趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
昨年の8月、夜行バスを使って名古屋方面へと一人旅をしてきたのですが、今年の夏も、夜行バスを使って西の方への一人旅となりました。
今年の夏は、来年の年明けあたりに飛行機を使った遠出が決まっていたので、どこかに行く予定は特に立てていませんでした。ですが、夏が近づくにつれ、やっぱりどこかに行きたくなり、検討を開始。当初は家人と、それほど遠くないところへ1泊くらいでと思っていたのですが、諸々の事情により家人から「今年も一人で行くが良い」との有り難いお言葉が。
そこでまず目的地としたいのが、名古屋競馬場。昨年もお伺いしていますが、今年度に入って弥富市への移転がほぼ決まった(調査費が予算計上され、市長もその気満々な感じですし。)ようなのですが、ゆえに、今の「土古(どんこ)」にあるうちに、あと何回かはお伺いしたいと思っていたところです。で、これを軸にして、折角名古屋に行くのなら、今度こそ喫茶マウンテンに行きたいとか、名古屋めしもいただきたいとか、更には、ちょっと足を伸ばせば園田競馬場も行ける、名古屋と園田の間の移動では子供の頃から乗りたかった近鉄のビスタカーに乗れるかな、あと、行き帰りに使う夜行バスでは最新のシートも試したいなどとやっていた結果、3泊4日、うち車中2泊というプランが完成。ちょいとばかり予算が厳しくなったのですが、その分、貯まっていた楽天ポイントなどを活用するなどして何とかしてしまいました。
計画が決まったあとは、交通機関と宿の手配なのですが、今は近鉄の特急券を含め、全て自宅からネット経由でできるのが、ものすごく便利に感じます。(余談ですが、ちょっと前までは、切符類は宇都宮駅にある旅行センターや旅行代理店に頼んだり、安い宿については時刻表にある案内や宿泊表という雑誌を見て直接申し込んだりと、準備だけで一仕事だったんですよね。)そして出発前日にかけて、荷物の準備。個人的に、旅行に行くたびに服が増えていくのはどうかと思うのですが、今回も旅行中に着るべく買ったTシャツは一度洗い、その他もバッグの容量を鑑みて取捨選択。競馬予想に使うパソコン(安物の2 in 1タブレット)やモバイルバッテリー類の充電も済ませておきます。あとカメラは、昨年などは家人のデジタル一眼レフを借りていったのですが、今回は割り切って手持ちのスマートフォン(今や型遅れとなったiPhone 6sプラスですが。)で済ませることにしました。
【乗車した湘南新宿ラインの行先標】
この日は、昼間普通に仕事してから帰宅。どうしても出発前に片付けておきたかった仕事をしている最中で変なところからストップがかかったりして焦ったりしたのですが、何とか遅くならずに済み、帰宅後、シャワーを浴びる時間は確保できました。それでいざ出発となったところで、携帯電話に着信。残業していた別の部署の同僚からだったのですが、悪いけどこちらはこれから休暇。週明けでも大丈夫な案件だったのでそのようにお願いし、昨日のうちにおおむね詰めて置いた荷物を持ち、家人の運転で最寄りのJR駅へ。まずは普通列車を乗り継いで、新宿駅にあるバスタ新宿を目指します。
【バスタ新宿】
【麺屋武蔵新宿総本店】
【いただいたラーメン】
乗車した湘南新宿ラインは21時42分、新宿駅に到着。この日は夕食がまだだったので、とりあえずバスタ新宿のコインロッカーに荷物を預け、駅のちょっと北側にある麺屋武蔵新宿総本店へ。これまで、気になっていたけどお伺いできていなかったお店の一つで、閉店前にもかかわらず混雑する店内にて旨いラーメンを堪能。その後、新宿駅近くで時間をつぶしながら飲めるようなお店があると良かったのですが、出発前に目星を付けていたところは全て満席。他に良さそうなところも無く、バスタ新宿に戻ることに。
【コンビニ店内から伸びる行列】
【缶チューハイで寝酒】
