たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

大井競馬場(J-PLACE大井)訪問記 【平成30年8月12日・大井のSPAT4プレミアムポイント賞(B2三組選抜)他】 その1

この日の大井競馬開始前のマトメーター2

 大井競馬所属の的場文男騎手と言えば、地方のみならず日本の競馬界のレジェンドとも言える存在。1973年のデビューから積み上げた地方競馬通算勝利数は7000を超え、(平成30年)8月6日(月)の浦和競馬第10競走において、地方競馬通算勝利数のタイ記録となる7151勝を達成しました。

 と、翌7日(水)に浦和競馬場をお伺いした時の記事と全く同じ書き出しにしたのですが、その浦和競馬場では、7152勝の新記録達成がならなかったのは記事に書いたとおり。で、的場騎手はその翌日からの船橋開催は(レースに)騎乗せず、その次の大井開催から再開するとの事なので、初日となる12日の日曜日、捲土重来を期し大井競馬場までやってきました。やっぱり、『大井の帝王』には、そのホームたるここで決めて欲しいんですよね。

※ 他の競馬場や、過去に大井競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。


大井競馬場入場まで

 行こうと決意した時点で、前売り分の指定席は完売だったのですが、出来れば指定席で過ごしたいという甘い希望も持っており(予想にパソコン使うようになってから、落ち着いてパソコン広げられる席が欲しいんです。)、当日売りの指定席に賭けてみることに。で、公式ウェブサイトによると、この日の大井競馬場は、指定席発売開始が11時10分、開門が11時30分、第1レース発走が15時30分の予定。なので、指定席発売開始時刻の約1時間前に到着できるよう、黒磯駅6時52分始発の上野東京ライン熱海行き普通列車で行く事にしました。

【大井競馬場前駅に到着】
大井競馬場前駅に到着
【大井競馬場正門へと向かう】
大井競馬場正門へと向かう

 途中新橋、浜松町と乗り換えて、9時56分、東京モノレールの大井競馬場前駅に到着。指定席発売窓口のある正門へと向かうのですが、途中の北門付近に、早くも開場待ちと思われるお客さんがちらほら。電車、もっと早いほうが良かったかなぁ、と。

【大井競馬場正門】
大井競馬場正門
【午前10時4分時点での指定席発売待機列】
午前10時4分時点での指定席発売待機列

 それから自然と足が速まり、午前10時過ぎ、正門付近に到着。ここで長蛇の列が出来ていたら諦めるしか無かったのですが、行列は出来ているものの、長さはさほどでもない感じ。これなら、指定席に座れそうです。

【購入した指定席のチケットと入場用バーコード】
購入した指定席のチケットと入場用バーコード

 その後も列が予想以上に伸びた所為か、予定より約20分早まった午前10時50分過ぎ、指定席が発売開始となりました。で、事前に決めていたG-FRONT 2階のヴィクトリーシートを無事購入。ここは、指定席エリアに入る為に二次元バーコードが必要になるのですね。ちなみ、この日の指定席ですが、開門の時点ではL-WING(LL-Seat、スターシート)、G-FRONT(プライムシート、ヴィクトリーシート)、4号スタンド(ゴンドラシート)に空席があったものの、大井競馬のレースが始まる頃には全て満席になっていました。

【開場】
開場
【東京トゥインクルファンファーレの皆さん】
東京トゥインクルファンファーレの皆さん

 やがて定刻の11時30分となり、開門。東京トゥインクルファンファーレの皆さんの演奏に出迎えられて入場しました。

的場文男騎手地方競馬通算7152勝達成

【的場文男騎手騎乗馬の単勝馬券】
的場文男騎手騎乗馬の単勝馬券

 入場後は、大井競馬が始まるまでかなり時間があるので、JRAのレースを購入したり、後述するグルメイベントで肉をいただいたり、更には、的場文男騎手を追っかけるために大井競馬の馬券もあらかじめ仕込んでおく事に。ちなみにこの日、的場騎手が騎乗するのは、第3,5,6,7,8,9,10(最終)レースの全7鞍となっています。

