たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

旅のメモ 当たって外れた九州団体旅行編 【平成29年1月22日(日)~23日(月)】

 私の所属している某団体(って、決して危ない団体じゃないです。)で、年に一度、毎月積み立てたお金を使って旅行しているのですが、元々昨年度一杯で退団する予定だったため、昨年度行った(実際に行ったのは一昨年)の台湾旅行が最後だと思っていたところ、何故か今年度も退団しておらず、今度こそ最後となるかもで行った今年度の旅行は、九州の、博多・長崎方面と相成りました。


 行き先を検討している時、はじめは私含む一部のメンバーの間で昨年の台湾に続き海外、タイランドに行こうと盛り上がっていたのですが、個人的には家人の強硬な反対に遭い、また他のメンバーの間でも国内にしようという話になって、結局のところ一泊二日の博多・熊本方面に落ち着いてしまいました。

 で、個人的には、博多にしたって長崎にしたって何度も行っているし、と正直テンションが上がらなかったのですが、二日目の長崎は、個人的にとても行きたかった軍艦島に上陸する予定と聞きテンションMAX↑↑。また1日目も別行動で久しぶりの佐賀競馬場に行けることになったので、逆に出発がとても楽しみになってまいりました。

平成29年1月22日(日)

 迎えた旅行当日。この日は、羽田空港から福岡空港に飛び、そこで市内観光をする一行と別れて佐賀県鳥栖市にある佐賀競馬場で午後まで勝負した後、博多に戻って宴会に参加というスケジュール。

【羽田空港P4から第2旅客ターミナルへ】
羽田空港P4から第2旅客ターミナルへ
 それで午前4時、栃木県某所に集合し、仲間の車に分乗して羽田空港へ。例年なら途中の車中で飲み始める人がいて、首都高に入る前、蓮田SAで済ませたにもかかわらず首都高に入ると「トイレトイレ」と大騒ぎになるのですが、この日は私を含めて何故か真面目で、途中、トイレのため羽生PAに寄った以外はまっすぐに羽田空港まで来てしまいました。

【羽田空港でいただいたそば】
羽田空港でいただいたそば
 空港に着いたら搭乗まで自由行動となったので、早速調べておいたお店で朝食をいただこうと思ったのですが、ここでそのお店の場所を勘違いしていて(何のために下調べしたんだか…。)ターミナル内を右往左往してしまったという。で、ようやく、保安検査所を通過した先、ゲートラウンジの南端近くにあるお店へと到着。そばを1杯いただいたら、搭乗開始まであまり時間が無くなってしまいました。

【搭乗したANA241便】
搭乗したANA241便
【乗車した福岡市地下鉄空港線の普通列車】
乗車した福岡市地下鉄空港線の普通列車
【乗車した特急かもめ13号】
乗車した特急かもめ13号
 羽田空港からは、7:20発のANA241便で福岡空港へ。使用機材はボーイング777-200で、窓側の3列シートのうち通路側の席。で、上空ではANAに乗るとお決まりになっている「全日空寄席」を聞きつつ、個人的にはJALより好きな機内誌を読んだりウトウトしたり。ですが、今回搭乗した便。離陸まで若干時間が掛かったように思えたのですが、着陸にも少々手間取り(羽田空港も福岡空港も混んでるから仕方ないんですけどね。)、予定よりも5分以上遅れて、小雨降る福岡空港に到着。で、たかが5分なのですが、これが結構シビアというか、実はこの先、鉄道とバスを乗り継いで佐賀競馬場へと向かうことになっていたのですが、最後に乗る鳥栖駅から競馬場までの路線バスが1時間に1本という頻度で、予定していたバスを逃すと第1レースに間に合わせるためには新幹線とタクシーを使うしかないという。なので降機してすぐに仲間に別れを告げ、急ぎ足で地下鉄乗り場へ向かい、無事、予定の列車に乗り継ぐことが出来たのですが、博多駅では間違えて帰りの分まで特急のチケット(2枚きっぷという2枚綴り回数券)を買ってしまい、余計な出費が…。

