趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
松前城というか松前藩屋敷を観た後、昼食を取るべく道の駅北前船松前へ向かっている時の事。ナビの指示で入った道路に「むむむ!」と思ったというか。
かつて松前町には、JR(国鉄)松前線という鉄道路線が営業していたのですが、国鉄再建法により廃止対象の第2次特定地方交通線に指定され、とうとう昭和63年に廃止になってしまいました。個人的にも、確か昭和62年の正月あたり乗りに来た覚えがあるのですが、冒頭で「むむむ!」と思ったのはその松前線の痕跡というか、ここはひょっとして廃線跡じゃ?と思ったからでして。ちなみに、かつて線路だった道路には、カーブが緩やかだったり、道路に対して間口を設けている建物が少なかったり、道路の両側に段差があるなどいくつか特徴があると思っているのですが、まさしく、ここはそんな感じ。
それで最初はそう思ったものの、怪しい道路はすぐに終わってしまいました。ですが、どうしても気になり、引き返してもう一度その道路を走ってみたところ、相方が間違いない痕跡を発見!もう一度引き返してその近くをクルマで走るとこんな物件発見しました。
【北海道最南端の町松前駅の記念碑】
これは松前駅に建っていたもので、昔、確か見たような覚えが…。で、その記念碑のまわりがちょっとした広場になっていたのでクルマを停めさせてもらったのですが、そのまわりには、こんなものが。
【案内看板と観光案内所跡】
これらが有るというということは、駅舎は無くなっていますがここが駅前広場で間違いというか。
【貨物ホーム跡】
最初に同行者が発見したのがこの物件。後から調べてみたところ、ここは貨物ホームのようです。
【線路跡より松前駅方向を望む】
この道路が最初に「むむむ!」と思わせたんですよね。ちなみに、写真左手が松前駅あたりです。
というわけで、暫しの間、今は無き松前線に思いを馳せたのですが、このあたりをクルマでうろうろしたとき、歩いていた警察官に何度も出くわしました。絶対に、「宇都宮ナンバーの不審な車」だって思われたろうなぁ…。
そして昼食後、次の目的地に向けて国道288号『追分ソーランライン』を走っていると、右手というか山側にまた明らかな廃線跡っぽい遺構が何度か目に入りました。
【小尽内川に残る橋脚】
【川を越えた後の高台】
だんだんと気になって、クルマを停め調査。川には橋脚が残り、それらの前後にある海を見下ろす高台に、線路の跡っぽいカタチも。で、この時はわからなかったのですが、帰宅後に調べたところ、これらは松前線の未成(開業できなかった)区間なんですね。
それにしても、個人的に現在はガチな鉄ではなくなってしまっているのですが、こういう物件を見ると、ついつい血が騒いでしまうというか…。
本記事を書くにあたっては、こちらのサイトを参考にさていただきました。ありがとうございます。
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