趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
栃木県北部の蕎麦店の一部にしかない、「冷やしそば」や「ひたしそば」とも呼ばれるスタイルのそば。当ブログでもかつて、矢板市のふじや食堂さんや信生庵さん、さくら市のたかつきさん等でいただいた時の記事をあげてきたのですが、今回、職場の大先輩より、新たな冷やし・ひたしそば情報を何件か入手。新規開拓と相成りました。
その1軒目が、大高(だいこう)こと県立大田原高校のすぐ近くにあるこちらのお店。かなりの有名店のようで、ゴールデンウイーク中の旗日である5月4日午前11時30分頃にお伺いしたところ、駐車場は県外ナンバーを含めたクルマでほぼ満車。広めの店内も相席こそないものの卓がほぼ埋まる程度の入りでした。
それでまずは注文なのですが、こちらのお店は、入店して席を確保後、奥のカウンターにテーブル番号(卓上のお品書きの裏に書いてあります)と共に品名を告げるスタイル。また、お目当てのひたしは、つゆに青味と薬味のみ入ったベーシックなものに、かき揚げやえび天、更にそこにおろし(とろろの事らしいです)が入るバリエーションが。また、頼めばかけスタイルのカレーや鳥もつけ麺スタイルで出してくれるようです。
ひたし天ぷら(そば) 650円 + 大盛り 330円
そんな中注文したのが、つゆにかき揚げが入ったこちらの品を大盛りで。それでまずソバですが、大盛りにしたお陰でまさしくてんこ盛りという感じで登場。やや平べったい形状で、ウェッティーな口当たりとそば粉がソリッドな食感。たぐるというよりも、ズルズルワシワシいただくのが合うというか。また、暖かいつゆは、ダシ感そこそこで甘味が効いていないタイプ。最初は塩気が若干薄く感じました(余談ですが、ひたしや冷やしのつゆの濃さは、もりやざるよりも結構薄いものが多い印象です。)が、かき揚げと一緒に啜り込めば丁度良い感じ。そしてあらかじめつゆに入るかき揚げですが、種よりも衣の存在感があるタイプで、つゆにはよく馴染みますが、モチッとした衣は溶けず最後まで存在感を主張します。
ひたし天ぷら(そば) 650円
こちらは、同行者がいただいたもの。私のとの違いはソバの量だけなのですが、この斜め上からの写真では、あまり違いがわからないですね。
というわけでかなり美味しくいただいたのですが、他のひたしバリエーションも気になりますし、また、こちらのお店にはソバとウドンを一緒に味わえる「合い盛り」スタイルもあるとのことなので、それらをいただきに、またお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成28年5月訪問
追伸
どうでも良いことかもしれないのですが、こちらのお店の名前、電話帳や媒体での記述と看板の表記が違っておりましたので、看板の表記を括弧内に書きました。
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