趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でもちょこっと書いたとおり、この日は、とあるアーティストさんのライブを観に上京したのですが、午後7時開演にも関わらず、乗ったのは始発電車。何故かというと、朝イチでウインズ後楽園に行くためでありまして…。
ウインズ後楽園は、JRA(日本中央競馬会)の場外馬券売場(正式には「場外勝馬投票券発売所」と言うらしい。)。ウィキペディアを見ると『国営競馬時代の1949年に設置された、売上、広さ、入場者数日本一を誇るウインズである。』とあるように、その歴史や規模の他に知名度も群を抜いているというか、個人的にも競馬を始める前から、後楽園(現在は東京ドームシティですが)にある「黄色いビル」と、そこに場外馬券売場があることは知っていました。
そのウインズ後楽園。JRAの公式サイトを見ると、A館、B館の2つからなり、それぞれ1~7階(A館)、2~9階(B館)がウインズとして使われているのですが、さすがは日本最大ウインズというか、売店の他、ターフィーショップやキッズパークもあります。またB館の8階、9階には指定席のエクセルフロアも完備。そのうち8階は1席1500円の一般席が309席となっているのですが、9階は1席なんと5000円というデラックスタイプが60席あり、高いけど食事は併設のビュッフエで無料提供されるなどサービスが良いお陰で人気があり、8階の一般席よりも早く売り切れるそうです。
そんなウインズ後楽園ですが、かねてより一度行ってみたいなと思っていたところ、冒頭に書いたようなチャンスが生まれたので、早速。
【夜明け前の始発電車で】
というわけで、午後5時台の始発電車で自宅の最寄り駅を出発。宇都宮で東北新幹線、東京で中央線の快速、御茶ノ水で中央線の各駅停車に乗り換えて、午前7時30分頃、水道橋駅に到着しました。
【ウインズ後楽園外観】
水道橋駅の西口を出ると、例の黄色いビルが目に飛び込んできます。
【葵口への案内看板】
【葵口】
それでエクセルフロアの指定席を購入すべく、整理券が配られるB館2階にある葵口へ。そこに着いたのは(実は葵口が判らず若干迷ったこともあり)デジカメで撮った写真ののタイムスタンプを見ると午前7時39分となっていたのですが、その時点で既に、整理券待ちの行列が延び始まっていたという。ちなみに、列は4列に分かれていて、9階のデラックスタイプが7,8人ほど、8階はAブロックが10人ほど、BブロックとCブロックが5,6人ほどという感じで、その後も続々と人が増えていきます。なので到着時点ではまだ9階もいけたのですが、それは次のお楽しみにして今回は8階のCブロックの列に。で、この時、壁に「館内撮影禁止」の文字を発見。見つけたからにはそれに従うというか、競馬場ともかくウインズで写真をバシバシ撮りまくる趣味はないものの後述するいただいた食べ物やメモ代わりの撮影が出来ないのは正直ちょっと痛いなぁ、と。(こういうところなので仕方ないんですがね。)
その後、午前8時の少し前に、9階の列から整理券の配布が開始。で、9階が終わった後8階の整理券という流れになるのですが、整理券を貰うと、みんな急ぎ足で(中には駆け出す人も)B館2階の館内の待機場所へと向かいます。なのでこちらも合わせて急ぎ足で人の流れに付いていったところ、待機場所はさながら椅子取りゲームのようでした。
そんな中なんとか席を確保し、あとは、午前9時の指定席発売開始まで、予想しながら待機。ちなみにこの日は中山、京都、中京と3場開催で、中山で京成杯(G3)、京都で日経新春杯(G2)が行われる日なのですが、9階は9時8分、8階は9時29分に売り切れとなっていました。
前述のとおり、今回は8階のエクセルフロアに陣取ったのですが、設備についてはJRAのウェブサイトを見て貰うとして、その感想を少々。
席は2人掛けなのですが、足元は広々。中央に(低いですが)衝立があるおかげでお隣さんはさほど気にならず、1人1台となっているモニターの大きさも不満のないレベルで、無線LANやコンセントが使えるのも便利でした。また、窓口は全て自動発売・払戻機となっていて、その数は十分かと。あと、軽食類や飲み物(アルコール類含む)を扱う売店もあって、一日ずっとフロアから出ないで勝負することも可能です。もっとも個人的には、後述するとおり、館内の探検やウインズグルメを求めてフラフラしていましたが。
