たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

旅のメモ エバー航空利用 団体で行く初めての台湾2泊3日 【平成27年10月25日(土)~27日(月)】 その2

 ただの旅行記になっていますが、前記事に続いて旅のおぼえがき、その2を。


平成27年10月25日(日)

【圓山老崔蒸包の外観】
圓山老崔蒸包の外観
【蒸包】
蒸包
【酸辣湯】
酸辣湯
 台湾旅行2日目。本日は午前7時30分出発のオプショナルツアーに参加し、終了後は続けざまに(ホテルには戻らずに)夜のオプショナルツアーに参加という流れ。それで昨晩は午前0時過ぎに寝たにもかかわらず、午前5時過ぎには目が覚めてしまったので、持参のタブレットをいじりながらモゾモゾしていると、同室のうちの1人で、今日の昼間は別行動を予定している人が起き出して、ホテルからほど近いところにある圓山老崔蒸包というお店に肉まんを食べに行く、とのこと。聞けば毎日昼過ぎには売り切れ閉店になってしまうような人気店で、その人の他にも何人か行くというのを聞き、これは食いしん坊として見逃したら駄目なやつだと思って私も付いて行くことに。で、詳しくは別記事で書いたのですが、餡がぷりっと肉肉しくて美味しい肉まん(蒸包)と、当地らしい酸辣湯(メニューは何とその2つのみ!)を堪能。それにしても、日曜日の朝6時過ぎからこういうお店が開いているって、さすがは外食文化が発達した台湾だなぁ、と。

【行天宮】
行天宮
【参拝順序や参拝方法の案内】
参拝順序や参拝方法の案内
 ホテルに戻ってコーヒーをいただいた後、本日昼の部のオプショナルツアー、台北市内観光へ。ホテルを出発してから15分ほどで、早くも最初の目的地である行天宮という寺院というか関帝廟に到着しました。それでまずは建物の外で、台湾の方の信仰心の深さについてや、台湾式の屋根は天辺が曲線だが中国式は天辺が直線建築物の特徴、祀られているのが関羽だけではないことなどを聞いたのですが、どれも成る程、という感じで。じつは今回、訪れる予定の観光地については一切下調べをしていなかったので、とても新鮮に聞こえますね。そして建物の中へとはいり見学するのですが、午前8時前とまあまあ早い時間にもかかわらず、中には結構な数の人達が、参拝したり、机に座って勉強的なことをしていたりしていました。ちなみに、ここで一日過ごす人が幾人も居るらしく、そんなことからも、台湾の方の信仰心の篤さが感じられたというか。

【お茶講座受講中】
お茶講座受講中
 行天宮を後にして次に向かったのは、大山茶藝教室というところ。ここは、名前のとおり中国茶について色々と、試飲を交えて知ることが出来るそう(その後しっかりと買い物タイムも設けられていますが。)で、個人的にも楽しみにしていたところでした。そこで様々なお茶を味わい、その効能を聴かされるうちに、台湾の人達って、大げさに言うとお茶に対してもものすごく信仰心が篤いというか、お茶そのものを崇拝しているように感じました。で、ここで家人から頼まれていた阿里山のお茶をGet。でも、こういうところだからかもしれませんが、お値段も結構良いですね。それとこちらの店員さん。人の体型(170cm少々で、この時は体重90kg弱と、ハッキリ言って太いです。)を見て、肥満に効くというプーアル茶を奨めてくるんですよね。しかも、一人を断ってもまた別の人が代わる代わる現れるという…。

