たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

中山競馬場訪問記 【平成30年9月22日・清秋ジャンプステークス(3歳以上障害オープン)・セプテンバーステークス(3歳以上1600万円以下)他】

パドック近くにあるハイセイコー馬像

 マメにと言うわけにはいきませんが、それでもここ暫く前から何かにつけてチョイチョイお伺いするようになった中山競馬場。それで今年の秋開催が始まって3週目となるこの日、またお伺いすることが出来ました。

※ 他の競馬場や、過去に中山競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。


 (平成30年)7月7日に福島競馬場で行われた500万円以下の特別戦「開成山特別」を勝利したオジュウチョウサン号ですが、その次走が9月22日に中山競馬場で行われる1000万円以下の特別戦「九十九里特別」になるとの報道があったのが、確か8月の上旬頃。当然見たいわけで、その日は何としても中山競馬場に行こうと思っていたところ、JRAシステムサービスというところから大きな封筒が届きました。

【中山競馬場 指定席ご招待について】
中山競馬場 指定席ご招待について

 それで中を見てみると、2018年JRA-VAN特別プレゼント企画「中山競馬場 指定席ご招待について」という文書が入っているではありませんか!!

 望外の指定席まで手に入り、あとは行くだけとなったのですが、行く10日ほど前、今度は、オジュウチョウサン号の九十九里特別出走回避の報道が……。正直とても残念なものの、競馬場に行けるのが嬉しいことには変わりないし、逆に今回は諸事情につきクルマで行くことになっていたので駐車場の心配が無くなった(オジュウチョウサン号が開成山特別に出走した日の福島競馬場は駐車場にとても苦労したんです。)のがラッキー!という按配で。

中山競馬場まで

【外環道川口料金所付近】
外環道川口料金所付近

 九十九里特別にオジュウチョウサン号が出走するとなれば相当早くに家を出なくてはと思っていたのですが、前出のとおり出走回避となったため、午前5時半過ぎに自宅を出発。今にも雨が降り出しそうな空の下、天気東北自動車道~東京外環自動車道~東関東自動車道と走行。外環道が一部混雑していたものの、他は特に問題なく行く事が出来ました。

【ヒシアマゾン号と中山競馬場】
ヒシアマゾン号と中山競馬場

 カーナビ代わりのスマホアプリの指示によって、東関道の原木インターチェンジから一般道へ。するとクルマの前をJRAの馬運車が走っているではありませんか!競馬場に向かう時にJRAの馬運車、特に美浦の日本馬匹輸送のものを見ると、個人的に気持ちが昂ぶるんですよね。(逆に帰りは、特に負けた時などは見ると何故か癒やされるんです。)その馬運車、ヒシアマゾン号と共に中山競馬場まで。で、道路から見える競馬場スタンドの上の方に「電車で行こう、中山へ。」ってデカデカと書いてあるんですね。「今回は色々あってクルマになっちゃったんだよぅ。」と言い訳したくなったというか。

 で、自宅を出てから丁度2時間で、中山競馬場の有料駐車場に到着。前回クルマで来た時は平日(金杯の日)という事もあり、民間駐車場に安く停めたのですが、今回は土曜日とあって、北方十字路北西にあるJRAの駐車場に。ちなみにこの北方十字路の「北方」ですが、「ぼっけ」って読むのはつい最近知りました。で、入る時、つい福島の時のクセで1000円札を1枚出したら「すみません。今日は2000円なんです。」と。(ちなみに中山競馬場は、パークウインズ時が1000円です。)

【中央口】
中央口

 駐車場にクルマを停めた後、中央口まで行って警備員さんに開門時刻を確認したところ、午前8時30分とのこと。なのでクルマで少々休んだ後、改めて。それにしてもこの中山競馬場の中央口は、来る度に感心する立派さですねぇ。

中山競馬場にて

【ミニチュアポニーのお出迎え】
ミニチュアポニーのお出迎え

 そして午前8時30分に開門後、真っ先に朝食を。というのも、インフォメーションカウンターで招待席の指定席券を引き換えられるのが午前9時からということで。で、食べた後は、地下1階のインフォメーションカウンター横で待機。(カウンター前は指定席の待機列が続いていた為。で、その時、待機列に並んでいた余裕の無さそうなお爺さんが私を睨んで、だけど小声で「ズルしてんじゃねえよ」みたいな事言っていたっけなぁ。まぁ、何がズルなんだかわからないんで、スルーしたんですがね。)で、時間になったら真っ先に引き換えて自席へと。

【今回の席(B-Seat 1-い-A)からの眺め】
今回の席(B-Seat 1-い-A)からの眺め

 今回、プレゼントでご招待いただいた席は、スタンド3階にある、今開催から呼び名がB-Seatと変わった旧B指定席。そのうち、第1コーナー寄りの1-A,B、2-A,Bのタテ2列4席がその招待席に使われていたようで、引き換えたのが一番目だった為、最前列の1-い-A,Bが自席となりました。で、シートそのものは他のB-Seatと変わりないので、モニター無し、コンセント付きという仕様。