【鳥栖駅前バス乗り場】
鳥栖駅前バス乗り場
【競馬場前バス停と乗車した路線バス】
競馬場前バス停と乗車した路線バス
 博多から20分で鳥栖駅に到着。改札口付近は中国語を話すグループで賑やかだったのですが、春節の休みって、もう始まっているんですかね?それで改札を出てバス乗り場へと向かったのですが、鳥栖駅前のバス乗り場には、行き際案内や時刻表がないという。もっとも、これについては事前に知っていたので、予め乗るべきバスの系統番号と行き先は調べておいたんですが、それより心配になったのが、バス乗り場に、溢れんばかりに集まってきた乗客とおぼしき人たち。もっとも、その大部分は次発別系統の乗客だったらしく、競馬場へと向かう[43]系統(目達原・神埼駅通り方面)のバスは比較的空いていました。

【競馬場入口付近にあった馬刺しの看板】
競馬場入口付近にあった馬刺しの看板
【バス停付近から見た佐賀競馬場】
バス停付近から見た佐賀競馬場
【レース中の様子】
レース中の様子
【競馬場でいただいた食べ物達】
競馬場でいただいたうどん競馬場でいただいたたこ焼き
競馬場でいただいた串もの(1)競馬場でいただいた串もの(2)
競馬場でいただいたイケメン
 競馬場に到着後、早速、有料のロイヤル席を確保したら、あとはひたすら、食べて打ってで約5年ぶりとなる佐賀競馬場を堪能。気温は九州と思えないほど寒く(って、九州も北部はわりと寒いんですけどね。)途中、雪が降り出したのには驚きましたが、そんな中、肉うどんに、イケメンという麺を焼いたラーメンそしてたこ焼きに串焼きなどをいただき、更に馬券のほうもこの前日と前の週の日曜日に自宅で予行演習(ようは、自宅で全レースネット投票していた)のお陰かわりと好調(といってもトントンくらいのペースでしたが)だったのですが、時間の関係もあってここで最後の勝負となった第10レース。毎レースごとに少額買ってた三連単に加え、最後だからと今日の資金として財布に残っていた千円札を全投入した馬単が大当たり!!三連単は万馬券、馬単は約40倍の配当と、久しぶりに大勝ちすることができました。

【乗車した路線バス】
乗車した路線バス
【乗車した快速列車】
乗車した快速列車
【乗車した路線バス】
乗車した路線バス
 これまでの当たり馬券をまとめて払い戻し、ホクホクで競馬場を後に。若干遅れてやって来た路線バスに乗って鳥栖駅に戻り、だけど予定よりも1本早い特急列車にも乗れた(回数券も持っていたし)んですが、自由席はほぼ満席だったのでスルー。その次にやって来た予定の快速列車に乗り、博多駅へと戻った後は、予め調べておいた路線バスで予約していたお店へと向かいました。

【アラの刺身】
アラの刺身
【アラの唐揚げ】
アラの唐揚げ
【アラ鍋】
アラ鍋(煮る前)アラ鍋(煮てるところ)
【胡麻サバ】
胡麻サバ
  この日の宴会は、なんと高級魚であるアラ鍋のコース料理。個人的に、昔食べたの何時だっけ?というくらい久しぶりにいただいたのですが、その濃厚な魚の旨味はヤバく、競馬場で散々食べたのでお腹はさほど空いていなかったのですが、どんどん料理がなくなっていきました。更に、フグ刺しや胡麻サバまで追加注文し、大いに飲み食いしたのですが、今日は午前2時半には目が覚めてしまったことに加え、競馬場とここであまり休みなくいただいたため、寝不足に食べ疲れ、飲み疲れが加わってだんだんしんどくなってきました。

