趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今年は開催初日、そしてオジュウチョウサンフィーバーに沸いた開催3日目と、既に2度もお伺いしてしまった夏開催の福島競馬場ですが、開催最終日となるこの日、自己新記録の開催3度目の訪問となりました。(もっとも、私にもっとお金がある、もしくはもっと馬券が上手であれば、3度ならず開催期間中は毎土日にでもお伺いしたいのですが。)
※ 他の競馬場や、過去に福島競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。
それでこの日は、事前にネット予約の指定席が取れなかったのに加え、さすがに3回目とあってちょっとでも費用を抑えようと高速を使わないことに決めていたので、午前4時半頃に自宅を出発。あとは、国道4号線をひたすら北上します。
もっとも、国道4号については、一部を除いて4車線(片側2車線)そしてバイパス化されているので、絶対的な速度が出せない(それでも早朝は流れがだいぶ速いですが)以外は、わりと快適に移動することができたのですが。
それで午前7時前には福島競馬場に到着したのですが、日曜日は駐車場開場時刻が午前6時30分ということで、既に開いていた第1駐車場にクルマをイン。
あとは、中央口にできていた整理券配布待ちの列に並ぶのですが、こんな朝早くから蝉の声が全開で、今日も暑くなりそうな感じ。で、この後、通常よりもちょっと早い午前7時40分に整理券配布及び先行入場が開始されたので、C指定席の整理券を貰って入場しましたが、その頃には整理券配布待ちの行列が、凄い長さになっていました。(ちなみにこの日は、わりと早い時間帯で指定席が完売だったそうで。)
入場後は、午前8時15分から指定席発売窓口での整理券番号確認が行われ、午前8時30分に指定席発売開始。そして、午前8時35分に指定席エリアが開放されたので、とりあえず席へと向かいました。
今回の席は前述のとおり、1席500円と福島競馬場で一番安い、5階のC指定席。ちなみにこの夏開催、最初がA指定席(1席1500円)、次がB指定席(1席1000円)ときて今回がC指定席と、ひととおり座った事になります。で、C指定席ですが、全席コンセント完備ということもあり、地方競馬を含む国内の競馬場の指定席(特別観覧席)と比較しても、ほんと、コストパフォーマンス良いと思いますね。
今回の来場で、来場ポイントキャンペーンが5ポイントたまったので、オジュウチョウサン号のクリアファイルと交換。それにしても、ICカードかざすだけでポイントたまるこのキャンペーンに何故今まで手を出さなかったのか、ほんと、勿体なかったなぁ、と。
昨年夏も、クイズに答えて抽選で1名に当たる自動車プレゼントキャンペーンが行われていましたが、商品が昨年のヴィッツからC-HRにグレードアップしていました。それにしてもこの手のキャンペーンって、いったい何人くらいの人が応募するのでしょうか。
この日のメインレース、福島テレビオープンには、岩手から2頭、船橋と兵庫から1頭ずつの、計4頭の地方競馬所属馬が参戦したのですが、その関係で、それぞれの地方競馬所属騎手が、この日の福島に参戦していました。
【岩手(水沢)所属の菅原俊吏騎手(第11レース)】
【岩手(水沢)所属の高松亮騎手(第11レース)】
まずは岩手競馬所属のお二人から。菅原俊吏騎手は、個人的なイメージだと静かな仕事人といった感じなのですが、実は騎手デビューはオーストラリアで、その後地元の水沢で厩務員を経て騎手になったという経歴の持ち主。また、高松亮騎手は、ここ一番の勝負強さが印象的で、先日も南関競馬期間限定騎乗をされていたように、最近は岩手以外にも積極的に活躍の場を広げているように思います。
