趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
10月6日の土曜日から開催が始まった秋の東京競馬ですが、その翌日の日曜日に行われるのが、GⅡの毎日王冠。昭和25年(1950年)に創設されたサラブレッド系3歳以上の重賞競走で、昭和59年(1984年)からは東京競馬場の芝コース1800mで施行。天皇賞(秋)やマイルチャンピオンシップなどGⅠレースを狙う有力馬の秋初戦に選ばれる事も多く、よって過去には数々の名馬による数々の名勝負が繰り広げられてきたレースとして知られています。
また、毎日王冠当日の最終レース後に行われるのが、全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」の決勝大会。予選大会のダイジェストや決勝大会がグリーンチャンネルで放送されているのですが、実は毎年、それを観るのを楽しみにしているんですよね。
で、個人的に、どちらも是非とも生で観てみたかったのですが、今年はその当日、東京競馬場にお伺いする事が出来ました。
この日は、夜に下北沢で行われるとあるアーティストさんのワンマンライブを観に上京する予定だったのですが、東京競馬場で冒頭に書いたレースが行われるとあらば、これはライブ前に是非とも観ておきたいと。で、指定席も取れたし折角だから第1レースからとなったので、早起きして行くことに。第1レースからガッツリ買うとなれば競馬場での時間も限られるので、その為にも、前日に競馬新聞を買って予想の方向性くらいは絞っておきたかったのですが、なんと、栃木県若干北部では、つい最近、競馬新聞のコンビニ売りが無くなってしまったという。私自身、競馬新聞買うのは競馬場に行く時とGⅠレースの時くらいになってしまっているので、仕方ないところなんですかね。
【氏家駅で発車を待つ上野東京ライン普通列車】
【東府中駅に入ってきた京王電鉄競馬場線各駅停車】
それで当日。今回、東京競馬場へはJRの在来線と京王電鉄とで向かうのですが、まずはクルマで氏家駅まで送って貰い、5時20分氏家始発の熱海行き上野東京ライン普通列車に乗車。そして宇都宮駅で5時59分発の湘南新宿ライン大船行き普通列車に乗換。ですがその後、新宿駅構内で人が線路内に立ち入ったとのことで赤羽駅にて少々留め置かれたため、新宿駅には12分遅れで到着。おかげで予定していた京王新線経由の急行列車への乗り継ぎはできなかったものの、新宿駅から特急、調布駅から各停、東府中駅で競馬場線の各停に乗り換え、8時57分には府中競馬正門前駅に到着しました。
それで改札口を出ようとすると、競馬場入口へと向かって途切れること無く人の群れが続いているという状態。今日はお客さんの出だしも良いんですかね。
【東京競馬場正門】
【武豊騎手4000勝記念関連のあれこれ】
駅からの連絡通路を歩いているうちに開門時刻となっていたので、今回は忘れず持ってきたJRA競馬場共通入場回数券で入場。そのままフジビュースタンドへ。スタンドに入ったところには、先日JRA通算4000勝を達成した武豊騎手の写真パネルと、平成25年(2013年)の第80回東京優駿(日本ダービー)を勝利したキズナ号の馬像などがディスプレイされていました。
フジビュースタンドに入った後は、5階のB指定席引換所で、あらかじめネット予約していた席のチケットを交換。やはりこの日は大変盛況だったようで、指定席は早々に売り切れとなっていました。
今回の席は、5階B指定席の最前列。B指定席は一昨年の6月以来だったのですが、その時は1席1000円だったのが、いつの間にか1500円になっていたんですね。(予約した時に気が付いてはいたのですが。)
それであとは、最終レース後に行われた第10回全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」も含めて競馬場を堪能したのですが、それにしてもこの日は、カレンダーが1ヶ月以上戻ったかのような真夏日(府中市の最高気温は何と31.9度!)で、ちょっと歩くだけで噴き出す汗に難渋しました。で、その中から目に付いたものだけを以下に。
東京競馬場の(個人的)オアシス、盛岡・水沢競馬の場外発売場101投票所ですが、この日の翌日、盛岡競馬場で「マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)」が行われるとあって、楽天競馬プレゼンツの予想トークショーが行われていました。
午後1時35分からの第1部と午後2時40分からの第2部は、タレントのふじポンさん、元騎手の安藤勝己さん、タレントの津田麻莉奈さん、競馬評論家の古谷剛彦さん、タレントの守永真彩さん(写真の並び順)が出演。南部杯と毎日王冠の予想が聞けたのですが、他にも、アンカツさんのJ・モレイラ評や、津田麻莉奈さんの予想がデータ重視のガチ勢だったことが印象に残りました。
午後4時からの第3部は、グリーンチャンネル「日曜競馬展望KEIBAコンシェルジュ」出演のため古谷剛彦さんと守永真彩さんが帰られ、その代わりに岩手競馬のスペシャリスト、ドクトルこと松尾康司さんが出演。いつも「iちゃんねる」(グリーンチャンネル)で聞いている岩手訛りトークが生で聞けて良かったです。また、今日の東京は真夏みたいな陽気だったのですが、松尾さんによると盛岡競馬場は山の中にある為、とても寒いとのこと。ふじポンさんも、明日盛岡に来られる方は寒さ対策していってくださいと仰っていたので、これは何かしないと駄目かな、と。(え?)
