趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回お伺いしたのは、群馬県伊勢崎市にある、上州ラーメン風っ子大将。個人的には、とても思い出のお店というか、今をさる事10年近く前、ヤボ用で栃木から群馬のこのあたりまで毎週のように通ってまして、その時に何度となくいただいたお店です。ですがその後、いろいろと状況が変わって、このあたりにお伺いするのが年に一度あるかどうかとなってしまい、お店の方もすっかりご無沙汰になってしまっていたのですが、今回、久しぶりにお伺いする機会に恵まれたので、思い出の味をいただいてきました。
栃木から東北道、国道50号、群馬県道39号、群馬県道2号と通って、お店には午前11時過ぎに到着。既に駐車場には何台もクルマが停まっていて、入店すると、昔と変わらない広い店内は、ボックス席が半分近く埋まっていました。そんな中空いてるボックスに案内され、早速注文。こちらに久しぶりに来たからには、いただくのは名物の『雷ラーメン』です。ちなみに、雷ラーメンというのは、こちらのお店の話によると、昭和48年10月に、日本で最初に開発された辛味噌ラーメンとのこと。メニューには辛さに応じて一番から三番までの番号がふってあり、いずれもお値段は同一で、また、メニューにはないですが、頼めば、五番まで辛くしてくれるとの事です。で、その雷ラーメンを私は辛さ三番、同行者は辛さ一番でお願いし、ついでにチャーハンも頼んでしまいました。そして注文が済めば、すぐにチャーハンのスープが運ばれ、ほどなくしてチャーハン、そして大きな丼で雷ラーメンが登場。そういえば、こちらのお店って、注文から品物が出てくるまで、昔もかなり早かった記憶があります。
三番雷ラーメン 880円
そんなわけけでで、久しぶりの雷ラーメン、しかもメニューに書いてある上限の三番ですが、スープ表面は唐辛子粉とラー油のような赤い油が浮き、迫力満点。ちなみに同行者がいただいた一番と較べると、かなり見た目の凶悪さが増しています。それでまず一口スープを啜ると、最初は味噌ダレに含まれた甘みが、わりと強めに感じられ。「あれ?これってそんなに辛くなかったっけ?」と思ったのも束の間、ズギューンと唐辛子の辛さが襲ってきました。うん。やっぱりしっかりと辛いですね。また麺は、モチっとした食感の中太ストレート麺。そして具は、たっぷりのモヤシと、ワカメ、タマネギなど。それから、上に載る拍子木切りされた生の山芋が、サクっとした食感と辛味を落ち着かせる効果があり、絶妙の箸休めになっています。それと丼の底の方には、沈んでしまったコーンと挽肉がこれまたたっぷりと。あとは、ひたすら咽せないように気を付けながら麺を啜り具をいただくのですが、辛味に慣れてくると、最初に感じた味噌ダレの甘みや、スープの旨味が感じられるようになってきます。
またボリュームもかなりあるので、辛味と相まって、ものすごく食べ応えもあります。
チャーハン[スープ付き] 600円
あと、一緒にいただいたチャーハンは、パラっとしつつもややしっとり目の食感のご飯に、卵やナルト、チャーシューや葱などの具材がたっぷりと。味付けも、同時にとても辛いものをいただいているのにハッキリと判る位しっかりとしていて、こちらも食べ応え充分。同行者とシェアしてしていただいたのですが、雷ラーメンのボリュームと相まって、完食した時はお腹がパンパンになってしまいました。
一番雷ラーメン 880円
こちらは、同行者がいただいたもの。一番だと個人的には物足らない辛さも、同行者にとっては、かなり辛いそうで。
というわけで、思い出の味を久しぶりにいただいたのですが、何て言うか、昔と変わらない味で、かつ美味しくいただき、とても満足させていただきました。それと、今回はいただきませんでしたが、こちらのお店は、雷ラーメンの他にも、チャンポン風の九州ラーメンや本格的なカレーあって、それらもかなり美味しいんですよね。なので、次に来る機会があれば、今度はぜひそちらもいただきたいなぁ、と。ごちそうさまでした。
平成21年3月訪問
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