趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今年、開設100周年を迎えた福島競馬場。我が家的には開催ごとに1度はお伺いしているのですが、今年の夏は、その開催初日にお伺いすることができました。
※ 他の競馬場や、過去に福島競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。
もともと今年の夏開催は、オジュウチョウサン号が出走予定という報道があった開成山特別(3歳以上500万下)が行われる開催3日目にお伺いする予定で、指定席も発売日に確保してありました。ですが、後述する理由のため開催初日にもお伺いしたくなり家人に相談したところ、「その日、わらわは福島県内のかねてより訪れたかった場所をまわる故、そちは福島競馬場で一日過ごすが良い。」(って、毎回書いてますが実際はこんな口調じゃ無いです。)との大変有り難い申し出が。それを聞いて早速、ネット予約の指定席を確認したところ、幸いなことにA指定席の最前列が1席空いていたので速攻で申込してしまったという。
なので競馬場までは、私が家人のクルマを運転して。駐車場の心配は無いので、いつもよりも若干遅めの午前7時頃、自宅を出発し、最寄りのインターチェンジから東北自動車道に乗って北上。この前日、関東地方は梅雨明けしたモノの出発時は曇り空だったのが、道中、まだ梅雨明けしていない筈の南東北地方福島県に入ってからは空に雲が多くなったり少なくなったり。で、福島西インターチェンジで降りる際、ちょっと混雑していたのですが、そこから先は特に混まず、開場時刻である午前9時の10分くらい前に到着しました。
あとは、中央口横の馬頭観音にお参りしたのちに中央口の開場を待つ列へ。今回もJRA競馬場共通入場回数券を忘れてしまったのですが、持っていたとしても、入場料が100円の福島競馬場で使うのは勿体なく感じてしまうんですよね。そして定刻の午前9時に開場となり、入場券を購入してから競馬場内へ。
入場してすぐ、ネット予約指定席の受取窓口で予約した指定席券を受け取るのですが、その時一緒に渡されたのが、福島競馬場100周年記念メモリアルブック。実は先述の今日ここに来た理由って、この日限定で指定席購入者に配布されるこれのことだったんです。この手の品って、しまい込んで取っておくだけになりがちなのは解っているのですが、個人的にホームグラウンドと思っている(そのわりには馬券的に苦手にしているのですが……。)福島競馬場なので、どうしても記念に欲しかったというか。
そのメモリアルブックの貰うための指定席は、4階A指定席。正直、来週も来るし席があればどこでも良いと思っていたのですが、個人的に一番座りたい最前列で唯一たまたま空いていたのがA指定席。1席1500円と福島競馬場の中では最もお高いのですが、それでも先日の東京競馬場S指定席の半額だったりします。で、先日の東京はお隣さんが来ず、丸一日1人で使うことができたのですが、今回は遅れてお隣さんが登場。比較的おとなしめの中年男性でマナーも良かったので全く問題なかったのですが、競馬場にこれだけUMAJOが増えているにもかかわらず、女性と相席になることって全くありませんね。(もっとも、なったらなったで色々申し訳ないんですが。)
スタンド1階のメモリアルコーナーでは、福島競馬場100周年を記念して選ばれた『思い出のベストホース』であるツインターボ号(福島競馬場で行われた平成3年のラジオたんぱ賞、平成5年の七夕賞に勝利)の特別展示、『希代の逃げ馬 ツインターボ展』が行われていました。あと、入口付近の床に浮かぶ美人さんの顔は心霊写真なんかではもちろんなく(武田玲奈さん申し訳ない)、天井に設置されたプロジェクターから100周年のPV?が投影されていたという。
先述のメモリアルブックやツインターボ号の特別展示など、この夏開催も福島競馬場100周年を記念したイベントが多数行われていたのですが、騎手さん達によるイベントも開催を通じて行われ、そのうちの一つが、第4レース終了後にウイナーズサークルでのキックオフイベント。福島県出身の田辺裕信騎手など、この日騎乗する騎手さん達が、福島競馬場100周年記念のロゴが入ったTシャツを着て勢揃いし、代表して日本騎手クラブ副会長の北村宏司騎手(藤沢さんのところのアンちゃんも、いつの間にかそういうポジションになっていたんですねぇ。)の挨拶がありました。また、この日の最終レース終了後には、騎手の皆さんによるチャリティーオークションが、パドックにて行われていました。
