趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この旅のメモその2をあげてから更に2ヶ月ほど経ち、夏の終わりに行った旅の記事を秋の終わりに書くようなことになっているのですが、ようやく、この旅がらみの記事もこれで最後となる、4日目と5日目について。っていうか、北海道では、少し前に初雪が降ったんですよね…。(ちなみに、1日目の記事、2,3日目の記事。)
旅の4日目にして北海道滞在最終日となるこの日は、函館から一気に300km程走って沙流郡日高町にある門別競馬場まで。いつか行きたいと思っていたその門別競馬場では、JRAではなく北海道営の競馬(ホッカイドウ競馬)が行われているのですが、レースはナイターで行われている(第1レースの発走が午後)の為、そんなに早く出なくとも最初から勝負できるというか。というわけで、午前8時過ぎに二晩お世話になった宿を出発。函館市内で給油を済ませ、函館新道から国道5号と通って見る度に美しい大沼を過ぎれば大沼公園ICの案内標識が。今回はここから道央道へと乗るのですが、最初に自家用車で渡道して道央道を利用した時は、ここから50km近く先の八雲ICまで行かないと乗れなかったんだよなぁ、と。(あの時は大沼の前後で激しく渋滞していて、ものすごく時間が掛かった覚えが。)で、次に来た時は森ICまで開業していて、そして今回はここと、だんだんと函館に近づいているんだなぁ、と。
【JR函館駅付近を走行中】
【道央道大沼公園TB】
というわけで宿を出てから約45分経った午前9時頃、道央道にライドオン。でも、便利になるのは大変ありがたいことなのですが、この道央道、中途半端に山がちなところをひたすら走るので、いかんせん景色が退屈というか。もし時間があるのなら、噴火湾沿いを行く国道5号の方が、走ってて楽しいのは間違いないです。で、そんな退屈に耐えつつ走ること1時間半ほど。午前10時30分頃、有珠山SAにてかなり遅めの朝食タイムを。実はこの日も前日同様、函館市内で朝食でもと思っていたのですが、これまた前日同様これといったお店を見つけることが出来ず、結局そのまま高速に乗ってしまったというか。その朝食で気分的に多少持ち直して移動を再開。そこから1時間弱の苫小牧東ICから日高道に入ると、北海道らしい牧場の景色が広がり、また対向車線を走る馬運車とすれ違うなど、先ほどまでの道央道とは一転してだんだんとテンションが上がってまいりました。それで、門別競馬場へ向かうには、途中の日高富川ICが最寄りなのですが、そこをスルーして(現在の)終点の日高門別ICまで。何故かというと、そこには、門別競馬場とセットで訪れたかった有名なおそば屋さんがあるからでして。先ほど有珠山SAで朝食をいただいてからまだ2時間程しか経っておらず、腹具合も空腹とは行かなかったのですが、それでも特徴的なそばを美味しくいただくことが出来ました。そしてそこからは、国道235号をちょっとばかり走って門別競馬場へ。その道すがら、有名な競走馬の生産牧場の看板を多数目にし、もう、テンション上がりまくりというか。そして、ここが馬産地であることを実感しました。
【ちょっと退屈な道央道】
【道央道有珠山SA】
【苫小牧東ICから日高道へ】
【日高道を行く】
【立ち寄ったおそば屋さん】
【門別競馬場入口付近】
【門別競馬場内走行中(左手が厩舎区画)】
初めて訪れた門別競馬場では、記事にした(その1、その2)とおり、午後1時40分の開門から最終レースまでホッカイドウ競馬グランシャリオナイターを堪能。途中から雨が降り出し、最終レースの頃はかなり強い降りになってしまったのはちょっと残念でした。それにしてもこの門別競馬場は、これまで個人的に訪れたことのあるどの競馬場にも似ていない独特の雰囲気があったというか。それで、最終レースが終わって門別競馬場を出たのが午後8時50分頃。この後は、苫小牧西港にあるシルバーフェリーの苫小牧フェリーターミナル(FT)午後11時59分出航の八戸行きシルバークイーン号に乗って帰る予定なのですが、フェリーのチェックインが出航90分前までにということなのでリミットが午後10時29分。門別競馬場から苫小牧西港まではGoogleマップのルート検索によると41.3km、45分の道程なので余裕で間に合う筈だったのですが、ここで痛恨のミスコース。鵡川ICから日高道に乗ったものの、降りる予定の沼ノ端東ICを、カーナビ代わりにしていたスマホアプリで「降りろ」という音声案内が無かったという罠の為にスルーしてしまい、そのまま苫小牧東ICから道央道へ突入する羽目に。で、この時かなりテンパったのですが、道央道に入る直前、最近、苫小牧東ICの隣に千歳空港ICが開業したことを何とか思い出し、また先ほどやらかしてくれたスマホアプリもそちらに向かうような指示だったので、それを信じて走行。その結果、予定よりも約30分程遅れた午後10時過ぎに苫小牧FTに到着することが出来ました。ちなみに、苫小牧東ICから千歳空港ICまでは約8kmですが、反対方向の苫小牧西ICだと約14kmあり、そちらだとさらに状況が厳しくなっていたかと。
