趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
稀代の名ジャンパー、オジュウチョウサン号の平地競争再挑戦となる、今年(平成30年)7月7日、福島競馬場で行われた「開成山特別」(500万円以下)を生で観ることが出来たのですが、そうなると、次のレースも観たくなるというもの。それで幸運にも、次走出走予定だった9月22日、中山競馬場での「九十九里特別」(1000万円以下)当日、JRA-VANの指定席プレゼントに当選したものの、残念ながら調教中、左後肢に違和感が出たとのことで、出走回避となってしまいました。
ですが、幸運の女神にはまだ見放されていなかったようで、改めての平地競走再挑戦2戦目となる東京競馬場での「南武特別」(1000万円以下・芝2400m)が行われる11月3日は、もともと、夜からの用事で上京することになっていたんですよね。なのでJRAの指定席発売が開始されると速攻で席を確保しました。
※ 他の競馬場や、過去に東京競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。
10月のはじめ、第69回毎日王冠(GⅡ)と第10回全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」決勝大会の日にもお伺いした東京競馬場ですが、今回もその時と同じく、JR宇都宮線(東北本線)氏家駅5時21分始発の上野東京ライン熱海行き普通列車で出発。前回より約1ヶ月季節が進んだのですが、空の暗さにそれを感じますね。で、氏家駅から3つ目の宇都宮駅で湘南新宿ラインの逗子行き普通列車に乗り換え。
前回は、宇都宮駅で乗り換えた湘南新宿ライン普通列車が遅れたお陰で、新宿駅から予定していた列車に乗れなかったのですが、今回はそんなこともなく、予定どおり京王新線経由の高尾山口行き急行列車に乗換。東府中駅で競馬場線の各駅停車に乗換え、府中競馬正門前駅には8時43分に到着。
で、いつもなら入場してから朝食となるのですが、今回は、以前より気になっていた、府中競馬正門前駅のすぐ近くにある川﨑屋というお店で、そばを。出来れば午前9時の開門に間に合うよう、外の立ち食いコーナーでササっと食べたかったのですが、何故か店内でグリーンチャンネルを見ながらと相成りました。
そばを食べ終わったのが8時55分をちょっとだけ過ぎた頃。お店を出てすぐ、連絡通路を通って競馬場の正門までいけば、開門2分前。旗日とあってか、多くの人達が開門待ちしていました。
入場後、まず向かうのは、ネット予約していた指定席の(席証)引換所。フジビュースタンド内のA指定席やB指定席の引換所は5階にあったのですが、今回予約したC指定席は4階なんですね。
東京競馬場のC指定席を利用するのって、今回が初めて。もっとも平成27年の第82回東京優駿(日本ダービー)を来賓席で観戦した際、その来賓席はC指定席の一角に設けられていたのですが。で、6階だったので、コースは遠いものの見晴らしはとても良かったです。
それで席に着いた後は、パソコンと競馬新聞を広げて、ひたすら予想と馬券購入。前回東京競馬場に来た時は散々な成績だったこともあって、今回はストイックに、最終レースの予想が終わるまではビールも飲まずにやっていましたが、そのお陰で後述する食べ物にありついたのは、午後3時頃になってしまったという。
そんな中迎えたのが冒頭にも書いた、オジュウチョウサン号が武豊騎手騎乗で出走する第9レース「南武特別」。サラ系3歳以上、賞金1000万円下クラスの特別戦で、芝コース2400mで行われます。
