趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
台湾一人旅の2日目。この日の宿のある高雄市に到着して、前の記事であげた牛肉拌麺を美味しくいただいたのですが、高雄ではもう1つ食べておきたいものが。それが、当地の名物にもなっている焼肉飯(シャオロウファン)。名前のとおり、焼いた豚肉をご飯の上に載せた焼き肉丼というべ食べ物で、市内各所に提供するお店があるのですが、困った事にあまり遅い時間までやっているお店が少なく、今回は営業時間と場所から、こちらのお店をチョイス。先程のお店から歩く事約15分で到着しました。
平日の午後8時をだいぶ過ぎているせいか、店内で食事をしている人はほとんどいませんでしたが、逆にテイクアウトのお客さんがちょくちょく来店という感じの店頭。それでその人達に混じって早速注文なのですが、持参のノートに「焼肉飯」と書いて出したところ、サイズを尋ねられた(ような気がした)ので「小」と追記し、テイクアウトか訪ねられた(ような気がした)ので店内を指さしてアピール。(「内用(ネイヨン)」と言えば良いのは知っていたのですが、焦るとなかなか出てこないですね。)また、汁物も欲しいと思って、これまた持参のノートに「味噌湯」と書いて注文しました。
作っているところを見ると、茶碗によそったご飯の上に、魯肉飯(ルーロウファン)の細(こま)切れ肉とタレをちょろっとかけたあと、あらかじめ焼いてあった薄切り肉に中華包丁で「ダンダンダンダンっ!!」と切れ込みを入れてから載せ、更に付けあわせも載せるという感じでした。で、席に着き早速いただいてみたところ、まず、お肉から漂う炭火焼きつぽい香ばしい匂いが食欲をそそり、更にはその味付けも濃すぎず薄すぎず。ちなみに、魯肉飯の肉やタレがちょろっと入っていても、それには八角などいかにも当地らしいスパイシーさはほとんど無かったので、日本人でもとても食べやすいと思います。また付けあわせも、ガリ(新ショウガの甘酢漬け)と塩もみキュウリというのも以外だったのですが、どちらも良く合っていました。
それと、一緒にいただいた味噌湯(ウェイツォンタン)ですが、こちらの方がカルチャーギャップに驚きました。というのも、鰹節と煮干しの出汁(その出汁ガラが具?として入っているので判明しました。)に、具は豆腐とネギという組み合わせは、日本の味噌汁とも共通するものがあるのですが、なんと味付けに、明確な甘味(砂糖?)が効かされているという。もっとも、これはこれで悪くないというか、「こういうもの」として味わえば、全然アリじゃないでしょうか。
というわけで、焼肉飯は美味しくいただく事ができ(これなら大サイズ(60元)でも全然食べられたかもしれません。)、甘味の効いた味噌汁も面白かったです。また高雄を訪れる機会があったら、他のお店のも試してみたいですね。ごちそうさまでした。
平成30年8月訪問
※ 1元=約3.76円
※ 漢字表記について、「麵」=「麺」など、日本の新字体に置き換え可能と思われるものについては基本的に置き換えるようにしていますが、「埕」「啤」など置き換えが不可能と思われる文字については、そのまま使用しています。(このあたり、生半可な知識で判断していますので、違っていたら申し訳ない。)
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