【夜の日高道走行中】
【痛恨の苫小牧東IC】
【なんとかたどり着いた苫小牧FT入り口付近】
あとはFT内で乗船手続きを済ませ、同行者をターミナルに残して(同乗者は徒歩で乗船する掟が。)自動車の乗船待機列へ。そこで待つこと約1時間ほどで乗船となったのですが、その間、雨がものすごく強まり(この日、苫小牧市内では大雨で被害が出たみたいで。)、おかげで乗船ランプウェイがシャレにならないくらい冠水していました。で、クルマを停めた後は、エントランスで一足早く乗船していた同行者と合流し、案内所で鍵を受け取ってから船室へ。実は、当初の予約の際は2等船室にしていたのですが、行きのフェリーでシャワー付き船室の必要性を痛感し、こちらだとかなりお高くなってしまうのですが、行きのフェリーの船中からネット経由で特等に変更していたというか。(まぁ、ビジホのツインにでも泊まったと思えば…。)今日は雨のお陰もあってあまり汗はかかなかったのですが、ゆっくりと風呂に浸かることができるのはとてもありがたく、風呂上がりにビールをちょっとだけ引っかければ、気持ちよく眠りにつくことが出来ました。それで本日の走行距離は383.8km。この旅ののトータルで1341.5kmとなりました。
【苫小牧FT内部】
【シルバークィーンの船内】
【特等室の室内】
旅の最終日。昨晩とはうって変わって好天となり、その朝日の明るさでわりと気持ちよく目覚めることが。それで着替えてデッキに出て外を眺めたりしているうちに、まもなく入港するのでドライバーと同乗者はクルマで待機するようにとのアナウンス。そんなわけで慌て気味で車両甲板に移動し、クルマに乗って入港を待っていたのですが、ここからが昨晩の乗船時同様かなり長かったというか。シルバークイーンの八戸フェリーターミナルへの到着時刻は午前7時30分となっていたのですが、実際に下船出来たのは午前8時頃のことでした。それで八戸FTを後にして向かったのは、あらかじめ調べておいたラーメンショップ。そこで美味しい朝ラーをいただいたあと、本日の最初の目的地である根城へと。八戸FTから途中でラーメンいただいてきたにもかかわらず、50分弱での到着となりました。で、実はこちら、事前に調べた際にあまりピンとくる情報がなかったのですが、実際に訪れてみるとなかなかに興味深いところだったというか。やっぱり、日本100名城に選ばれるお城は、何かしら持っているんですねぇ。
【八戸港入港前】
【だいぶ遅れて本州上陸】
【朝ラーをいただいたラーショ】
【史跡根城の広場入口】
そんな根城を十分に堪能して、当初の予定ではここからは自宅へ帰るのみとなっていたのですが、折角だからと言うか、まだ旅を続けたかったというか、先のシルバーフェリーで贅沢した分もう少し成果を上げていこうと、盛岡城に寄ってから帰ることにしました。というわけで、根城を午前10時20分頃に出発。八戸市内で給油を済まようとガソリンスタンドを求めさまよったりしつつも(ちなみに、無事給油は出来た。)午前10時40分頃に八戸ICから八戸道へ。途中のSAで休憩しつつ安代JCTから東北道へと入り、盛岡ICを出たのは丁度お昼頃。まだ朝ラーが効いていたのとこの時間だとお店がが混んでることもあり、そのまま盛岡城に向かうことに。で、お城の近くまではスムースに来たのですが、そこで道に迷ったり(っていうか、カーナビ代わりのスマホアプリって、頻繁にクルマの向きが変わるような市街地だと結構弱いですね。)した結果、ICから30分程掛かって駐車場に到着。そして、盛岡城を堪能したのですが、東北随一と言われる石垣が見事でしたねぇ。
【八戸市内走行中】
【八戸ICから八戸道へ】
【安代JCTから東北道へ】
【岩手山を見ながら】
【盛岡ICから国道46号で盛岡市内へ】
盛岡城を見た後は、ちょっと遅めの昼食をということで、盛岡名物のじゃじゃ麺を。そしてその後、最後の最後に盛岡の中心市街地にある岩手競馬の場外馬券売場に寄って、今回の旅で回るべきところは全て回ったというか、後は自宅へ帰るだけ。場外馬券売場に寄るために停めた有料駐車場を出野は午後3時過ぎで、盛岡ICから東北道に乗る前にこの旅最後の給油を済ませ、あとはひたすら家路へと。そして自宅最寄りのICで高速を降り、家に着く直前、近所のスーパーに寄って夕食の買い物を済ませれば、一気に日常に戻る気がするというか。そして午後7時48分。長かった今回の旅が終了。この5日間での走行距離は、トリップメーター読みで1882.9kmになっていました。
【盛岡名物じゃじゃ麺をいただいたお店】
【盛岡ICから東北道へ】
【夕暮れの東北道を】
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