趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回、北海道に着いて真っ先に向かったのが、JRAの札幌競馬場。平成23年(2011年)に一度お伺いしていたのですが、その後平成26年にリニューアルしてからは、初めての訪問となりました。
※ 他の競馬場や、過去に札幌競馬場を訪れた時の記録については、こちらのカテゴリに一覧がございますので、よろしければ。
札幌競馬場については前回、平成23年にお伺いした時に沿革などちょこっと書いたのですが、その翌平成24年の開催終了後からスタンドの建て替えを含む大規模改修に着手。平成25年は開催を全て函館に振り替えて工事を行い11月に一部供用開始。そして平成26年からは、全面的に新スタンドの供用が開始されました。
それで今回、北海道旅行に合わせて新しくなった札幌競馬場への再訪を目論んでいたのですが、当初はこの翌日の9月1日を予定していたところ、抽選販売となった指定席がハズレ。個人的に競馬場で1日過ごすには指定席が欲しいし、また新しい指定席がどんなものかわからないと来た意味が半減するくらいだと思っていたのでショックだったのですが、ここは一つ発想の転換を。札幌競馬場には必ずまた来ることにして、今回はさわりだけ味わえれば良いかな、と。加えて、9月1日は他に魅力的な行き先が見つかったので、当初の予定を少々変更して、北海道に来た日にちょこっとだけお伺いすることに。ちょうどこの日は、夏の北海道開催で最後の重賞となる、札幌2歳ステークス(GⅢ)が開催されるのも好都合ですし。
【千歳空港に到着したANA61便】
【快速エアポート135号の車内】
【札幌駅に入ってくるJR函館本線手稲行き普通列車】
しかし、羽田空港から新千歳空港に向かうANA61便が、新千歳空港周辺の天候悪化でまさかのゴーアラウンド(着陸復行)したのは予想外だったというか。で、そこからぐるっとひと回りしたくらいで再度着陸できたのは良かったのですが、お陰で予定していた列車に乗れず、札幌駅や、競馬場最寄り駅である桑園駅への到着が少々遅くなりました。
そんなこんなで桑園駅に到着したのが14時20分。そこからは、ちょうどやってきた無料送迎バスに乗車。発車して5分少々で札幌競馬場に到着しました。
【札幌競馬場入場口付近】
【札幌競馬場スタンド内(ファンファーレホール)】
到着後、クロークに荷物を預け、時間もないので早速馬券の購入。ちなみに予想は予め、新千歳空港から札幌駅へと向かう車中で済ませておきました。で、その後はメインレースを挟み、後述する食べ物をいただいたりしつつ場内をぷらぷらと。
以前の札幌競馬場は、昭和の雰囲気が残る、端から端まで観客席が連なった巨大なスタンドが印象に残っていたのですが、この新しいスタンドは、スタンドの大きさに対して観客席が相当コンパクトになっていますね。それと特徴的なのは、2階最終コーナー寄りフリースペース、もいわテラス。この日は時折雨がパラつくなどあまり天気が良くなかったのですが、天気がいい日はとても気持ちが良さそう。あと、(もいわテラスは)スタンドの2階にあるにもかかわらずキッチンカーも何台か出ていました。
パドック近くには、蹄の形をした花壇になっているフォトスポットが。で、ここの写真を撮ろう待っていたのですが、先客の関西から来たとおぼしきお兄さん二人組が、写真を撮るのを頼み、頼まれた方はまともに撮らないというボケを延々と繰り返していました。
またフォトスポットの近くには、先日相次いで亡くなってしまった、ディープインパクト号とキングカメハメハ号追悼の記帳台が。どちらも現役時代や種牡馬になってからの活躍は言うまでもありませんが、個人的にも、どちらもとても印象深いお馬さんだったなぁ、と。もっとも、どちらもダービーでの馬券は獲れなかったんですがね。
こちらは、メインレース終了後に撮ったゴール板。この装飾も、競馬場リニューアルの際に変わっていたんですね。
この日のメインレースは前述のとおり、北海道開催の最後に行われる重賞競走、札幌2歳ステークス。今年デビューした若駒たちにより、芝コース1800mで行われます。
このレース、単勝1.8倍と圧倒的一番人気に推されたのが、今回と同じ札幌芝1800mの未勝利戦をレコードタイムで圧勝した、昨年の最高勝率・優秀技術調教師木村哲也厩舎の(馬番号10)ゴルゴンダ号(牡2歳、C・ルメール騎手)。単勝2.8倍の2番人気が、ゴルゴンダ号と同厩舎で函館芝1800mの新馬戦を勝ち上がった(1)ダーリントンホール号(牡2歳、池添謙一騎手)。人気的にはこの2頭が抜けていて、単勝10.2倍と離れた3番人気が、今年の新種牡馬ゴールドシップ産駒でこちらも函館芝1800mの新馬戦を勝ち上がった(11)サトノゴールド号(牡2歳、武豊騎手)というオッズに。
また、この札幌2歳ステークスは、出走馬の躾と美観で審査されるベストターンドアウト賞(GⅠレースじゃすっかりお馴染みになりましたよね。)があり、(1)ダーリントンホール号を担当した木村哲也厩舎の阿部孝紀調教助手が受賞。ちなみに審査員は、あのミスターシービー号などを管理し競馬殿堂入りした松山康久元調教師と、競馬関連番組司会などでお馴染みの鈴木淑子さんが務めました。
