趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
花の季、竹末、竹風、みうらに続く、もんみや8月号の冷やし中華特集食べ歩きの第五弾は、宇都宮市にあるどる屋さん。提供数が昼の部夜の部とも各10杯というのに加え、提供する日数が限られているためかなりハードルが高いなぁと思っていたのですが、たまたま提供日に宇都宮で私用ができて休暇を取ることになったので、その用足しの後、ダッシュでお伺い。そして、混雑する市役所の駐車場を尻目に近くのコインパーキングにクルマを停め、お店の前に着いたのが11時45分頃で、既に、5~6人の行列ができていました。
これなら大丈夫そうなのですが、個人的には、ちょっとひっかかるものが。実は、こちらの名物で、期日限定で提供される『鮎らーめん』というのがあるのですが、残念ながらそれは未食のまま、それのバリエーションかどうかはわかりませんが同じような素材を使った『冷たい鮎ラーメン』をいただくことについては若干の葛藤(基本を知らずに応用問題を解くような)があったのですが、まぁ、せっかくの機会ですので、ごちゃごちゃ考えずにいただくことにしました。
冷たい鮎らーめん 900円
で、その、冷たい鮎らーめん。見た目は、油の浮かない淡い色のラーメンといった感じで、また、ラーメンの入った丼と共に、鮎で作った魚醤の入った小皿が添えられ、店主さんからは「半分くらい召し上がったら入れてみてください」との説明がありました。まず、スープからいただくと、うっすらとした鮎の香りに、奥ゆかしい旨味が。こちらのメインである鯛だしのラーメンは、麺やスープを口に入れるたびに感じる華やかな鯛の香りが好きなのですが、こちらは対照的に、冷たいせいもあって積極的に香ってくると言うよりも、こちらから探るよう感じる、落ち着いた香りが特徴的です。また麺は、ゴワっとした食感のの細縮れ麺で、冷たい麺ならではのシコシコ感とかは感じないのですが、これが逆に、奥ゆかしい感じがするスープと合っているような。それと具の煮卵やメンマは相変わらず美味しく、白美人ネギも食感が柔らかく味的にもいいアクセントになっている気がするのですが、さらに、素晴らしいチャーシューが、落ち着いた感じのラーメンに『華』を加えてる気がしました。そして、半分ほどいただいたところで、別添えの魚醤を投入してみたところ、魚醤の香りとコクのある味が加わって、先程とは全く別のキャラクターに変化!!先程とは反対の、こちらから探らなくても、積極的に感じさせてくれる味になり、残りのラーメンとスープを一気に完食してしまいました。
というわけで、冷たい鮎らーめんを堪能させていただいたのですが、それにしても、魚醤を入れる前と後の変化にはとても驚いたというか、こちらの店主さんには、感服仕りでございます。やっぱりここは、すごいですねぇ。ごちそうさまでした。
平成21年8月訪問
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