趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
これまでの記事のとおり、(平成28年)2月20日土曜日と翌日の21日日曜日にかけて、一泊二日で京都まで行ってきました。で、例によってその私的まとめを。
今回の旅行。もともとJRAの競馬場で唯一まだ行ったことがない京都競馬場と、日本100名城スタンプラリーがらみで二条城に行こうと、京都競馬場で競馬が開催されている期間のうち、(世界中から観光客が来て年中混んでいる京都なので、せめて日本人)観光客が少なくなると思われる1~2月に行こうなどと、かねてより考えておりました。
それでプランニングに入る前は、以前何度か利用したことがあるJR東海ツアーズのぷらっとこだま(新幹線のこだま号利用の旅行プラン)を使ってのんびり行けたらなぁ、などと思っていたのですが、いざプランニングに入って現実との擦り合わせをしたところ、日程的及び金銭的な理由によって、自家用車で行くことに。ただ、自家用車を使うのならそれだけでは勿体ないと思い、日本100名城スタンプラリーがらみで近畿圏のお城をついでにいくつかまわってくることにしようと思い、滋賀県にある安土城と観音寺城のセット、兵庫県にある篠山城と竹田城のセットと2パターンを準備。2月20日(土)に日付が変わる頃出発し、その日は京都競馬場で一日過ごしてから、週末の京都市内は宿がものすごく高いので隣の滋賀県大津市に宿を確保。そして翌日は朝イチで二条城を見学してから、滋賀か兵庫のいずれか2つのお城に寄って帰るという計画が完成しました。ちなみに、行きか帰りには、昨年10月31日に東北道と東名高速が繋がった圏央道や、先週(2月13日)に開通したばかりの新東名高速の浜松いなさJCTから豊田東JCT間も通れればな、と。そうと決まれば競馬場の指定席や宿の予約、体調を考えて出発前に仮眠を取るべく19日の半日休暇の申請などを行い、あとは出発を待つばかりとなりました。
そして迎えた出発前日の19日金曜日。申請どおり半日休暇を貰って帰ったのですが、ある理由によって、あまり良い気分で帰宅することができませんでした。それでも帰宅後着替えなど準備を済ませてから、寝酒にしようとウイスキーを飲み始めたのがですが、これがまずかったというか。ちょっと引っかけるだけのつもりが、昼間の嫌なことや旅立ち前の高揚感がない交ぜになってついつい飲み過ぎ、その挙げ句に途中から記憶がなくなり、相方の話によると、最後はウイスキーをそのままラッパ飲みしていたとのこと。それでも、午後11時半にセットしていた目覚ましで起きたのですが、同時に猛烈な吐き気が。何とかトイレまで堪えようとしたものの、結局布団の上にリバースし、その後暫くの間、ゴミ袋に頭を突っ込んで、悶え苦しんでおりました。こうなるともはや(たとえ相方が運転したとしても)体調的に出発どころではなく、戻したものやそれが掛かってしまった服や布団を片付け、相方には平謝りして、とりあえずもう少しばかり休ませて貰うことにしました。
その後一眠りして、午前6時半過ぎに目が覚めたのですが、元々あまりよろしくなかった胃の調子は相変わらず悪いものの、それ以外は出発できそうなコンディション。それで慌てて旅行の計画の立て直しをするのですが、7時過ぎに出発すれば午後3時前には京都に到着できることが判明。また、京都競馬場の指定席も今日の分はもうキャンセルできないものの、明日の分がまだわりと残っていました。なので今日と明日の計画を入れ替え、今日のうちに何とか二条城を見てから、明日一日京都競馬場という計画に変更。当初の予定より約7時間半遅れの午前7時30分頃、自宅を出発しました。
【圏央道を走行中】
【新東名を走行中】
【雨の京都市内を走行中】
