趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
昨年の3月20日(春分の日)は、北海道帯広市にある帯広競馬場で行われているばんえい競馬随一のビッグレース『ばんえい記念』を見に行ってきたのですが、今年の3月20日(春分の日を翌日に控えた平日)は、高知県高知市にある高知競馬場で行われる唯一のダートグレードレース『黒船賞』を見に行くことに。
というのも、今年(平成30年)1月末日で期限を迎えるJALのマイレージがあったため、それを使ってどこか行こうかという話になり、家人にダメ元で、一度現地で観てみたかったレースの1つである黒船賞(高知競馬場)をリクエストしたところ、あっさりオッケーしていただいたという。(何事も、言ってみるものですね。)
それですぐさま飛行機の予約をば。で、黒船賞が行われる当日の3月20日は、高知競馬場の開門が(この時点では発表になっていなかったので前年度などを参考に)14時、黒船賞の発走は17時と思われるのですが、万が一飛行機が遅れることも考えて、朝イチの便(7:25発のJAL491便)を予約。そして春分の日となるレースの翌日は、体力面など色々と考慮した結果、午前の便(9:35発のJAL492便)で帰ってくることに。それと、競馬場だけではアレなので、競馬場に行く前、中土佐町というところにある久礼大正町市場というところまで足を伸ばして(どうせレンタカー借りるし、飛行機が定刻に飛べば時間的余裕もかなりあるので。)、好物のカツオのタタキをいただくことにしました。ちなみに前回高知競馬場に行ったときは、ついでに須崎市の鍋焼きラーメンや、高知城にひろめ市場、桂浜なんかにも立ち寄ったのですが、それに比べて今回は、ずいぶんストイックなプランとなりました。
それで迎えた当日、まだ夜明け前の午前4時頃に自宅を出発。この時点で天気は生憎の空模様なのですが、予報だと高知も微妙なんですよね。で、東北自動車道、首都高速を走って午前6時20分頃、羽田空港P1駐車場に到着。
連絡通路を渡って第1旅客ターミナルへと向かうのですが、この連絡通路を通る時が、個人的には「さあ!これから旅に出るぞ!!」と気分が最高に盛り上がる瞬間だったりします。
そのまま保安検査所を通過し、5B搭乗口まで。そこで近くにある第3ベイサイドというお店で私だけ朝食のそばをいただいたあと、出発までしばし待機。
やがて午前7時過ぎに搭乗が始まり、最後部の席だったのでちょっとだけ早く機内へ。ちなみにこのJAL491便の使用機材はボーイング737-800という比較的新しい機体です。で、定刻の午前7時25分頃、搭乗口を後にして長い誘導路を通って滑走路へ。そしていよいよテイクオフとなったのですが、その際、雨の影響か機体が左右にかなり振られました。
離陸した飛行機は旋回しつつ機首を上げ、やがて雲の上へ。1時間ちょっとのフライトなので、せっかく無料で使えるWi-Fiもロクに使わず、機内放送の演芸を聞きつつ機内誌を読むという、これまで通りの過ごし方をしているうちに着陸態勢に。
飛行機は雲を抜けつつ高度を下げアプローチ開始。そして着陸時も離陸時と同じく左右に振られたのですが、定刻の午前8時50分よりもちょっと早く、高知龍馬空港へと到着。高度を下げるときにわかっていたのですが、残念ながら厚い雲の下はどんよりとしており、おまけに風も時折強く吹いているという。ちなみに前回高知に来たときも同じ3月で、その時は日が照ると暑いくらいの陽気だったのですが、今回は南国とは思えない肌寒さです。
空港からは送迎車で、タイムズカーレンタル高知龍馬空港前店へ。そこで手続きを済ませた後、今回の相棒となるトヨタ・ヴィッツを受領。タイムズカーレンタルなのでマツダ・デミオだと勝手に思っていたので少々意外な気も。
ヴィッツ号に乗り込んだ後、まず向かうは中土佐町ということで、カーナビをセットしいざ発進。クルマは南国市から高知市に入り、高知インターチェンジから高知道へ。で、中土佐町へと近づくにつれ、とうとう雨が降り出しました。そして途中、カーナビがあるにもかかわらずミスコースしつつ近くまで来たのですが、カーナビが進めと指示した道は、このクルマでも入るのにちょっとばかり躊躇する狭さ。しからばそこをスルーしてリルートされた道を進むものの、そこもかなりの細さで、個人的に運転に苦手意識はないにもかかわらず「ヤバいなぁ」と思っていたところ、久礼大正町市場の入り口に到着。もっとも、その周りに駐車場はないので、目の前のお店で駐車場の場所を教えてもらい、ようやくクルマを止めることができたという。それにしても、小回りの効くヴィッツ号で助かったのですが、駐車場の位置やそこへのルートなど、もうちょっと調べておいた方が良かったですね。ちなみにレンタカー店からここまでの走行距離は65km。もっとも、前述のとおり道を間違ったりしたおかげもあって余計に走っているかもしれないのですが。また所要時間は、1時間30分ほどでした。
【久礼大正市場第3駐車場】
【久礼大正市場入口】
