趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
これまであげたエントリのとおり、一泊二日の団体旅行で札幌に行ってきたのですが、その途中、札幌市電の車両基地と、大倉山ジャンプ競技場にあるリフトに立ち寄ることが出来ました。で、市電はともかくとして何でリフトまで鉄道ネタかと申しますと、リフトを難しい言葉で言うと『特殊索道(さくどう)』となるのですが、この特殊索道を含む索道については鉄道事業法並びに同法施行規則に基づいて運営がなされているので、とりあえず鉄道ネタということで。
と、ややこじつけ気味ではありますが、以下はその記録となっております。
札幌に行った初日。昼に札幌のホテルに着いてから夜までは自由行動だったのですが、解散後昼食をいただていたラーメン店でふと、「ここから市電に少しばかり乗れば、札幌市電の車両基地に行けるのでは」などと思い付いてしまいました。実は、数年前に札幌市電の全線に乗った時、電車事業所前停留所に停車した際に車庫がちょっとだけ見えて以来気になっていたもので。なので、その後の予定もあってあまり時間は無かったのですが、ちょっとだけ見てくることに。
というわけで、ラーメン店から雪の中をちょっとだけ歩いて、西線9条旭山公園通(にしせんくじょうあさひやまこうえんどおり)停留場へ。ちなみにこちらの停留所は、ひらがな表記で20文字とかつて日本一長い駅名だったそう(その後抜かれて現在は3位だが、路面電車の停留所名としては現在も最長。)で。で、更に雪が強くなり、これから向かうのと反対方向に向かう電車や線路の除雪作業が行われている(昼間は、列車の合間に小型トラックで移動しながら行うんですね。)ところなど見ながら待つうちにやって来たすすきの行き電車に乗車。そこから5駅ほど乗って電車事業所前停留所へ。
【西4丁目方向へ向かう220形(222)】
【雪の中ですれ違う電車】
【乗車した250形(253)】
電車事業所前停留所では、乗ってきた電車の運転手交代(札幌市電はここで乗務員交代を行う)を眺めた後、線路と道路を渡って電車事業所へ。
【運転手交代】
【電車事業所前停留所を発車した253】
そんなわけで電車事業所。下の写真で門が開いているように見えるのですが、実はここが電車の出入り口。雪でほとんど隠れてますが、線路が構内に引き込まれています。そしてその奥に車輌センターというか車庫があり、電車が何両か休んでいたのですが、その中に『親子電車』親であるM101(ちなみに子のTc1は以前札幌市交通資料館で見た事が。)や、ササラ電車を発見。それをブロック塀越しにでも見ることが出来てとりあえずは満足できたというか、雪も酷くなってきたので撤収することにしました。
【電車事業所】
【車庫】
【左から3300形(3301)、240形(246)、M100形(M101)】
【ササラ電車】
再び電車事業所前停留所へ戻り、またこれから向かうのと反対方向へと向かう電車や除雪作業を眺めるうちやって来た西4丁目行き電車は、全体がアニメっぽいキャラでラッピングされた物。で、乗り込むと、車内放送の声も違うような気もするので不思議に思っていたところ、車内の広告スペースをよく見ると『雪ミク電車』とありました。(そっち方面にはあまり詳しくないので…。)で、その雪ミク電車に使われていた210形電車ですが、今年3月末で引退になってしまうんですね。
【すすきの方向へと向かう240形(247)】
【除雪作業のトラック】
【乗車した210形雪ミク電車(212)】
やがて電車は、停留所ごとにお客さんを乗せ、終点の西4丁目に到着。僅かな時間ではあったのですが、色々と見たり、久しぶりに乗ることも出来て満足できました。
そして翌日。この日は貸切バスで市内観光だったのですが、その途中で立ち寄ったのが、スキージャンプのラージヒル競技が行われる大倉山ジャンプ競技場。ここには、麓というかジャンプ競技の着地点と、展望台というかジャンプ競技のスタート地点を結ぶ単線固定循環式の特殊索道(さくどう)、要するにリフトがあります。正直、高いところは少々苦手なのですが、元乗り鉄といたしましては、鉄道にからむ乗り物(もっとも、特殊索道は鉄道事業法に規定があるとはいえ、鉄道と見なされないことが多いですが。)には、是非とも乗っておきたいところ。で、幸運にも(時間の関係で、同じ所にある札幌ウインタースポーツミュージアムとどちらかしか回れなかったんです。)そのリフトに乗ることが出来ました。
そんなわけでそのリフト。往路はジャンプ競技台である大倉山シャンツェを間近に眺めながら上へ上へ。それにしても、ジャンプ台って、実際に見てみると恐ろしい急角度ですね。そんな中、約5分で展望台に到着しました。
【大倉山シャンツェ全景】
【麓のリフト乗り場】
【リフト仕様】
【大倉山シャンツェの踏み切り台】
【ジャンプ競技場の説明】
【スタート地点付近からの眺め】
そして帰り。前述のとおり高いところが少々苦手で、更には、観光バスのガイドさんにも「高いところが苦手な方はかなり怖いですよ」と脅かされていた日のですが、雪で視界が良くなくて札幌の市街地はぼんやりとしか見えず、またその所為もあってか、あまり怖くならずに降りることができたのは良かったのか悪かったのか。(正直、ちょっと残念だったりして。)個人的には、駐車場へと向かう下りエスカレーターの方が怖かったりして。
【展望台のリフト乗り場】
【リフトからの眺め】
というわけで、今回は時間の関係で往復するだけで終わってしまったのですが、今度は夏場にでも来て、良い景色ともう少ばかりの恐怖を味わおうと思います。
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