カーナビ替わりのスマホアプリによると、京都まで一番早いのは、東北道~圏央道~東名高速~新東名高速~伊勢湾岸道~新名神高速~名神高速というルート。なのでそれに従い、今にも泣き出しそうな空の下、京都に向かって粛々と走るだけなのですが、まず圏央道の菖蒲PAで最初の休憩兼朝食を。ちなみに圏央道は関越道から中央道を結ぶ区間だけは走ったことがあったのですが、それ以外の今回初めて走る区間も、似たような風景という印象。その後、東名高速に入ると雨が降り出しました。そして新東名高速に入り、セルフのGSがある静岡SAで給油。この時、若い女性の店員さんに乗っているクルマのことで色々聞かれたのですが、それで舞い上がってしまい、給油口の外蓋を閉め忘れて発信してしまったという。(件の店員さんが走って追いかけて知らせてくれました。)その後、先週開通した区間にある長篠設楽原PAで二度目の休憩と昼食としたのですが、物珍しさからかお昼時だからか、もの凄く混んでいました。更に雨の中、伊勢湾岸道、そして新名神高速、名神高速とひたすら走って、午後2時過ぎに京都東ICから京都市内へ。雨は本降りと行って差し支えない降り方になってきていたのですが、そんな中午後2時半過ぎ、二条城の駐車場へと到着。ちなみに、自宅からここまでの走行距離は、約600kmでした。
【雨の二条城入り口】
【雨の二の丸御殿】
二条城に来るのは30年以上前、中学校の修学旅行で来て以来。現在のメインの入口になっている東大手門は、残念ながら工事中で見られませんでした。で、昔来た時は鶯張りの廊下ぐらいしか印象に残らなかったのですが、改めて見るとそこかしこに見所がありますね。ですが天気は相変わらずの雨模様。最初のうちこそ、「雨も趣があるなぁ」なんて思っていたのですが、ズボンの裾から雨が染みてきてふくらはぎを濡らす頃には、すっかりテンションだだ下がりという感じに。おまけに雨もだんだん強くなってきて、最後は雨に追い立てられるように二条城を後にしました。
【再び雨の京都市内を走行中】
【いただいたラーメン】
午後4時半頃、二条城を出発。雨の中、宿のある滋賀県大津市まで、混雑する一般道をトコトコと。約15kmの道程を約45分掛かって、大津駅というか滋賀県庁近くの宿に到着しました。それで先程の二条城でたっぷりと雨に濡れたこともあり、夕食は暖かいものが欲しくなって、県庁近くの「幻の中華そば加藤屋 県庁前もり~んの章」という名前だけ聞くと「えっ?」てなりそうなお店へ。ですが、ラーメンなどいただいたいた食べ物はどれもたいへん美味しく、満足。その後宿に戻って、まだだいぶ早い時間だったのですが、出発前の諸々が祟って(って、私が全面的に悪いんですが…。)同行者共々寝不足ということもあり早々に就寝しました。ただ、今回泊まったこのホテル。空調も寝具も(遮音とか)部屋そのものも悪くないにもかかわらず、何故か妙に寝苦しく、夜中に何度も目が覚めました。
【京都南IC出口】
【京都競馬場スタンド】
【円形が特徴的な京都競馬場のパドック】
【最後の直線走路と、その向こうにある池と弁天島】
【京都競馬場駐車場出口】
翌朝、午前7時半頃に宿を出発。今日一日過ごす予定の京都競馬場へと向かうのですが、カーナビ替わりのスマホアプリの指示に従い、大津ICからひと区間だけ名神高速に乗って、京都南ICから国道1号などを通って京都競馬場へ。途中高速を走ったお陰で、20kmちょっとの道程を、約30分で到着しました。そこで第1レースから最終の第12レースまで勝負しつつ競馬場を堪能。詳しくは別記(うどん、訪問記その1、訪問記その2)のとおりなのですが、十分楽しんだものの、これでJRAの競馬場を全て訪れたという達成感があまり感じられなかったのが、自分でもかなり意外だったというか。でも、競馬が終わったらあとは家へと帰るだけなので、とりあえず京滋バイパスの久御山淀ICを目指して午後4時半頃出発。そこまで20分ほど掛かったのですが、その間、駐車場を出るまで、そして出てからも、バイクのすり抜けや周囲のクルマの動きがとても恐かったというか。っていうか、栃木県も運転マナーに関しては相当悪いのですが、個人的に関西圏にある大都市の下道は、正直、よっぽどのことがない限り走りたくないというか。
【久御山淀IC入口】
あとは、久御山淀ICから高速に乗り、途中の草津PAで夕食、多賀SAで給油、美合PAで休憩、富士川SAで夜食と給油、そして駒門PAで休憩しつつ、京滋バイパス~名神高速~東名高速~圏央道~東北道というルートで帰宅。帰宅した時、トリップメーターは1300km近くになっていました。
というわけで今回の旅だったのですが、出発前のやらかしが全て、という感じで…。お陰で京都まで行って、成果がお城1つと競馬場1つという、ある意味というか悪い意味で贅沢な旅になってしまいました。本当に、お酒の飲み方、真剣に考えないと駄目にだよなぁ。
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