【田中鮮魚店】
【いただいたカツオとウツボのタタキ】
駐車場に着いたとき、雨は本降りといって差し支えないくらいの降り方で、加えてこの日は、ド平日とあって開いているお店も限られていたのですが、そんな中いただいたカツオのタタキは、ほんとに美味しかったというか、前回高知に来た際にひろめ市場でいただいたものより、個人的には美味しく感じました。また、初めていただく当地名物であるウツボのタタキも美味。今回、唯一の観光というか、個人的に大好物であるカツオのタタキが食べたくて色々探した結果決めたお店だったのですが、ほんと、大正解という感じで。ちなみに今回いただいたのは、市場内にある田中鮮魚店というお店。鮮魚店の店頭で食べたい魚を購入し、向かい側にある漁師小屋というイートインスペースでいただくというスタイルでした。
美味しいカツオとウツボを堪能した後は、時間的にまだちょっと早いのですが、高知競馬場に向かうことに。というわけで、午前11時20分頃駐車場を出発。高知自動車道(正確には須崎道路)にある「お馬トンネル」という名前のトンネルを通ったりしつつ(中土佐町に向かうときは、ミスコースしたお陰で通れなかったんです。)高知市内へと。するとさっきまで本降りだった雨が弱まってきて、競馬場に付く頃には小止みになっていました。
【高知競馬場入場口付近】
【高知競馬場のスタンド】
【黒船賞を優勝することになるエイシンヴァラー号(兵庫)と下原理騎手(兵庫)】
【黒船賞の最終コーナー】
【黒船賞の表彰式】
【競馬場内でいただいたカレーライス】
【競馬場内でいただいたイカ焼きと豚ミックス串】
【競馬場内でいただいたすじ煮込み】
【競馬場内でいただいたおでん】
高知競馬場に到着したのは、正午を少し回った頃。浦和競馬場の場外発売を行っている関係で競馬場は既に開場しており、今日は平日とはいえ黒船賞という大きなレースが開催されるから席の心配もあったので、すぐに入場してしまうことに。(もっとも、席については杞憂というか、入場時点で指定席にはまだ空席は結構あったのですが。)で、高知競馬場での諸々については別記事に書いたとおりなのですが、2度目の高知競馬場は食べ物も美味しく(特に指定席エリア内の売店でいただいたカレーは美味でした。)、また途中から再び雨が降り出したもののレースも盛り上がり、大変楽しく過ごせました。もっとも、馬券の方は散々な成績で、再びこの地に来てのリベンジを、固く心に誓ったのですが。
【雨の中高知市内へと】
【駱駝別邸でいただいたカツオのタタキとハランボの塩焼き】
【駱駝別邸でいただいた四万十鶏の炭火焼き】
【駱駝別邸でいただいた生ビールと土佐鶴大吉祥(冷やし)】
【製麺処蔵木でいただいたつけ麺と中華そば】
高知競馬場を最終レースまで堪能した後は、(競馬場で少々飲んでいたので)ヴィッツ号を家人に運転してもらい、高知市内に取ってあるホテルへと。で、今回たまたま取ったのは、高知リッチモンドホテルというシティホテルなのですが、これが繁華街のど真ん中で、クルマを止めるのに苦労した(ホテルの周りは酔客が沢山いて危なく、更にそんな中ホテルで教えてもらった提携駐車場は若干遠かった。)以外は大変便利。チェックインした後、同じ建物内にある駱駝別邸という居酒屋さんで競馬の反省会をした後、すぐ近くの製麺処蔵木というつけ麺屋さんで〆のラーメンとつけ麺を。どちらのお店も美味しくいただき、とても良い気分で眠りに就きました。
寝不足と疲れもあってぐっすりと寝た翌朝。この日は、ひたすら帰るだけ。なのでまずは雨の中、高知市内から南国市内へと走り、給油後にレンタカーを返してから高知龍馬空港へ。
空港内の売店でお土産を買った後、これまた空港内にあるうちんくの食卓というお店で朝食を美味しくいただきました。(昨夜、あれだけ飲み食いしたんですけどねぇ。)その後保安検査所を通過して出発ロビーに入ろうとしたのですが、保安検査所のところにあった出発案内は、懐かしい反転フラップ式のものでした。
【出発を待つJAL492便】
【上空の様子(復路)】
【着陸間際】
帰りに乗るのは、9:35発のJAL492便。使用機材は来るときの便と同様、ボーイング737-800です。で、定刻に出発したJAL492便は、途中、本州に接近している南岸低気圧の影響か途中結構揺れたのですが、それで起こされる以外はウトウトしているうちに羽田空港へ。
羽田空港に到着後、連絡通路を通ってP1駐車場へ。この帰りの連絡通路は、来る時とは正反対に、「嗚呼、日常に戻ってきてしまった……。」と、最高に気分が盛り下がるのですが、加えてこの日の東京は、なんだか妙に寒いという。
【羽生PAでいただいた担々麺】
【雪80km規制の表示看板】
で、あとは首都高速、途中の羽生パーキングエリアでの昼食を挟みつつ東北道と走って帰宅するのですが、走行中のクルマのフロントグラスに当たるのは、雨からみぞれ、そして雪粒へと変わっていきました。
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析