【牛サガリの網焼き】
牛サガリの網焼き
【店内に書かれたサイン】
店内に書かれたサイン
 ですがここで終わらず、この後一度ホテルに戻った後、ほぼ全員でタクシーに分乗し、仲間が予め調べていた居酒屋での二次会へ。個人的にはいい加減お腹もくちくなってきているのですが、テーブルの上には牛サガリの網焼きやら串焼き盛り合わせやらエビチリやらが並びます。で、それらを見て一瞬スイッチが入り、ここはひとつ平らげてやろうと思ったのですが、歳のせいか程なくしてお腹いっぱいになり、おまけに評判のラーメンが食べられなかったのはまことに残念だったというか。(食べた人の話だと、たいそう美味しかったそうで…。)

 その二次会もお開きとなり、このままの流れだともっと飲みたい人に連れていかれるパターンだったのですが、丁度お店を出たところでタクシーが捕まり、もう帰って寝たかった数名と乗車。ホテル近くのコンビニで水などを買い、部屋に戻ると速攻で太田胃散を飲んでから、脱いだものも片付けずに就寝。枕が変わると眠れないというか眠りが浅くなって夜中に何度も目が覚めるタチなのですが、この日は珍しく、途中目が覚めずに寝ることが出来ました。

平成29年1月23日(月)

 この日は早めに宿を出発して(昨日から借りていた)レンタカーで一路長崎へと向かい、午前中の船で今回の旅のハイライトである軍艦島に上陸・見学してから、有名なお店でながさきちゃんぽんの昼食後、長崎市内を観光し、夜の便で長崎空港から羽田空港へと戻るというスケジュール。

【朝食にいただいたうどん】
朝食にいただいたうどん
 午前6時前に起床。レースのカーテンのまま寝てしまった窓の外はまだ真っ暗。それで眠い目をこすりつつ起き出し着替えてから、ホテルの朝食は時間的に間に合わないということで近くにある24時間営業のうどん店で朝食をいただくべくホテルを出たのですが、なんと雪がチラチラ舞っていて、場所によってはうっすらと積もっているではありませんか。ただ、車の通りがある路上に雪はなく、都会の24時間営業のお店では良くある前夜からのノリを引き摺った客の熱いトークを聞きつつうどんを啜りながら、これからの行程に思いを馳せていたんですけどねぇ…。

【沿道に雪の積もった福岡から太宰府へと抜ける道】
沿道に雪の積もった福岡から太宰府へと抜ける道
【雪の九州道】
雪の九州道
【雪の長崎道】
雪の長崎道
 ホテルを出発し、近くの駐車場でレンタカーに乗り込んでナビを起動すると、乗る予定だった福岡市内の都市高速が、全線雪で通行止めになっていました。後でわかったのですが、この日は今年初めて九州で積雪を観測したそうで、博多で2cm、長崎でも1cmの積雪だったたそうです。そんな中、九州道は動いていたので、とりあえずは太宰府ICを目指して一般道を走行。月曜日の朝ということでただでさえ道が混むなか何とかたどり着き、高速に乗った後は遅れを取り戻すべくドライバー担当の仲間は結構なペースで走っていたのですが、途中、基山SAのあたりで雪景色となり、鳥栖JCTから長崎道に入っても雪がちらつくという状況。それでも何とか軍艦島ツアーの受付時間に間に合うよう頑張って走っていたのですが、ここで別の車に乗っている一行の幹事から「軍艦島への船、欠航になりました」との大変残念なお知らせが…。諦めきれず、スマホ使ってネットで確認したところ、軍艦島への船は、荒天のため午前の便のみならず午後の便まで欠航になっていました。

【軍艦島ツアーラウンジ】
軍艦島ツアー窓口
【雪の積もった長崎の港】
雪の積もった長崎の港
【怒りと落胆のトースト】
怒りと落胆のトースト
 この時の、私のテンションの下がり方といったら相当なもので、長崎着いたらネカフェに籠もって一日競馬しようなんて思ったくらいなのですが、とりあえず長崎市内の、予定していた軍艦島ツアーの出発地に程近い駐車場には行き、その後市内観光をすることに。ただ、もう1台の車の方が、鳥栖JCTで盛大にミスコースした影響もあって長崎までまだまだかかるということで、駐車場近くのガストでコーヒーでも飲んで時間を潰そうとしましたが、出発前にうどんをいただいたにもかかわらず、思わすトーストとのセットを注文してしまいました。

