趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
それで迎えた出発当日。自宅からJR宇都宮線の氏家駅まで家人に送って貰い、5時21分氏家駅始発の上野東京ライン普通列車で品川まで。羽田空港に鉄道で向かう場合、つい東京モノレールという発想になってしまうのですが、上野東京ラインで品川まで行き、そこから京急に乗り換えれば、一回乗り換えを減らせるという当たり前のことにようやく気がついた次第で。(でも、東京モノレールのスペシャル感も捨てがたいんですがね。)
それで品川で京急に乗り換える前、ホームにある「常磐軒」で、朝食がてら名物の品川丼を。詳しくは別の記事に書きましたが、個人的にかき揚げ丼が好きなこともあって美味しくいただきました。
品川からは、8時12分発の羽田空港国内線ターミナル行き空港快速に乗車。車内は混んでいて、座ることはできず。それで空港線への分岐駅である川崎で空くかと思ったら、更に混雑するという。ただ、全員が羽田空港まで行くわけではなく、大鳥居駅などで結構降りるんですね。
列車は8時35分に羽田空港国際線ターミナル駅に到着。3階の国際線出発ロビーに行く前に、2階で申し込んだレンタルWi-Fiを受け取りました。今回は5日間予備バッテリー付き補償込みで4400円のプランにしたのですが、結論から言うと、予備バッテリーは要らなかったなぁ、と。ホテルにいる時以外Wi-Fi繋ぎっぱなしだったにもかかわらず、本体のバッテリーだけで充分に持ちました。
その後、3階の出発ロビーでチェックイン、保安検査、そして出国手続き。中でもチェックインと保安検査は、両方とも20分以上かかり、その他諸々込みで、3階に来てから1時間ほどかかって搭乗口まで。それでも飛行機の出発までまだ1時間近くあったので、売店のアイスコーヒーを飲んで一休み。
頃合いを見て、142番搭乗口近くの待合席に移動。程なくして搭乗開始となったのですが、搭乗券に記された「ゾーン」は第4ゾーン=順番が最後の組になり、機内に入ったのは10時48分頃。ちなみに、前回台湾に行った時にも乗った台北松山空港行きエバー航空BR189便ですが、使用機材は前回と同じエアバスA330-300でした。そして、10時50分の出発時刻よりも数分遅れてドアクローズしたものの、管制塔からの待機指示が。何でも日本の南海上にある台風12号を避ける航路が限られており、そこを通る飛行機は順番待ちになっているとの事でした。それで新しい出発時刻は11時45分、滑走路からの離陸は12時08分頃とのアナウンス。
【移動する日航機と全日空機】
【駐機中の政府専用機】
【離陸直後の景色】
先程アナウンスのあった出発時刻よりも少し早い11時40分にプッシュバック開始。滑走路へと移動を開始するものの、誘導路の途中で待たされ、後ろから来ていた日航機と全日空機に抜かされてしまう。その後、もうすぐお役御免となってしまうボーイング747の政府専用機の横を通ってD滑走路へと移動。12時09分に推力全開となってテイクオフしました。
台北松山空港まで、予定だと3時間40分の飛行時間。まずは機内食ですが、日式冷製弁当とハンバーグステーキの二択でした。で、弁当にしたら、温かいパンが付くのですね。エバー航空は確か前回も機内食で米+パンをやってしまった覚えがあるのですが、「今回もやっちゃったよ……。」ということで。もっとも、ハンバーグステーキの方も、パンに加えて冷たい蕎麦が付いていましたが。そして食べ終わった後は、有料の機内Wi-Fiを試してみる事に。ちなみに料金は従量制と時間制があり、従量制が150MBあたり3.25USドル、時間制が1時間11.95USドル、3時間16.95USドル、24時間が21.95USドルとなっています。で、その中で、1時間コースに申込。使用感としては、通信速度は遅めで不安定。SNSの使用くらいなら問題ないと思いきや、写真をツイッターにアップすると時間かかりました。
