たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福岡県福岡市 博多もつ鍋 おおやま 博多デイトス店

 佐賀競馬場でボロボロにやられて、這々の体で宿のある博多まで戻ってきたのですが、こんな時こそ良いモノ食べて気持ちを持ち上げようと、旅行前に調べておいた(って、競馬に負けることを想定していた訳ではないですがね。)こちらのお店まで。というのも今回の旅の計画中、水炊きの次はもつ鍋だとばかりにいただけるお店を探していたところ、おひとり様でも鍋を注文できる専門店が、博多駅の駅ビル、デイトスの内にあることが判ったので、できればお伺いしたいと思っていたんですよね。

 午後8時をちょっとだけ過ぎた時刻に博多駅へと到着後、改札口を出てすぐさまデイトス博多へと。ですが、三連休最後の夜とあってか、店内は満席で、お店の前には親子連れやカップル、おひとり様とり混ぜて10人以上が入店待ちしていました。それでも、この日の残りの予定は、夕飯食べて酒飲んで寝るくらいだから多少時間かかっても問題ないのでその最後尾に着き、お品書きを見つつのんびり待つこと40分ほどで店内にご案内。満席の店内はとても活気があり、客層は地元の人たちというよりも、私のような旅行者や、用事で博多に来たついでに食べて帰ろうという人が多いように感じました。で、待つ間に注文は決めていたので、すぐさまそれらを。ちなみにこちらのお店には、もつ鍋と博多名物(酢モツ、明太子、おきゅうと)がセットになったお得な「おひとりさまもつ鍋セット」もあったのですが、へそ曲がりなので以下の品々を単品でお願いしました。

お通し 190円(税別)
お通し 190円(税別)
黒霧島 420円(税別) + 炭酸水 50円(税別)
黒霧島 420円(税別) + 炭酸水 50円(税別)

 まずお酒ですが、今日は最初から焼酎で。黒霧島の炭酸割りは自宅でも愛飲しているので、わざわざこちら飲まなくてもと思わなくはないのですが、この時はそんな気分だったんですよね。またお通しは枝豆で、これは間違いない感じです。

牛の柔らかスモツ 690円
牛の柔らかスモツ 690円

 黒霧島を飲みつついただくのは、当地名物の酢モツ。で、一般的な酢もつは豚モツが多いと思うのですが、こちらのお店のはなんと牛モツを使用。しかも、品名のとおり柔らかな食感で、最近歯の衰えが顕著になってきたオッサンでも安心していただけました。もちろん、ポン酢的味付けも実にいい塩梅で、更に、柚子胡椒を適宜付けつついただけば、これもまた。実は、個人的に酢モツは(当地に来た際、お店に行けなくてもコンビニで売っているのを買って食べるくらいには)好物だったので、たっぷり食べたくて「おひとりさまもつ鍋セット」ではなく単品を注文した正直な理由その1なのですが、それで正解でした。

もつ鍋 みそ味 1380円(税別)
もつ鍋 みそ味 1380円(税別)

 酢もつに箸をつけてすぐ、メインのもつ鍋が登場。ちなみにこちらのお店のもつ鍋は、みそ味、しょうゆ味、水炊き風と3種類あったのですが、お店おすすめのみそ味をチョイス。それで早速、ツユを味見したところ、一瞬まろやかに感じるも、直後、濃厚でパンチの効いた味わいが!味噌は九州味噌と西京味噌など数種類をブレンドしているとのことですが、確かに、最初に自然なそれら味噌の甘味は感じるものの、追い打ちをかけるようにニンニクがガッツリと効き、更には、ベースのスープには具の牛モツからでしょうか?脂のコッテリ感もかなり出ていて、とってもストロング。ちなみに、表面に乗る唐辛子の辛味は、そのコッテリ感でマスクされ、個人的にチョイ辛程度に感じました。また、具の牛モツは脂トロっ身はプリっとしていて、脂の甘さを感じます。そんなパワフルなツユとモツに対して、絹ごしの豆腐や、キャベツ、ゴボウ、ニラといった野菜類は少々劣勢を強いられ、気が付くと、そのコッテリパワーで寄り切られている様相。(うち、絹ごし豆腐はかなり善戦したんですがねぇ。)ほんと、マジで濃いっす。

雑炊セット 460円(税別)
雑炊セット 460円(税別)雑炊セット 460円(税別) をスープに投入したところ

 それは、〆の雑炊セットをスープに投入しても同様。先述の「おひとりさまもつ鍋セット」だと、〆は普通のご飯or麺となっており、個人的にはちゃんとした雑炊で〆たかったのがセットではなく単品を注文した正直な理由その2だったりするのですが、ご飯と溶き卵を投入し、仕上げに海苔とネギを散らしても、煮詰まって更にストロングになったスープはそれらを全く意に介さないというか、それら全てを受け止めてから、こちらに全て投げ返してくるように思えました。ほんと、マジで濃い雑炊っす。

 というわけで、美味しくいただいていたにもかかわらず、気が付くとその色々な濃さにノックアウされていたというか。個人的にはあと十歳くらい若い胃腸が欲しかったのですが、でもこの濃ゆくてパンチのある味わい味わい、ハマる人はハマりそうですね。ごちそうさまでした。

平成31年2月訪問

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
趣味:
このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

ツイッター

ブログ内検索

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1
3 5 7 9
11 13 15
17 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

忍者ツールズアクセス解析