趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今年、開設100周年を迎えたJRAの福島競馬場。ここしばらくの間、春(計6日間)、夏(計8日間)、秋(計6日間)と年に3回の開催があり、毎開催1度はお伺いしているのですが、今年の春開催は、初日となる4月7日の土曜日にお伺いすることに。
※ 他の競馬場や、過去に福島競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。
もっとも、当初は別の日にお伺いしようと予定してネット予約の指定席まで押さえていたのですが、4月に入って急遽その日が駄目になってしまい、慌てて他の日を検討するも色々難しく、結局この日になったという経緯がありまして。
で、その時点でネット予約の指定席は完売。ですが、平成27年に福島競馬場の指定席ネット予約が始まって以来、それを利用して(一般席と同様の)午前9時に入場していたものの、それ以前の、午前7時半に整理券もらって入場し、場内で朝食の蕎麦でもいただきつつ更には馬券の検討をしつつ午前8時50分の集合時刻までゆっくりと過ごすという時間の使い方を、久しぶりにやってみたいという気持ちもあったんですよね。
【桜が満開の東北自動車道を北上】
【第1駐車場開場待ちする車の列】
というわけで、午前5時をちょっとだけ回った頃に自宅を出発。今年は桜の咲くのが早く、地元ではもう散りはじめていたのですが、東北に入ると今まさに見頃という感じで、たまに現れるそんな桜を見ながら東北自動車道を順調に走って福島西インターチェンジまで。そこからは一般道を走って午前7時前には、中央口前の第1駐車場待機列に付くことができました。
午前7時に第1駐車場がオープンし、前のクルマに続いて中に入るものの、列のわりと後ろ目に付いていたものだから、クルマを停め、中央口横の福島競馬場開設100周年記念の看板を写真に収めてから整理券配布待機列に付く頃には、前に結構な人数が入っていました。で、ここで1つ以前と違ったのは、整理券の配布開始時刻が午前8時となっていたこと。調べればわかったことだと思うのですが、つい、以前のままと思い込んでしまっていたというか。
更に、指定席発売窓口への集合及び整理券確認時刻が午前8時15分、指定席発売開始が午前8時30分、指定席エリア入場開始が午前8時35分と、以前とは全く違うスケジュールになっていたこと。お陰で入場後、ファストフードプラザの花月寿さんで朝食の蕎麦をいただいたら程なくして集合、そして発売開始という感じでしたが、以前のように、整理券貰ってから発売開始まで場内でのんびりすることができなくなってしまったものの、このスケジュールの方が、早く席に行けるので良いですね。(もっとも、今回は早く入場してのんびりしようと思っていたので、当てが外れたことにはなるのですが。)
指定席をゲットしたらまずは自席に移動。今回は4階のA指定席、いつもの最前列なのですが、ほぼゴール正面というベストポジションでした。
福島競馬場については、過去に何度も訪れていますので、正直なところネタも何もないのですが、それでも、今回ならではのことについて色々と。
それで今回一番驚いたのが、馬場内広場のステージ近くにあった福島路ビールの店舗が、同じ馬場内広場でもターフビジョン裏に移動していたこと。(そこでいただいた品については後述)それにしても、相変わらずJRAの福島競馬場公式サイトには、こちらのお店の存在が載っていないんですよね。(個人的には、福島競馬場でのイチオシ競馬場グルメなんですが。)
【おみくじ馬券売り場の行列】
【購入したおみくじ馬券といただいた景品】
福島競馬場に限らず、JRAの競馬場では今やすっかり恒例となったおみくじ馬券。家人と福島に来た場合、このところ毎回購入しているのですが、なんと今回初めて、参加賞的なアイテム以外の景品、しかも特大吉(1等相当)のカタログギフトをゲットすることができました。(ちなみに、いただいたカタログの中に、丁度欲しかった壁掛け時計があったので、後日ありがたく交換させていただきました。)
言葉の意味的にあまり良い取り合わせではありませんが、今回の福島競馬場は、桜が満開で綺麗でした。(ただ、天気がイマイチだったのが残念。桜は青空の下で見てこそ、と思っているんで。)
【バンケットを通過する競走馬(第4レース)】
【逆周りで第1障害を飛越する競走馬(第5レース)】
JRAが障害競走をローカル場メインにしてから暫く経ちますが、この日の福島でも、未勝利戦(第4レース)とオープン戦(第5レース)の2鞍が行われていました。それと、障害競走とは直接関係ないのですが、第4レースで(騎手が落馬した馬が)放馬した際、文字どおり身体を張って止めた職員さんが、その後担架で運ばれていきましたが、大丈夫だったでしょうか。(大事に至らなければ良いのですが。)
