趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
その第一の目的となったのが、水沢競馬場内に建立された『メイセイオペラ記念碑』。メイセイオペラ号といえば、日本競馬史上で現在のところ唯一、地方競馬所属(水沢の佐々木修一厩舎)のまま中央競馬GⅠ競争(1999年のフェブラリーステークス)を制覇した競走馬で、個人的には、そのお陰でその暫く後に訪れた当時の人生最悪な夜を乗り切れた大恩ある存在なのですが、昨年(2016年)7月1日、残念ながら繫養先の韓国で亡くなってしまいました。その後、競馬ライターの井上オークスさんらが中心となり、その功績を称える記念碑を建立するという話になり、その資金とするためポストカードの販売や募金活動が行われた(昨年のJBC競争の際、些少ながら協力させていただきました。)のですが、その資金も当初の予定を超える額が集まり無事建立する運びとなりました。で、その完成除幕式が一周忌となる今年(2017年)7月1日に行われ、私も早く実物を拝みたかったのですが、この日、ようやくお伺いすることになったという。
【奥州市前沢の国道4号線を走行】
そんなわけで、9月9日(土)の午前5時半過ぎ、自宅を出発。最寄りのICから東北自動車道に乗り、ひたすら北上。今回はカーナビの指示によって水沢インターチェンジではなく平泉前沢インターチェンジで高速を降り、その後国道4号などを走って競馬場へと向かいます。
【水沢競馬場到着】
【指定席整理券】
自宅から約330kmを走って、水沢競馬場には午前9時15分頃到着し、今回も前回同様、正門に一番近い民間駐車場(1日)に駐車。既に午前9時から、指定席の整理券が配布開始されていたので早速ゲット。そして午前9時50分に発売開始となり、午前10時に開門となりました。
【メイセイオペラ記念碑】
開門して真っ先に向かったのが、前述のメイセイオペラ記念碑。宝(トレジャー)神社の隣にありました。で、メインの石碑に黒御影石、台座は白御影石を使った、サイズ的にも大変立派な碑で、表面は「水沢の英雄 メイセイオペラ」の文字と共に、1999年のフェブラリーステークスを優勝した時の写真を職人さんが彫り込んだもの。暖かみのある何とも味わい深い仕上がりになっています。このようなメイセイオペラ号に思いを馳せる場所作っていただき、いちファンとしてとても嬉しく思うと共に、記念碑建立に携わった関係者の皆様には、感謝しかありません。本当に、ありがとうございます。
【正面から見た建設中の大型映像装置】
【裏面はこんな感じ】
これまで水沢競馬場になかった大型映像装置の建設がついに開始され、今回お伺いした時には、ガワだけ出来ているという感感じでした。それにしても、装置の内側って、こんなふうになっていたんですね。
【スタンド】
【3階指定席(あ-22)からの眺め】
【2階のWINS水沢】
前述のとおり整理券を貰って購入したスタンド3階の指定席ですが、前々回は第1コーナー寄り、前回は最終コーナー寄りときて、今回はゴール板正面の席で。って昔の写真見たら、初めて水沢競馬場を訪れた時もこの席でした。で、今回まわりには地元の方の他、旅打ちっぽい人(言葉でだいたいわかりますね)もわりと居たような印象です。また、今回はお伺いしたのが土曜日だったので、2階にあるWINS水沢で、秋華賞トライアルの紫苑ステークス(GⅢ)他の馬券を購入してみたのですが、購入3レース中的中1レース(紫苑S)と、相変わらず微妙なる成績で…。
【第6レースのパドック】
【第4レースのスタート】
【第4レースの最終コーナー】
【第5レースのゴール】