2014年から3年連続南関リーディング、更に2015年と2016年は地方競馬全国リーディングジョッキーと、南関というか今や日本の地方競馬の中でもトップジョッキーとなった森泰斗騎手。実は既に廃止となっている足利競馬で騎手デビューして、足利時代には騎手免許を一度返上しているという、波瀾万丈の経歴の持ち主だったりします。そしてこの日はエキストラ騎乗も多く、なんと全12レース中11レースに騎乗されていました。
今回、とても珍しく思ったのが、兵庫県競馬(西脇馬事公苑)所属の大柿一真騎手。個人的には兵庫の若手代表みたいなイメージだったのですが、デビューから今年10年目で、昨年は地方通算300勝達成と、すっかり中堅どころといったポジションになっていたんですね。
で、個人的に地方競馬も好きということもあり、普段は所属競馬場でしか見られないこれら騎手さん達の騎乗がJRAの競馬場でも見られるということが、実は今回の福島競馬場訪問の大きな理由になっていたりするわけで。今回は皆さん残念ながらエキストラ騎乗含めて勝利する事はできなかった(森泰斗騎手が第9レースで2着に入ったのが最高着順)のですが、いつか、JRAの騎手を向こうにまわした胸のすくような勝利を見たいですね。
今度は、JRA所属騎手の話なのですが、この日の第6レース(3歳未勝利戦)でプレイズラン号が1着となり、騎乗していた石橋脩騎手が、現役では31人目となるJRA通算600勝を達成しました。近年では昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)で勝ったラッキーライラック号に騎乗するなど、ようやっとその実力が認められた感があったりするのですが、秋以降も大舞台での活躍が見られるといいなぁ、と。
この日のメインレースは、芝1800mで行われるオープン特別の福島テレビオープン。前述のとおり地方競馬との指定交流競走(指定競走)となっており、フルゲートとなる16頭立てのうち、4頭が地方競馬所属馬(岩手2頭、船橋1頭、兵庫1頭)、また残りのJRA所属馬のうち4頭が関西からの遠征馬となっています。
このレース。単勝1番人気から5番人気までが1桁台のオッズ、また6番人気から地方競馬所属馬を除く12番人気までが2桁台のオッズでうち4頭は10倍台と、人気は割れ加減。そんな中、単勝3.4倍での1番人気は、関西からの遠征馬で前走が阪神競馬場でのオープン特別戦で2着している(9)タイセイサミット号(牡5歳・石橋脩騎手)。2番人気は、これまで芝1800m戦を2勝2着2回と距離実績があり、また1600m戦や2000m戦にも勝鞍がある(10)テオドール号(牡5歳・北村宏司騎手)。3番人気は、関西からの遠征馬でここ4戦の成績が2勝2着1回3着1回と好調な(4)ワンダープチュック号(牡4歳・江田照男騎手)となっています。
で、予想の方は、本命を(9)タイセイサミット号、対抗を(10)テオドール号とし、単穴には前走福島での12着大敗で人気を落とした(それでも単勝14.6倍の7番人気ですが。)(2)サトノスティング号(牡7歳・横山典弘騎手)、連下は前走のオープン特別戦で(9)タイセイサミット号に続く3着となった4番人気の(14)マサハヤドリーム号ほか穴目混ぜつつ3頭ほど、あとは3着候補に穴目を2頭という感じでチョイス。馬券は本命馬からの三連複フォーメーションと、ちょいと弱気に連下までの6頭での馬連ボックスで購入しました。
【福島テレビオープンのスタート】
【福島テレビオープンの最終コーナー】
そして実際のレースの方は、スタート直後から(10)テオドール号が先手を取り、後続を引き離していくハイペースでの逃げをうつ展開。ですが、最後の直線で失速して馬群に沈み、道中その後ろに付けていた(9)タイセイサミット号も最後足が止まって伸びきれず5着に敗れました。で、1着と2着は、道中後方に付けて最後の直線で追い込んできた(14)マサハヤドリーム号(牡6歳・大野拓也騎手)、(4)ワンダープチュック号がそれぞれ入り、3着には道中3番手でレースを進めた単勝12番人気の(11)ウイングチップ号(せん6歳・柴田善臣騎手)という結果に。なので馬券の方も、上位3頭で印を回していたのが勝ち馬(しかも連下だし)と、惜しくも何ともないハズレとなりました。