【今年デビューした山田敬士騎手】
【今年デビューした服部寿希騎手】
昨年暮れ、中山競馬場でヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンドを観て以来、若手騎手限定競争に以前よりも興味が出てきたのですが、この日の福島でも、第6レース(ダート1700m)に組まれていました。で、そこには、今年デビューした新人の山田敬士騎手と服部寿希騎手の姿も。今年はデビューした騎手は全部で3人と少ないのですが、少数精鋭となるよう、今後も期待しております。
冒頭にも書いたとおり、福島競馬場は今年、開設100周年。それでその関連のイベントが色々と行われておりました。
こちらは、入場時にいただいたキーホルダー。今回の開設100周年は、東北楽天ゴールデンイーグルスとコラボしていて、このキーホルダーにも楽天イーグルスのマークが。
こちらは、ターフィーショップで購入した開設100周年記念マフラータオル。このところ良くある、スピードくじが付いたものだったのですが、くじの景品は(前回同じようなものを購入したホープフルステークスに続いて)ボールペンでした。
こちらは、みちのく福島路ビールさんで売られていた100周年記念ビール。詳しくは後述しますが、美味しかったですよ。
こちらは場内に貼ってあった開設100周年PRポスター。もうちょっと綺麗に貼ってあるものを撮れば良かったですね……。で、向かって右側のものは左端に福島競馬場の年表が入っているのですが、そこに昨年、福島競馬場思い出のベストホース大賞に選ばれたツインターボ号の七夕賞勝利がしっかり入っていました。(そういえばこのポスターの勝負服も、ツインターボ号のものと似ていますね。)また、左手のポスターは開設100周年アンバサダーである、女優・モデルの武田玲奈さんと、楽天イーグルスの則本昂大投手なのですが、武田さんはこの日、イベントのため競馬場に来場されていました。
【開設100周年アンバサダーの武田玲奈さんを迎えたイベント】
その武田さんが出演されたイベントの様子がこちら。凄い人出、そして熾烈なポジション争いが繰り広げられていました。それにしても武田さんは、実際に目の当たりにしても、さすがにお綺麗でしたねぇ。
今開催は、一部の券売機で馬券が特別仕様になっていました。で、表面にはゴール板の装飾にも使われている三春駒とターフィーさんが、写真取り忘れた裏面には昔の競馬場スタンドの写真とツインターボ号があしらわれていました。
ゴール板も開設100周年記念仕様となっていました。
こちらは、入場時に「やろう」と思っていたものの、気がついたら終了となっていた巨大ガチャ。あとこの外にも、開設100周年記念関連の諸々があったのですが、さすがに1度の来場では回りきれませんでしたね。
この日のメインレースは、4歳以上1000万円下の特別戦、吾妻小富士賞。芝1200m、フルゲートの16頭立てで行われます。
【5番人気の(13)エリシェヴァ号(津村明秀騎手)】
【6番人気の(10)イチサルホープ号と中谷雄太騎手】
【15番人気の(9)コパノディール号と藤田菜七子騎手】
【最終コーナーから最後の直線へと向かう各馬】
で、これが荒れたというか、レースの方は道中好位に付けていた6番人気の(10)イチサルホープ号が最後の直線に入って馬群から出て先頭に立つも、その後を追うように馬群を抜けてきた5番人気の(13)エリシェヴァ号が前を捕らえきって1着となり、そしてスタートで出遅れ道中かなり後ろの方だったブービー人気(9)コパノディール号が最後にすっ飛んできて3着に入り、(9)がらみのワイドは2本とも万馬券、そして三連複は20万馬券、三連単は80万馬券になりました。それにしても、ハンデ戦でもないのにこの荒れ方。さすが福島ですねぇ。
で、これが獲れれば良かったのですが、馬券に絡んだ3頭のうち、自分で印を回していたのは(10)のみ。まぁ、こういう惜しくもなんともない外し方だと、精神的ダメージは少ないんですがね。
今回も色々と楽しませていただいた福島競馬場グルメを、以下に。
馬場内広場にキッチンカーを入れて行われている週替わりフードフェアですが、この土日はTHE DON & MEN WEEKということで、丼物や焼きそばを扱うお店が出店されていました。
こちらは、家人が朝兼昼食にいただいた品。ちょっと味見させて貰ったのですが、鴨肉はスモーキーな風味が香ばしく、ネギやマヨネーズとも合っていて、家人も「美味しい」と申しておりました。
こちらは、私が遅い昼食にいただいた品。味付けが一般的なソース味とは違うことと、具がキャベツやモヤシ、ニンジンの他、イカとアサリ(そして豚肉なし)ということが、「上海」たる所以でしょうか?で、これはこれで悪くなかったです。