コンパクトなパドックと1周1200mのフラットなコース。複数回お伺いした競馬場については、パドックやコースまわりはあまり撮らないのですが、今回は先月購入したデジカメ(NikonのCOOLPIX B500)の練習を兼ねて色々と。まだクセはあまり掴めていないというのは正直なところなのですが、ほとんどフルオートのわりに結構ちゃんと撮れるのには驚くばかり。(この記事の写真も数枚を除きそのカメラで撮ってます。)
【遊園地入り口】
【地下通路】
【遊園地】
【投票所跡】
【売店跡】
【自販機は稼働中】
【フィールドアスレチック】
【遊園地の遊具とそこからスタンドを望む】
今回、水沢競馬場4度目の訪問にして初めて訪れたのが、馬場内にある「遊園地」。テレトラック前にある入口から馬場の下を通る地下通路を通って出た先は、水沢競馬場のかつての賑わいを想像させるノスタルジックな場所というと言い過ぎでしょうか。馬場内投票所は現在、ゲートの移動やセッティングなどで働く方の控え室となっているよう。あと売店跡は店名といいその両側に書かれたお馬さんのキャラクターといい、ちょっと切ない感じ。ただ、人工芝が敷き詰められた広場に設置されたフィールドアスレチックは立派で、自販機も稼働していました。
【旅うまチャレンジスタンプラリー】
先月始めた旅うまチャレンジスタンプラリーですが、名古屋、園田ときて今回の水沢で3つめのスタンプをゲット。ちなみにスタンプ設置場所は、スタンド1階の総合案内所でした。で、最低3つで賞品には応募できるのですが、どうせなら全て回ってしまおうと思っています。
この日のメインレースは、最終の第11レースに組まれた牝馬限定の地方重賞(岩手競馬M3格付け)、ヴィーナススプリント(ダート1300m)。
【パドックの出馬表】
【パドックを周回する出走各馬】
【個人的本命を打ったアリッサム号(と背後には優勝レイ)】
このレース、JRAからの転入初戦となった前走が水沢の1400mを逃げ切った8号馬コウユーココロザシ号(山本政聡騎手)が単勝2.0倍と人気を集め、岩手競馬での重賞勝ちもある昨年の2着馬の9号馬ミラクルフラワー号(村上忍騎手)が単勝2.7倍と2番人気、次がちょっと離れた単勝5.4倍で昨年の優勝馬の1号馬スマートアレンジ号(山本聡哉騎手)が続くという人気順。ですが個人的にそれらは相手に回し、本命を打ったのが、このレースが船橋からの移籍初戦となる単勝15.3倍で4番人気の7号馬アリッサム号(阿部英俊騎手)。そこから馬単のマルチ流しと、三連単の1着固定and2着固定フォーメーションで勝負する事に。
【スタート!】
【ゴール!】
そのレースですが、スタート直後、アリッサム号が第1コーナーまでに先手を奪い、続く2番手がコウユーココロザシ号、3番手がミラクルフラワー号という隊列となり、4番手以下をちょっと引き離すカタチで向正面へ。そしてこの先頭争いから1番人気のコウユーココロザシ号が脱落し、第3コーナーを迎える手前では、替わってスマートアレンジ号以下が迫ってくるという展開。そして第3コーナーから最終コーナーにかけて先頭を走るアリッサム号に、手綱を押してミラクルフラワー号が迫ってきますが、最後の直線に入ってもその差は縮まらず逆にアリッサム号の逃げ切り勝ち!!そして最後、脚色が鈍ってきたミラクルフラワー号をスマートアレンジ号が差して2着に上がり、差されたミラクルフラワー号は3着となりました。終わってみれば、差しが決まりづらかったこの日の馬場をしっかりと生かして先手を取って押し切った阿部英俊のファインプレーが光ったレースでしたね。
【表彰式】
このレースの表彰式は、正門近くに作られたステージで。その際、岩手競馬のハンドタオルと共に、勝利した阿部英俊騎手のサインも配られたのですが、私がハンドタオル、同行の家人がサインをゲット!たいへん良い記念となりました。ありがとうございます!!
