趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でもちょこっと書いたのですが、この旅最初の目的地が、岩手県奥州市にある水沢競馬場。こちらには約4年前になる平成24年のゴールデンウイーク中にお伺いしたことがあった(訪問記その1、その2)のですが、それ以来、来たい来たいと思いつつもなかなか再訪を果たせず、今回ようやくという感じで。
水沢競馬場については、前回お伺いした時の記事に詳しく書いたのですが、ウィキペディアを見ると、その後若干変化があったようで。まず、2500m戦のフルゲート頭数が、平成24年までの10頭から12頭になり、850m(9頭)、1300mと1800m(10頭)以外は12頭立てでレースがおこなわれるように。それと、競馬場で観戦する分にはほとんど関係ないのですが、昨年(平成27年11月)からはレース映像がHD化しました。(CSやネットの中継を観る際は、これまでの縦横比に慣れてしまっていたので、なんか急に近代化したような気がしましたが。)
あと、前回訪れた平成24年の1月に、水沢競馬所属だった皆川麻由美騎手が引退されて以来、岩手競馬には女性騎手が不在となっていたのですが、平成26年4月に岩手県気仙沼市出身の鈴木麻優騎手がデビュー。それ以来これまでに26勝と着実に勝ち星を延ばし、また昨年名古屋競馬で行われた『スカパー!地方競馬ナイン賞レディス&ヤングジョッキーズ2015』にて最優秀女性騎手賞を受賞するなど活躍しています。ですがお伺いしたこの日、残念ながら騎乗は無し。オッサン的には、ちょっと楽しみにしていたんですがね。
【乗車したJR東北本線の列車】
【水沢駅東口への案内看板】
前回は自宅から自家用車で向かった水沢競馬場ですが、今回は夜行バスとJRを乗り継いで向かいました。それで、水沢駅に着いたのは午前9時過ぎ。水沢駅の改札口は1カ所しかなく、そこを出ると駅の西口なのですが、競馬場への無料送迎バスが出るのは東口なので、だいぶ年季の入った案内看板に従って地下道を通りそちらへ。
【発車を待つ無料送迎バス】
【到着した無料送迎バス】
地下道から東口に出て、さらに競馬場方面というか国道4号方面にちょっとだけ歩いたところに、送迎バスは停まっていました。やがて午前9時35分、送迎バスは満席のお客さんを乗せて出発。水沢競馬場までは、約10分ほどで到着しました。
【正門の手前】
【正門付近】
バスを降りれば、正門はすぐ。ここの景色に、「再び水沢競馬場に来んだたなぁ。」との思いを改めて感じました。で、指定席(特別観覧席)の券を買ってから入場。ちなみに、指定席料金は1000円なのですが、そこには入場料200円が含まれておりますので。
あとは、時折場内をうろついたりしつつ、JRA中山の最終レースまで勝負。で、その際に目に入った場内の各施設や設備は、前回お伺いした時(その1、その2)からほとんど変わらない印象なのですが、一応場所ごとの写真などを。
【宝(トレジャー)神社】
入場して右手にあるのが南部曲り家を利用した宝(トレジャー)神社。
【第4レースのパドック】
【手書きの出馬表】
入場すると左手にはすぐパドックが。(中継で観て判っているとはいえ)いかにも地方競馬らしい手書きの出馬表が健在なのが嬉しいです。
【スターター】
【第2レースのスタート】
【第3レースゴール前の攻防】
【ゴール板】
【ハローがけするトラクター(1)】
【ハローがけするトラクター(2)】
この時期の水沢と言えば、水の浮いた不良馬場というイメージなのですが、今日は不良でもそこまで酷くないといった印象で、前めのお馬さんでの決着が多かったものの、それでも3着内馬のうち1頭は中団から差し込んできたりという感じでした。
【メインスタンド裏側から】
【メインスタンド】
相変わらずレトロな雰囲気を醸し出すメインスタンド。冬季ということで、コース側一般席のシャッターの半分くらいが閉められていますね。
【3階指定席(特別観覧席)入口】
【3階指定席(特別観覧席)】
【今回の席からの眺め】
今回も前述のとおり、指定席(特別観覧席)を確保。ちなみにこちらの指定席は、席は3人がけ(そのうち真ん中の席は売らない?)、ソフトドリンクが飲み放題で(フリーのカップ式自販機があります)、専用の売店もあるという感じです。それにしても、(地方だとわりとありがちですが)お客さんの年齢層が高いですね。でも皆さんお元気というか、こちらが第1レースから馬券握りしめて「差せー!!」なんてエキサイトしていたら、斜め後ろのほうから冷静に「差せねーベ」なんて突っ込まれたりして楽しかったです。ただ、席選びは少々やっちまったというか。個人的に特別観覧席は少しでもコースに近い方が好みなのですが、それで今回、パドック及び売店に近い方が良かろうと第1コーナー寄りの最前列にしてみたのですが、席の斜め前にコース側へのガラス扉が付いていて、そこからのすきま風が冷たいこと!それでも最初はビールなんて飲んでいたのですが、途中から、サービスのホットコーヒーにたまたまバッグに入っていたウイスキーを投入して暖まっていました。
