趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でも書いたとおり、先日、団体旅行で北海道に行ってまいりました。一泊二日(平成21年1月18日(日)~19日(月))の強行軍でしたが、団体旅行と言っても夜の宴会以外はフリータイムというわりと自由な旅だったので。その間を利用して、札幌市内にある幾つかのラーメン店をまわることができました。ちなみに札幌のラーメンといえば、内地(北海道で本州を指す言葉。)の人のイメージだと『味噌ラーメン』が一般的だと思うのですが、調べてみるといろいろあるというか、ありすぎてだんだん訳がわからなくなってしまい、でも、それらを全て食べ歩くには日程的には厳しいものがあるので、今回は、味噌ラーメンに絞って食べ歩くことにしました。
というわけで、まず札幌に着いて最初に向かったのが、日本で最初に味噌ラーメンを出したとされるお店、味の三平。お店は札幌の中心部というか繁華街にある、文房具店の入ったビルの4階にあるのですが、まさかそんな小綺麗なビルの中にあるとは想像していなかったので、お店を探してビルのまわりを暫くウロウロしてしまいました。そしてビルに入って、ようやくお店の入っているフロアに着いたら、午後1時半過ぎというのに結構な行列。それにしても、文房具店の一角が行列の出来るラーメン屋さんになっているって、何とも面白い光景ですねぇ。で、私もそこに並んで暫し待ち、店内に入っても待ち客用の椅子に座って暫し待ち、店内の椅子に座っている間に注文を訊かれたのでみそラーメンとお品書きを見て気になったシューマイを注文し、カウンターに案内されるとお冷やに加えサービスのキムチが出ましたがまた少し待って、並び始めてから約30分程で、まずはシューマイ、そして、それから程なくしてようやくラーメンにありつくことが出来ました。
シューマイ(一ヶ60円) × 2個
まずは蒸したてが出てきたシューマイですが、提供される時、「ソースか醤油でお召し上がり下さい」とのこと。なので個人的には始めたソースでいただいてみたのですが、結構イケますね。またシューマイ自体も、一ヶ60円とは思えないしっかりした味です。ところで、今回の北海道での食べ歩きで、サイドメニューに餃子を出しているお店はなかったんですが、こちらのほうでは、ラーメンと一緒に餃子を頼むのって、それほど一般的じゃないんですかね?むしろシューマイのほうがどちらかというと一般的なんでしょうか?
みそラーメン 850円
そして、メインのみそラーメン。小振りの丼に入ったスープと麺の上には、ラードで炒めてスープで軽く煮られたであろうモヤシやタマネギ、挽肉が載り、その上にはメンマ(と、彩り?のカイワレが数本)。チャーシューは載っていませんが、それこそまさに個人的な味噌ラーメンの原風景。(子供の頃にいただいていた味噌ラーメンには、チャーシューが載っていなかったんですよね。それがいつの間にか当たり前のように載るようになっていたかと。)早速スープからいただくと、ベースのだし自体はあっさりとしたガラ系主体と思われますが、そこに、ラードの脂っ気、炒めた野菜・挽肉の旨味とコク、それに塩気は結構強めですが、味噌の味と香りはごく控えめな気が。なるほど、これが元祖の味ですかぁ。こちらのお店の先代店主が味噌ラーメンを考案するにあたって、スープの味を殺さない控えめな味噌を全国中探したような記述を何かで見たような記憶があるのですが、まさしく、そんな感じで。また麺は、今やすっかり全国区になった西山製麺製。そして具は、先述の炒めた野菜・挽肉とメンマですが、そこに使われているタマネギがシャキシャキで甘かったです。
というわけで、味噌ラーメンの元祖をいただけて、満足いたしました。ごちそうさまです。
平成21年1月訪問
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