そんなわけでバスタ新宿に戻ったものの、バスの出発までは未だ1時間以上も。で、やっぱりお酒が飲みたいということで、バッグの中には非常用のウイスキーポケット瓶が入っていたのですが、折角なので、バスタ新宿内に出来たコンビニで買うこと。しかし生憎、まさに出発ラッシュ中の夜行バスにこれから乗らんとするお客さんたちの行列が、店内から長々と伸びていました。で、その最後部に並んだところ、なんとその列は店内を一周してからレジまで続いていて、その進みに合わせながら店内の途中途中で欲しい商品を手に取るという、初めての体験。そこで缶チューハイとアイスコーヒー用の氷を購入。待合室の椅子は全て埋まっているので、昨年同様、無人のインフォメーションカウンターをテーブル代わりにして立ち飲みます。ちなみに昨年は、そこで缶ビールをそのまま飲んだだけでしたが、今年は缶チューハイを氷入りのカップに注ぎ、更には持参のツマミまでいただくという、お酒の飲み方としてはだいぶアップグレードできたと思ったものの、傍目から見た駄目人間感は、確実に増している気がしました。
【発車を待つT324便】
そうしているうち、発車時刻の約10分前に案内放送。それを聞き、バス乗り場へと移動。今回乗車する名古屋行きのバスは、昨年と全く同じ、24時05分発、ウィラーエクスプレスT324便。2列シート「コクーン」車両です。当初、宇都宮発名古屋行きの夜行バスも考えたのですが、昨年乗って非常に印象が良かったのに加え、楽天トラベルから申し込めば楽天ポイントが使えるので、溜まっているのを全部使って贅沢してしまおうと。あと、楽天トラベルからだと座席の指定は出来ないようなのですが、2列独立シートなので特に問題ないということで。それで23時58頃、乗車開始になったのですが、今回指定されたのは、進行方向右側最前列となる席。乗車まで飲んでいたので車中では飲まず、発車したらさっさと寝ようと思っていたのですが、この日はなかなか寝付けず、眠りに落ちたのは横浜みなとみらい21を発車して暫くしてからのことでした。
【ささしまライブに到着したT324便】
【名駅から地下鉄東山線に乗車】
【今回宿泊するホテル】
前回乗車した際は、目が覚めたら終点手前という感じだったのですが、今回は何故か良く眠れず、何度目かに目を覚ますと伊勢湾岸道刈谷パーキングエリアに停車中。そこから約40分走って、定刻より約5分早い6時45分頃、終点のささしまライブに到着しました。それでバス到着後、昨年は(早くトイレに行きたいという理由で)あおなみ線のささしまライブ駅に向かったのですが、今回は直接、当地では名駅(めいえき)と呼ばれる名古屋駅に向かってしまうことにして、曇り空の元歩き出しましたが、昨年と違って日差しがない分、涼しいとまではいかないものの、暑くないのが有り難いです。で、この日の予定は、まず宿願である喫茶マウンテンで朝食をいただいてから、名古屋競馬場に移動して一日を過ごし、夕食は名古屋めしを可能な限り、という感じで。それでその最初の目的地である喫茶マウンテンですが、このまま向かっても開店時間の午前9時よりかなり早く着きそうだったので、その途中にある今夜の宿に寄り、荷物を預かって貰うことにしました。ということで、名駅から、名古屋市営地下鉄東山線に乗車。1つめの伏見駅で降り、駅出口からほど近いところにあるビジネスホテルへ。その途中、今夜出来ればいただきたいと思っていた、どて焼きのお店を発見。競馬場からの帰り、寄ってみますかね。
【八事日赤駅の駅名標】
【喫茶マウンテンへと続く道】
【滝川公園】
【喫茶マウンテン】
【有名な看板】
【食材としても使用される駐車場のサボテン】
【いただいた「スパイス合衆国」】
【いただいた「コーヒーフロート」】