7頭立てと頭数は揃いませんでしたが、パドックはそこいらの重賞競争以上の人手で、写真を撮るのにも一苦労。もっとも(3)オジュウチョウサン号(牡7歳)の単勝人気は、前走のような圧倒的一番人気ではなく、っていうか前日発売や朝の段階では単勝オッズ1倍台だったと思うのですが、発走直前には3.1倍の3番人気に落ち着きました。で、それより人気を集めている2頭ですが、単勝2.6倍の2番人気は、父が説明不要の名馬ディープインパクト号、母が三冠牝馬アパパネ号という超良血の3歳牡馬、(6)ジナンボー号(コルム・オドノヒュー騎手)。単勝2.5倍の1番人気は、この1000万円以下クラスの特別戦で2着6回3着1回4着1回と安定した成績の(7)ブラックプラチナム号(牡5歳、M・デムーロ騎手)です。
それでレースの方は、自席から見ることに。ファンファーレの際、そこいらの重賞競争以上の盛り上がりでスタートしたのですが、道中好位に付けていた(3)オジュウチョウサン号は、3番手で直線に入る坂下までに前を行く各馬を抜き去って先頭に。それを、道中は5番手に付けていた1番人気の (7)ブラックプラチナム号が追ってくるも、最後は1/2馬身届かずゴール。勝ち時計は2分25秒0、上がり3ハロンは34秒5でした。
ちなみに馬券は、オジュウチョウサン号1着固定からの三連単が的中。最終オッズも38.5倍と、そこそこ付きました。それにしても、ゴール時の歓声もそこいらの重賞競争以上だったのですが、前走の福島競馬場と違って箱が大きい分、「とても凄い」というよりも「凄い」という感じでした。
この日のメイン、第11レースは伝統の2歳重賞、第54回「京王杯2歳ステークス(GⅡ)」。サラ系2歳、芝コース1400mで行われます。
このレース、少々寂しい8頭立てとなりましたが、キャリア2戦2勝という馬が3頭出走して、それが単勝1番人気から3番人気となりました。中でも1.7倍と抜けた1番人気は阪神競馬場・芝1200m新馬戦、そして新潟競馬場・芝1400mのオープン特別「ダリア賞」を勝った新種牡馬ジャスタウェイ産駒の牝馬、(5)アイルアウェイ号(M・デムーロ騎手)。3.7倍の2番人気は、中京競馬場・芝1200mの新馬戦、小倉競馬場・芝1200mの重賞(GⅢ)「小倉2歳ステークス」を勝ったロードカナロア産駒の(1)ファンタジスト号(牡・武豊騎手)。6.4倍の3番人気は、函館競馬場・芝1200mの新馬戦、同じく函館競馬場・芝1200mの重賞(GⅢ)「函館2歳ステークス」を勝ったジャイアンツコーズウェイ産駒の外国産馬(7)アスターペガサス号(牡・福永祐一騎手)と続きます。
それでレースの方は、2歳戦らしく?道中スローの直線勝負となり、先に抜け出した武豊騎手が騎乗する2番人気の(1)ファンタジスト号(牡・武豊騎手)が、追い上げてきたM・デムーロ騎手が騎乗する1番人気の(5)アイルアウェイ号をハナ抑えて勝利。
ちなみに馬券は、1番人気ファンタジスト号に加え、もう1頭5番人気の牝馬からの三連単2頭軸で勝負したものの、そのもう1頭が4着となり不的中。8頭立てだけど配当を欲張った結果、ちょっと狙い過ぎてしまいました。(素直に1,2番人気からの馬券で勝負していれば、獲れたんですよねぇ。)
前述のとおり、今回は競馬場での飲み食い開始が遅くなってしまったのですが、そこから帰るまでに一気にいただいたという感じで。
東京競馬の今開催前半は、馬場内のMEGAグルメフェスティバルで「東京旨カラフェス autumn」というグルメイベントが行われていたのですが、そこに出店していたお店のひとつ。「ぶたから」というのは豚肉の唐揚げとのことで、元々の店舗は埼玉県羽生市にあり、羽生市推奨品にもなっているとのこと。
まずは結構なボリュームに嬉しくなったのですが、とりあえずいただくと肉の他に脂身っぽい食感もあったので、使っているのはバラ肉でしょうか?その味付けは、醤油ベースでしっかりと。あとスパイスもしっかり効かされ、その中には八角っぽい香りもありました。また大きさがまちまちで、それによる揚げ加減というか食感のバラエティーがあるのが逆に良い感じ。購入したのが午後3時頃だったこともあり、揚げてから少々時間が経った食感だったのは致し方ないのですが、それでも、後述するハイボールと共に美味しくいただきました。