【第1レースパドック(騎乗前)の頃のスタンド前】
【第1レースパドックと設置されたミスト】
【ターフビジョン】
【花壇と障害コースのバンケット】
【ダートコースに散水】
【ゴール板とメインレースの誘導馬】
それにしても、到着した頃はわりと曇っていた(上の自席からの写真は、開場直後に撮りました。)ものの、その後程なくして晴れ間が広がり、第1レース発走の頃には気温30度を越え、最高気温は36.1という猛暑日。ですが、昼頃は夏らしい雲も見えた空も、午後3時頃にはすっかり雲が広がり、そしてポツポツと雨が落ちてきました。
幸いなことに雨は強くならず(っていうか、雨と言うよりも水滴がたまに落ちる程度)、そんな中行われたこの日のメインレースは、3歳以上1600万下条件、芝1200mの短距離戦、テレビユー福島賞。フルゲートとなる出走16頭で争われます。
【3番人気の(8)エリシェバ号と5番人気の(9)レジーナフォルテ号】
それで各馬の人気ですが、単勝1番人気の(5)アッラサルーテ号のオッズが4.6倍で、以下7番人気までが単勝1桁台という混戦模様。そんな中、個人的本命は、津村明秀騎手騎乗の3番人気の(8)エリシェバ号に打ちました。というのもこの馬、前走の駿風ステークス(5月5日 新潟競馬場 1番人気5着)、前々走の吾妻小富士賞(4月7日 福島競馬場 5番人気1着)と2走連続でその走りを偶然目の当たりにしているのですが、特に前々走は福島芝1200mという今回と同条件・同斤量で勝っているんですよね。関西からの遠征場で津村騎手が今回を含3走継続騎乗というのも良いですし。で、対抗は5番人気の(9)レジーナフォルテ号。オープンからの降級馬で、昨年のアイビスサマーダッシュ(GⅢ)3着の実績あり。個人的な感覚だと、新潟の直線1000mと福島の芝1200mってわりとリンクしていると思っているので。単穴に6番人気の(11)オーヴィレール号、そして大穴に、単勝103.2倍の14番人気(15)パーリオミノル号、以下連下を何頭かという感じで、(8)から大穴までの馬連流しと、(8)からの3連複フォーメーションで勝負することに。
で、なんと、これが会心の一撃。レースはゲートの出こそ(9)レジーナフォルテ号が良かったものの、その直後に内から(8)エリシェバ号が先頭に立ち、この2頭が飛ばして後続をやや引き離しつつ第3コーナーから最終コーナーへ。最後の直線には入っても(8)エリシェバ号が先頭で粘るところ、(9)レジーナフォルテ号が馬体を併せに行ってこれを交わし、1と1/4馬身差となったところがゴール。3着は最後、道中中団に付けた差し馬が殺到する中、馬群の中から(15)パーリオミノル号が抜けだし2着馬に首差まで迫り、馬連18.6倍の他、三連複なんと726.2倍をゲットすることができました。
それとこの日の最終レース。(10)ショーム号に騎乗した津村明秀騎手が勝利し、JRA通算400勝を達成。ですが、その最終レース。下手に的中させてしまったモノだから、つい払戻の列に並んでしまい、インタビュー時の写真を獲り逃がすという。(なのでこんな写真になって本当に申し訳ない。)それはともかく、個人的には応援している騎手さんというか、特にローカル開催ではかなりお世話になっている騎手さんなので(本当は、主要4場でも、もっと乗れると良いんですけどね。)、今後ともよろしくお願いしますということで。
例によって、今回の福島競馬場でいただいた品々を以下に。
まずは福島競馬場の個人的大定番、馬場内広場ターフビジョン裏にある、みちのく福島路ビール。
先述のようにこの日は大変暑かったので、スッキリとしたピルスナーを。で、そんな中で飲むビールはものすごく美味しいんだけど、暑すぎて飲んでいるそばから汗が滝のように噴き出、ビールよりも水飲まないとヤバい感じになってしまったのが勿体なかったというか。来週は、もっとちゃんと飲めると良いなぁ、と。
実は福島市って、餃子が有名というか地元に根付いている都市で、市内の餃子提供店が作った「ふくしま餃子会」なるものもあるそうで。(不勉強なので最近知りました。)で、そこに加盟しているこちらのお店が、第2回開催中の期間限定で、ファストフードプラザに出店されていました。