【車窓から見た台湾総督府】
車窓から見た台湾総督府
【車窓から見た景福門(旧台北城東門)】
車窓から見た景福門(旧台北城東門)
【一部修繕中だった中正記念堂】
一部修繕中だった中正記念堂
【正面から見た中正紀念堂】
正面から見た中正紀念堂
【中正紀念堂の内部】
中正紀念堂の内部
【儀仗隊交代式】
儀仗隊交代式
【交代式の途中で行われるライフルドリル】
交代式の途中で行われるライフルドリル
 大山茶藝教室を後にして、途中、車窓から台湾総督府(修繕工事中でした)や景福門(旧台北城東門。ただし当時と違う形状での再建。)をチラ見しつつ次に向かったのは、中華民国初代総統である蒋介石の追悼施設であるところの、中正記念堂。実はバスから降りる前、ガイドさんが「蒋介石は微妙なんです」というような意味のことを言っていたのですが、現在建物が改修中だったり、地階には「抗日戦爭中華民國全図」という模型が展示されていたり、はたまた蒋介石自身が毀誉褒貶の激しい人物だったりするので、そのあたりが微妙なところだったんですかね。ですが、訪れたのが午前10時前だったので、午前9時から午後5時までの毎正時に行われる、儀仗隊(衛兵)の交代式を見る目事が出来たのはラッキーでした。最初、蒋介石像の両脇に立っているのは兵士のマネキンと思ったくらい微動だにしていなかったのですが、正時に近づくと観客は係の人に建物の端の方に寄せられ、交代式が開始。その式に当たる儀仗隊の皆さんの規律厳正な動きはそれだけで素晴らしく、更には途中で行われるライフルドリルの格好いいこと!

【菜脯蛋】
菜脯蛋
【豚バラの角煮withタケノコ】
豚バラの角煮withタケノコ
【イカとキュウリの炒めもの】
イカとキュウリの炒めもの
【煮魚(サバヒー?)】
煮魚(サバヒー?)
【牡蠣の豆鼓炒め】
牡蠣の豆鼓炒め
【麻婆豆腐】
麻婆豆腐
【キャベツの炒め煮】
キャベツの炒め煮
【すり身ボール入りスープ】
すり身ボール入りスープ
【デザートの柑橘】
デザートの柑橘
 中正記念堂の次に向かったのが、こういうツアーお約束の免税店。ここでたっぷり1時間弱のお買い物タイムが与えられたのですが、今日のガイドさんが強烈にプッシュする(曰く「パイナップルケーキよりも地元では人気」)筍煎餅というものを試食させてもらったところ、昔いただいたことがある懐かしい味なんだけど、それが何かは思い出せないという、何ともモヤモヤしたことに。それと、「いらっしゃいませ~」と迎えてくれた店員さん達のうち、フリーだった人達が一斉に入口に向かって「アンニョンハセヨ~」と言ったと思ったら、韓国の団体さんがドドッとやって来てそこに付いたのには思わず笑ってしまったというか。それにしても、団体で良く訪れるという日本と韓国、そして中国からの観光客では、どこが一番の上客なんですかね?その後、梅子餐廳(南京店?)というお店に移動して昼食。白米の他、おかず6品、スープにデザートと、この品数を見ると昨晩九份で出された物よりも多く、なるほど昨晩はあれでも軽食だったんだなぁ、と。またお味の方は、今回台湾でいただいた料理の中で一番優しい味というか、昨日ホテルで奨められた欣葉、昨晩ツアーで立ち寄った九份の九戸茶路も、尖ったところのない味付けだなぁと思っていたのですが、こちらは殊更そう感じました。で、この中では、当地名物の菜脯蛋(切り干し大根入り卵焼き)がいただけたのと、最後に出された柑橘のさっぱりしつつ薄ぼんやりとした味が個人的な好みと合っていて良かったです。(味の濃いエッジの効いた柑橘はどちらかというと苦手なもので…。)

【国立故宮博物院の入場券】
国立故宮博物院の入場券
 昼食後に向かったのが、世界的にも超有名な博物館である、国立故宮博物院(國立故宮博物院)。蒋介石と共に海を渡った、清朝が収集した工芸品や美術品が多数展示されており、個人的にも博物館の類いは好きなこともあって大変楽しみにしていたのですが…。まず、訪れたこの日は日曜日ということもあってか、館内はかなりの混雑。バスを降りる前、ガイドさんが、「中国と韓国からの団体客が多くて、中は戦争みたいです。日本負けないでください。」と聞く人が聞いたら炎上するような喩えを言っていたのですが、確かに、ガイド付きの団体(しかも、かなりの人数)で行動するそれらの国の人たちと較べて、グループ単位や個人でで行動する我々日本人は数的不利を被っていたというか、それらの隙間に挟まって見る感じとなり、自分のペースで鑑賞するなんてとても。また、時間的にもタイトだったというか1時間も無かったので、とりあえず必ず見ると決めていた翠玉白菜と肉形石を真っ先に見て、あとは時間まで、団体客が集まっていない部分を掻い摘まんで見るという感じになってしまいました。そんな中でも前述の2つの彫刻はほんとに素晴らしく、他にも某鑑定団でも有名な「景徳鎮」の陶磁器は素人目にも「良い仕事してますねぇ」という感じだったのですが、ここは是非ともリベンジせねばならないというか、個人的にもう一度、今度は平日にゆっくり時間を取ってと訪れたいと思いました。(多分、ちゃんと見たら丸一日あっても足りないと思います。)

