趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
JBC競走はアメリカで1984年から行われている『ブリーダーズカップ』を参考に、(競走馬の)生産者主導の競走として平成13年(2001年)から始まったもの。主催及び開催競馬場は地方競馬場の持ち回りとなるのですが、開催の中心は関係者からなるJBC実行委員で、翌年の開催地もこのJBC実行委員会によって決定されることになっています。また協賛として種牡馬所有者の団体である(一社)日本ブリーダーズカップ協会、そしてJRAも賞金を負担しているとのこと。ちなみに、JBCとは『ジャパンブリーディングファームズカップ』の略称なのですが、元々はジャパンブリーダーズカップを正式名称としようとしたところ、本家アメリカのブリーダーズカップ協会からクレームが来たため略称が同じくなる前述の名前に変更した経緯があり、そのため公式にもJBCという略称を第1回からずっと使用していて、また当日開催されるJpnⅠレースの名称も、JBCクラシック、JBCスプリント、そして平成23年(2011年)から加わった(JpnⅠ格付けは平成25年から)JBCレディスクラシックとなっています。
それで当日行われるメインレースですが、現在は前述の三競走。JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックで、それぞれサラ系3歳以上(レディスクラシックは牝馬限定)、そして施行距離は基本的にクラシックが2000m、スプリントが1200m、レディスクラシックが1800mなのですが、競馬場によって設定可能距離やフルゲートが異なるため前後する場合があります。(ちなみに川崎競馬場で行われた今年は、クラシックが2100m、スプリントが1400m、レディスクラシックが1600mで実施。)また、同時に地方重賞レースも実施されることが多く、この日も最終レースに、南関格付けSⅢの2歳牝馬限定、ローレル賞が組まれていました。
と、色々と書いたんですけど、このあたりについては、JCB2016の特設サイトやらウィキペディアに詳しく載っているので、私がわざわざ書くまでもないんですがね。
そんなJBC競走ですが、実施される11月3日前後が毎年仕事や何かしらつまらない用事があったりして、これまでTVでの観戦もあまりできていなかったところ、今年は珍しく仕事もつまらない用事もない状態となったので、急遽参戦することに。
競馬場まで
【宇都宮駅に入線する熱海行き普通列車】
【京急川崎駅で発車を待つ大師線普通列車】
【港町駅の駅名標】
というわけで午前4時半頃、自宅を出発。この日は他にも東京で(つまらなくない)用事があって帰りが相当遅くなる=自宅の最寄り駅の終電には間に合わない為、宇都宮駅までクルマでと相成りました。そして、5:42発の上野東京ライン熱海行き普通列車に乗車。品川駅で京急に乗り換え、京急ならではのスピード感を堪能しつつ京急川崎駅で大師線へまた乗り換え。そこから1駅で、川崎競馬場の最寄り駅である港町駅に、8:18に到着しました。
【競馬場への行き方案内】
【川崎競馬場遠景】
港町駅から川崎競馬場へは、南口を出て、そこに貼ってある案内の貼り紙どおり西に進んで一つ目の交差点を南に進んで、突き当たりの大きな通りに出れば、西側にその姿が。もっとも、壁面の「JRA」(中央競馬開催日は場外馬券売場のWINS川崎としても営業)が目立っていて、一見すると地方競馬の競馬場にあまり見えないんですが。あと、その手前は旧3号スタンド跡地に出来た商業施設ですね。ちなみに前回川崎競馬場にお伺いしたのは平成26年の元旦(訪問記その1、その2、その3)なのですが、このJCBを気にリニューアルしたそうで、当時と較べると色々と変わっているようです。
【第1入場門】
【第2入場門】
【JBCの横断幕】
競馬場には午前8時20分過ぎには到着したのですが、既に第1、第2入場門前には開場待ちをする人達が結構並んでいる状態。ちなみに、第1入場門の大型モニター(写真だと真っ黒ですが)や第2入場門付近のカラフルな装飾もリニューアルされた際に新設されたそう。また、先刻の港町駅でもそうだったのですが、各所に掲げられたJBCのポスターや横断幕が気分を盛り上げますね。
【開場!】
