趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今年の春は、遠いところでの用事が重なったお陰で、青春18きっぷを使った遠出が2回ほど予定されているのですが、その1発目が、(平成22年)3月26日(金)から29日(月)にかけて九州は大分まで。
というわけで以下は、その時の記録となっております。
実は今回の旅行。仕事の関係で直前まで無事に行けるか判らず、出発当日まで大いに気をもんでいたんですよね。ですが、何とか無事に行けることとなり、仕事を定時で上がった後、一度自宅に戻り、旅支度を整え、最寄り駅からJR宇都宮線の普通列車に乗って、いざ出発。そして宇都宮に着いた後は、夕飯に立ち食いそばをいただいたのですが、やっぱり宇都宮駅ホームの立ち食いそばは旨いよなぁ。
宇都宮からは、E231系のグリーン車でまったり。そして上野に着いた後は、夕飯パート2ということでまた立ち食いそばを。
上野からは、予定より1本早い京浜東北線で東京へ。金曜日のこの時間帯とあってか、ホームも車内はかなり酒臭いです。
【ムーンライトながらのサボ(終戦時の写真は後で見たらボケボケで、発車前は撮っていなかった…。)】
東京からは、約1年ぶりのムーンライトながらに乗車。189系の10両編成です。
同じ列車には、明日、大阪の長居で行われるセレッソ大阪戦に向かう浦和レッズサポーターや、京セラドームで行われる横浜戦に向かう在京阪神ファンも乗り込んだのですが、私の後ろに座った阪神ファン氏。起きている間は始終ブツブツと言っていて少々恐ろしかったですね。
で、指定席券を売り切れなれど乗車率2,3程度の乗客で、定刻に発車。ですが、通過予定の隣の新橋でいきなり臨時停車。車内放送によると、1本前の列車が品川で人身事故を起こし、現在救助作業中とのこと。その後、午前0時頃運転再開の予定とのアナウンスが入りました。
運転再開予定の午前0時を回っても列車は動かず、後ろの阪神ファン氏が「ふざけんなよ~」と甲高い声で独りごちたり、別の客が車掌に「列車が遅れるのに乗車券買わなきゃ駄目なのか」と訊ねたりしている以外は、あまり乗客が乗っていないこともあり、静かに運転再開を待つという感じ。その後何度か状況説明のアナウンスがあり、結局午前0時23分頃、約1時間10分遅れで運転再開。
事故のあった品川駅では、ホームや車内放送で「乗車には指定席券が必要です。指定席は売り切れです。」と繰り返し言っているにもかかわらず、どう見ても指定席券を持っていなさそうなサラリーマンが大量に乗車し、ほぼ満席に。そのサラリーマンの皆さんも次の横浜で全員下車し、落ち着いてきたのでこちらもそろそろ寝ようかななんて思っているうち、約1時間遅れで小田原に到着。しかし、今度は小田原駅乗ってきた子供連れの年寄り連中がやたらと喧しく、ちょっとイライラし始めたのですが、酔いと眠気が勝り、何時しか眠りに落ちていました。そして発車のショックで目が覚めたのは、「あと5分ほどで名古屋に到着します」というアナウンスが流れる頃。列車は、いつの間にか定時運転に戻っていました。
米原からは、姫路行き普通列車に乗り換え。223系4両編成の車内はながらからの乗り継ぎ客でかなりの混雑。大垣で写真を撮っていたら見事に出遅れ、米原までの30分ちょっとを立って過ごすことに。
米原からは、座席を確保するため、米原始発となる7:03発の新快速に乗る予定だったのですが、着いてみると1本早い列車の米原から増結される車両が停車中で、しかも、余裕で席を確保できそうだったのでそちらに乗っていくことに。ちなみにこの列車、敦賀始発の4両編成に、米原で8両編成を増結する運用になっています。
で、珍しく山側に席を確保したのは、いつも楽しみにしている明石海峡付近の景色より、睡眠を優先した為。途中、安土城付近をはじめ何度か目が覚めたのですが、その度、5~6分咲きの桜の花が目に飛び込んできました。
米原駅に停車中の車内
姫路駅コンコースのトイレは、1年前に来た時と同じく大行列。そこで用を足し、再びホームへもどり、播州赤穂行きの普通列車に乗車。
車両は223系なれど妙に小汚い車内。そこでこれからどこかに出かける風の大学生とおぼしき男女のグループが大騒ぎしていて、その中のO君という子が徹底的にいじられており、傍目にはかなりかわいそうでした。
そんな中、30分ほどで播州赤穂に到着。事前に調べた情報では1番線ホームに立ち食いうどん店があることになっていたのですが、それは古い情報だったらしく、立派な高架駅になった現在では見あたらず。昨夜以来何も食べていなかった空腹を抱え、「とりあえず何か食べる物を…。」と思って改札を出たのですが、高架下にうどんのスタンドを発見!ありがたくいただくことに。
播州赤穂からは、三原行きだと思っていた普通列車に乗り換え。というのも、3月号のJR版B5サイズ時刻表には「岡山三原間453M」と表記があったからで。
