趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
東日本大震災によって被害を受けた岩手県競馬の各施設。盛岡競馬場については5月に開催が再開され、その後7月に個人的にもお伺いすることが出来ました(訪問記その1、その2)が、被害が比較的大きかった水沢競馬場については例年その年の最後の開催となる12月までずれ込んでしまいました。で、その水沢競馬場なのですが、再開して以来お伺いするチャンスをうかがっていましたが、この(平成24年の)ゴールデンウイークに、ようやく行くことが出来ました。
実際にお伺いする前に、水沢競馬場について個人的に調べたことをちょっとばかし。
水沢競馬場は、岩手県奥州市にある競馬場。現在ある競馬場の開設は、地方競馬情報サイトによると昭和40年(1965年)4月1日。それ以前(明治34年?)から、水沢の地に競馬場はあったみたいですが。
そのコースは、右回りのダートコースで1周1200m、コース幅員は20m。最後の直線は220mとなっています。また設定可能なレース距離は、850m、1300m、1400m、1600m、1800m、1900m、2000m、2500m、となっているのですが、岩手競馬の公式サイトによると、1900m以上は重賞と特別競争だけで使われており、全体の中ではややレアな距離とのこと。個人的な感覚だと、組まれているレースは1300mや1400mが圧倒的に多く、それに1600m、そして1800mが続く感じですね。あとフルゲート(出走可能頭数)は、時代によって結構変遷しているのですが、現在は850mが9頭、1300m、1800mと2500mが10頭、残りが全て12頭となっています。
またスタンドは、3階が特別観覧席になっているメインスタンドの他、最終コーナー寄りにテレトラックと呼ばれる建物(場外発売時に「テレトラック水沢」として使用。)があり、1~2階が巨大なモニターを中心にした観戦席になっている他、3階はクラブハウス会員だけが使用できるクラブハウス水沢になっています。
【東北道水沢IC】
そんな水沢競馬場へ向け、午前4時半頃に自宅を出発。最寄りのICから東北自動車道に乗り、ひたすら北へ。途中で休憩など挟みつつ、約4時間ほど掛かって、午前8時半頃に水沢ICへ。ちなみにこの日、大雨洪水警報が出ていたのですが、とりあえず高速道路は通行止めにならずに済みました。
【水沢競馬場入り口】
【クルマを停めた民間駐車場】
ICからは10分少々で競馬場に到着。ただ、開場まではまだまだ時間があったので、コンビニに寄ったり、競馬場の周りをクルマでぐるりと回ってみたりして時間を潰し、午前9時半頃に再び競馬場へ。水沢競馬場にはオフィシャルの駐車場は無いので、近くの民間駐車場にクルマを停めたのですが、精算方法が判らずに焦りました。(帰る時、入り口のところに吊されたペットボトルに料金を入れるようになっているんですね。)ちなみに料金は200円と、個人的な感覚だとかなり安いですね。
【正門の手前】
【正門付近】
【購入した特別観覧席の指定席券】
駐車場にクルマを停めた後は、競馬場の正門付近に移動。入場券を買おうとしたら通常は200円のところ、本日は無料になっていました。そして、特別観覧席の指定席券を購入。料金は1席1000円になっています。(※後日追記:指定席に入場料が含まれているって、この時は気が付いていませんでした。)
【メインスタンド入り口付近】
【新名所・宝(トレジャー)神社】
そんなこんなしているうち、午前10時になって開場。早速スタンド入り口付近の専門紙売り場で競馬新聞を購入し、平成20年(2008年)に出来たという宝(トレジャー)神社にお参り。あとは、後述する食べ物をいただいたり、(天気は悪かったのですが)場内をぶらついたりしつつ、最終レースまで勝負しました。
【第2レースのパドック】
【第11レースの馬場入り】
岩手競馬公式サイトによる水沢競馬場の紹介によれば、「盛岡競馬場に比べると全体的に昔のままの姿を残しており、いかにも地方競馬らしい、どことなくレトロな雰囲気も残る競馬場です。」となっているのですが、その要因のうち最たるものが、このパドックじゃないでしょうか。何でかというと、パドックに掲げられている出馬表が、なんと手書きになっているという。ちなみに、パドックはコースのすぐ脇に設けられてるので、馬場入りはものすごくスピーディというか。
【第1レース(1300m戦)のスタート】
この日11レース中7レースと、水沢競馬場ではかなり多く組まれている1300m戦のスタート地点は、ホームストレートの真ん中やや最終コーナー寄りなので、間近に見ることが出来ます。
【第11レース最後の直線】
水沢競馬場も地方競馬の競馬場の例に漏れず、コースがものすごく近く感じます。また、最後の直線は220mと地方競馬のコースでは標準的な長さだと思うのですが、今日は水が浮く不良馬場だったとこもあり、ほとんどのレースで差しが決まらず、前めの馬での決着となっていました。
【ゴール板】
こちらが水沢競馬場のゴール板。その前後の内ラチには、東日本大震災後の岩手競馬スローガンである「がんばろう東北 心をひとつに 岩手競馬」が描かれていました。
以上、長くなってしまったので、とりあえず今回はひとまずここまでといたします。で、次の記事では、スタンドや競馬場グルメについて書く予定となっておりますので。
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