趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
国道4号の上り線で、新4号が分岐する平出工業団地の大きな交差点を越え、続けて産業通りとの交差点を越えてすぐに現れる丁字路の、左手奥に立ち食いそば店が見えるのですが、そのお店のシブい佇まいや、お昼時だけではなく午前中、まだ朝のうちとも言える時間帯から「営業中」の幟旗が立てられていたりしているのを見て、長年気にはなっていたところでした。
それで平日のこの日、とうとうお伺いすることが。午前9時半頃という中途半端な時間帯だったせいか、冷房がなく、出入り口と窓が開け放たれた店内に先客はなく、お店のマダムが一人という状態。ちなみに、外の看板は「立喰そば・うどん」と書かれているのですが、カウンターにはちゃんと椅子が置いてあり、そこに縛り付けられたお手製の座布団がまた良いですね。
とりあえずそこに座ると、向かい側の壁にお品書きが貼ってあり、それによるとそば・うどん類はかけ230円、月見280円、天ぷら300円、天玉350円、一番高いカレーでも400円。あとは、カレーライス400円の他、焼きそばと焼きうどん各300円(大盛350円、+目玉焼60円)というのが珍しく感じましたが、どれも感動もののお値段ですね。で、その中から今回は、個人的スタンダードとしているこちらの品をお願いすることに。
手渡されてすぐ、色の濃いユツに「らしさ」を感じたのですが、早速口を付けてみると、出汁よりも見た目どおりな醤油の風味で食べさせる昔ながらのタイプというのが嬉しいです。ですが塩気はキツくなく、そのあたりがお店のマダムの優しさですかね。またソバは、袋に入った茹で麺を使用するのですが、細めの麺は結構歯応えもあって、これもらしくて良いです。そして具のかき揚げは、小ぶりながら香ばしく揚がっていて、これもまた。タネはタマネギとニンジンなどの野菜メインでした。
というわけで、美味しくいただいたのですが、味そのものに加え、宇都宮のさして通りが多そうでない道沿いにこんなお店が残っていたことが嬉しく、そのお店の雰囲気が、そばの味をより味わい深くしてくれていたように感じました。それを味わう為、また機会を作ってお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成30年7月訪問
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