水沢競馬場は、スタンド裏手にある水沢食堂、丸大食堂の2大食堂(って勝手に読んでいる)の他は指定席やテレトラック内の売店など、いただくお店やメニューが限られている(しかもこの日臨時出店もなし。)のですが、今回は(っていうか今回も、ですかね)定番の品を中心にいただきました。
スタンド裏手の2軒のうち、正門側のお店。っていうより、金額に「万円」付ける店員さんがいらっしゃる方と言ったほうが判るかもしれません。で、その店員さんは「競馬場なので少しでも景気が良いように「万円」を付けるんですよ」とおっしゃっていました。
【ホルモン 500円】
水沢競馬場定番、そして鉄板のホルモンは、いつもの甘さ控えめでアッサリした味付けが良いですね。後述のおにぎり、そして生ビールにも良く合います。それにしてもボリューミーというか、1人だと、これと生ビールだけで十分かもしれません。
【焼とり 450円】
こちらは盛岡競馬場発祥のジャンボ焼き鳥は塩味です。(タレ味自体売っていない?)もちろん、間違いの無い味でございます。
【おにぎり 300円】
おにぎりは、海苔を巻いた物と味噌味の焼きおにぎりの2種類があり、味噌焼きおにぎり×2がパックに入った物を。同行の家人と1つづついただいたのですが、表面の味噌が香ばしくて美味で、中にはカリカリの小梅が入っていました。あと、大きさは結構ボリューミーなのですが、確か1つでも売っていたかと。
【生ビール 500円】
ホルモンも焼とりは、おにぎりと一緒でも十分美味しくいただけるのですが、やっぱりこちらが恋しくなるというか。あと、こちらのお店の素晴らしいのは、生ビールを買って店先のテーブルで飲んでいるとおつまみを付けてくれるんですよね。で、今回は、煮物の入った小鉢とお新香をいただいたのですが、ほんと、こういう心遣いは嬉しいです。
【いもの子汁 500円】
と、上記のものたちで朝から(入場して、メイセイオペラ記念碑に手を合わせた後で、朝食がてらお伺いしたもので。)豪勢にやっていた時、ふと「いもの子汁」という言葉が耳に入ってきました。確かめてみると、何でも今年は今日からということで、その一番最初のお客さんになる事が出来たという。で、そのお味ですが、里芋と鶏肉、豆腐とキノコ、そしてネギの入った醤油味の汁は、やっぱりしみじみ旨いですね。あと、キノコ類は複数の種類が入っているのですが、中でもナメコが、そのトロミを含め良い感じに味が出ていたな、と。
スタンド裏手の2軒のうち、南入場口側のお店。今回は前述のとおり水沢食堂でお腹いっぱいにしてしまったので、こちらであまりいただけなくなってしまったのが勿体なかったいうか。
【ヤキトリ 値段失念】
なので今回は、酒のつまみに(ジャンボ)ヤキトリを。唐辛子はお店のお姉さんが掛ける前に有無を訊いてくれますので。で、タイミング良く焼きたてを買う事が出来たのですが、香ばしさが段違いですね。塩もしっかりと効き、ビール、そして後述の缶チューハイがとても進みました。ちなみに、お値段は400円か450円だったかと思うのですが、生憎メモ取ったり写真に残すのをうっかり失念してしまいまして…。
こちらは、指定席第1コーナー寄りにあるお店。お弁当類、おつまみ、お菓子、酒類もあるので、その気になればこちらだけで済ませてしまう事も。
【あげもち 200円】
これは同行の家人がいただいたもの。その時私はヤキトリで飲んでいたので珍しく味見しなかったのですが、甘塩っぱいタレで美味しいと申しておりました。
【氷結(レモン) 250円】
【生ビール 500円(写真なし)】
チューハイは盛岡競馬場と同じく缶チューハイを売っていました。で、6月に盛岡競馬場を訪れた時にも書きましたが、ただの缶チューハイも、競馬場で飲むと妙に美味しく感じるんですよね。
【水沢ICから高速に乗って】
この日、馬券的には序盤から中盤に掛けてメタメタでした。(今年の福島競馬夏開催で最初にお伺いした時と同様、朝イチで飲み食いに満足してしまうと、どうも駄目になってしまうようで。)ですが、大幅に負け越して迎えた最終レースのヴィーナススプリント。先述のとおり、本命を打った4番人気アリッサム号が見事勝利!馬単73.9倍と、三連単184.1倍もゲットすることができ、儲け的には逆転サヨナラ満塁とまではいかないものの、逆転サヨナラホームランくらいには。というわけで久しぶりに儲かって、ホクホクで帰宅の途に。実はこの2週間後に中山競馬場を訪問する予定となっていたのですが、その軍資金が出来たわいなどと、この時は大層喜んでおりました。
ですが、それもつかの間、その直前になって身内に不幸が出来、財布に入っていた儲け分は、葬儀にまつわるあれやこれやで綺麗サッパリ無くなってしまったという…。
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