【開始前の大門牌楼から忠烈祠大殿を望む】
開始前の大門牌楼から忠烈祠大殿を望む
【登場するとまず忠烈祠大殿に向け行進】
登場するとまず忠烈祠大殿に向け行進
【地面には道筋が】
地面には道筋が
【忠烈祠大殿入口の2人と交代して】
忠烈祠大殿入口の2人と交代して
【大門牌楼へと出発】
大門牌楼へと出発
【移動はギャラリーも一緒に歩きます】
移動はギャラリーも一緒に歩きます
【大門牌楼の2人も加わって】
大門牌楼の2人も加わって
【7人でのルライフルドリル】
7人でのルライフルドリル
 国立故宮博物院では、滞在時間のわりには結構疲れてしまったのですが、そんななか次に訪れたのが、国民革命忠烈祠(國民革命忠烈祠)。辛亥革命など中華民国建国にまつわる革命、そして日中戦争などにおいて、祖国のために戦没した英霊を祀る祠ということで、ガイドさん曰く「靖国神社みたいなもの」だそうです。(ちなみに、国民革命忠烈祠が造営される前、日本統治時代にはここに護国神社があったんですよね。)ですがそこで主に見学するのは、午前9時から午後5時までの毎正時に行われる(ただし見学は午後4時40分までとのこと)儀仗隊(衛兵)交代式の様子。その式なら午前中に訪れた中世記念堂でも見学したのですが、こちらのは更に凄かったというか、約20分かけて行われるそれは、人数も増えて更に見応え十分。式の途中、入口にたる大門牌楼という門から本堂にあたる忠烈祠大殿まで結構な距離を移動するのですが、その際儀仗隊の方々が毎回通ることで地面に道筋が付いていることにも感慨を覚え、また式の最初から最後まで統率の取れた規律厳正な動きの素晴らしさに、ほんと、見惚れてしまいます。ですが交代式に20分かかるこちらの方が、10分足らずで終わってしまう中正記念堂よりも直立不動する時間が短くて、実際に儀仗兵やるなら楽そうだな、なんて意識のとても低いことも思ってしまったのですが、栄誉ある儀仗隊に選ばれた方々(選抜される資格はかなり厳しいとのこと。)は、そんなことは思わないんだろうなぁ。ちなみに儀仗隊は、台湾の陸・海・空軍が交替で務めるのですが、ガイドさん曰く、儀仗隊にイケメンが一番多いのが空軍で、次に海軍、そして陸軍は…。とのことで、この日は海軍担当。制服の色でわかるそうです。(空軍が白、海軍が青、陸軍が緑とのこと。)

【高速道路で台北市街へ】
高速道路で台北市街へ
【滋和堂健康養生中心】
滋和堂健康養生中心
 国民革命忠烈祠を後にして台北の市街地に戻り、この日の昼のツアー最後に向かったのが、滋和堂健康養生中心という足裏マッサージのお店。ここの施術代金まではコースに含まれては居ないので、希望する人は各自、希望するコースの料金を支払って施術を受ける(希望しなければ受けなくても可。)のですが、せっかくなので足裏と手指がセットになったスペシャルなやつをいってみることに。それで施術台に登る前に足を洗って貰い、まずは台に腰掛けて手指、そして腕と肩のマッサージを開始。手指はとても気持ちよく、肩凝りは自覚はあったのでその部分は痛気持ちいい感じでした。そして台に上って足裏マッサージとなるのですが、それより前に、私の体型諸々からこれは上客と判断したのか、施術師とは別の方が近づいて来て漢方薬の売り込みを開始。曰く、あなたの目とそのまわりを見ただけで肝臓が悪いのがわかる、と。そんななか施術師さんが肝臓のツボを押すと、思わず「痛テテテ!」となったのですが、さほど売り込みはしつこくなく、一度お断りしただけで済みました。で、その後も、腰や目など、自覚があるところのツボはすべからく「痛テテテ!」「痛テテテ!」となり、同行者からは「調子悪いところのデパートですね」なんて言われる始末。ですが、終わった後は結構スッキリして、これなら、夜のツアーに元気良く出発できそうです。