そうこうしているうち、現地時間の13時30分過ぎ、最終着陸態勢のアナウンス。その後、前回記憶にない上空での写真撮影禁止のアナウンス。降下時、揺れながら雲を突っ切り、抜けると機窓から台鉄の線路が見えます!そして、前回登った台北101も見えます!そして13時54分、その台北101を左手に見ながら、台北松山空港に着陸。14時丁度に機体が停止し、14時03分ドアオープン。出発が1時間ほど遅れたわりには、到着は30分ほど遅れただけで済みました。その10分後には入国手続き終え、手荷物を受け取るべく待機。14時21分、回転台から荷物を受け取り、台湾での旅が始まりました。
【台湾に来て初めて乗った1192次区間車】
【先頭車の窓から見た十分老街】
あとは別記事にあげたとおり、台北捷運で台北駅へと向かい、早速、台鉄の乗り鉄を開始。前回台湾に来た時、台北捷運にちょこっとだけ乗ったものの、初めての海外一人旅で初めて乗る台鉄は、やはり特別なものがありました。そしてここでレンタルWi-Fiも使用開始。試しにツイッターに写真をあげてみたのですが、台北近郊ということもあり、速度もわりと出ていて、安定しているようでした。
【台北Hインペリアルホテル(入り口付近)】
【1日目の客室】
【シャワーブースとトイレ】
予定の乗り鉄を終え、午後8時過ぎに台北駅へと戻ってきたのですが、今夜というか今回の旅で合計3泊する台北の宿は、台北駅北側にある「台北Hインペリアルホテル」、台湾華語表記だと「台北大亞帝國H飯店」。今回の旅行では台北駅出発が早いので、少しでも駅に近く、そしてお値段そこそこという感じで選びました。台北駅構内の案内図で見当を付けたZ2出口から出ると、目の前にそびえ立つビルの上部階がホテルになっているようで、電梯(エレベーター)で11階のフロントへ。そのフロントには、若い女性の従業員がずらっと並んでいました。で、初めての海外でのチェックインにドキドキしながら近づくと「パスポート プリーズ」と言われたので見せたところ、すぐに日本語のできる従業員と交代。チェックイン自体はスムースに出来ました。それと同時に、明後日に再びここに戻ってくるまで、キャリーバッグを預かってもらえるかの確認も出来、カードキーを受け取って部屋へ。1泊1692元(ニュー台湾ドル)の、窓無し、シャワーブース付きのダブルルームにしましたが、部屋に入った途端、どことなく八角のようないかにも台湾という香りが。あと、冷房がビンビンに効いていました。
【阿泉麺線】
【大腸麺線(小)と臭豆腐(小)】
【老蔡水煎包 許昌店】
【鮮肉包と韮菜包とビール】
【鮮肉包と韮菜包の中身(食べかけ申し訳ない)】
それで夕食が未だだったので、別記事に書いたとおり、あらかじめ調べておいた近くの「阿泉麺線」というお店で、大腸麺線と臭豆腐の夕食。その記事にも書きましたが、ここの臭豆腐は匂いがマイルドで美味しくいただく事ができました。その後、まだ食べ足りない感があったので、その隣にあった「老蔡水煎包 許昌店」にて、売られていた3種類ある品の中から鮮肉包と韮菜包をテイクアウト。ちなみに買わなかったもう1つはキャベツが入った高麗菜包で、値段は3種類全て1つ15元でした。で、ホテルに戻り、ホテルというかホテルが入った建物1階にある「全家便利店」(ファミリーマート)で買った台湾啤酒(ビール)のMINEという生ビールと共に。