趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事に続く高知競馬場の訪問記なのですが、今回は、スタンドや競馬場グルメなどについて。
【コース側から見たスタンド】
【パドック側から見たスタンド】
高知競馬場のスタンドは、当地に移転した30年前に建てられたもので、まだ地方競馬が栄えていた当時としては適正サイズだったと思うのですが、今の感覚からするとけっこう大きめ。もっとも、この日はJ-PLACE高知開設日とあってか、その大きな箱にお客さんが結構入っている印象です。
【J-PLACE高知(スタンド1階)その1】
【J-PLACE高知(スタンド1階)その2】
ただのスタンド1階の写真なのですが、これを撮った時間帯はまだ高知競馬(と多分佐賀競馬も)の発売前、ゆえに馬券オヤジ達が買っているのはJRAの馬券=J-PLACE高知ということで。で、競馬場によっては、発売窓口や建物を分けたりしているJ-PLACE(地方競馬共同トータリゼータシステムを利用したJRAの馬券発売・払戻所)ですが、高知競馬場では、JRA専用のマークカードを使えば、どの発売機でも買えたような印象です。(全部の発売機を確認したわけではないので間違っていたら申し訳ない。)また払戻も、ナイター終了直後、高知競馬の馬券とまとめてでも(払戻機が動いていれば)大丈夫でした。
【スタンド3階パドック側】
【スタンド3階コース側】
【一般席】
スタンドは1階と3階が一般観覧エリア(2階は観戦エリア無し)、4階が特別観覧席、5階が来賓席等になっています。また、一般席は1階から3階にかけての屋外というかオープンエアな席のみ。この日は途中から雨が降りだすなど天気が悪くて残念だったのですが、気候の良い高知なら、屋外の観覧席でのんびり楽しめる期間が長そうなのが良いですね。
今回、根城にしたのは、スタンド4階にある特別観覧席。購入は、4階の特別観覧席入口で行っているのですが、席料は1席400円と大変リーズナブル。
【特別観覧席入口】
高知競馬場のスタンドには、嬉しいことにエレベーターがあるのですが、それで一気に4階に上がると特別観覧席の入口が。
【席一覧兼席を選ぶ札】
【特別観覧席座席券】
入口を入って右手の壁に、席の一覧兼席を選ぶ札がかかっているので、希望の場所の札を取って料金(1席400円)と共に正面のお姉さんに渡せば、座席券を発行してくれるというシステムになっています。ちなみに、席一覧の写真を撮ったのが帰る時だったので、ほとんど全ての席が空いているようになっているのですが、実際には結構賑わっていた、という感じで。
【特別観覧席の通路部分】
【第1コーナー方向から見た特別観覧席】
【最終コーナー方向から見た特別観覧席】
特別観覧席自体は、基本的に2人1テーブルで、樹脂製の回転椅子が固定されています。また、写真に撮るのを忘れてしまったのですが、フロア内には飲食売店もあり、美味しそうなカレーの匂いが漂ってきていました。
【特別観覧席からの眺め】
特別観覧席に座る場合、個人的には肉眼でよく見たいので馬場に一番近い席を選ぶようにしているのですが、高知競馬場の特別観覧席では、一番前の席に座った場合、ちょいと腰を浮かさないとコース外側が見えづらい感じでした。(この写真だと全く伝わらないんですが…。)
【夜さ恋なパドック】
【夜さ恋な誘導馬】
【夜さ恋な発走委員】
【夜さ恋な最後の直線走路】
【夜さ恋なハロー掛け】
高知競馬場といえば、平成21年(2009年)7月から開催され今やもうすっかりお馴染みになっている、通年開催ナイトレースの『夜さ恋(よさこい)ナイター』。この日は夕暮れ前に雨が降り出してしまい十分に堪能出来なかったが残念だったのですが、それでもその片鱗というか、ナイター競馬独特の雰囲気を少しは味わえました。