ここで一旦、今回いただいた競馬場グルメについて。
この日の第10レースに横手特別が組まれていたこともあって、この日(と前日の土曜日)は、馬場内81号投票所前で、横手物産展が開かれていました。
そこで購入したのが、近年、とみに有名になってきている横手やきそば。個人的に、横手といえば追いソースというイメージなのですが、購入時、希望すれば袋入りのソースを別に付けてくれました。で、私も家人も過去一度しか横手で焼きそばを食べていないものの、たっぷりなソースで炒められていた事やその味わいから「横手っぽい味がする」という意見で一致。勿論、目玉焼きに追いソースをして、トロトロの黄身と一緒に麺をいただけば、更に味が決まります。あと、添えられた福神漬けが、更に横手らしさを盛り上げていますね。
こちらは毎回いただいているというか、個人的にはいただかないと福島競馬場に来た気がしないと言っても過言では無い、ターフビジョン裏手の福島路ビール。
で、今回まずいただいたのは、春開催の時にもいただいた福島競馬場100周年記念ビール東北魂。春開催の時はお品書きに「アメリカンIPA」と書いてあったのが今回は消えていたのですが、お味の方はその時の記憶にあるのと同じ、ホップの香りと苦味がガツンと来る、エッジの効いた味わいが大変良いです。
次は、小麦モルトを使ったヴァイツェンを。フルーティーなれどちょっとクセのある味わいなのですが、レモンスライスの酸味と香りが、そのクセと良い感じでマッチしますね。
今回競馬場に来て最初にいただいたのが、こちらのお店。そういえば先月から、そば・うどんに入る玉子が、従来の生玉子から飯坂温泉名物のラジウム玉子に変わったんですね。
で、そういえばこちらの「冷やし」メニューはいただいたことが無かったということで、今回は鳥そばの冷やしに、ラジウム玉子を追加していただくことに。で、まずはツユからいただいたところ、このところ温かいそばで感じていた昆布を煮込んだような風味がなく、甘味控えめの味付けも濃い目に感じられて、まことに好みの味。そしてソバも、冷やされた為に歯応えとツルッと感が増し、これもまた。というわけで、今後こちらのお店でいただく時は、基本的に「冷やし」で良いんじゃないかと思ったくらいだったりして。また具は、鶏肉を煮たものですが、冷やしでも固くなっておらず、追加のラジウム玉子との相性も当然のながら良かったです。
前回はつまみ系の品を購入したこちらのお店ですが、今回も。
今回は、個人的に好物のハムカツをいただいたのですが、芥子やマスタードの類いが置いてなかったのは残念だったというか、個人的はハムカツに、たっぷりのソースに加えてたっぷりのマスタードを付けていただくのが好きなので。それでも結局のところ、ビールと共に美味しくいただいたんですがね。
前回お伺いした時は、オジュウチョウサンフィーバーのお陰で午後には売り切れとなっていたためいただき損なったこちらのもつ煮ですが、やっぱりこれも、いただかないと福島競馬場に来た気がしないものの一つだったりするんですよね。
それで今回のは、前々回お伺いした時と同様、夏場独特のクセが強い大根の他、たまたまかもしれませんがゴボウがわりと入っていて、これがまた良かったというか。トロトロの豚モツとの相性も良く、今回も美味しくいただきました。
こちらは、前回もお伺いしたお店。それにしても、こちらはドリンクメニューが多いというか、中でもクリームソーダやソーダ水なんて競馬場では珍しい気がするのですが、こちらのお店の中の人は、市内で喫茶店をされているご夫婦ということで、さもありなん。
そのクリームソーダは家人がいただいたのですが、お味の方は、家人によると美味しかったそうです。また私は、前回も抱いたモモサワーを購入。で、桃の香りとしつこくない甘さが今回も良い感じだったのですが、それに加えて今回は何と!フレッシュな桃の果実入り!!福島の桃なので当然美味しく、思わずおかわりをしてしまいました。