到着した時、既に入場待ちの行列が延びつつあったので、写真を何枚か摂った後、第1入場門の行列に加わります。それでこの日は本来、午前9時30分に開場予定だったのですが、急遽30分早まって午前9時に開場しました。ちなみに、入場料は100円なのですが、オンラインクーポンで無料になりました。
【JBCレーシングプログラムなど】
特に混雑している時、個人的には特別観覧席(指定席)が欲しいところなのですが、この日は事前のハガキ申し込みによる抽選販売のみ、おまけに今回の川崎行きが決まった時には申込期間が終わっていた(もっとも、くじ運の悪さには定評があるので、申し込んでも当たっていたかどうかは怪しいものですが。)ので、とりあえず席を確保すべく、第1入場門から入ると、流れに逆らわずそこから近い方の2号スタンドに入り、何とか無事、席を確保することができました。でもって、入場後にはしっかりとし記念のJBCレーシングプログラムやクリアファイルなどもゲット。それにしても、入場開始後30分もしないうちに椅子がほとんど埋まってしまったのは、さすがにJBCデイというところでしょうか。(本来の開場予定時刻である午前9時半頃に来ていたらアウトでしたね。)
この後は、JBC当日の場内の様子をかいつまんで。
【誘導馬のお出迎え】
【JBC仕様のゴール板】
本日は誘導馬のお出迎えもアリ(2号スタンド前)。で、この付近でコスプレしたお姉さんがTVと思しき撮影をしていましたが、何の番組ですかね。あと、ゴール板もJBC仕様になっていました。
【JBC競争とローレル賞の優勝レイ】
2号スタンド内部の、普段は川崎競馬が誇る名牝ロジータ号の南関東三冠競争優勝レイなどが飾ってあるところ(リニューアルで新設)に、この日はJBC競争とローレル賞の優勝レイなどが飾られていました。また、同じく2号スタンド2階ではBSジャパンの公開放送が行われており、たまたま通りかかった時、出演されていた橋本マナミさんのお姿が(遠目でチラと)見えました。
【午前9時10分頃1号スタンドエスカレータ付近】
【午前11時30分頃の馬場内広場】
【午後1時20分頃の1号スタンド2階飲食売店(万券通り)付近】
この日は朝から場内は、基本的に人・人・人で、(特観席の指定席持っているなど席の心配がない限りは)場内を自由に移動するのもはばかられるという感じでした。特に午後からは混雑が一層激しくなり、3枚目の写真の頃は、ちょっとした酒とつまみを入手するために10分以上並ぶなんて事も。
【JBCスペシャル抽選会でいただいたオリジナルマフラータオル】
【井上オークスさん with メイセイオペラ号ポストカード】
【JBC予想ステージ】
先述のJBCレーシングプログラムや誘導馬のお出迎えもそうなのですが、この日はお祭りとあって場内でのイベントも盛りだくさん。馬券提示で参加できるスペシャル抽選会ではオリジナルマフラータオルをゲットしたのですが、その横では、今年亡くなった岩手の名馬メイセイオペラ号の馬像建立の為に募金とポストカードを販売されていた井上オークスさんに些少ながらご協力。またJBC予想ステージでは競馬中継で馴染みの岡部玲子さんの司会で、元騎手の安藤勝己さんと細江純子のトークショーが見られました。ですが見逃してしまったものも多く、特に馬場内広場でのスペシャルトークショーには、競馬のTVやラジオ番組でお馴染みの鈴木淑子さん(個人的にファンです)が出演されていたにもかかわらずタイミングが合わずという…。このあたりは、事前の調査と綿密な計画が必要でしたね。
【午後3時55分(JBCスプリント発走時刻)頃の2号スタンド2階一般席】
【JCBクラシックのパドック】
【JBCクラシックの馬場入り】
【JBCクラシックの生ファンファーレ】
【JBCクラシックのゴール前】
【JBCクラシックの口取り】
そうこうしている間に、いよいよ午後3時10分発走の第6回JBCレディスクラシックからJBC競争がスタート。そして午後3時55分発走のJBCスプリント、午後4時40分発走のJBCクラシックと続くのですが、さすがにJpnⅠ競争3連発は見応えが。で、小学生並みの感想ですが、さすがは地方競馬の祭典というか、このあたりの華やかさというかお祭り感は、JBC競争ならではだと思いました。
と、ここまでで結構長くなってしまいましたので、続きは次の記事にしたいと思います。
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