それでふくしま餃子って、餃子をフライパン一面に並べて焼いた円盤餃子が有名だそうで、こちらのお店でも売っていた(1200円)のですが、それだと(餃子が)20個にもなってしまい、餃子しか食べられなくなってしまう恐れがあったので、10個入りのこちらの品をテイクアウト。
して、そのお味ですが、これがとっても美味!モチっとした皮の中には、肉と野菜がグッドバランスな餡が包まれているのですが、それ自体にしっかりとした味があって(って、味付けが濃いという意味ではありません。念のため。)、そのままで充分美味しくいただけます。逆にタレを付けると勿体ない感が出てしまうというか、個人的に好きな食べ方であるお酢とラー油、お酢とコショウでいただいてみたいですね。ただ、ニンニクは結構強めで、帰りの車中、家人からツッコミが入りました。それにしても、これはビールが進みまくりでしたなぁ。
今回競馬場にお伺いして最初にいただいたのが、ファストフードプラザにあるこちらのお店。
で、今回は、こちらのお店で一番高い、1杯500円の海老天そばに、生卵を追加して。それでツユは、朝イチという時間帯にもかかわらず、出汁昆布をちょっと煮込んだような風味なれど、塩気や味の濃さについてはライト目に感じます。またソバは茹で麺だと思うのですが、かなり柔らかめの優しい食感。そして具の海老天は、写真のとおりわりと大きさもあり、またサクっと香ばしく揚がっていて良い感じでした。
福島競馬場グルメとしてつとに有名鳥ぎんさんのもつ煮ですが、個人的にも福島競馬場の大定番なので、ほぼ毎回のようにいただいていますね。(一度食べなかったら、偉い後悔したので)
それでこちらのもつ煮は、このブログでも再三書いているように、豚モツに加えて大ぶりな大根がたっぷりと入っているのが特徴なのですが、夏場はどうしても大根独特の風味が濃くなりがち。(それはそれで悪くないんですがね。)ですが今回のは、大根に加えて大ぶりなニンジンもゴロゴロっと入っていて、これが大根同様、良く煮込まれての味染みが、もう。ほんと、今回も美味しくいただきました。
ここ暫く前から、開催ごとに福島競馬場限定『万福べんとう』の販売を行っている、郡山市の福豆屋さんですが、今回もスタンド2階のいつもの場所に出店されていました。
それで今回購入したのは『万福べんとう』ではなく、最近有名になった郡山駅の駅弁であるこちら。で、これがまた美味しかったというか、まず御飯が素晴らしく、お米、そして海苔そのものが美味しいのに加え、それらの間に入ったおかかが絶妙な味付けで、更には、ちなみに海苔は御飯の中段にも入っているのですが、そのあたりに入っているしそ昆布も良い感じにマッチ。またおかずも、卵焼き、焼いた鮭、かまぼこ、そして煮物と、定番ながら逸品ぞろい。あとカブの漬け物の甘酸っぱさが、とてもよい口直しになりました。
4階指定席エリア内には3カ所の売店があるのですが、そのうち、中央付近にあるお店です。
こちらでは生ビールのサイズが2種類あり、小が450円、中が600円となっていました。ちなみに銘柄はサッポロ黒ラベルだったかと。
4階指定席エリア内3カ所の売店のうち、第1コーナー寄りにあるお店です。
定番のレモンサワーですが、コンクと炭酸を混ぜる際、バイトの子が真面目に一生懸命混ぜていたおかげで、ちょっと炭酸抜け気味でした。
今回は福島競馬の第1から最終レース、そして他場は、中京が第9から最終レース、函館が第10から最終レースを勝負したのですが、正直序盤から中盤にかけては大苦戦。というのも、これまで夏競馬はロクに儲けたためしがなく、昨年も買い方から試行錯誤していたのですが、今回も色々試したものの上手くいかず、的中は安い配当の馬券ばかりで、収支的にはマイナスで進んでいたのですが、特別戦のあたりから普段の買い方に戻したところ、先述のとおりメインでたまたまデカいのが当たって大逆転できたという。個人的にはそれも嬉しかったのですが、それよりも、的中率が悪くなかった(福島が6/12、中京が3/4、函館が3/3レース的中。)ので、それが来週に繋がれば良いな、と。
その払い戻しを済ませ(お陰でインタビューが……。)、待ち合わせた家人のクルマで帰宅。というわけで、今回はとても珍しく儲けることができたのですが、来週も、謙虚に望みたいと思います。
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