前回お伺いした時は瞬殺だったこちらのお弁当。なので今回は会場後、早い時間に確保しておくことに。
それで昨年もいただいた夏バージョンの万福べんとうですが、地元福島産のコシヒカリに、牛肉のしぐれ煮、海老磯辺揚げ、豆味噌、玉子焼き、トウモロコシと枝豆のつまみ揚げ、お煮しめ、菜の花醤油漬け、銀ザケの塩焼き、キンピラゴボウ、そして梅干しと漬け物というバラエティー豊かなおかず類という組み合わせは、どれからいただくか迷ってしまいます。しかも、おかずが豊富ということは、酒のつまみ的性能も高く、昨年はストイックにお茶と共にいただいたのですが、今年はビールと共に美味しくいただきました。
今回の席から一番近かった売店が、5階だと指定席エリア中央にあるこちらのお店。
【生ビール 450円】
【チュウハイ(レモン) 420円 と コーラ 150円】
というわけで今回、自席で飲むドリンクはここで調達することが多かったのですが、こちら(アスコット)の店員さんはチューハイ作る時、コンクとのバランスが丁度良く、そして混ぜ方がお上手なので炭酸の持ちが良いんですよね。
このところ馬券成績がわりと良かったので、この日も期待して臨んだのですが、大苦戦。それを象徴するのが第1レースで、14号馬(1番人気)と13号馬(2番人気)で本命を迷い、14号馬を本命に。馬券は本命の14号馬からの馬連流し・三連複フォーメーション馬券で勝負したのですが、結果は13号馬が勝利して14号馬は6着。そして何より、2着した7番人気、3着した12番人気にも印は回していたので、馬連39.4倍、三連複は何と2102.0倍を獲り逃してしまったという。で、最初からそういう感じだったものだから、終始そんな流れで、人気薄のヒモは時折拾えていたものの、とにかく、本命打ったお馬さんが来ないという。(ほんと、修行が足りませんなぁ……。)
それで福島の最終レースも外れたので、確定を待たずにこの日の当たり馬券全ての払い戻しを済ませて(福島全レース、中京の特別レースと最終レース、函館の特別レースで勝負した結果、的中率31.6%、回収率24.8%と惨憺たる成績でした。)コースのゴール番付近に出来ていた待機列へ。というのもこの日は開催最終日だけあって、最終レース終了後に馬場解放が行われることになっているので。
待機列で待つこと暫し。午後4時50分に、関東GⅠ入場曲であるグレートエクウスマーチと共に馬場入りが開始されました。
なかなか最終日にお伺いできていないため、このイベントに参加するのは10年以上ぶり(前回福島の馬場解放に参加したのは、少なくともこのブログを始める前だったりします。)なのですが、その時の記憶と比べると、芝コースの馬場が、その時よりも相当良くなっているというか、最終日にもかかわらず荒れ方が少ないように感じました。
【散水車】
【ウニモグ】
【コースから見たスタンド】
【スターティングゲート】
それと今回は、コース整備に使われている車両も展示され、散水車や(ハロー掛けに使っている)ウニモグを間近に見る事が。また、スターティングゲートを通過することが出来たり、スタンドも普段とは違う角度で見る事ができたという。
【ラジオNIKKEI佐藤泉アナと山田敬士騎手、丸田恭介騎手】
あと、この日の実況を担当したラジオNIKKEIの佐藤泉アナと、トラメガを持った丸田恭介騎手、山田敬士騎手も。これはどういうシチュエーションだったんでしょうか。
馬場解放終了後、福島競馬場を(家人の運転で)後にして、あとは来た時同様、一般国道4号を走って帰宅。
というわけで、夏開催最終日の福島競馬場だったのですが、(馬券以外は)大いに楽しむ事ができ、本当に来て良かったな、と。次の秋開催も、最低一度はお伺いしたいと思います。
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