ホテルに着替えの入ったバッグを預けて身軽になり、伏見駅から再び東山線に乗車。とうとう、喫茶マウンテンに向かう時がやってきました。ちなみにこちらのお店。その店名から「霊峰」とも呼ばれ、一部に味がピーキーだったり、量が多かったり、その両方を兼ね備えていたりするなど完食難易度が高いメニューが存在する為、お店でいただく事を「登山」、無事完食することを「登頂」、完食できないことを「遭難」と表現したりするなど一部の間ではとみに有名なスポットとなっています。で、本山駅で同じ名古屋市営地下鉄の名城線に乗り換え、八事日赤(やごとにっせき)駅まで。ここから歩くこと10分ほどで、喫茶マウンテンに到着。ですが、開店までまだ30分程あったので、近くにあった清川公園のベンチで、何をいただくか思案しながら時間を潰すことに。そして暫くした後、公園の前を「これから山に登る!」という決意を秘めた(ように見えた)お兄さんが通ったので、私も続いて山に向かうことに。開店と同時に入店すると、先程のお兄さんの他にも、登山者が続々と現れました。そんな中、今回は自分が一番食べたい品というこで、比較的難易度が低いと思われる「スパイス合衆国」と「コーヒーフロート」という2つの頂にアタック。どちらも美味しくいただき、無事登頂を果たしました。しかし、隣のテーブルに座った件のお兄さんは、これまで数々の登山家を返り討ちにしてきた高難易度の頂「甘口小倉抹茶スパ」にアタックしている途中で遭難しかかっている様子。(途中、フォークを止めて虚空を眺めていました…。)その人の無事を祈りつつお店を後にしたのですが、今度は私も、そんな高難易度の頂にアタックせねばという義務感のようなものが生まれました。(これは、近いうちにまた来なくてはなりませんね。)
【名古屋駅からあおなみ線に乗車】
【名古屋競馬場前駅に貼ってあったポスター(去年とは写真とコピーが違う)】
【名古屋競馬場遠景】
【レースの様子】
【金シャチプレミアムラウンジのエクセレントシート】
【いだいたきしめん】
【いただいた串かつとホルモン(どちらも味噌味)】
次の目的地は、今回の旅のメインと言うべき名古屋競馬場。八事日赤駅から先程と逆のルートでいったん名駅に戻り、あおなみ線に乗り換えて名古屋競馬場前駅で下車。そこから歩いて10時30分頃に到着したのですが、既に入場が開始されているようでした。で、入口近くの売店で競馬新聞を購入後、個人的に三度目となる名古屋競馬場に入場し、第1レースから最終レースまで勝負。結果、的中すれども儲からないという駄目なスパイラルに陥ったあげく、広域場外発売の門別(北海道)や園田(兵庫)にまで手を出し更に傷口を広げるというなんとも残念な結果に終わったのですが、明日の軍資金を残さなくてはならないので、金額的にはそれほど負けなかったのが救いという。それと、初めて利用した金シャチプレミアムラウンジは、なかなかの居心地だったのですが、構造上コースが直接見えないのは、折角競馬場に来ているのに勿体ないな、と。加えて、先程の喫茶マウンテンでガッツリいただいてしまったのと、早朝は曇っていたもののその後晴れ間が広がってやたらと暑くなったのが効いてきしめんと串ものを少しだけと、昨年にお伺いした時と同じく競馬場グルメを沢山いただけなかったのは心残りでした。(ここも、近いうちにまた来なくてはなりませんね。)
【あおなみ線で名駅に】
名古屋競馬場を堪能した後は、一度宿に戻るべく、あおなみ線で名駅、そして地下鉄東山線で伏見駅へ。駅から宿に向かう途中、朝チェックしたどて焼きのお店を覗くと、既に満席だったのでとりあえず宿にチェックインすることに。で、チェックインして部屋に落ち着き、まずはシャワーを浴びてサッパリと。その後、冷房の効いた室内で休憩がてら、夕食をどこでいただくか、どこからどう回るかの最終検討。その結果、まずはもう一度、先程のどて焼きのお店を覗いてみた後、満席の場合は徒歩で約1.5kmの大須商店街まで移動し、小倉クリームから揚げにチャレンジ。そして最後の〆は、台湾まぜそばか台湾ラーメンをいただく事に決定。お店の営業時間(名古屋って、大都会なのにお店の閉まる時間が早いんですね。)のこともあるのでさっさと出発!