都会のウインズなのに、一般フロアにも3247席(うちシニア席(65歳以上対象)431席、セーフティー席(杖利用者対象)60席含む。)もの自由席があるのには驚いたのですが、それでも足らないくらいの来館者がいるような。
また、今回いただいたものについては後述しますが、さすがは日本一の規模を誇るだけあって、飲食売店で売られているものの種類や数も豊富。一般フロア各階に軽食と飲み物が買える売店があります。ただ、場所代込みなのでお値段は若干高め。なのでリーズナブルにあげたい向きは、やたらとある周辺の飲食店や、黄色いビル2階にあるコンビニ(お酒も売ってました)を利用するのがよろしいかと。
あと、私がトロいだけかもしれませんが、館内はちょっとした迷路のようで、お目当ての場所に行くためには結構迷ったりして。
事前に調べた時、ウインズ後楽園は食べ物が豊富ということで楽しみにしておりました。それで前述のとおり写真はないのですが、今回いただいたものを以下に。
こちらは、2階の奥まったところにある食べ物の売店で、そばうどんの他、ラーメン、カレー、牛丼なんかがあったかと。
かき揚げそば 570円 + 温泉たまご 100円
つゆは、出汁感はあまり感じられませんが、関東風なので醤油は効いてます。また蕎麦は、袋に入った茹で麺。そして具のかき揚げですが、タネは野菜類がメイン。食感フワ系ですが、つゆには馴染むのが良いです。で、衣に味が付いているように感じたのですが、気のせいですかね?
こちらは、2階の入口近くにある、自光式看板にFOOD DRINKと書かれた売店。揚げ物
焼き物、スナック類各種と、つまみメニューがとても豊富でした。
げそ揚げ 360円
で、こちらの名物という話も聞いたのが、げそ揚げ。白い発泡スチロールトレーに山盛りになって出てきたのですが、衣にしっかりと味が付いたげそ天という感じで。
煮込み 400円
ギャンブル場では定番のモツ煮もありました。で、具は豚モツと薬味の白ネギのみ、味噌ベースの味付けは甘味なしというスパルタンな仕様が良いですね。
生ビール 650円
レモンハイ 500円
酒類は場所代がモロに出た価格設定。ちなみに生ビールは東京ドーム天然温泉スパラクーアのロゴが付いた紙コップに入っていました。また、レモンハイはコンクタイプだと思われます。あと、その他酒類は、日本酒が500円、ウイスキーが400円だったかと。
こちらは、1階の屋外にある売店。InではなくInnというのがポイントでしょうか。で、大盛焼きそばが有名みたいなのですが、酒もひととおり、つまみ類は豊富に揃っていて、酒類こそ前述の売店と共通価格ながら、つまみ類はコロッケ100円、ちくわ磯辺揚げ120円とリーズナブルなのもありました。
焼きそば 500円
焼きそばは、腹具合の関係で大盛り(100円増し)にはしなかったのですが、普通盛りだと写真のとおり。麺は細めで、具は噛み応えのある豚肉と、柔らかいキャベツ。定番の品ですが、普通に旨いです。
ライムサワー 500円
レモンはハイだけどライムはサワー。個人的にライムサワーは好きなのですが、結構希少になりつつあるので、飲めて嬉しかったです。
というわけで、ウインズ後楽園で1日勝負したのですが、競馬場と違って、ウインズだとついつい余計なレースも買ってしまいますね。でも、手を広げても結果は惨憺たる有様で、久しぶりに大損こいたという…。おまけに、午後、馬券は買うだけ買ってあとは結果待ちという状況の時、ついうたた寝をしてしまったら風邪を引いたというオマケまで付いた次第で。
10年ほど前のJRA年間キャンペーンキャッチコピーで、「BIG TIME.~競馬でうれしいのが、いちばんうれしい。~」というのがありましたが、個人的には、それはそうだけど、「競馬でくやしいのが、いちばんくやしい。」し、「競馬でつらいのが、いちばんつらい。」ものですから、ほんと、この日はとても厳しかったです。なのでこのリベンジは、いつか5000円の方のエクセルフロアで、できたら良いなぁ(弱気)、と。
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