趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
浦和競馬場で行われているダートグレード競走は(令和元年に行われるJBC競争を除けば) 3競争あるのですが、そのうちの一つ、統一JpnⅡ『さきたま杯』を、今回生観戦することが出来ました。
※ 他の競馬場や、過去に浦和競馬場を訪れた時の記録については、こちらのカテゴリに一覧がございますので、よろしければ。
この日、所用のため丸一日休みを取っていたのですが、同日に浦和競馬場で『さきたま杯』が行われることは当然頭にあったので、用事が早く済んだら行くしかないな、と思い、前日のうちにコンビニプリントで競馬新聞を入手していたという。で、その用事が予定より大幅に早く終了。即座に最寄りのJR駅に向かい、東北本線(宇都宮線)上り普通列車に乗車。これから先、南浦和駅への到着時刻を勘案すると、第4レースから勝負できそうだったので、それ以降のレースを予想しつつ宇都宮駅まで。
宇都宮駅では、10時36分発の湘南新宿ライン逗子行き快速列車に乗り換え。この車中でも予想を続けていたのですが、何を勘違いしたのか浦和駅で京浜東北線に乗り換えるところ何故か大宮駅で降りてしまい、京浜東北線の列車が予定よりも1本遅くなってしいました。それでも、12時5分に南浦和駅到着。
列車を降りたら東口にあるバス乗り場へ。警備員の静止を暴言を吐きつつ振り切って強引に道路を横断するじいさんに微妙な気分にさせられたのですが、そのじいさんと同じバスに乗車。程なくしてバスは発車し、12時16分に到着しました。
流石にダートグレード競走当日とあって、到着時点で指定席は売り切れ。(まぁ、当たり前ですわね。)しかしながら、微妙になった気分も競馬場に来れば晴れるということで、早速ゲートから気合を入れて入場。
入場後はとりあえず第7投票所に向かい、第4レースの馬券購入と昼食を。(この時、たいそう空腹だっんです。)あとは、レース見て馬券買って飲み食いしての繰り返し。流石にダートグレード競走当日だけあって、これまで浦和競馬場に来た中で一番混んではいた(もっとも、今回でたかだか6度目なんですがね。)のですが、それでも、座るところはあったし、食べ物も並ばずに買えたしと、ある部分を除いては、わりと快適に過ごすことができました。
流石にダートグレード競争当日だけあって、この日はイベントも盛りだくさん。建設中の2号スタンド付近の特設ステージでは、グリーンチャンネルの『アタック地方競馬』や『中央競馬全レース中継』のMCなどで活躍されている小堺翔太さんのトークショーが。個人的に、その競馬愛あふれる語り口のファンなんですよね。ちなみに、『さきたま杯』の予想では上位3頭に重い印を打たれていたものの、馬券の方は……。
この日の第9レースには『行田市観光協会会長賞』が行われたように、この開催は行田市の物産販売などが行われていたのですが、更には、忍城おもてなし甲冑隊とこぜにちゃんも来場。(他にももう1名、ゆるキャラがいらしたかも。)イベントを見ていると、お父さんが競馬しているあいだ、お母さんと子供はこちらという感じでした。ちなみに行田市には以前、忍城と石田堤の遺構、そしてさきたま古墳群を見に行ったことがあるのですが、なかなかに興味深かったですね。
今秋のJBC開催に向け建設中の新2号スタンドですが、写真のとおりだいぶ出来上がってきていました。
【第11レースパドックでの繁田健一騎手】
【第6レースパドックでの保園翔也騎手】
【第6レースパドックでの福原杏(ふくはらまい)騎手】
【第6レースパドックでの内田利雄騎手】
それと今回は、浦和競馬所属騎手についても少々。まずは、浦和競馬のリーディングジョッキーといえば、(令和元年)5月22日に大井競馬場で行われた重賞(SⅠ)第64回大井記念でも優勝を飾った繁田健一騎手。
そして、現在期待の若手騎手として注目を集めているのが、平成28年にデビューし、(令和元年)5月11日の船橋競馬最終レースにおいて地方競馬通算100勝を達成した保園翔也騎手。実は、栃木県のサッカー強豪校(今年、昨年を含む9回の全国高校サッカー選手権出場)である、矢板中央高校のサッカー部出身だったりします。(ひょっとしたら、高校生の頃の保園騎手をお見かけしていたかもしれないなぁ。)
それと、今年4月にデビューした福原杏(ふくはらまい)騎手。実はデビュー直後に落馬負傷してしまったのですが、驚異の回復力で1ヶ月もかからないうちに復帰しました。今後の活躍が楽しみですね。
あと個人的に忘れちゃならないのが、元宇都宮競馬場の所属騎手で、宇都宮競馬廃止後は地方競馬初の事実上フリー騎手として全国で騎乗。加えて海外参戦経験もある、地方競馬会のレジェンド、「ミスターピンク」こと内田利雄騎手。だいぶ前から浦和競馬所属となり、現在も活躍されています。
今回、メインレース以外で唯一レースの写真を撮ったのが、最終レース。日の長い今の季節でも、さすがにこの頃には日が傾いてうっすら暗くなってきましたね。
この日のメイン、第11レースが、冒頭でも書いた浦和競馬場で行われる3つのダートグレード競争のうちの1つにして、Jpn(ジー)Ⅱ格付けの第23回さきたま杯。距離は1400m(左回りダートコース)。JRAからの4頭と、笠松から2頭、高知から1頭の遠征馬を加えた12頭立てで争われます。
