趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
これまで幾度か(この記事とか、この記事とか。)当ブログにて登場している、栃木県さくら市の『氏家うどん』ですが、地域団体登録商標を取ったれっきとした地域ブランドで、その権利者となっているさくら市氏家商工会のウェブサイトには以下のとおり記載されています。
さくら市氏家地区は、知られざる小麦の産地です。生産農家が丹精込めて栽培した「イワイノダイチ」は適度に粘り、固すぎず、やわらかすぎず、うどんに適した中力粉となります。
氏家商工会は、さくら市・JAしおのや様のご協力をいただきながら、安全・安心・良質な地場産小麦を使用した「氏家うどん」を活用して地産地消キャンペーンを展開しています。
最近うどんを白くする傾向がある中で、地粉で打った「氏家うどん」は本来の小麦の持つ独特の色合いと香り、食べれば食べるほどに感じる素朴さが特徴の田舎風うどんです。「氏家うどん」を食べてみると、何か懐かしさを感じ、きっと頬が緩みます。ぜひ、ご賞味下さい。
ちなみに商工会が地域団体登録商標を取ったのは全国初のケースだそうで、さくら市内のいくつかのお店でいただける(さくら市氏家商工会のウェブサイトに取扱店舗が載っています。)他、市内や近隣市町のスーパーマーケットでも売られているのですが、そのアンテナショップが、JR氏家駅前の商業施設『eプラザ参番館』の中に。営業時間は月~土曜日の午前11時30分~午後2時と結構ハードルが高いのですが、アンテナショップだけあって、市内の製麺所で作られた氏家うどんが日替わり?で提供されています。(ただし土曜日は手打ちうどんがいただけるらしいです。)ちなみにこの日は、有限会社中山製麺製だそうで、本日の日替わり天ぷらのタネと共にカウンター上にその旨表示が置いてありました。
と、前置きが長くなりましたが、ド平日だったこの日。たまたま氏家駅に用事があったので、これ幸いとばかりにお伺いすることに。それでお店に入ると先客が数組おり、カウンターに座ったところ、店員さんから「お時間いただきますが大丈夫でしょうか」と尋ねられました。何でも、うどんは茹で置きではなく生麺を茹でてから提供されているとのことで、タイミング的に丁度その先客の皆様が注文を終えたところらしかったのですが、この日は時間に余裕があったので、ゆっくりと待たせて貰うことにしました。
天ぷらうどん 700円 + いなり寿司(2個) 100円
そんなわけで、目の前で調理されているのを眺めつつ20分程待って登場したのですが、早速いただこうと何気なく丼を持ったところ、しっかりと熱くなっていたので良い意味でちょっとびっくり。(ちなみに写真のとおり、レンゲも付いていますので。)それでまずは、ツユからいってみたところ、失礼ながら当地らしからぬ上品さというか、濃口醤油のビンビン効いた塩気の強いツユを想像していたので、これも良い意味でちょっとびっくり。これなら、うどんの味自体を堪能出来ますね。そしてメインのうどんは、やや平べったく縮れている形状は氏家うどんの特徴どおりなのですが、驚いたのは(って、さっきから驚きっぱなしですが。)その食感。ムチっとした歯触りにシコっとした歯応え。それでいてツルっと感も適度にあります。個人的に、これまでいただいた事がある氏家うどんは、どちらかというとチュルチュルっとした柔らかめなものが多かったのですが、このあたりがアンテナショップならではのこだわりというか、さすがに生麺を使っているだけありますね。更に噛みしめれば素朴な小麦の味も十分に感じられる、なかなかのものかと。あとかき揚げは、目の前で揚げるところを見ていたのですが、クリスプ感があって、ツユにも良く馴染むタイプ。タネはタマネギ、ニンジン、サツマイモ、春菊でした。更に一緒にいただいたいなり寿司も、味付けは甘すぎず良い塩梅で良かったです。
というわけで、美味しくいただいたのですが、他のお客さんがいただいていたカレーうどんやけんちんうどん(冬季限定らしい)も美味しそうでしたし、今日は寒くていただかなかった冷たいうどんも気になりますし、更には製麺所ごとの味の違いも試してみたいしと、これはまたお伺いしなくてはなりませんね。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
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