第3レース C3九十組

【的場騎手とヨットマン号】
的場騎手とヨットマン号

 的場騎手がこの日最初に騎乗する第3レースは、C3級九,十組の平場戦。外回りコース1400m、15頭立てで行われます。それで的場騎手は大井競馬所属の(2)号馬のヨットマン号(牡6歳)に騎乗。前々走、C3級のレースで大井の1400mを勝ったこともあってか、単勝2番人気に支持されています。

【最終コーナーでステッキを入れる的場騎手】
最終コーナーでステッキを入れる的場騎手

 それでこのレース、スタートから中団を進み、第3コーナー手前でポジションをやや押し上げたのですが、最後の直線に入っても延びを欠き、結果は11着と敗れました。ちなみに勝ったのは、最後の直線で中団から足を延ばした6番人気の(3)ホルニッセ号(大井・牝4・船橋の本田正重騎手騎乗)、そして2着には何と12番人気の(1)ヤマジュンマグマ号(大井・牡5・鞍上も大井の江里口裕輝騎手)が逃げ残り、1番人気の(7)ナチュラルビート号(大井・牡6・鞍上も大井の藤本現暉騎手)が3着となったため、馬複3万馬券、馬単5万馬券、三連単26万馬券と荒れた決着になりました。

第5レース 3歳未受賞

【的場騎手とシルヴェーヌ号】
的場騎手とシルヴェーヌ号

 次に騎乗する第5レースは、3歳の未受賞戦。外回りコースの1200m、12頭立てで行われます。それで的場騎手は出走12頭中唯一の初出走馬である、大井競馬所属の(2)号馬のシルヴェーヌ号に騎乗。しかし、初出走馬ながら専門紙上の評価は高く、このレースの単勝1番人気に支持されています。ちなみに不肖私めも、この日の大井で唯一、的場さんの馬に本命を打たせていただきました。

【レースを待つ観客】
レースを待つ観客

 それにしてもこのレース。ゴール前はGⅠレースかというくらい観客がびっしり。第3レースも相当な人出だったのですが、それ以上に多いです。やはり皆さん、ここで記録達成だと思っているのでしょうか。

【7152勝のゴール!!】
7152勝のゴール!!

 それでこのレースは、スタートダッシュで先手を取った的場騎手とシルヴェーヌ号に、3番人気の(12)ゴールドウイッシュ号(大井所属・鞍上も大井の和田譲治騎手)が二の足を使って競り掛け、そのまま2頭が後続を引き離して第3コーナーから第4コーナーへ。ここで後続各馬も差を詰めてきましたが、最後の直線に入ると的場騎手とシルヴェーヌ号が後続を引き離し、7152勝、新記録達成のゴール!!2,3着は道中、離れた3,4番手を追走していた7番人気の(8)ヤマショウバトル号(大井所属・鞍上も大井の西啓太騎手)、6番人気の(11)ピレニーズキング号(大井所属・鞍上も大井の上田健人騎手)がそれぞれ入着。ちなみに馬券は、本命を打った的場騎手の馬が勝ったにもかかわらず、その他重い印を打った馬が上位に来てくれなかったのでハズレたのですが、そんなことはどうでも良く、的場さんが先頭でゴールを駆け抜けた瞬間、興奮のあまりの絶叫しておりました。それにしても、その時の競馬場の雰囲気はもの凄いものがありましたねぇ。

【マトメーター2更新(1度目)】
マトメーター2更新(1度目)
【インタビュー】
インタビュー
【的場騎手からのあいさつ】
的場騎手からのあいさつ
【騎手達に胴上げされる的場騎手】
騎手達に胴上げされる的場騎手

 レース後のウイナーズサークルでは、的場騎手の新記録達成セレモニーが行われました。そこで的場騎手の勝利数をカウントしていた「マトメーター2」を自ら更新。でも最初は、渡された数字をスっと入れてしまい、写真撮影用に再度入れ直したというのは、何とも的場さんらしいというか。そして、その後のインタビューやあいさつの中で、まわりへの感謝の言葉を何度も口にされていたのが印象的でした。そして最後は、大井競馬所属騎手の皆さんによる胴上げで終了。

 それにしても、私のような俄ファンでも感動するくらいだったので、これまでずっと南関を、大井競馬を見続けてきた人なら、どれだけ感動できたんですかね。


 と、ここまでで思った以上に長くなってしまった為、一旦記事を切りたいと思います。

(つづく)

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