【テレトラック】
【テレトラック1階】
【テレトラック観覧席】
特に冬季は快適なテレトラック。ふらっと立ち寄ったら空席もあったので、ちょいとだけこちらでも観戦しつつ、後述するビールとつまみをいただいたりして。
【階段を上ったところにある看板】
前回お伺いした時は祝日なれど金曜日ということでやっていなかったのですが、今回お伺いしたのは土曜日。というわけで、メインスタンド2階には、JRAの発売窓口であるウインズ水沢が設けられていました。
【ウインズ水沢】
昨今増えてきたJ-PLACEと違って、こちらはJRA専用の自動発売・払戻機が設置されていて、また発売レースも限られて(この日は中山競馬が最後の3レース、京都競馬がメインレース、そして明日京都で行われるシンザン記念の前日発売のみ。)いました。で、写真だと入場直後ということで閑散としているのですが、発売レースの発走時刻である午後3時過ぎ頃からは結構な人出となり、水沢の最終レース終了後は凄い盛況に。そんな中、私も当日発売のレースは全て参戦したものの、中山メインで、続けての激走は無いだろうと最後に切った12番人気お馬さんに突っ込んで来られ、300円ケチったばかりに三連複の8万馬券を外すという、ありがちながら大変悔しい結果となりまして…。
今回は一人だったのと、ここに来るまでに相当いただいていたので、定番の品以外はあまりいただくことが出来なかった水沢競馬場グルメですが、それらを以下に。
まずは、スタンド裏手の向かって右側にある、金額の末尾を百万円と言う店員さんで有名なこちらのお店。
【ホルモン 500円】
前回もいただいたド定番の品ですが、今回も外せないということで。それで味付けは味噌ベースで甘味はほとんど感じられないという、相変わらずスパルタンなところが良いですね。それに今回は、具にコンニャクと長ネギの姿は見当たらず、ほぼほぼホルモンで構成されていました。
【生ビール 500円】
【お酒 350円】
ホルモンをアテに、最初はついつい生ビールをいってしまったのですが、結構寒かったので、その後燗酒にチェンジ。
【天ぷらそば 600円】
こちらは昼食にいただいたもの。勝手にかき揚げの入ったそばを想像していたところ、立派なエビ天が入っていたのが嬉しいというか、他にもほうれん草やナルト、海苔が入っていて、更にはお新香も付いていたので、立ち食い店というよりも、街のおそば屋さんの天ぷら蕎麦といった感じでした。で、お味の方は、お出汁の良い香りに、ビシッと効いた濃い口醤油。塩気はちゃんと立っていて、甘さ程程というものでした。また、ちゃんと香りのある蕎麦は、細めの断面ながらモチッとした食感もあってなかなか。味付けとか、天ぷらの衣の食感とか、どこか垢抜けない感じが、逆にとても好ましかったです。
こちらは、スタンド裏手の向かって左側にあるお店。
【ヤキトリ 400円】
前回水沢競馬場にお伺いした時は水沢屋さんで購入したジャンボ焼き鳥ですが、今回はこちらの方で。で、こちらも味付けは塩味。また、購入する時、「辛いのかける?」と訊かれてお願いしたのですが、その辛いのって、七味ですかね?それにしても、味的には間違いが無いのですが、この時期は冷めるのが早いというか、自席に持って帰った時にはだいぶ冷めてしまっていたという。なので、お店の隣にある飲食スペースでいただいてくれば良かったと、ちょいとばかり後悔しました。
3階の指定席(特別観覧席)エリア内には、飲み物と軽食、スナック、つまみ類を売っている売店がありました。
【生ビール 500円】
で、ここでも生ビールを、前述のジャンボ焼き鳥と共に。
こちらは、テレトラック内にある売店。飲み物各種の他、軽食、スナック、そしてつまみ類が豊富に取りそろえてありました。
【シューマイ 300円】
購入すると温めるかどうか尋ねられ、お願いすると電子レンジで温めてくれました。で、味的には市販品っぽいし、醤油は付いていたけども個人的に辛子も欲しいところだったのですが、何よりも温もりが嬉しかったというか。
【生ビール 500円】
こちらは、シューマイと一緒に購入して、テレトラック内の空いてる席に座っていただきました。それにしても、この日は(私のような北関東の人間にとっては)結構寒かったのですが、写真を見るとやたらとビール飲んでるなぁ、と…。
【正門裏側は整理本部】
【無料送迎バスで帰ります】
JRA中山の最終レース終了後、送迎バスで再び水沢駅へ。というわけで、二度目の水沢競馬場だったのですが、水沢競馬の方でわりと荒れたレースをものにすることが出来、トータルではプラス収支で終えたものの、ウインズ水沢でのやらかしのお陰というか、実はこの数日前にも似たようなことがあったので、気分的には大負けというか、酷いもんだったという…。ただ、苦手にしていた水沢競馬でも負けなくなってきたのは素直に嬉しいので、また何時か、お伺いしたいと思います。
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