【夕暮れ過ぎた公園を突っ切って】
【大須に着いた?】
【から揚げ専門店まる芳1号店】
【いただいた小倉クリームから揚げ】
【地下鉄名城線の列車】
先程覗いてから1時間程経ちましたが、どて焼きのお店は未だ満席の様子。なのでまずは、大須商店街を目指して歩き出したところ、この日の名古屋は、日没後も暑く、更に湿度もものすごいという状態。タオルは宿に置いてきてしまったので、ハンカチで噴き出る汗を拭うのですが、そのハンカチがすぐにビショビショになってしまったという。加えて昼間もあまり水分が取れていない自覚はあったので、途中の自販機でペットボトル入りの水を購入し、それを飲みながらの移動となりました。で、途中、ちょっと危ない雰囲気もあった名古屋高速の高架下なども歩いて15分ちょっと。午後7時頃に最初の目的地である、から揚げ専門店まる芳1号店に到着。早速、小倉クリームから揚げに挑戦したのですが、これが肉料理+甘いソースという感じでなかなかに悪くないお味。その後、台湾まぜそばと台湾ラーメンで迷った〆は、小倉クリームから揚げからの名古屋めしニューウェーブつながりということで、台湾まぜそばをいただく事に決定。上前津駅から地下鉄名城線に乗車し、栄駅で東山線に乗り換え終点の高畑駅まで。地上に出ると、本降り(しかもかなり気合いの入った状態)の雨に加え、さほど遠くないところで雷が鳴り響いている状態でした。幸いに事に、地下鉄出口の近くにコンビニがあったのでそこに駆け込んでビニール傘を購入。その間に雨は若干弱まったものの、降り続く雨の中を5分程歩いて、台湾まぜそば発祥のお店である、麺屋はなび高畑本店に到着。時刻は午後8時過ぎと、大須を出てから1時間程経っていました。
【麺屋はなび高畑本店】
【いただいた台湾まぜそば】
通常のラーメン店なら空いている時間帯にもかかわらず、店頭には2人の入店待ち。そこから待つこと約10分で店内へ入って食券購入。更に店内でも約20分待ってからカウンターへと案内され、そこから更に約10分でようやく台湾まぜそばとご対面。ちなみに台湾まぜそばとは、「台湾ミンチ」と呼ばれるピリ辛の挽肉を混ぜそばに載せたものなのですが、これが、食べ物食べて感動したのは久しぶりというほど美味しかった!また、店員さんもしっかりとされており、さすがは人気のお店ですね。ほんと、こんな天気の中お伺いし、更には暫く待った甲斐がありました。それでいただいた後は、雨こそ止んだものの未だ雷の鳴る中をあるいて高畑駅へ。この時、腹具合にはまだ若干の余裕があり、ラーメンの1杯くらいいけそうだったのですが、このハッピーな気持ちのまま休もうと思い、伏見駅で下車。再び降り出した雨の中、宿近くのコンビニで寝酒を買って帰りました。
【地下鉄伏見駅入口】
【駅そば千成】
【いただいた黄金そば】
宿で一泊して迎えた山の日。この日は、近鉄ビスタカーで名古屋から大阪に移動。その後、ナイター競馬が行われる兵庫県尼崎市の園田競馬場で勝負したのち、大阪に戻って東京行きの夜行バスに乗り込みます。それでまず、地下鉄東山線で伏見駅から名駅に。そして朝食は、JR名古屋駅構内の立ち食いそば、駅そば千成に。近鉄名古屋駅に近いという理由で選んだお店だったのですが、中華麺を使った「黄金そば」をいただいたところ、これが(失礼ながら)思っていた以上に美味しく、何ともラッキーな気持ちに。
【近鉄名古屋駅で発車を待つビスタカー】
【二階建て車両】
【ビスタカーの車内(2階席)】
【上本町駅構内の上六庵】
【いただいた肉うどん】
朝食後は近鉄名古屋駅に移動。祝日、しかもこの日からお盆休みが始まる会社も多いとあって、駅構内は、これからどこかに遊びに出かけるであろう人たちで賑わっていました。久しぶりにお目にかかる近鉄電車にはしゃいでいる中、お目当ての8時30分発大阪難波行き特急が入線。とうとう、子供の頃から乗ってみたかった列車、近鉄ビスタカーの二階建て車両に乗り込みます。で、私が子供の頃は大変珍しかった二階建て車両も、JR東北本線(宇都宮線)沿線住まいにとっては大して珍しい存在では無くなってしまったのですが、やっぱりこれは特別。大阪難波までの2時間19分を、子供の頃のようにワクワクしっぱなしで過ごしました。そして大阪難波駅に到着後は、どこかで昼食をいただいてから園田競馬場に向かおうと思っていたのですが、どこでいただくかわりと悩んだ結果、1駅手前の上本町駅まで戻って、駅構内の立ち食いうどん店、上六庵で。駅構内の立ち食いそば・うどん店に関しては、JR私鉄問わずその数を減らしている印象があるのですが、近鉄も探したところ数店(数を減らしたのか元からなのかは不明ですが。)しかなく、折角近鉄に乗ったんだからと、ついでに今回いただく事にした次第で。
