趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
特急ニセコ号で札幌駅に戻ってきたあとは、北海道旅行2日めの夕食。この日は軽く蕎麦でも思い、札幌駅構内にあるこちらのお店で。個人的に札幌駅構内のそば店といえば、ホームにある立ち食いの弁菜亭(札幌駅立売商会)しか知らなかったのですが、今回の旅に際して下調べしていた時、こちらのお店を発見。駅そばの類いは目がないので、今回の旅の途中、どこかで立ち寄れればと思っていたんですよね。
それでこちらのお店。北海道キヨスクが運営されており、ウェブサイトを見たところ、北海道内産、それも幌加内産の蕎麦粉にこだわっているとのこと。ちなみにお店の営業時間は、午前10から午後10時までとなっています。また、こちらのお店は改札内にあるのですが、入場券(訪問した当時170円)で改札口を通って来店した場合、その分会計から値引きしてくれるというユニークなサービスもやっているみたいです。
お店に入ると午後8時前という時間のせいか、先客は数名ほど。ちゃんと椅子があるカウンター席に座ってお品書きを見たところ、冷たい蕎麦も温かい蕎麦も一通り揃っていますが、ラインナップ的には立ち食い店とそば専門店との中間という感じ。ただ、どの品もうどんが無くそばのみというところにこだわりを感じます。更には、季節限定の品もいくつかありましたが、そんな中お願いしたのは、午後5時から注文可能な時間限定メニューの晩酌セット。もりそばにつまみ1品、そしてカップ酒がセットなにっており、つまみは板わさとなめこおろしから選べます。
それで注文して程なく、つまみとカップ酒が登場。写真のとおりつまみは板わさをチョイスしたのですが、添えられいたのは本ワサビではなく北海道名物の山ワサビというのが良いですね。またカップ酒は、増毛町の國稀というこちらも北海道の銘柄。キンキンに冷えていて、辛口の飲みやすい味わいがまた良かったです。
それらを堪能していると、もりそばが登場。今回は注文時、海老天を追加したのですが、ちゃんと天つゆと大根おろしが(と、おろし生姜も)付いてきたのが嬉しいです。で、早速ソバをツユに浸けズルズルっと。前述のとおり幌加内産の蕎麦粉使用しているというソバは、密度感のあるソリッドな歯触り。この時期、一般的に蕎麦粉の香りは落ちるものなのですが、それでも、蕎麦自体の味や香りしっかり感じられました。またツユは、甘からず辛からずいうか、尖っていない万人向け的な味わい。それと、こちらにも山わさびが添えられているのが、また。実は山わさびで日本蕎麦を食べるのは初めて。本わさびと香りは違うものの、これはこれで合うものなのですね。
というわけで美味しくいただいたのですが、味は勿論のこと、蕎麦粉や山わさび、そしてカップ酒に至るまで、北海道北海道しててとても良かったです。ごちそうさまでした。
令和元年9月訪問
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