鮮肉包は豚肉メイン、韮菜包はニラと卵、春雨がメインの具材となっていて、どちらも当地っぽい濃くない味付け。っていうか、前回台湾に来た時はそれほど気にならなかったのですが、先程いただいた大腸麺線や臭豆腐、そしてこの鮮肉包と韮菜包も、塩気が控えめに感じます。前回台湾に来たのが秋、今回が真夏と季節、そして気温の違いも影響しているのかもしれませんが、何より、前回と今回の間に、日本は食べ物の塩気に比較的寛容(塩が比較的自由に手に入るようになってからは、漬け物や塩辛といった塩気が強い保存食が親しまれたということもあるのかも。)なのに対し、台湾では塩気が強い食べ物が好まれないことを知ったのが大きいのかなぁ、と。だから、余計に意識というか、そう感じたのかもしれません。それにしても、日本よりも暑い台湾で、塩気が強い食べ物が好まれないということが、個人的には少々不思議に感じられます。
JR 氏家-品川 運賃(ICカード) 2268円
JR 氏家-品川 グリーン券(普通列車・平日事前料金) 980円
京急 品川-羽田空港国際線ターミナル 運賃(ICカード) 407円
台北Hインペリアル ダブルルーム 1692元
【購入したTR-PASS】
【台北駅に停車中の109次自強号】
【車埕駅にて】
【高鉄台中駅に進入する663次列車】
旅の二日目は波乱の幕開け。っていうか、盛大に寝過ごした事は別記事(2日目前半、2日目後半)にも書いたとおりなのですが、ほんと、午前6時過ぎに目が覚めた時のショックと言ったらなかったです。それでも何とか気持ち的に立て直し、チェックアウトを。昨夜はフロントの従業員が全て若い女性だったのですが、今朝は全て若い男性でした。で、その際改めて、明日戻ってくるまでキャリーバッグを預かって貰う事を依頼。するとタグを付け、フロント近くの小部屋に置いておく事に。あとは、台北駅で台鉄乗り放題のTR-PASSなどを入手後、お目当ての109次自強号に乗り、これも別記事に書いたとおり途中で乗り間違いもやらかしつつ、何とか計画の立て直し含むリカバリーに成功。午後6時45分に、台湾高速鉄路の左営駅へと着く事が出来ました。それにしても、「ニュー台湾時刻表」を肌身離さず持っていて助かったというか、例えネット環境があっても、スピーディーに調べられる事ばかりじゃ無いというのを実感した次第で。
【高雄捷運 美麗島駅の乗り場】
【高雄捷運 盬埕埔駅出口】
【港園牛肉麺館】
【牛肉拌麺】
【老牌周記焼肉飯 鹽埕店】
【焼肉飯と味噌湯】
その後、高雄捷運で市内へと移動し、これも別記事に書いたとおり、まずは「港園牛肉麺館」でこのお店名物の汁無し牛肉麺、続けて「老牌周記焼肉飯 鹽埕店」で当地名物の焼肉飯を。甘い味噌汁には驚いたのですが、どちらも美味しかったです。それにしても、高雄の市街地ど真ん中ってどの辺なんですかね。高雄捷運の盬埕埔駅を降りてから、1軒目と2軒目、そしてまた盬埕埔駅まで徒歩で移動したのですが、その間、ものすごい市街地なんだけど、お店が早く閉まっていたりして、個人的には「名古屋っぽいなぁ」などと思いつつ歩きました。あと、その最中、個人的に好きなそばのチェーン店「鐘庵」があったのにはびっくり。そろそろ日本的味の濃い物が恋しくなりつつあったのでたいそう魅力的に見えたというか、もし高雄に何泊かしていたら、間違いなくいただいていたかな、と。
【エアラインイン高雄ステーションホテル】
【シードルとドラゴンフルーツとビール】