個人的にいろいろな競馬場を訪れる際に一番の楽しみとなっていると言っても過言ではない、競馬場グルメ。今回も相方と手分けして可能な限りいただいてきました。ちなみに高知競馬場の飲食売店ですが、昔から有る長屋的店舗を使って営業していたのは、後述する岡林食堂とまるまんの2店舗のみで、他はその長屋的店舗ではなく、スタンドのパドック側に設けられた屋台的店舗で営業という感じで。
今回、競馬場に着いた時、諸事情によって大変お腹が空いていたのですが、それで真っ先に向かったのが、長屋の中でも入場口に一番近いところにあるこちらのお店。(っていうか、この棟はこちらのお店以外シャッターが閉まっていました。)お伺いした時は、(失礼ながら)年かさのおばちゃんが一人で切り盛りされていたのですが、その方の人柄が味に出たような品々が、思い入れ込みで大変美味しかったというか。
【らーめんやきめしセット(サラダ付) 800円】
こちらのセットは、高知競馬場のグルメで調べると、結構な割合で出てくる品。小ぶりのラーメンと焼きめしは、ポテトサラダと共にいただいて丁度良い量です。それでラーメンは、淡い色の澄んだスープのあっさり系で、個人的にあまり馴染みのない味なのに、何故か懐かしく感じて後を引きます。また優しい食感の細麺との相性も良く、立派なチャーシューも嬉しいですね。そしてやきめしは、具がネギや玉子、豚肉?の他の、ニンジンやピーマンまで入っているお袋の味的もの。更に手作りっぽいポテトサラダが泣かせます。
【肉うどん 600円】
肉うどんは、つゆと一緒に豚肉?とタマネギ、青ネギを一緒に煮込んだスタイルになっていました。で、肉とネギ類の旨味がプラスされたうどんのつゆも、ラーメン同様ちょっと馴染みはないけど後を引く味。またかなり細めのうどんは、コシはあるけどふわっと柔らかい優しい食感。やわ麺好きなのでこれは嬉しいですね。
こちらは、パドック側の建物の、奥から2番目にあるお店。店頭で焼かれる焼きそばと、店頭で煮込まれているおでんが食欲をそそります。また、いただくのは店頭の屋根付きオープンスペースに設けられた席で、お伺いした時に丁度雨が本降りだったのである意味雰囲気のある感じだったのですが、天気が良ければ最高だったでしょうね。
【焼そば 350円】
それでいただいたのが、競馬場(というか、このテの公営競技場)のマストアイテムとなっている焼きそば。店頭でいただくと焼きたてがいただけるのがポイントでしょうか。で、濃い目にビシッと効いたスパイシーなソースが良いですね。また、姿が見えども肉的旨味も感じるのですが、焼き上げる時使うという鶏ガラスープのおかげでしょうか。それにしても、後述するビールが進む進む。
【ビール(アサヒ) 400円】
焼きそばと一緒にいただいたのがこちらで、ジョッキに入っていますが、中身は缶ビール。っていうか、缶飲料をコップ(紙コップ、プラカップ含む)に入れてくれるスタイルって、地方競馬場でよく見かける気が。ちなみに、ビールの銘柄はアサヒ、キリン、サッポロから選べたかと。
こちらは、同じまるまんさんでも、スタンドに隣接してある屋台的支店のほう。
【焼そば 350円】
こちらの品は、同行者がいただいたもの。前述のお店である程度炒めた焼きそばを、こちらの店頭で仕上げるという感じで。ちなみに同行者も「美味しい」と申しておりました。
【焼き鳥 1本100円】
こちらの焼き鳥で一番の特徴が、タレがかなり甘い!ということ。一部では有名だったりするので事前に知ってはいたのですが、実際にいただいてみても、とても甘かった!でも、これはこれでクセになるというか、悪くないですね。あと、ニンニクも結構効いているような気がしました。
【おでん 1本100円(両端) と 牛スジ肉 1本100円(中央)】
串に刺してあるタネはいくつかバリエーションがあって、写真で一番下の厚揚げはわりと良くあるタネだとは思うのですが、一番上のピンクのものは「すまき」という当地独特のかまぼこ。また、中央の牛スジ肉は、歯応えがあって噛めば噛むほど系でした。で、おでんも牛スジも、味付けはハッキリと感じられるくらい甘味が効いていたのが特徴的で、特におでんは、ところ変われば、という感じで。