【1番人気の(3)サクセスエナジー号(JRA、牡5歳、池添謙一騎手)】
【2番人気の(1)キタサンミカヅキ号(船橋、牡9歳、森泰斗騎手)】
【3番人気の(5)サンライズノヴァ号(JRA、牡5歳、JRA戸崎圭太騎手)】
【4番人気の(9)ウインムート号(JRA、牡6歳、JRA和田竜二騎手)】
【5番人気の(2)モーニン号(JRA、牡7、JRA藤井勘一郎騎手)】
このレース、単勝1番人気は、昨年のこのレースの覇者で、先日高知競馬場で行われた『黒船賞(JpnⅢ)』を勝ってここに望むJRA所属馬の(馬番3)サクセスエナジー号(牡5歳)鞍上は、JRAの池添謙一騎手が務めます。続く2番人気には、ダートグレード競走での実績豊富で、昨年秋にJRA京都競馬場で行われた『JBCスプリント(JpnⅠ)』でも3着に入った船橋競馬所属の(1)キタサンミカヅキ号(牡9歳)。鞍上は、南関東リーディングジョッキー、こちらも船橋所属の森泰斗騎手。以下、3番人気が(5)サンライズノヴァ号(牡5歳、JRA戸崎圭太騎手)、4番人気が(9)ウインムート号(牡6歳、JRA和田竜二騎手)、5番人気が(2)モーニン号(牡7、JRA藤井勘一郎騎手)とJRA勢が続きました。
ちなみに予想の方は、前回浦和での大敗があり、それで人気を落としていると思われる(その大敗も、自分の競馬ができなかったからっぽかったので、充分巻き返しが可能の踏んだ。)(9)ウインムート号に本命を打ち、そこからJRA勢の上位人気3頭と(2)キタサンミカヅキ号への馬単、三連単流しマルチ。そして、そこに穴目を加えた三連複フォーメーションで勝負することに。
レースの方は、スタート良く飛び出した(9)ウインムート号がハナに立ち、その後ろに(1)キタサンミカヅキ号や(2)モーニン号が続く展開に。そして勝負所の第3コーナー手前。道中5番手あたりにつけていた(3)サクセスエナジー号が2番手に進出しますが、最後の直線に入っても(9)ウインムート号は先頭を譲らず、1着でゴール。2着に(3)サクセスエナジー号、3着に(1)キタサンミカヅキ号という結果となりました。
【表彰式後の記念撮影】
ちなみに馬券の方は、三連複がトリガミになってしまったものの、馬単と三連単がプラス。しかしながら、マルチにしないでその分厚く買っておけば、もっと儲かったんですよねぇ。
南関4場のみならず、全国的に見ても食べ物が充実している浦和競馬場ですが、今回は以下の品々を。
未だにどこが何号店になるのかわからない、スタンド裏手長屋の優駿グループですが、今回はこれらのお店で。
まずは、浦和競馬場名物のまぐろカツやまぐろ巻があるこちらの店で、その中からマグロカツを。注文時、ソースに浸けるか訊かれました。で、浸けてもらったそれを早速いただけば、今回のは今まで頂いた中でマグロが一番柔らかく、一番旨かったという。お陰で、一緒に買った生ビールがあっという間になくなりましたね。
お次は、焼き鳥コーナーのところにコチュジャン的調味料が置いてあるこちらのお店で。で、写真でもわかるとおり、かなりウェルダンというか、特にレバーはどう見ても安全な焼き加減。味付は塩味でお願いし、そのコチュジャン的調味料を付けていただけば、これがなかなかです。
【レバー 120円 と 皮串 120円】
【きゅうり 120円】
【チューハイ(レモン) 350円】
【生ビール 600円】※写真省略
最後は、店員さん4人?全員がマダムだったこちらのお店。ここでも焼き鳥を購入したのですが、レバーは中が柔らかく、鶏皮は焼き目カリっと香ばし他クニクニな、個人的に大好きな焼き加減でした。また、その後いただいた浦和競馬場名物のきゅうりは、浅漬けなのに味噌を添えることが。もっとも、栃木も漬物に醤油を掛ける土地柄なので違和感はあまり感じないですし、これはこれで悪くないなぁ、と。あと、こちらのお店のチューハイ(缶入りを紙コップに入れたもの)は、レモンの果肉つぶつぶなタイプでした。
前述のとおり、この日(というかこの開催)おこなわれていた行田市の物産販売のなかに、名物「ゼリーフライ」の有名店が出店されていました。
ちなみにゼリーフライとは、おからとじゃがいもなどを小判型に整形し、衣を付けずに揚げ、ソース味でいただく当地の食べ物。遅くとも明治時代後期から食されてきたようで、当初は小判型をしているところから「銭フライ」と呼ばれていたものが、時を経て「ゼリーフライ」と転訛したそうで。で、いただいてみたところ、素朴な味わいがまた。また中はおからとじゃがいもだけではなく、ネギやひき肉も入っていました。
この日は、第4レースから最終第12レースまで全9レースで勝負。うち的中は前述のとおり、さきたま杯を含む5レース。回収率は192.9%と、ネット投票以外では浦和競馬で初めて勝つことが出来ました。
埼玉県のマスコットキャラクターであるコバトン(浦和競馬バージョン)に見送られて競馬場を後に。無料送迎バスで南浦和駅に向かったあと、京浜東北線、浦和駅から東北本線の普通列車に乗り換えて帰宅。帰りの車中、せっかく勝ったのでグリーン車で豪勢な祝杯でもあげたかったのですが、乗り継ぎのタイミングが良すぎて食料調達がままならず、車内販売で買った缶ビールと柿ピーでと相成りました。
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