ただ、これらを食べ歩くのに思った以上に時間がかかってしまい、予約していた高雄駅近くのホテルに着いたのは午後9時過ぎ。そのホテルは、「エアラインイン高雄ステーションホテル」、台湾華語表記「頭等艙飯店」と言う名前で、「頭等艙」が何でエアラインか最初は判らなかったのですが、調べてみると「ファーストクラス」の事なんですね。台湾のホテル名の英語・華語表記は、英語の読みに漢字を当てたもの、英語の意味に漢字を当てたもの、そして英語を漢語にこじつけたものの3種類あるそうなのですが、これはこじつけの部類に入るでしょうか。ただ、名前はこじつけ的なものの、ホテルそのものは良かったというか、まずチェックインの際、先客が少々騒いでいた事を丁重に謝られ、部屋に入れば清潔感があり、ベッドも快適。夜遅く来て早朝に発つのが少々勿体なかったです。ちなみにお値段は、ダブルルームで1泊1615元でした。で、その後、ホテルから横断歩道を渡ったところにあるセブンイレブンで、デザートのドラゴンフルーツと、寝酒用にストロングボウのシードル、そして台湾啤酒を購入。ただ、シードルが、よく見ないで買ったらベリー系の果汁が入ったたいそう甘いものでした。シードルを買ったように、甘い酒自体は嫌いじゃないのですが、さすがに甘すぎたのでビールで割って飲む事に。もっとも、それはそれで悪くなかったです。
エアラインイン高雄ステーションホテル ダブルルーム 1615元
【台南駅に進入する371次自強号と車中で食べた台鉄弁当(高雄駅Ver.)】
【この旅一番のお目当てだった南廻線の普快車】
【花蓮駅に進入する229次太魯閣号と車中で食べた台鉄弁当(花蓮駅Ver.)】
【もう一度来たい蘇澳駅】
旅の3日目。この日は、別記事(3日目前半、3日目後半)にも書いたとおり、ものすごく順調に予定を消化。また、この旅の途中一度は食べたかった台鉄弁当も食べることが出来て大満足でした。ですが、この旅の中で一番のお目当てと言って良かった旧型客車を使用した南廻線の普快車は、それ自体が観光列車化しちゃっているんですね。なので、のんびりと旅情に浸る事は、正直難しかったというか。ただ、同じ普快車でも反対方向の列車は空いているとの話もあり、出来ることならこの列車が廃止になる前(今年10月のダイヤ改正では生き延びたようで)、今度は閑散期に、反対方向の列車に乗ってみたいな、と。それとこの日の行程の中で一番心に残ったのは、取り残された終着駅といった感じの蘇澳(スーアオ)駅。その駅の佇まいはもちろんのこと、蘇澳という街自体も結構魅力的で、一晩くらい泊まっても良かったな、と。実はこの駅が始発駅となる莒光号や、終着駅となる復興号が走っているのですが、次に台湾に来る機会があれば、蘇澳一泊とセットで、是非乗ってみたいな、と。
それで、とりあえず最低限の目標(予定を立てている時、もし台風で足止めになった場合でも、これだけはやろうと思っていた)環島(台湾一周)を達成して台北駅へと戻ってきたのが午後8時過ぎ。この日、最後に食べた台鉄弁当が午後遅い時間だったので、小腹が空いたくらいの腹具合だったのですが、台北駅で軽く食べようと思って駅2階のレストラン街へと行くも、日本的食べ物屋さんが多くてイマイチピンと来る物が無かったというか。また駅構内や地下街にあったテイクアウトも、西洋的ファストフードか、「争鮮 SUSHI EXPRESS」という当地の寿司店が目についてこれもちょっと微妙。そんな中、ソーセージがテイクアウトできるお店を見つけ「これで台湾ビール飲もうか」と思ったものの、よく見たら日本でもお馴染みの「Johnsonville」だったのでこれもちょっと……。で、結局、面倒さが勝り、台北駅地下街のセブンイレブンで巻き寿司を買ってからホテルへ。それにしても今日はおにぎり、弁当、弁当、そして巻き寿司と、お米ばかりになってしまったというか。