で、どうでも良い個人的なレース予想ですが、(10)ゴルゴンダ号の、前走の勝ちっぷりがあまりにも見事だったため、連対は固い、悪くても3着は外さないと予想。ただ、相手は少々紛れると思い、相手は穴馬を含めた(10)からの馬連と三連複の流し馬券で勝負することに。
【最終コーナーに入る各馬】
【最終コーナーを立ち上がる各馬】
しかし結果の方は、その(10)ゴルゴンダ号がまさかの6着。前走は先手を取ると逃げ切った同馬ですが、今回はスタート悪く後ろからの競馬に。第3から最終コーナー立ち上がりにかけて順位を上げ一瞬先頭に立ったものの、最後失速という感じになってしまいました。(最終コーナーのあたりは写真を撮りながらレンズ越しに見てたけど、無理矢理感があったいうか、苦しそうに見えたんですよね。)そんな中勝ったのは、5番人気だった伏兵(6)ブラックホール号(牡2歳、石川裕紀人騎手)。道中中団後方につけると最終コーナーから外目に出し最後の直線で鋭く伸び、2着馬に1と1/4馬身差を付けてゴール。2着には道中最後方からこちらも最後の直線で足を伸ばした(11)サトノゴールド号、3着には道中中団前目から好位で進め、最後は最内から足を伸ばした(1)ダーリントンホール号が入り、馬単が200倍、3連単が890倍と少しばかり荒れた配当となったのですが、前述のとおり(10)ゴルゴンダ号から勝負したので、馬券は紙くずと化しました……。(ハズレ馬券はゴミ場へ!)
今回は滞在時間の関係であまりいただくことが出来なかったのが、少々残念。
ただ、時間はなくともこれだけはいただきたかったのが、札幌競馬場名物のホルモンライス。以前は競馬場というかパドックの奥あたりにお店があったように記憶していたのですが、競馬場のリニューアルに伴いスタンド2階にお店が移ったんですね。(加えて、1階のフードコートでも扱っているお店があったような。)
注文時、ご飯にかけて良いか、紅生姜を載せて良いか尋ねられたので、両方とも「はい」と答えるとこのようなことに。ちなみに、中央の一味は、蓋取ったらドバっと出てしまいまったという。で、早速いただいたところ、こっくり濃い目の味噌味が、たっぷりの柔らかい豚モツに絡んで、これが、もう。他の具はコンニャクのみで、食感的に良いアクセント。あとアクセントと言えば紅ショウガもそうで、そのサッパリ感が何とも合いますね。それと、一味は掛け過ぎかと思ったのですが、味噌のコッテリ感が強いので、結果的にこれくらいでちょうど良かったです。
こちらは、一緒にいただいた品。北海道の定番、サッポロクラシック。間違いありませんね。
スタンド1階の最終コーナー寄りはフードコートになっているのですが、こちらはそのうちの1軒。メインの商品は、有名な西山製麺の麺を使ったラーメンと、カップに入ったつまみ類各種のようで。
ですがいただいたのは、こちらのきゅうり漬け。塩気しっかりで、蒸し暑いこの日にはぴったりでした。
こちらでも生ビールを1杯。で、これはサッポロクラシックですが、黒ラベルも選べたかと。
この日はまず、札幌、小倉、新潟のメインレースで勝負したものの、まさかの3タテ。しからばと札幌の最終レースで、予想の段階では穴として狙った(1)ハウエバー号から馬連流しで勝負したところ、これが何とか当たってトントンまで復活。もっとも、ビビらずに馬単にしとけば、儲けがかなり出たんですけどね。
払戻を済ませ、クロークに預けていたキャリーバッグを受け取ってからパドックへ。そして待つこと暫しの午後4時40分頃、ホッコータルマエ号がパドックに登場。個人的には、佐賀記念(JpnⅢ)、そして名古屋大賞典(JpnⅢ)と連勝、その後アンタレスステークス(GⅢ)も勝って挑んだかしわ記念で初JpnⅠ制覇、更に帝王賞でJpnⅠ連勝を果たした頃や、その翌年、ドバイ遠征時に体調を崩したもののチャンピオンズカップで復活勝利をあげた(ちなみにスタンド内には、その時の優勝レイやカップが展示されていました。)時など、色々と印象に残っているお馬さんなんですよね。で、現役時代もマッチョというか雄大だった馬体は種牡馬になってから更に大きくなったようで。それと、このイベントの司会は、ベストターンドアウト賞の審査も務められた鈴木淑子さん。個人的にファンなので、これまた良かったです。なのでゆっくり見ていたかったのですが、帰りの無料送迎バスが気になり、イベント途中で退場してしまいました。
【二十四軒駅行きの無料送迎バスに乗り込む人々】
【二十四軒駅に到着した無料送迎バス】
帰りは宿へ向かう乗り継ぎを考慮して、JRの桑園駅ではなく、札幌市営地下鉄の二十四軒駅行きの無料送迎バス乗り場へ。で、時間的に最終と思われた16時50分発のに間に合い、発車して10分少々で二十四軒駅に到着。地下鉄を乗り継いで宿へと向かいました。
というわけで今回の札幌競馬場訪問。ほんと、予定どおりさわりだけという感じになってしまったので、今度こそ指定席で一日過ごして堪能したいです。
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