こちらも、「東京旨カラフェス autumn」で出店していたお店の一つ。大分県中津市出身の福沢諭吉からのネーミングなのですが、そこからわかるとおり、中津からあげのお店です。
それで、購入したのがこちらも遅い時間だったので、揚げたてではなく保温してあるものを購入した筈なのですが、いただいてみると衣がサっクサクで、加えて自席まで持ち帰ったにもかかわらず熱々でというのに軽く驚きました。そしてさらに、中のお肉はジューシー。味付けはビシッと濃い目で、中津らしくニンニクがバシっと効いています。以前、中津市まで行ったついでに何軒かのお店で唐揚げをいただいたことがあるのですが、それと変わらぬ(いや、それ以上かも)クオリティと感じました。
「唐揚げにはビールorハイボールだろう」と言わんばかりに、MEGAグルメフェスティバル内に出店していた、生ビール(アサヒスーパードライ)とハイボール(ブラックニッカクリアブレンド使用)のみを扱っていたお店。
で、その中からここでは、ハイボールを。唐揚げにハイボール、合わない筈ないじゃないですか。
この時は大変空腹だったので、食事的なものもいただきたくて立ち寄ったのが焼きそばメインのこちら。福三さんは東京競馬場内に何店舗かあるのですが、パドックに面したところにある店舗で、店員さんの愛想が良かったのが印象的。その店員さんから、注文の際、紅ショウガの有無を訊ねられました。
それで手渡されたパックは、ギッシリと詰まった感、そしてズッシリとした重みがありました。で、自席にていただいたのですが、麺は細めで、味付けは特に「これが」というものはないものの、これぞベーシックという感じで。また具はキャベツ、そして豚肉もちゃんと入っていました。
こちらは、指定席の入り口付近に出ていたお店。
自席で前述の唐揚げと焼きそばをいただく際に、そのお供として購入したのですが、唐揚げと焼きそばに生ビール、合わない筈ないじゃないですか。
この日は、東京競馬全12レースに加え、同時開催の京都、福島も積極的に手を出し、計22レースで勝負。うち11レース的中も固い馬券が多く、万馬券もギリギリの奴が1回に留まったため、回収率は86.5%と今一息。で、この日もっとも悔しかったのが、福島の第3レース。前夜、予想しながら寝落ちしてしまい、そのことを思い出したのが締め切り直後。このレース、結果的に9番人気の馬が1着、10番人気の馬が2着、7番人気の馬が3着に入り、馬連974.9倍、馬単1951.6倍、三連複2801.4倍、三連単に至っては19429.6倍もの配当になったんですよね。で、実は、寝落ちで途中になってしまった予想では、2着した馬に本命を打ち、1着した馬も相手に選んでいたという。なので、もう少しばかり早く気が付いていれば、馬連や馬単は間違いなく買えていたと思われ……。まぁ、タラレバ言っても仕方ないのですが、この時点で精神的にえらくやられたのは間違いなく、それを考えれば、その後良く持ち直したとも言えるんですがね。
それで最終レース終了後、前述の当り馬券をまとめて払い戻し、競馬場を後に。丁度発車するところだった府中競馬正門前駅16時29分発の準特急に乗ったのですが、発車して間もなく、東府中駅で急病人発生からの非常停止ボタンが押されたとのことで10分程立ち往生となったり、京王本線に入っても、今度は飛田給駅がラグビーの日本代表戦のお陰で凄い人で溢れ積み残し多数という感じで発車したりとか色々あったんですが、その後の用足しは無事済ませて、夜遅くの新幹線で帰宅しました。
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