そのホテルは先述のとおり、1日目にも泊まった台北Hインペリアル。1日目と同様の窓なしのダブルルームですが、予約した時期が1日目よりもだいぶ遅かったため、はたまた今回泊まるのが週末に近い曜日のせいか、料金は2泊で4216元と1日目よりもアップしていました。で、部屋に行くと、1日目とは違った造りで、個人的には1日目の方が良かったな、と。そこで、1階のファミリーマートで買ったビールと共に先程買った巻き寿司を。決して不味くは無かったものの、これじゃない感を感じつつ食べて就寝しました。
台北Hインペリアル ダブルルーム(2泊) 4216元
【早朝の台北駅】
【彰化駅に停車中の167次自強号】
【高鉄630次列車の車中で食べた高鉄弁当】
【内湾駅にて】
【新竹駅にてこれから忘れ物を取りに六家駅まで引き返すところ】
【新竹駅に停車中の138次自強号】
旅も4日目に入り、私自身の旅に対する感度が相当落ちていることを自覚。中学を卒業した春休み以来、ちょいちょい長旅はしていますが、だいたい4日目あたりで旅=非日常が日常化するような感覚になってきます。(それはそれで、良いものなんですがね。)それで本来の予定では、この日は台鉄の旅客営業路線全線に乗り終え、台北市内の居酒屋で祝杯でも挙げようかなんて思っていたのですが、2日目のやらかしによってそれも無理になってしまった事に加え、別記事(4日目前半、4日目後半)にも書いたとおり、最後の方で色々とあったお陰で、台北に戻ってきた時はかなり参っていたという。おまけに、こういう時の為に、わりと遅くまでやっているお店を調べておいたものの、行ってみたらお店に灯りは点いていませんでした。
【老虎醤 温州大餛飩】
【香辣老虎麺と蝦肉大餛飩湯】
【部屋で飲んだシードル】
なので代わりにたまたま目に入った「老虎醤 温州大餛飩」というお店で夕食を済ませてからホテルに戻ったのですが、実はこの時、明日の予定が決まっていなかったんです。というのも、2日目に乗り損なった行程を辿るよう、基隆まで行ってそこから109次自強号に乗ることは決めて切符まで用意していたものの、その後、出発までどうしようかと。正直、台鉄はもっと乗りたかったし、また、台湾で食べようと事前に調べておいた食べ物もなかなか食べられなかったし。夕食を食べた後にコンビニで買ったシードルの他、先日購入したけど飲んでいなかった台湾啤酒も片付けつつ考えるも答えは出ず、そのうち眠ってしまったという。
とうとう旅も最終日を迎えてしまいました。4時40分に起きて出発。ホテル近くの「信陽永和豆漿」で、鹹豆漿と蛋餅の朝食を。本当はこちらのお店、2日目の朝にお伺いしようと思っていたんですがね。その後ホテルに戻らず別記事のとおり台北駅に向かい基隆行きの区間車に乗って台鉄の旅客営業路線完全乗車を達成。そして基隆駅からは109次区間車に乗って台北まで戻ってきたのは別記事にも書いたとおり。この時、本当に後ろ髪をひかれまくったというか、台北到着間際まで悩んでいたんです。
【台北捷運中正紀念堂駅出口】
【金峰魯肉飯 總店】
【魯肉飯(小)と魯鴨蛋】
【金峰魯肉飯總店から林家乾麺へと向かう途中】
【林家乾麺】
【乾麺(小椀)と魚丸湯】
ただ、台北駅で列車を降りると気分的に切り替わったというかスッキリとして、そのまま食べ歩きに突入。台北捷運の乗り場へ真っ直ぐ向かい、淡水信義線で中正紀念堂駅まで。台湾の飲食店は朝からやっているお店が多く、そんな中からまず、駅からすぐ近くの「金峰魯肉飯總店」で、台湾グルメの代表格である魯肉飯を。そしてそこから10分程歩いた「林家乾麺」で乾麺とスープを。どちらも旨かったのですが、初めて食べた乾麺はかなり印象的。個人的にうどん、冷や麦、素麺などの小麦から作った乾麺は好物なのですが、当たり前ですがそれらとはまた違う感じで良かったです。