【第1レースのパドックを周回するタヌキ号と藤田菜七子騎手】
第1レースのパドックを周回するタヌキ号と藤田菜七子騎手
【最終レースのゴール】
最終レースのゴール

 で、これまでは中山競馬場に来ると、たまの事なので嬉しくなってついつい歩き回ったりしていたのですが、この日は、酒と食料調達以外はほとんど席から動かずに勝負していました。(例外は、食料調達ついでに見た第1レースのパドックと、最後くらいと思ってコース脇で見た最終レースくらい。)何ていうか、中山競馬場に対して(馬券の収支は別として)ようやくホーム感が出てきた為なのと、この時、いろいろな事が重なって体力的にちょっとしんどかったというのもありまして。なので中山競馬場のあれこれについては、過去の訪問記をご覧いただければ。

清秋ジャンプステークス(3歳以上障害オープン)

【1号障害を飛越する各馬】
1号障害を飛越する各馬

 この日の第8レースに組まれていたのが、3歳以上障害のオープン特別戦「清秋ジャンプステークス」。直線芝コース3210m、10頭立てで行われました。

 で、レースは、終始好位でレースを進めた単勝1番人気の(8)マイネルプロンプト号(せん6歳・森一馬騎手)が、最後の直線で抜けだし、後続を6馬身ちぎって勝利。ちなみに馬券は、本命◎を打った単勝2番人気の(7)ゼンノトライブ号からの三連複フォーメーションで勝負したのですが、最後までイマイチ伸びきれず4着に敗れて不的中となりました。

セプテンバーステークス(3歳以上1600万円以下)

【最後の直線の坂を駆け上がる各馬】
最後の直線の坂を駆け上がる各馬

 この日の第11レースに組まれていたのが、3歳以上1600万円下条件の特別戦「セプテンバーステークス」。芝コース1200m、16頭立てで行われました。で、レースは、単勝2番人気のモズスーパーフレア号(牝3歳・武豊騎手)が、スタートで先手を奪うとそのまま逃げ切って勝利。ちなみに馬券は、本命◎を打った単勝1番人気の(8)ワンアフター号からの三連複フォーメーションで勝負したのですが、いいところなく10着に敗れて不的中。勝馬には単穴▲を打ち、2着した7番人気の馬や3着にも連下△の印は回していたのですが、本命が来ないことにはねぇ……。

競馬場グルメ

 この開催から、中山競馬場90周年記念ということで、場内では関連するイベントが行われていたのですが、競馬場グルメも例外では無く、各店舗でいろいろなサービスが行われていました。で、今回は、それらを中心にその他にも、という感じで。

梅屋 (スタンド地下1階 ファストフードプラザ)

 中山競馬場内に3店舗を構える(他、東京競馬場にもある)梅屋さん。で、3店舗ともそば・うどん類がメインなのは間違いないのですが、その他に売っているものが微妙に違ったりしているんですよね。で、スタンド地下1階にあるこちらは、そば・うどん、そしていなり寿司というラインナップ。

【天ぷらそば 450円(生玉子は中山競馬場90周年記念でサービス)】
天ぷらそば 450円(生玉子は中山競馬場90周年記念でサービス)

 それで梅屋さんにも90周年記念サービスは、そば・うどん注文時生玉子サービス。ということで、お目当ての天玉そばがお得にいただけました。で、お味の方は、以前レストラン棟1階のお店で肉そばをいただいた時とはツユの印象が違い、出汁感はそこそこという感じ。このあたり、たまたまブレがあったのか、はたまたツユ自体が違うのかは不明なのですが。それでも、味自体は悪くなく、塩気も丁度良い感じです。またソバは茹で麺で、ふわっとした口当たりと若干柔らかめの食感。それと具のかき揚げは、柔らかいけどツユとはあまり馴染まないタイプ。タネにニンジンが多くて、それが珍しく感じました。

鳥千 (スタンド地下1階 ファストフードプラザ)

 中山競馬場でも東京競馬場でも定番グルメとなっている感がある、フライドチキンで有名な鳥千さん。個人的にも高い頻度でいただいている気がします。

【90周年記念特別セット 500円】
90周年記念特別セット 500円

 こちらのお店の90周年記念サービスは、唐揚げ、フライドポテト、ソフトドリンクのセットメニュー。で、こちらのお店で唐揚げは初めてなのですが、パリサククリスピーな衣に包まれた鶏肉は、フライドチキン同様の薄味に仕上げられています。もっとも、塩やマスタードの他ケチャップが付いていたので、それらを使って好みの味に仕上げれば全く問題なくいただけるのですが。