【オランダ坂】
オランダ坂
【大浦天主堂】
大浦天主堂
【グラバー亭】
グラバー亭
【軍艦島デジタルミュージアム】
軍艦島デジタルミュージアム
 トーストをいただきつつ何杯目かのコーヒーを飲んでいるうち、遅れていたもう1台も到着。本来午後行う予定だった、長崎市内観光に出発。時折小雪が舞う中、駐車場から歩いてオランダ坂、大浦天主堂、グラバー園と観光し、それでもまだ正午頃。昼食に予定していたお店は未だ混んでるだろうということで、軍艦島ツアーが中止になった場合入場料が半額になるという軍艦島デジタルミュージアムへ。そこで軍艦島で育ったという方の解説を聞きながら往時の写真を巨大なスクリーンで見たり、炭鉱の坑道を降りて切り羽までの流れをCGで再現したものを見たり、そして今流行のVRで軍艦島を体験したりしたのですが、やっぱり軍艦島に行って、生で見て、感じてみたかったよなぁ…。もっとも、すんなり軍艦島に行けてたら、ここは見るかどうか判らず、ここの興味深いコンテンツも見逃すところだったのですが。あとどうでも良いことですが、VR体験中、自分がVR酔いしやすいことを発見しました。

【いただいたちゃんぽん】
いただいたちゃんぽん
【いただいたハトシ】
いただいたハトシ
【出島】
出島
【平和公園の平和像】
平和公園の平和像
 その後遅めの昼食で、ちゃんぼんや当地名物のハトシなどををいただき(ただ、前回同じお店でいただいた時よりも盛りが少なかったような…。)、車でちょいと移動してから某有名カステラ店の本店に行き、その近くの出島を観光。そしてまた車に乗って平和公園で平和像を一瞥したのち、長崎空港近くのレンタカー店に車を返して送迎車で空港へ。

【長崎空港】
長崎空港
【長崎空港でいただいた五島うどん】
長崎空港でいただいた五島うどん
【搭乗したANA670便】
搭乗したANA670便
 長崎を何度も訪れているわりに長崎空港を利用するのは初めてなのですが、ここって、昭和50年(1975年)に、世界初の本格的な海上空港として開港したんですね。そこで今回の旅行最後の食事となる五島うどんをいただき、昼間は我慢したやけ酒を飲み、あとは酔っ払いつつ飛んで帰るだけとなったのですが、折り返しとなる羽田からの便の到着が遅れ、定刻(19:15)から30分近く遅れて出発。羽田到着もそれだけ遅れてしまいました。で、この飛行機が初めて乗るボーイング787だったのですが、飛んでる時、内装がやたらと揺れてるように見えるので、あんまり気分が良いものではなかったです。あと、帰りの座席は機体中央のブロックで、3列シートの右端が私、そして左端は同行者で、二人とも100kg超級だったのですが、その間に挟まれた、我々一行とは別口の若いサラリーマンっぽい人が、ちょっと可哀想だったというか。(搭乗時、自分の両隣が巨漢だと判った時の表情は、何とも言えないものがありました。)

【羽田空港第2旅客ターミナルからP4へ】
羽田空港第2旅客ターミナルからP4へ
 あとは、来た時同様仲間の車に分乗して栃木県某所の集合場所まで。そこから自宅へと帰り着いたのは、日付が変わった頃でした。それにしても、初日は競馬で当ててウハウハだったものの、二日目は楽しみにしていた軍艦島が外れるという、なんともアップダウンな旅行となってしまいましたなぁ。お陰で軍艦島デジタルミュージアムや出島がみられたのは良かったのですが、それにしても…。というわけで、軍艦島に行けるうちに、是非とももう一度行きたい、というか絶対に行くという宿題が出来てしまったので、いつかまた。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
趣味:
このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

ツイッター

ブログ内検索

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1
3 5 7 9
11 13 15
17 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

忍者ツールズアクセス解析