そして台北捷運でまた台北駅まで戻ってきたのが午前9時半頃。一度ホテルに戻り休憩した後、ホテルからも近い城中市場というところにある「城中老牌牛肉拉面大王」というお店へ。お店のあるところ自体、なかなかにディープな場所だったのですが、そこで、日本で言うところのジャージャー麺をとても美味しくいただきました。ですが、腹具合的に食べ歩きはここが最後かな、と。
ホテルのチェックアウト時刻は12時だったのですが、食べ歩きで大汗をかいたのでシャワーを浴びたて着替えていたら、ギリギリまでかかってしまいました。それで今回泊まった台北Hインペリアルホテルですが、チェックアウト後も荷物を預かって貰えるとのこと。これはこの後、大変助かりましたね。で、帰りの飛行機は台北松山機場14時45分発の全日空NH854便。余裕をみて2時間前に空港へ行くには午後2時過ぎくらいでも大丈夫ということで、それまで、ホテル隣にある新光三越というデパートで、土産物を物色する事に。その途中、デパート内にあった珍珠奶茶(タピオカミルクティー)元祖の春水堂站前店で休憩をはさんだり、高級なパイナップルケーキの値段に驚いたり。(結果的に、これが今回台湾で買った一番高価な物となりました。)で、このあたりで体力が尽きかけているのを自覚。途中、デパート内の長椅子に腰掛けた途端、睡魔に襲われました。
土産物を購入し終え、ホテルに預かっていて貰った荷物を受け取ってから、午後2時過ぎ、台北捷運で台北松山機場へ。チェックイン後、残っていた元(ニュー台湾ドル)を円に両替。台湾に来た時、50,000円が13,300元となり、それが残り5700元となっていましたが、そのうち手数料として100元、端数分として10元を除いた5,590元が20,000円となって戻ってきました。あとは、保安検査と出国手続きを済ませ、搭乗口近くで待つ事に。全日空機という事もあり、まわりは日本人ばかりでした。
全日空NH854便の使用機材は、ボーイング787-8。B787の国内線仕様には乗った事がありましたが、国際線仕様は初めてです。16時40分、ボーデングブリッジを離れ、16時50分、推力を全開にしてテイクオフ。それにしても、以前国内線のB787に乗った時は艤装からガタギシと音がして嫌だったのですが、この機材は静かですね。それで機内では、達成感と台湾を去る寂しさが入り交じって妙な心持ちとなり、珍しく酒を、この場合ハイボールですが注文。4日目に高鉄のグリーン車に乗った時に貰ったしょっぱいお菓子(海苔と豆のお菓子でした)をつまみに飲み、更に機内食を食べる時におかわりし、食後にも更に1杯。ほろ酔いよりも少々進んだ酔い加減で帰国する事になりました。そして飛行機は、20時38分、羽田空港にタッチダウン。20時45分に機体が停止し、20時48分、ドアオープンとなりました。
到着後、税関に「携帯品・別送品申告書」を出さなくてはいけない事をすっかりと忘れていた以外は問題なく進み、預けていたキャリーバッグを受け取り、レンタルWi-Fiを返却してから東京モノレールの乗り場に来たのは午後9時20分頃。程なくやって来た21時24分発の空港快速に乗り込み、浜松町まで。那須塩原までの切符を買った後、山手線、東京から22時00分発の東北新幹線と乗り継いで、那須塩原駅到着は23時8分。迎えに来てくれた家人のクルマに乗り込み、今回の、私の旅は終わりました。
東京モノレール 羽田空港国際線ビル-浜松町(ICカード) 483円
JR 浜松町-那須塩原 運賃 2590円
JR 東京-那須塩原 新幹線自由席特急券(なすの・やまびこ) 2800円
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析