その115系3両編成の車内は、新快速からの乗り継ぎ客で立ち客が出るほどの混雑。でも、小豆島行きのフェリーと接続する日生でかなり降り、今度は静かに。で、赤穂線に乗るのはこれで何度目かなのですが、先程の日生駅付近での瀬戸内海以外はわりと退屈なので、岡山に近づくにつれだんだんと混み出した車内にて、持参のネットブックでブログの原稿なんぞ書いていたのですが、岡山駅に到着前、この列車が岡山止めということにようやく気づき、慌てて降りる準備を。
そんなわけで岡山で、時刻表上は列車番号が変わるだけと思われた三原行き普通列車に乗り換え。車両はは同じ115系3連です。
車内はかなり混雑しているものの、2人掛けシートの窓側をゲットできたので、瀬戸内海の風景を堪能することができました。
【三原駅に到着した列車】
【三原駅の駅名票】
【乗車予定だった呉線の普通列車】
そして三原駅に到着後、本来の予定ではここで立ち食いうどんをいただき、その後呉線経由で瀬戸内海でも眺めつつ広島に向かう予定だったのですが、まず、立ち食いうどんのスタンドには店員さんの姿がなく、いただくのを断念。そして乗り換える予定だった呉線の普通列車は、車窓を楽しむのに不向きなロングシートの105系。
なので、何だか妙にテンションが下がってしまい、予定を変更して、山陽本線経由で行くことにしました。
というわけで急遽、後続の岩国行き普通列車に乗り換え。で、乗った列車は115系なのですが、塗装が今や珍しくなった瀬戸内色(旧広島色)で、しかも内装がオリジナルの固定クロスシートのままの車両でした。
その車内で時刻表を繰り乗り継ぎを調べると、白市で始発の下関行きに乗り換えた方が良さげだったので、三原から30分弱の白市で下車。
先程うどんを食いっぱぐって空腹だったのと、始発列車の発車まで30分近くあったので、駅近くで何か食べる物をと思ったのですが、広島空港への乗換駅だというこの駅周辺、思った以上に何もなかったです。
【白市駅に停車中の1563M】
【115系3000番台の車内】
【115系3000番台のシート】
白市で乗り換えた下関行き普通列車は、先頭と最後尾の車両が、嬉しいことに115系3000番台でした。両開き2扉転換クロスシートという、今となっては中途半端な内装ですが、登場当時は近郊形に転換クロスシートというのが珍しく(当時は旧国鉄車両としては別格の117系くらいしか例がなかった)、「乗りたい」と憧れた車両だったりして。で、その後幾度か乗る機会にも恵まれ、更には、115系更新車両に着いている転換クロスシートの方が座り心地が良かったりするのですが、今でも大好きな車両のひとつだったりして。
と、テンションがかなり持ち直したところで乗車。先程白市駅の待合室にいたタクシーの運転手さんや、白市から同じ車両に乗ってきた親子連れが「外は寒い」みたいなことを言っていたのですが、北関東人の自分にとってはむしろ丁度良い気温だっりして。で、やがて定刻となり発車。セノハチを超え、混雑する広島駅(で隣に乗ってきたオッサンがかなりばっちかった…。)を通り過ぎ、宮島の風景を堪能していたのですが、三原でうどんを食べ損なって以来空きっ腹が続いていたというか。
なので、岩国で下車し、次発の岩国始発の普通列車に乗り換える合間にうどんをいただこうかと。
岩国で乗り換えた下関行きは、またもや115系3000番台。しかも、この編成は、中間のMM'ユニットまで3000番台という、結構レアな4両編成だったのですが、オール2扉車の編成はやっぱりカッコイイというか。
【大畠瀬戸に架かる大島大橋】
【山口名物?黄色いガードレール】
その列車で、瀬戸内海の風景を堪能。この区間は、今から四半世紀前に初めて乗った時以来、全国の車窓風景の中でもかなりのお気に入りだったりして。で、その時特に印象に残ったのが、大畠駅付近から対岸の周防大島の間(大畠瀬戸)にかかる大島大橋の風景。その時は丁度夕暮れ時で、その中に溶け込もうとする無機質で巨大な橋の姿に何故か旅情をかき立てられた覚えがあるのですが、今日は時間が少々早かったのと曇り空ゆえ思い出の場所でもあまりロマンチックになれず。その後、道路沿いのガードレールが黄色で塗られている事に山口県を走っていることを実感しつつも、やがて日が暮れ、あとは車窓の暗闇を何となく眺めつつしているうち、終点の下関に到着しました。
下関では5分の接続時間で、行橋行きの普通列車に乗り換え。
下関を定刻に発車した列車は、心の準備が済む前というか、いつの間にか関門トンネルに突入し、なんとなく九州に上陸して門司に到着。その次が、今宵の宿のある小倉です。
小倉に到着した後は、予約していた駅近くの安ビジホへチェックイン。まずは(下調べしておいた)ラーメン店で豚骨ラーメンをいただけば、九州まで来たことを改めて実感します。そして、ホテルに戻って、手持ちの日数分じゃ次回の遠征に使う分が足りない事が今頃判った青春18きっぷの手配(嗚呼。勘違いって恐ろしい…。)をしたあと、ようやく眠りにつく事が出来ました。
というわけで、ようやく九州上陸を果たしたのですが、長くなりそうなので、いったん記事を区切りたいと思います。
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