【真是牛牛肉麵の外観】
真是牛牛肉麵の外観
【紅燒牛肉麵】
紅燒牛肉麵
【清燉牛肉麵】
清燉牛肉麵
 てんこ盛りの台北市内観光を終え、ツアー事務所に到着したのが午後3時半過ぎ。で、この後出発する夜のツアーの集合時刻まで約1時間ほど有ったのですが、この時間を利用して、台湾名物である牛肉麺をいただくことに。実は事務所に到着する直前、バスの窓越しに牛のイラストと「牛肉麵」という文字が書かれたお店があったので、我慢出来なくなってしまったというか。それで同行者達に「オレ、ちょっくら牛肉麺食べてくるわ」と言ったところ、何故か昼のツアーに参加した全員でお伺いすることに。詳しくは別記事に書いたとおりなのですが、初めていただく牛肉麺の、紅燒牛肉麺(醤油味で八角が効き味濃いめ)、清燉牛肉麺(塩味で極あっさり)という対照的な味に「成る程」と感心したのですが、とても奥深くバリエーションもあるようなので、この滞在中、別のお店でもいただきたいとの思いが強くなりました。それにしても、自分で1杯、後輩が「1杯は無理です」と言ったので自分のと別の味のを頼ませてそれも半分程なんてやっていたら、かなりお腹に溜まってしまったというか。確か夜のツアーって、小籠包の有名店に行く筈だったんだよなぁ…。

【鼎泰豐 本店(信義店)入口】
鼎泰豐 本店(信義店)入口
【金牌台灣啤酒 生】
金牌台灣啤酒 生
【小菜】
小菜
【寧式黄芽菜】
寧式黄芽菜
【空心菜】
空心菜
【小籠包】
小籠包
【鮮魚蒸餃】
鮮魚蒸餃
【蝦仁燒賣】
蝦仁燒賣
【蝦肉蒸餃】
蝦肉蒸餃
【菜肉蒸餃】
菜肉蒸餃
【肉絲蛋炒飯】
肉絲蛋炒飯
【酸辣湯】
酸辣湯
【豆沙小籠包】
豆沙小籠包
 そんなわけで、本当は膨らませてはいけないお腹を膨らませてしまったのですが、午後4時45分過ぎ、夜の部のツアーに出発。で、このツアーのガイドさんが、いきなり案内するバスを間違えるという波乱の幕開け。ちなみに今回の旅行で、昨夜、そして今日の昼、そして夜と、都合3人のガイドさんが付いたのですが、最後に当たった今回の方が、正直一番微妙だったというか…。ともあれ、出発して10分ほどで鼎泰豐(ディンタイフォン)というお店の本店に到着。お店の前にはテイクアウト待ちか入店待ちか、かなりの数の人がたむろしていました。そんな時、こういうツアーだと待たずに(実際はほんのちょっとだけ店頭で待ちましたが。)入店できるのが良いですね。それで別記事のように小籠包をはじめとする点心類などを台湾ビールと共にいただいたのですが、これがもう!特に小籠包は極薄のシルキーな皮に、中はスープがたっぷりで、たまららないですね。他の料理もどれも美味しく、そして最後は、なんとアンコが入った小籠包がデザートとして出たのですが、これもまた!先程お腹が膨れた筈だったのですが、美味しさに体中の四次元ポケットが開いたかのように、どんどんお腹に収まっていきました。