【マヨネーズ風味チキンボール 300円】
マヨネーズ風味チキンボール 300円

 こちらは、東京でもここでもいただいた事が無かった品で、家人がプッシュしたので購入したのですが、これがまた。名前のとおり、中にマヨネーズがビルトインされたチキンボールなのですが、これがビールやハイボールと良く合いました。これはリピートしそうですね。

翠松楼 (スタンド地下1階 ファストフードプラザ)

 こちらも、中山競馬場の定番グルメとなっている感がある、ラーメン類で有名な翠松楼さん。こちらのお店の90周年記念サービスは、ラーメンが通常570円のところ550円になっていました。

【シュウマイ 460円】
シュウマイ 460円

 ですがいただいたのは、何度かいただくうち個人的中山競馬場定番グルメとなったシュウマイ。今回は家人におみまいしてやろうと思って購入したのですが、「美味しい」と言っていたのでよかったかな、と。もちろんな私もいただきましたが、1つ1つが大ぶりで食べ応えが有り、またしっかりした味付けの餡が、もう。自席まで持って帰ったため少々冷めてしまったのですが、それでも美味しくいただけました。

万葉軒 (スタンド1階 臨時売店)

 千葉の駅弁業者というイメージの万葉軒さんですが、中山競馬場でも駅弁に加え「的中弁当」など競馬場オリジナルの弁当を販売されています。 

【中山競馬場90周年記念弁当 1500円】
中山競馬場90周年記念弁当 1500円 の中身
中山競馬場90周年記念弁当 1500円 のパッケージ

 それでその万葉軒さんの中山競馬場90周年記念サービスというか記念メニューが、1日20個限定という中山競馬場90周年記念弁当。さすがになかなか良いお値段だけあって中身は豪華で、金目鯛の西京焼きを筆頭に、五目玉子焼き、鶏つくね、海苔さつま、椎茸エビ真丈揚げ、元気豚年輪巻き、鰯さんが揚げ、煮物など、おかずの種類が豊富すぎるほどで、更にはご飯も、煮アサリが載った茶飯と桜エビご飯の2種類が。で、おかずの種類が豊富という事は、つまみ的ポテンシャルも高いので、生ビールなどと共に美味しくいただきました。

梅屋 (レストラン棟1階)

 こちらは、レストラン棟1階にある方の梅屋さん。こちらは、そば・うどんに加え、おにぎり、煮込み(モツ煮)とアルコール類というラインナップ。

【煮込み 500円 と おにぎり(昆布) 150円】
煮込み 500円 と おにぎり(昆布) 150円

 それでこちらのお店では、家人がいただいた品を購入。煮込みは、酒のつまみに少々貰ったのですが、あっさりした味噌味が、何とも東京っぽく感じるんですよね。(もっとも、ここは千葉ですが。)

生ビール移動販売

 この日、スタンド(指定席エリアのみ?)には、生ビール(プレミアムモルツ)の売り子さんがいらっしゃいました。

【生ビール620円】
生ビール620円

 なのでとりあえず1杯所望。っていうか、家人と一緒じゃ無ければもっと買っていたかもしれません。(営業トークとはいえ女性と話している姿を家人に見られるのって、妙に恥ずかしいんですよね。)

Two Days(スタンド3階 302)

 今回の席は3階B-Seatだったので、ドリンク購入に利用したお店その1。生ビールはアサヒ、ソフトドリンクはコカコーラ系列っぽかったです。

【アサヒ 生ビール600円】
アサヒ 生ビール600円

 こちらでは生ビールを購入。個人的にビールはどんな銘柄でも美味しく飲めてしまうのですが、選べる状況ならアサヒスーパードライが良いなぁ、ということで。

Two Days(スタンド3階303)

 今回の席は3階B-Seatだったので、ドリンク購入に利用したお店その2。ビールはキリン一番搾り、ソフトドリンクはペプシコーラ系列っぽかったです。

【ハイボール500円】
ハイボール500円
【ジャックダニエル 600円】
ジャックダニエル 600円
【アイスコーヒー 300円】
アイスコーヒー 300円

 こちらでは、何故かウイスキーを中心に購入。

戦い済んで

 この日は、中山競馬全レースと阪神競馬第9レース以降の全16レースで勝負。しかしながら、的中率41%、回収率82%と一息な成績で終了。阪神のメインで万馬券的中はあったものの、前述の第8レースや第11レースの結果が示すとおり、全体的に本命の3着内率が悪すぎたよなぁ、という感じで。

【帰ります】
帰ります
【青森物産展】
青森物産展
【国道294号を行く】
国道294号を行く

 払戻を済ませた後、正門近くでやっていた青森物産展で珍しく土産物を購入し、帰宅の途に。飲んでいるので当然家人の運転となったのですが、家人が使っているカーナビ代わりのスマホアプリの所為もあって、船橋市内で道に迷ったり、更には高速に乗ったと思ったら常磐自動車道を行くように指示され更に谷和原インターチェンジから国道294号を走る羽目になったり(時間優先で指示していたのに)と結構エキサイティングな帰宅となりました。

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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