアムラウンジから見た第2障害】
【プレミアムラウンジから見た最後の直線とゴール】
プレミアムラウンジには、屋外にもテラス席的なフリー観戦スペースがあり、から見ることに。それにしても、平日なのに盛況というか、第1レースからコース脇のエキサイティングゾーンのギャラリーが多いですね。(っていうか、メインレースより昼間の方が多かったですね。観光客でしょうか。)
それにしても帯広競馬場は、来る度に何かが新しくなっている気がします。実際、スタンドの写真の右端に映り込んでいるメインレースで使われた表彰台だとか、スタンドとコースの間のきれいな舗装だったりとか、前回お伺いした時にはなかったもの。厳しい予算の中で運営されているにもかかわらず、努力されている様を感じますね。
【ばんえい競馬PR馬のキング号】
【新しくばんえい競馬PR馬に加わったフクスケ号】
【新しくばんえい競馬PR馬に加わったハクウンリュー号】
新しくなったと言えば、今年、ばんえい競馬に、2頭のPR馬が加わりました。ばんえい競馬が平成19年(2007年)に帯広市の単独開催となってからこれまでずっと、番有為競馬のPRのため道外のイベントに出たり、馬車を引っ張ったりしてきたリッキー号(牡馬・21歳)が7月に引退を迎え、替わってフクスケ号(牡馬・6歳)とハクウンリュー号が(牡馬・4歳)が新たに加わりました。これでミルキー号(牡馬・16歳)、キング号(せん馬・9歳)と合わせて4頭となったのですが、昨年から体調不良で療養中というミルキー号の様子が気になる今日この頃です。
今回帯広競馬馬にお伺いした一番の目的が、冒頭にも書いたとおり地方競馬全国協会の『旅うまチャレンジスタンプラリー』。
帯広競馬場のスタンプ設置場所は、スタンド(正門方向から見て)奥の総合案内所。
スタンプは、総合案内所にいた職員さんにお願いして出して貰うのですが、その際スタンプを出しつつ「だいぶ推されてますね」と言った職員さんは、私が平成23年(2011年)に初めて帯広競馬場を訪れた時、バックヤードツアーを案内してくれた職員さんでした。
この日のメインレースは、5歳限定オープンクラスの準重賞、第8回朱雀賞。1が競走除外となり9頭で争われます。
このレース、単勝オッズ2.1倍で1番人気は大外枠の馬番(10)に入ったメジロゴーリキ号(牡・西謙一騎手)。以下、4.5倍の2番人気が(8)ゴールデンフウジン号(牡・藤野俊一騎手)、5.3倍の3番人気が(9)ウンカイタイショウ号(牡・渡来心路騎手)と外枠の馬が人気を集め、更に5.5倍の4番人気は(5)ミノルシャープ号(牡・阿部武臣騎手)、7.2倍の5番人気は(2)ノエルブラン号(牡・鈴木恵介騎手)と、あまりオッズに差がなく続きます。
で、予想のほうは、(10)メジロゴーリキ号が◎本命、(8)ゴールデンフウジン号が○対抗、(2)ノエルブラン号が▲単穴、(5)ミノルシャープ号が△連下、あとは3連複のヒモという感じで印を打ち、馬券は(10)メジロゴーリキ号からの三連複フォーメーションと◎から○~△までの馬単裏表という買い方で勝負。
それでレースのほうは、勝負所の第2障害を先に降りた3頭の争いとなり、その中で一番最後に降りた(5)ミノルシャープ号がゴールまで力強く歩き、先行する(2)ノエルブラン号、(10)メジロゴーリキ号を差し切って勝利。三連複、馬単とも的中したのですが、オッズが割れていたのが災いして配当があまり付かなかったのは残念でした。
【インタビューを受ける阿部武臣騎手】
【優勝したミノルシャープ号】
今回、帯広競馬場でいただいたのは、結果的にこれだけに。
スタンド1回にある食堂では、ザンギを。で、ザンギはわりとフワっとした衣に柔らかい鶏肉という感じ。味付けはどちらかというと控えめという感じの、市販品っぽい、ある意味間違いのない味です。それにしても、ザンギと鶏の唐揚げの違いって、名前以外は具体的にどういうところなんですかね。(もっとも、当地の方でも個々に定義が違うような気もするんですが。)
ザンギと一緒にいただくのは、北海道名物のサッポロクラシック。やっぱり唐揚げにはビールが合いますね。
それと途中、あまりにも(高い配当の)馬券が当たらないものだから、1階の売店で缶ビールも。
それにしても、今回は途中で競馬場を抜け、とかちむらにあるお店(豚丼とかジンギスカンとか)で夕食をいただこうなどと思っていたのですが、グズグズしているちにお店が閉まってしまったのは痛恨事でした。(そしてその時刻には1階の食堂も閉まってしまっていたという。)
第1レースから最終第11レースまで、かなり気合を入れて勝負したつもりだったのですが、厳しい結果に。というのも、たまに的中はするものの、そのレースがトントンになるくらいの低い配当の馬券ばかりで、外れたレースの分が丸々損するという感じでメイン前まで行ってしまい、メイン、そして最終レースと的中させるもその穴を埋めるには足らずという感じで。ネット投票だと最近、ばんえいは回収率が比較的良かったので、わりと期待していったのですがねぇ……。
ただ、負けたにもかかわらず、路線バスは既に終わっている時間だったので、駅近くのホテルまでは贅沢にタクシーで。都合がいいことに、とかちむらを出たところに何台か待機していました。で、デイパックを背負い首からデジタル一眼レフカメラなぞ下げていたら、運転手さんに「取材ですか?」と。ちなみに料金は、760円でした。
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