趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事であげたサッカーを見たあと、石巻市内にもう1カ所立ち寄ってから、予約していた石巻市内の宿へ。というわけで、夕食も石巻市内でとなったのですが、そこでお伺いしたのが、駅からもほど近いこちらのお店。事前に調べた時、地元で人気のお店で、更には名物と呼ばれる品もあるとのこと。
お店には、午後6時頃に到着したのですが、奥に向かったカウンターとその後ろにテーブルが3つという店内は、予想に反して先客はわずか。もっとも、私たちの後から続々と入ってきて、さらっと席が埋まる程度となったのですが、いかにも地元というグループはもちろん、私たちのようにネットで情報を得て来店した旅行者とおぼしきお客さんも幾人かいらっしゃったようで。それで席に着き早速注文。その後、あまり待たずに、注文した品々がわりとぶっきらぼうに登場しました。
それで私がいただいたのが、こちらのお店の名物メニューとなっている味噌味のタンメン。ちなみに「特製」が付かないみそタンメン(720円)もあるのですが、特製に入っている具がいくつか省かれるらしいです。それにしても、登場時からインパクト充分というか、大きな丼に野菜がうずたかく盛られ、かなりのボリューム感ですね。で、早速、上の野菜類をかき分けるようにしてスープからいってみたところ、全体的に濃いめというか、若干甘味も感じる味噌味がビシっと、ニンニクがバシっと効き、そこにベースの出汁や具の野菜炒め的旨味も加わって、味の方もインパクト充分。ただ、最近のお店でありがちな、ただインパクトを出すために何かやった感はなく、あくまでナチュラルに濃いというか。また麺も、わりと個性的というか、やや太めの平打ち麺は、ホギホギとした固めの食感。ですが、具の量、そしてスープのとのバランスを考えると、これがベストな組み合わせだと思いますね。そして具は、キャベツにモヤシなどの野菜類と豚肉に、「特製」にしたことによってキクラゲや溶き卵が加わっているのですが、シャキ感を残した絶妙な火の通し加減に熟練の技を感じます。あと、溶き卵が面白い効果なのですが、個人的には、実家で亡き祖母がよく作っていたニンニクと玉子入りの野菜炒めを思い出しました。
こちらの品もお店の名物だそうで、一緒にいただくことに。で、形は結構大ぶりで、皮のガッシリ感や、中の餡のビシッとした密度感から醸し出される、質実剛健な印象が良いですね。あと、ニンニクがビンビンに効いていました。ちなみに、餡の味わいがとてもしっかりしているので、個人的には酢+ラー油だけでも美味しくいただけたのがポイント高かったです。
こちらは、同行の家人がいただいた品。例によってちょっとだけ味見させて貰ったのですが、私のいただいたタンメンとは違った細めの麺や、厚めに切られた柔らかくも肉の歯ごたえもちゃんとあるチャーシュー、そして何より、懐かしい感じですがこちらのお店ならではの個性も感じられるスープなど、これも良いですね。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、昔から地元で愛されているということにとても納得した味と、お店の雰囲気でございました。(もっとも、今の店舗は、震災後に移転されたもののようですね。)ごちそうさまです。
平成30年4月訪問
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析