今日のメインレースは、冒頭でも書いたとおり、かつて数々の名勝負が繰り広げられた伝統のGⅡ、毎日王冠。
お昼休みには、毎日新聞社主催の予想検討会が行われたのですが、司会の鈴木淑子さんほか、井崎脩五郎さん、丹下秀夫さん、松沢一憲さんという、出演された皆様全員が大御所だったという。個人的にファンの井崎センセイ(最近目にする機会が無いが、レース回顧はこの人のが一番好き。)に加え、丹下さんも、私が競馬を始めた頃に影響を受けた思い出深い予想家だったりして。(お陰で当時はガッチガチの本命党でした。)
それで今年の毎日王冠。13頭立てとなったのですが、古馬勢は、昨年のNHKマイルカップを勝ったアエロリット号、昨年の菊花賞を勝ったキセキ号という2頭のGⅠ馬の他、今年の大阪杯2着のステファノス号など重賞ウィナーが多数。一方3歳勢は3頭ながら、今年のNHKマイルカップを勝ったケイアイノーテック号を筆頭に、GⅡスプリングステークスを勝ったステルヴィオ号、GⅡニュージーランドトロフィーを勝ったカツジ号と、全てが重賞ウィナーという。
そんな中、単勝1番人気に支持されたのが、短期免許で来日中の「マジックマン」ことJ・モレイラ騎手が騎乗する(9)アエロリット号(牝4歳)。以下、2番人気が毎日王冠と同じ東京芝1800mで6月に行われたGⅢエプソムカップの勝馬(4)サトノアーサー号(牡4歳・戸崎圭太騎手)、3番人気がこの秋絶好調のC・ルメール騎手が騎乗する(5)ステルヴィオ号という人気順でした。そして、どうでも良い個人的予想は、4番人気だった(2)ケイアイノーテック号(牡3歳・藤岡佑介騎手)に◎本命を打ち、そこから○対抗(9)アエロリット号、▲単穴(4)サトノアーサー号、そして穴狙いとして10番人気ながら調教が良く見えた(11)サウンズオブアース号(牡7歳・田辺裕信騎手)、更にそれらプラス(5) ステルヴィオ号ほか連下を打った各馬へという三連複フォーメーションと、本命馬から印上位馬と(5) ステルヴィオ号などへの馬単マルチで勝負。
【スタート】
【最終コーナーから最後の直線へ】
【最後の直線】
それでレースは、スタートで先手を奪った(9)アエロリット号が逃げ切って勝利。勝馬の後を追走していた(1)キセキ号が3着、(3)ステファノス号が4着という開幕週らしい前残りの展開のなか、福永祐一騎手が乗る(5) ステルヴィオ号が最後の直線で2着に突っ込んできて、差し馬で唯一馬券に絡みました。ちなみに、私の本命(2)ケイアイノーテック号は道中中段から第3~最終コーナーで順位を押し上げるも、最後の直線で伸びを欠きに5着に破れてしまい、馬券は不的中に……。
先述のとおりこの日の最終レース終了後に決しよう大会が行われた全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」ですが、平成21年(2009年)に開始されたJRA主催のポニー競馬選手権大会で、全国各地で行われる予選大会で選ばれた小学4年生以上中学1年生以下の選手達が東京競馬場の直線400メートルで決勝大会を行います。ちなみに、過去の出場者にはJRAの騎手になった者(木幡巧也騎手)も。
で、今回の決勝大会に出場するのは、北海道地区、東北・新潟地区、関東地区、長野地区、東海地区、関西地区、九州地区、沖縄地区の各予選大会で選ばれた8名の子供達です。
決勝大会は、16時45分過ぎ、GⅠレースのファンファーレが流れ、数多く残った観客の歓声と拍手の後、カウントダウン方式でスタート。ゴール板を過ぎた辺りで見ていたのですが、坂の向こうから小さな人馬が姿を表したと思ったら、あっという間にゴール。で、ゴール板に対して斜めの位置からだったのでよくわからなかったものの、馬場の外側を走った2頭、長野地区代表の木村暁琉君と、昨年の優勝者である東北・新潟地区代表の加藤雄真君が優勝争いをしていたようで、ゴール後、その子達が馬上で握手をしていたのが印象的でした。
それで2着とハナ差での優勝は木村君となり、加藤君の連覇はなりませんでした。で、月並みな感想になってしまうのですが、勝った子も負けた子も皆頑張った!その頑張りに、おじさん感動しました!!ちなみに、優勝した木村君はジョッキーを目指していて、夢は凱旋門賞ジョッキーになることなのですが、是非とも、その夢を叶えて欲しいですね。