【士林夜市の様子その1】
士林夜市の様子その1
【士林夜市の様子その2】
士林夜市の様子その2
 小籠包を堪能した後は、夜のツアー最後の目的地となる、台北最大の観光夜市という士林(シーリン)夜市へ。昨夜の饒河街観光夜市も凄い人出だったのですが、ここも凄いです。しかも、規模的にはこちらの方が全然上で、与えられた時間だけでは到底回りきれませんね。(なので、昨日の饒河街観光夜市もそうだったのですが、帰りはツアーバスに乗らずに自分でホテルまで行くこともできます。)もっとも、私はといえば、先程の小籠包などが効いてきて、食べ物はノーサンキュー状態。なので腹ごなしがてら、ちょっとだけぶらついてみたのですが、昨日の饒河街観光夜市同様、点在する臭豆腐のスメルが満腹の身体に…。タオルで口を押さえつつ凌いでいたのですが、そんな中、最後の方に見かけた臭豆腐の屋台からは、旨そうは言いませんが食べられそうな匂いが!でも、臭いことには変わりないし、それにもし残してツアーバスに持ち込みでもしたらバイオテロになってしまうので、今回は断念。でも、後から考えると、ちょっと勿体なかったかなぁ、と。で、あとはホテルまでバスで送って貰うだけなのですが、ガイドさんが途中で別のホテルに向かうクルマに乗ったのか、最後は我々だけでツアーバスに乗せられているという状態になり、ちょいと心細かったです。

【アサヒ生ビール中ジョッキ(朝日生啤酒中杯)】
アサヒ生ビール中ジョッキ(朝日生啤酒中杯)
【お通しとしらす大根おろし】
お通しとしらす大根おろし
【山掛け】
山掛け
【ポテトサラダ】
ポテトサラダ
【レモンハイ(檸檬蘇打燒酒)】
レモンハイ(檸檬蘇打燒酒)
 この日は午後8時頃、ホテルに到着。で、一部メンバーで、前日同様どこかで飲もうということになったのですが、個人的に昨日のような熱炒(ルーチャオ、台湾式居酒屋)を希望したものの、同行者のうち一人が「うるさいところには行きたくない」と言ったので、とりあえず日式(日本式)居酒屋で飲むかということになり、丁度、我々を日本人とみるや近づいて来た、関西弁を操るポン引き氏に教えて貰ったあたりにあった、いいともというお店で飲むことに。詳しくは別記事に書いたとおりなのですが、そこで台湾に来てからついぞ見かけなかった生ビールと久しぶりの再会。でもすがそれ以外の品は、写真のようなきわめて日本的メニューにもかかわらず、どれもどこか異国情緒というか、味とかディテールがちょっと違う感が逆に良かったです。ただ、お値段に関しては、熱炒に較べると若干お髙かったのは致し方ないですかね。

【青菜(空芯菜炒め)】
青菜(空芯菜炒め)
【宮保蝦仁】
宮保蝦仁
【烤香魚】
烤香魚
【今回いただいたビールの一部】
今回いただいたビールの一部
 日式居酒屋の後は、別のところでやらかしていた組と合流して、二次会とばかりに昨日も行った鮮定味さんへ。ここも別記事に書いたとおりなのですが、ビールを飲みながら食す当地の料理は、やっぱり安くて美味しいですね。それでいただいた3品はどれも印象的だったのですが、中でも烤香魚(鮎の塩焼き)は、添えられていた太田胃散みたいな香りの漢方系スパイスがとても良く合うのに驚いたというか。あと宮保蝦仁は、今回台湾でいただいた料理の中で、一番気に入ったかもしれません。衣を付けて揚げた海老と、ピーナッツ、そしてネギなどを唐辛子を炒め合わせたかなり辛い料理なのですが、その辛さがビールを進ませ、一口食べてビール、また一口食べてビールと、永遠に続けられるのではないかという勢い。ただこの時、夜のツアー出発前の牛肉麺以来、(若干の間隔を空けつつも)食べ続けてきた胃袋が限界を迎え、急激にペースダウン。何とも勿体なかったです。そしてその後、ホテルに戻って本物の太田胃散を飲んでから就寝しようとしたのですが、その時ふと、昼間のガイドさんがプッシュしていた筍煎餅の味は、東ハトハーベストそっくりということを思いつき、精神的にはスッキリしてから就寝しました。


 というわけで、今回もただの旅行記になってしまったのですが、長くなりましたので今回はこんなところで。最終回へと続きます。

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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