趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
兵庫県競馬組合の競馬場には、園田競馬場ともう一つ、姫路競馬場というのがあるのですが、ここ暫くは開催が非常に少なく、昨年に至っては一度も開催されないという状態になっています。(園田に較べると集客面で厳しいなんて話もあるみたいですね。)ですが、今年(平成24年)の7月と8月。秋から開始予定の、園田競馬場ナイター開催準備のため、姫路競馬場での競馬開催が復活しました!で、このチャンスを逃すと、姫路でお馬さんが走っている姿が見られなくなると思い、今回諸々段取ってお伺いした次第で。
今回お伺いした姫路競馬場ですが、冒頭で書いたとおり、兵庫県競馬組合が所有、管理する、地方競馬の競馬場。正式名称は、姫路公園競馬場となっています。
その開設は、昭和24年。元々兵庫県には淡路島(現在の南あわじ市)に淡路競馬場という県営競馬の競馬場があったのですが、経営面などの理由で移転することになり、その移転先として開設。その後、昭和46年に全面改修を行い、15400人収容のスタンドなど現在の施設が完成しました。
そのコースは、1周1200m、幅員20~25mの右回りダートコース。最後の直線は230mとなっています。高低差は0mと、まさしくフラット。園田競馬場は改修によってコーナーをスパイラルカーブにしましたが、こちらはそのままになっています。また施行可能なレース距離は、800m、1400m、1500m、1800m、2000mで、いずれもフルゲートは12頭となっています。
また、正式名称に「公園」と入っているとおり、馬場内は公園となっていて、1周1060mのマラソンコース、サッカー場、児童公園が整備されています。
そんな姫路競馬場なのですが、冒頭に書いたとおり、開催している時に行くチャンスが訪れたので、ちょうど夏に予定していた旅行の訪問先とすることに。で、7月に入って早々に、行きの夜行バスや宿、そして帰りの新幹線を予約。それにしてもこの7月は、佐賀、金沢、そしてこの姫路と、未踏だった競馬場に行きまくりとなってしまいましたね。
【乗車したプレミアムドリーム3号】
【乗車したJR神戸線快速列車】
東京駅八重洲地下街で一杯引っかけ、八重洲南口の高速バスターミナルから、22時丁度発の夜行バス「プレミアムドリーム3号」に乗車。さすがはプレミアムだけあって、車内では座席ごとにあるモニターでロンドン五輪の中継が見られました。(しかもやっていたのが柔道女子で松本薫選手の金メダルが!もっとも、途中で寝てしまいちゃんと見られなかったんですがね。)で、定刻の7時15分より20分くらい早く終点の三宮バスターミナルに到着したのですが、とりあえず三宮駅からJR神戸線に乗り換えて姫路駅までまで行ってしまうことに。
【乗車した路線バス】
姫路駅には午前8時20分過ぎに到着。このまま競馬場に向かっても早かったので、改札を出たところにあるお店でコーヒーなぞいただいてから、午前9時過ぎ、路線バスで姫路競馬場へ。もう少し待てば無料の送迎バスもあったと思うのですが、ここまで待ったので早く行きたかったというか。で、その途中、国宝である姫路城の近くを通るのですが、現在は大規模な修繕工事中のため、その優雅な姿を拝むことは出来ませんでした。(もっとも、これはこれでレアな姿ですが。)
【バスロータリー越しに正入場門を望む】
【開催日程案内】
【正入場門】
姫路駅からは約20分で競馬場に到着。時刻は午前9時半前と、開場までまだ30分以上あったので、正入場門付近で時間を潰しました。ちなみに、正入場門には、正式名称の「姫路公園競馬場」の文字が。また右手には、(閉鎖されていましたが)馬場内の児童公園・球技場への入口がありました。それにしても、さすがは真夏というか、既にこの時間から暑いです。
【入場券の販売機と購入した入場券】
それで開場時刻が迫ってくると、三々五々という感じで人が集まってきました。そして私と同行者も、あらかじめ券売機で購入しておいた入場券で入場。
【正入場門から入場後直進しつつスタンド方向を望む】
あとは、競馬場内のいろいろを場所ごとに。ちなみに、この写真の左手前方向にフレームアウトしちゃってる無料休憩所という建物があるのですが、それについては後で。
【パドック】
【出走表と騎乗前の一礼】
【スタンド5階から見たパドック】
地方競馬らしいコンパクトなパドックなのですが、周回路がずいぶん扁平ですね(上から見ると良く判ります)。あと、騎手待機所に掲げられた出走表は、馬名と馬体重が手書きのタイプ!物見遊山で来ている自分にとっては「味があって良いですねぇ。」なんて言えますけど、現場は大変そうですね。
【かつての指定席・特別席売場】
パドックの近くには、かつて使われていた指定席・特別席売場があり、そこだけ時間が止まっていました。
【馬場入り】
写真はいきなり最終の第10レースになっていますが、馬場入りは地方競馬場標準のパドックからスタンド脇の地上通路から第1コーナー手前という感じで。で、この写真だとよくわかるのが、コースと観戦エリアの間にある水路。園田競馬もそうなっているので、同じ兵庫県競馬だな、と。(他にもそういう構造の競馬場はあると思いますが。)また、逆に違うのが、この写真だとわかりづらいのですがコースがスタンドよりも低くなっているので、スタンドから見やすいなぁ、と。
【待機所】
馬場入りした競走馬の待機所は、第3コーナー付近に。
【スタート(1400m)】
写真は第3レース。ちなみにこの日は前10レース中8レースが1400m戦(残りは1500mと1800mが各1レース)でした。
【最終コーナーを立ち上がる競走馬】
写真は第10レース。ここではコーナリングの際、内ラチぴったりを回ってくるんですね。それと写真の左隅に写っているのは残り200mのハロン棒でしょうか?だとしたらちょっと変わった形状というか。
【最後の直線】
【ゴール!】
写真は上が第1レース、下が第10レース。で、ここ姫路競馬場の最後の直線は、以外と長い230m。トラックの直線部分だけなら350mあり、同じ1200mトラックをモツ競馬場の中ではコーナーが極端に小さい半径の川崎に次いで2番目の長さ。(その分、コーナーがきついんですね。)
【ゴール板】
姫路競馬場のゴール板は、姫路城のイラストがあしらわれていました。
【メインレースの表彰式】
この日のメインレース(第9レース)であるたつの赤とんぼ特別(3歳以上B1組)を、JRAからの転入初戦6番人気の牝馬マンダリンレイ号で制したのは、今年の4月にデビューした新人の鴨宮祥行騎手でした。(良い写真が撮れなくて申し訳ない。)
【大型映像装置】
【着順掲示板】
丁度着順掲示板を映している時に撮ったのでアレな写真になってしまいましたが、姫路競馬場には大型映像装置も完備。そして着順掲示板が向正面近くにあるというのは園田競馬場と同じレイアウトなのですが、大きさがかなりあって、しかも形状が独特というか競馬場入口付近の開催案内はこの形を模しているんですかね。(あと、表示に使っている緑色の電球?も珍しいです。)
【ハローがけするウニモグ】
【旧?スターティングゲート】
個人的に何故か気になる競馬場で働くクルマですが、ハローがけ車両は園田競馬場と違って、ウニモグを使っているんですね。あと、ゲートは園田と同じトレーラーヘッドで移動させるものでしたが、今は使っていないような古いタイプっぽいものも置いてありました。
というわけで姫路競馬場訪問記なのですが、長くなりましたので、ここらで一旦切らせていただきたいと思います。で、スタンド周りや競馬場グルメなど残りは次の記事で。
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