飲食売店やレストランの数は日本の競馬場でも一番多い東京競馬場なので、お伺いする度に「どこでいただこうか」と嬉しい悩みがあるのですが、今回は暑くて歩き回るのがしんどかったことに加え、色々あって体力を温存しておきたかったので、ごく限られたお店、しかもいつもいただいているところという選択になってしまいました。
東京競馬場内に2店舗ある「馬そば深大寺」さんですが、今回は前述の理由でフジビュースタンドのお店で。
で、早速ツユからいってみたところ、出汁感は控え目。また味付けは、ほんの少し甘味が効いている気がします。そしてソバは、色が黒くて細めの茹で麺。チュルふわっとした食感で、コシや歯応え云々と言うより、勝負の合間にガバと喰える系だと思いました。そして具のげそ天は、歯応えが結構手強いという事もあるのですが、サイズ的にもかなり食べ応えがありました。
フジビュースタンド4階にあるこちらのお店。時系列的には一番最後、全ての馬券を仕込み終わった午後3時をだいぶ過ぎた頃にお伺い。で、そんな時間だったので残っている品は限られていたのですが、私の好物がラス1であったので即買い。
購入した時間的に、揚げてからわりと長い間保温機の中に入っていたと思われるのですが、それでも、衣はサクサクっと軽めの食感が残ってたのが嬉しいです。そして中は、豚肉とタマネギという定番の具だったのですが、タマネギがトロっトロだったのが、面白いなぁ、と。
串カツと一緒に購入したのがこちら。で、こちらのお店はお酒がリーズナブルだったんですね。で、ウイスキーの銘柄にこだわりがなければ、全然問題ないというか、むしろしっかり濃くて良かったです。
4階の自席から一番近いところにある、いわゆるふつうの売店であるTwo days。今回は飲まなかったのですが、こちらは生ビールの銘柄がアサヒスーパードライでした。
で、何を飲んだのかというと、ブラックニッカのフリージングハイボール。キンキンに冷えたヤツですが、プラカップだとイマイチそれが実感できないのが勿体ないところ。ですが、後述する鳥ももの揚げたのに、ベストマッチでした。
こちらは、このところ毎回いただいているお店なのですが、こんかいもここだけはと思い、メモリアルスタンドを突っ切ってお伺い。で、店頭に置いてあった日本酒の自販機が無くなっていたのに軽くショックを受けたのですが(もっとも、最近は色々あって日本酒飲まないので、口で「残念だ」と言うだけなんですがね。)、今回はこちらの品を。
個人的にこちらのお店は唐揚げが旨いという認識なのですが、お腹の容量さえ許せばいってみたいのがこの鳥もも。東京競馬場(と中山競馬場)で鶏肉を揚げたのと言えば鳥千さんが有名で、個人的にそちらも大好きなのですが、それとは逆の方向性というか、熱めでカリカリの衣にもしっかりと味が付いていて、これが良いんですよね。また鳥ももだと、個人的好物の皮もたっぷり付いていて、しかもそれがパリパリに揚がっているのも。また、皮に包まれたお肉がまたジューシーで、これがまた。最近40円ほど値上げされたようなのですが、それでもコスパ良いと思います。
この日、JRAは東京の全レース、京都の第9~12レースで勝負。それにしても、最近始まった「スマッピー投票」って、スマートフォンでJRA-VANを使っていると、めちゃくちゃ便利ですね。しかも、現金購入した回収率が計算せずともわかりますし。しかしながら、そんな便利なものを使ったとしても的中率、回収率とも奮わず。(JRA-VANによると回収率32.0%という……。)先日中山競馬場に行った時と同様、とにかく、本命を打ったお馬さんが3着内に来てくれず(本命馬の連対率・3着内率とも37.5%)、一方、穴目はわりと拾えていたので、この辺がもう少しかみ合ってくれればなぁ、と。一方岩手競馬は、的中率、回収率ともまずまずで、明日に希望が持てる内容でした。(え?)
ジョッキーベイビーズの表彰式までしっかり観て、午後5時10分頃、東京競馬場を後に。府中競馬正門前駅から17時19分発の準特急に乗り明大前駅で井の頭線に乗り継いで、下北沢へと向かいました。
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