【ビール(アサヒ) 400円】
こちらは紙コップに入るバージョン。最初の頃は生が良いけど、酔いが回ってくる次以降は何でも良くなってくる時、こういったちょっとお安い缶ビールの存在は、個人的に有り難いというか。
こちらも、スタンドに隣接してある屋台的お店のうちの一つ。元々は長屋的店舗のまるまんさん隣にあったお店のようですね。
【豚串(たれ) 100円 と イカ焼き 150円】
どちらも、注文すると仕上げに味付けして炙ってくれるこれらの串もの。豚串は、たれと塩味から選択可で、今回はたれ味をいただきましたが、香ばしさと甘じょっぱいたれが相まって、間違いがない味ですね。そして、個人的に珍しく感じたのがイカ焼きのたれにも甘味が効いていたこと。(豚串と共通?)これも事前に調べた時、知識としては知っていたのですが、実際にいただいてみると何とも面白いというか、これはこれで良い味ですね。
【煮込み 300円】
私のような(北)関東の人間は、「煮込み」と言うと豚なり牛なりのモツを煮込んだものを想像してしまうのですが、こちらのは牛スジ肉を煮込んだものでした。で、ちょっと驚いたのが、注文すると、牛スジの煮込まれた鍋から汁を切りつつ器に盛り、そこに、おでんの鍋から煮汁を掛け、青ネギと(有無を訊かれる)生ニンニクを散らして完成という作り方。ですが、これがまた上品な感じというか、あっさりした中にも生ニンニクのパンチが効いて、良かったですね。
【おでん 2本で150円】
確かはじめは1本100円で売られていたと思うのですが、いつの間にか2本で150円というサービス価格になっていました。こちらも、串に刺してあるタネにはいくつかのバリエーションがあったのですが、何にしろ食べやすくて良いですね。またお味の方は、(北)関東人とてもベーシックなもので、ホっとしました。
【生ビール 500円】
順番的には後になってしまったのですが、実は高知競馬場に来て最初にいただいたおさけがこちらの生ビールだったりして。1杯500円は標準的お値段かと。
競馬場にはわりと付きもののコーヒーショップですが、高知競馬場のそれはスタンドに隣接してある屋台的お店の一角にありました。
【アイスクリン(チョコ) 200円】
こちらのお店で有名なのが、高知名物のアイスクリン。ちなみにこのほか、イチゴ、ソーダー、バニラ味もあります。で、いただいた同行者によれば、「さっぱりとしていて良い」とのこと。
【スイートピー特別の的中馬券】
この日は、まず手始めにJ-PLACEでJRAをそれなりに、そして広域場外の佐賀競馬もちょこちょこと挟みつつ、メインの高知で勝負という感じだったのですが、JRAが買い目数点ケチって万馬券を逃すという悪い流れだったものの、高知で三連複がそこそこ的中して持ち直してきて、メインのスイートピー特別の三連単がギリギリ万馬券、そして最終レースも三連複が引っかかってトータルではプラスに持っていくことが出来たという感じで。実は高知って、以前は馬券的にかなり苦手な競馬場だったのですが、ネット投票で身を削って色々試した結果、最近じゃそんなには苦手じゃなくなったのが大きいです。
【出口】
【お見送りする猫】
最終レース確定後、JRAの馬券までまとめて払戻を済ませ、来た時にお出迎えされた毛の長い猫に見送られて退出。というわけで初めて訪れた高知競馬場だったのですが、その雰囲気や、美味しい食べ物の数々など、とても良かったですね。また、事前に調べた時、本場はガラガラという話も聞いていたのですが、少なくともこの日に限っては、お客さんも結構居たという印象で良かったというか。経営的には相変わらず厳しい状況が続いているみたいですが、こんなにも楽しい競馬場を今後も末永く残していってもらえることを、切にお祈りして訪問記を終えたいと思います。
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