【上本町駅に入線する神戸三宮行き快速急行】
【神戸三宮駅に到着した姫路行き直通特急】
【阪急電鉄神戸三宮駅入り口】
昼食をいただいても時間は未だ午前11時15分頃。上本町駅から阪急の梅田駅までは20分程。梅田駅から園田競馬場最寄りの園田駅までは10分もかからなかったかと。そして、園田駅から園田競馬場への無料送迎バスの時刻は、競馬場のウェブサイトによると午後1時45分から。というわけで、このまままっすぐ園田に向かっても時間が余ると思い、その時間を利用し、上本町から乗り換えなしで行ける神戸三宮駅まで行って、土産物を買うことに。先程の近鉄ビスタカーで久しぶりに「乗り鉄」の血が騒ぎもう少しばかり鉄分補給がしたくなったのに加えて、神戸まで行けばお店も多いだろうし、出来れば宅急便で送りたいという希望もあってそうしようと思ったのですが、これが結果的には失敗でした。まず、上本町駅から乗車した11時30分発の阪神電鉄神戸三宮行き快速急行が、非常に混雑。ロングシートの席には座れたものの、程なくして目の前には人がずらっと立ち並び、気分的に鉄分補給もままならない状態に。なので尼崎駅で列車を降り、接続する11時48分発の山陽電鉄姫路行き直通特急に乗り換えたのですが、この列車も結構な混雑。途中からクロスシートの席には座れたものの、外の景色を楽しむことはできませんでした。と、鉄分補給どころか若干やられ気味に神戸三宮駅に到着後、土産物に関しては、ものすごく品揃えが豊富なJR駅構内のコンビニで買うことが出来、宅配も頼めたのは良かったのですが、その後、ここまでの道中でライトニングケーブルを落とした事に気がつき、再び先程のコンビニへ。更には、阪急電鉄の神戸三宮駅の駅舎が工事中で入口がなかなか見つからず、暑い中を余計に歩くはめになり、時間と体力を余計に使ってしまいました。それでも、園田駅には午後1時半前に到着。昨年訪問した時と同様、無料送迎バスはウェブサイトに書いてあった時刻より早く動き出しているようで、丁度停まっていたバスに乗車。13時30分にバスは発車し、程なくして園田競馬場に到着したのですが、なんと、あてにしていた特別観覧席は、この時点で完売となっていました。園田競馬場にはこれまで何度かお伺いしていて、特別観覧席は毎回確保することが出来ていたので安心していたのですが、考えてみれば今日は祝日だし、更には現在スタンドの耐震化工事を行っている関係で席数が減り料金が半額になっているのも大いに関係していたと思われ。ほんと、やってしまいました。(個人的に、予想にパソコン使う関係で落ち着ける場所が欲しいのと、一般席に新聞などを置いての席取りは好きじゃないので、途中で気兼ねなく離席できる特別観覧席は是非とも確保したかったところなんですよね。)
【園田競馬場正入場口付近】
【ウェルカムサンバ】
【耐震化工事中のスタンド】
【レースの様子】
【ちっちゃいおっさんととっくりん】
【イーサキングととっくりん】
【ミドリマキバオーさん】
【マスコットのそのたん】
【いただいた串カツ】
【いただいたキャベツ焼き】
【いただいたたこ焼き】
あの時、まっすぐに園田競馬場に向かっていれば特別観覧席は買えたかもしれないのですが、今更どうしようも無いのでサンバで迎え入れられた入場後、とりあえずスタンド2階の一般観覧席に席を確保し、余計な荷物は1階のコインロッカーへ。今日は祝日とあって、場内ではちっちゃいおっさん(園田競馬応援大使)とイーサキング、とっくりんのゆるキャラトークショーなど見てみたいイベントが多数あったのですが、それらは一旦諦めて、まずは確保した席で馬券の予想をやるだけやってしまってから、場内をぶらつきつつイベントや競馬場グルメを楽しむことにしました。だって、今年、元々予定に無かった園田競馬場に来られただけでも、喜ぶべき事なんですよね。で、(元々予想にパドックは使わないこともあって)メインレースまで一気に予想(本来は馬場傾向を見ながらやりたいところですが、どうせそうしたところで個人的には大して的中率が上がらないという…。)して馬券を買うだけ買った後、串カツにキャベツ焼き、たこ焼きなど関西らしい競馬場グルメをビールと共に堪能。イベントもわりと参加できて満足したのですが、昨日に続いて馬券の方は…。
【園田駅に入線する梅田行き普通列車】
【ウィラーバスターミナル大阪梅田】