お伺いした日の翌日(4月8日)のメインレース『米沢特別』にちなみ、この土日は馬場内の81号投票所近くで、米沢物産展として米沢牛を使った食べ物が販売されていました。ちなみに以前もこの物産展というか売店が出店していた時に当たったのですが、美味しかった記憶しかありません。
名前だけで旨い要素しか見当たらないんですが、実際にいただいても、柔らかい肉質、脂の甘み、噛むとしみ出す肉汁が、脳みそをくすぐる旨さというか。
名前だけで旨い要素しか見当たらない品その2。しかも「手作り」(と書かれていました)。で、サクッとした衣の中には、肉の持つ甘味すら感じさせるジャガイモが。それにしても、牛肉とジャガイモって、何でこんなに合うんですかね。
山形のソウルフードに玉こんにゃく(玉こん)というのがあり、通常は一口大の丸いコンニャクを、醤油とスルメで煮る(最近では栃木県でも、セブンイレブンやヨークベニマルなど、セブンアンドアイホールディングスのお店で売っていますね。個人的に好物だったりします。)のですが、なんとこちらのは贅沢にも、コンニャクの間に牛肉が挟まり、そしてその味がこんにゃくに染みて、もう、たまらないというか。
先述のとおり、お店の場所が移転していた、みちのく福島路ビールさん。ですが、いつものお姉さん(こちらの常務さんだったんですね。)もご健在で一安心。(というか、お姉さんの声を聞かないと福島競馬場に来た気がしないといっても過言ではなかったりします。)で、この日は曇りがちで風も強く、決して、屋外でビール向きの天候ではないのですが、それでもいただきたいのがこちらのビールなんですよね。
【福島競馬場100周年記念ビール 東北魂 アメリカンIPA 500円】
それでまずいただいたのが、福島競馬場100周年記念ビール東北魂。アメリカンIPA(気になった方はググってください。)ということで、ホップの香りと苦味がガツンと効いた硬派な味わいが美味。
こちらは、ここのお店の定番と言っても過言ではない(と勝手に思っている)、ダークラガーのデュンケル。今回はロングサイズでいってしまいました。で、やっぱりこの、コクと苦味が旨いんですよね。一緒にいただいた前述の米沢牛に、ベストマッチでした。
こちらは、今回初お目見えのフルーツビール。こちらのフルーツビールばどれも美味しい(余談ですが今回、個人的に一番好きな林檎のラガーがなくて残念!)のですが、これもまた。ブルーベリー自体がとても強い果物なのでビール感はやや控えめに感じますが、逆にそれが、飲みやすい味になっているのでは。あと、最後にちょこっと〆るには丁度良いサイズですね。
ファストフードプラザにある立ち食いそば・うどんメインのお店。今回は入場直後、朝食にいただきました。で、サービスの薬味用大根おろしが、いつの間にかスプーン3杯までからスプーン2杯までになっていたり、あと、0.5玉単位で増量できるようなっていたり、一部メニューがなくなっていたりと、以前お伺いした時よりもちょっとだけ変わっているところもあったりして。
それで今回いただいた品は、かき揚げ+生卵。ツユからは開店直後にもかかわらず、前回(午前9時過ぎ)いただいた時同様の、煮込まれたような昆布っぽい風味が。また、味の濃さは若干薄めで、(しょっぱいつゆが好きな)自分的には、(特に具がかき揚げだと)もう少し塩気が欲しいと感じてしまいます。そして蕎麦は、いつものテュルテュルっとした柔らか食感でした。
有名な鳥ぎんさんのもつ煮ですが、前回福島競馬場にお伺いした時、「そう毎回いただくこともなかろう」とスルーしてしまったら、帰宅後「やっぱりいただいておくんだった」と後悔したという。
なので今回は必ずいただこうと心に決めていたのですが、甘くない味噌仕立てにトロトロの豚モツが、やっぱり旨いよなぁ、と。あと今回のも、写真の通り大根がドドンと載っていますが、これにモツの味が染み染みで、これがまた。やっぱりこれは、福島競馬場グルメの、偉大なるスタンダードですね。
【チューハイ(レモン) 420円 と コーラ 180円】
【ハイボール 450円】
指定席が4階だったので、席でのドリンクはこちらで購入。今回も少々飲み過ぎましたかね。
福島の最終レースまで勝負して、家人の運転で帰宅。
というわけで今回の福島競馬場だったのですが、福島だけだと馬券はメタメタだったものの、この日は保険の意味合いで平行して勝負していた同時開催の中山が好調で、福島で負けをカバーして余りある成績でした。でも、夏開催に向けて多いに不安が残るというか、夏開催の時に同時開催している中京と函館は、福島以上に苦手な場なんですよねぇ。(保険にならない……。)まぁ、それでも、また夏もここに来て、めいっぱい楽しみたいと思います。
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