これから乗る夜行バスの発車時刻(21時50分)の関係もあり最終レースを残して午後8時過ぎに園田競馬場を後に。無料送迎バスで園田駅まで戻り、阪急電鉄神戸線の梅田行き普通列車に乗車し、終点の1つ手前、中津駅で下車。ここが、夜行バスが発車するウィラーバスターミナル大阪梅田の最寄り駅とのことで、途中、バスターミナル近くではここだけというコンビニに寄りつつ向かいました。で、到着したバスターミナルで、とっても有り難かったのが更衣室。男性用もちゃんと用意されており、そこでTシャツやパンツを換えるついでに持参のデオドラントシートで全身拭けば、幾分サッパリすることが。また、待合室の椅子の席数も結構な数が有るお陰で、出発案内まで座って過ごすことが可能だったのも良かったですね。
【出発を待つW231便】
【リボーンのシート】
そうしているうち、発車時刻の約10分前に案内放送があったので、バス乗り場へと移動。今回乗車するバスは、21時50分発、ウィラーエクスプレスW231便。1列+2列の3列シートながら前後間隔がとても広く(前後は6列)、更には各席にパーティションの付いた最新鋭の「リボーン」車両で、ウィラーのバスといえばピンクの塗装というイメージなのですが、これは違う色なんですね。それで予約時、1列シート側で唯一残っていた最後部の席が今夜の宿となります。で、乗車後、まずは荷物を荷物棚に置こうとしたところ、コクーンの車両では問題なかったのですが、こちらのは天地幅が狭く置けないという事態。これは事前の確認不足なので仕方が無いのですが、最後部だったことが幸いして、貴重品以外はシートの後ろに置いてしまうことに。その後席に落ち着き、現在ウィラーエクスプレスのフラッグシップとなっているリボーンの乗り心地を堪能。シートの横幅に余裕があり、リクライニングはコクーン以上に倒れ、レッグレストを起こしてフットレストに足を入れてしまえば、かなり寝そべっている感覚ですね。ただ、プライバシー感はコクーンの方が上に感じ、またシートが広い分シート回りにちょっとした物を置くスペースが無い(ドリンクホルダーと小さな網ポケットのみ)のと、パーティションに引っかけるように置いてあるシートのリモコンが道路の段差で派手に音を立てるのも微妙だったのですが、それでも、一般的な夜行バスに比べれば非常に快適なことに変わりは無く、残しておいた非常用のウイスキーポケット瓶を取り出し、ちびちび飲みながらこれまでの旅を振り返り。約1時間後に到着した名神高速草津パーキングエリアでトイレを済ませたところまでは覚えているのですが、その後は何時しか眠りについていました。
【バスタ新宿に到着したW231便】
【渋谷駅に入線する湘南新宿ライン】
確か、バスタ新宿到着の案内放送前に目が覚め、カーテンをずらして外を見ると雨。昨年夏の旅行も、東京に帰り着いた時も雨だったなぁ、と。で、定刻の6時20分から5分程遅れてバスタ新宿に到着。トイレに行きたかったのでエスカレーターで出発待合室まで行って、暫く並んでから用を足しました。それでこの後は、どこかで朝食を取ってから、新宿駅から湘南新宿ラインに乗って帰る予定だったのですが、新宿駅からだとグリーン車に座れない可能性を考え、渋谷駅まで移動。ですがこれがやってしまったというか、渋谷駅は、駅構内に立ち食いそばのお店が無いんですね。また改札口から出たところにもそれっぼいお店は当然ながら見つからず、諦めて駅構内のコンビニでおにぎりとお茶を購入。食べられるだけ有り難いのですが、旅の最後の食事がこれというのも、何とも寂しい限り。更には、新宿で乗客は大して乗り込まず、これなら当初の予定通りに…、と。ですが、雨よりも、温かい朝食を取れなかった事よりも憂鬱な気分にさせるのが、この日の夜、宇都宮市で開かれる花火大会を、個人的には全くもって興味が無いにもかかわらず、付き合いで見に行かなくてはならないということ。(旅行に出発する数日前、急に行くことに決まってしまいました…。)なので終点の宇都宮駅に近づくにつれ我が感情は憂鬱から不機嫌となり、あげくの果てには宇都宮駅で乗り換えたこの旅最後の列車の車中、東京から来たとおぼしき母娘の身勝手な言動を目の当たりにして不機嫌から怒りへとなり、自宅最寄り駅まで迎えに来てくれた家人の前に、折角旅行に行かせて貰ったにもかかわらず、とてもひどい顔で戻ってきてしまいました。
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
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