たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

旅のメモ 初めてのLCCで北海道 競馬とチャシと岬巡りと 【平成27年7月15日(水)~20日(月・祝)】 その2

 ここ暫く続いた、今年の夏(っていうか、年越さなくて、本当に良かった…。)の北海道旅行に関する記事の最後は、例によって自分用のおぼえがき。前回は前半の3日間分だっので、今回は後半3日分です。


平成27年7月18日(土)

【釧路は曇り空】
釧路は曇り空
 旅の4日目。昨日、一昨日と渡道して以来好天に恵まれていたのですが、生憎今日は、朝起きると肌寒く、どんよりとした曇り空。それで今日は、昨日に続いて走れ走れというか、釧路から東へ進んで根室半島を縦断して、日本100名城の1つ根室半島チャシ跡群や、(北方領土を別にすれば)日本最東端の納沙布岬に立ち寄り、その後来た道をとって返し、更には内陸部に進んで十勝平野の中心である帯広市までという、何とも走り甲斐のある行程となっています。

【釧路市街地を走行中】
釧路市街地を走行中
 午前7時半過ぎ、釧路市内の宿を出発。最初の目的地は、根室市にある根室市歴史と自然の資料館というところなのですが、そこには、日本100名城になっている根室半島チャシ跡群のスタンプラリー用スタンプが置いてあるからでして。それで、根室までは国道44号で向かうのですが、市街地を抜ける前にセブンイレブンに立ち寄り、朝食を確保。で、なぜ、今日に限ってわざわざセブンイレブンに立ち寄ったかというと、昨日、同行者が朝食として購入したセイコーマートのたまごサンドが、パン、そして中身のたまごサラダ共々、結構ハードというかスパルタンで驚いたからでして。それで比較のため、今朝はセブンイレブンで慣れ親しんだものを購入して比較してみようかと、というわけで。で、結論から言うと、セブンイレブンの方が、パンは柔らかく、中身のたまごサラダも甘味が効いてるという感じで、更に言うと、セイコーマートのほうは手作り感溢れ、一方セブンイレブンのほうはハイクオリティな工場で作られているという感じがしました。これは完全に好みの世界だと思うのですが、帰ってきて暫くすると、セイコーマートのたまごサンドの味が懐かしくて仕方がないというか。

【国道44号を行くその1】
国道44号を行くその1
【国道44号を行くその2】
国道44号を行くその2
【国道44号を行くその3】
国道44号を行くその3
【根室市歴史と自然の資料館】
根室市歴史と自然の資料館
 話がそれましたが、国道44号は、時間があれば立ち寄りたかったウインズ釧路の脇をスルーし、時折雨がぱらつく中を(なのでフロントグラスが汚くなってますが…。)ひたすら東へ東へと。その道中、海こそ厚岸付近と根室半島に入った時に少々見えるだけですが、森林や大規模な農地、牧場が入れ替わり立ち替わり現れて、思っていたよりは退屈しないで済みました。で、釧路から120kmちょっとを2時間半弱で走って午前10時前、根室市歴史と自然の資料館に到着。前述のスタンプもらい、館内をひととおり見学した後、納沙布岬へと向かいました。

【北海道道35号根室半島線を行く】
北海道道35号根室半島線を行く
 納沙布岬には、個人的に過去2度ほどお伺いしているのですが、どちらもJR(最初に来た時は国鉄)根室駅からバスで向かいました。で、今回は、北海道道35号根室半島線をクルマで走って向かうのですが、昔バスに乗った時にバス停の名前で聞き覚えのあるところを通ると、何とも懐かしい感じがこみ上げてきました。そんな中、いかにも岬というか、地の果て的地形の中を進んで、30分ほどで納沙布岬に到着。今回の旅、意図していなかったのですが、昨日の襟裳岬からこの納沙布岬って、なんだか岬めぐりのようですね。

【納沙布岬灯台】
納沙布岬灯台
【納沙布岬の先端部】
納沙布岬の先端部
【北方領土返還祈念シンボル像】
北方領土返還祈念シンボル像
【納沙布岬で見かけた猫】
納沙布岬で見かけた猫
【トット君】
トット君
 納沙布岬に到着したのは午前11時頃だったのですが、駐車場にクルマを停め、まずは岬の先端まで。その後、日本最東端の食堂で名物のさんま丼などをいただき、更にその後、北方領土に関する歴史的資料や領土問題に関する資料などが展示されている北方館・望郷の家を見学。領土問題について親戚縁者や友人知人が関係している訳ではないのですが、日本国民として面倒くさがらずに、常に意識を持つのが大切なんですよね。でも正直、観光気分は吹っ飛んでしまったのですが、近くの土産物屋さんに居た猫に癒されたというか。(それにしても、猫は偉大だなぁ。)その後、お土産を買おうと根室市観光物産センターに入ってたもののそういった感じの施設ではなかったのですが、中にあった巨大なトドの剥製、トット君は、ものすごい迫力でした。

【オンネモトチャシ】
オンネモトチャシ
【再び北海道道35号根室半島線を行く】
再び北海道道35号根室半島線を行く
【ノツカマフチャシ】
ノツカマフチャシ
【JR根室駅】
JR根室駅
 午後12時半頃に納沙布岬を出発し、次の目的地であるオンネモトチャシ、ノツカマフチャシという2つのチャシ跡へ。それで再び北海道道35号根室半島線を走るのですが、納沙布岬までは根室半島の南側を走ってきたのに対して、これから回るチャシ跡は2つとも半島の北側にあるということで、こちら側は初めて通るルートとなるのですが、緩やかな凹凸の草原にところどころ馬が放牧されていて、なかなか素晴らしい景色というか。ほんと、天気が良ければ最高なんですがね。で、そんな中、2つのチャシ跡を巡り、今度は根室市の市街地へ。そこでこのレンタカーを借りてから初めての給油を済ませ、更にはJR根室駅近くの蟹店でお土産の花咲ガニの発送を依頼。以前、2度ほど根室駅に降り立った時は、花咲ガニなんて高くて手が出なかったのですが、歳を取ってようやく買えるようになった=オッサンになったなぁ、と実感したというか。

【再び国道44号を行く】
再び国道44号を行く
【厚岸味覚ターミナル・コンキリエ】
厚岸味覚ターミナル・コンキリエ
【いただいた蒸しがき】
いただいた蒸しがき
【国道38号を行く】
国道38号を行く
【国道392号白糠IC入口】
国道392号白糠IC入口
【道東自動車道を行く】
 道東自動車道を行く
【音更帯広IC】
音更帯広IC
【帯広市内走行中】
帯広市内走行中
【宿へと】
宿へと
 根室市での予定を全て済ませ、午後2時過ぎに出発。あとは、本日の宿のある帯広まで、ひたすら走るだけとなりました。それでまずは国道44号で釧路まで。途中で休憩のために立ち寄った厚岸町の道の駅、厚岸グルメパーク(厚岸味覚ターミナル・コンキリエ)でいただいた蒸しがきが、美味しゅうございました。そして釧路市内で昨日も走った国道38号に出て、今度は白糠町で国道392号へと右折して入り、景色が山っぽくなっていく中を道東自動車道の今のところ終端となっている白糠ICへ。そこからは高速で一気に音更帯広ICまで走り、一般道で音更町を通過して午後6時半過ぎに帯広市内に到着。で、この日は帯広市内にあるジンギスカンの有名店で夕食をとる予定だったのですが、時間的にこれより遅くなると混みそうだったので、直接向かってしまうことに。その判断が功を奏して待たずに入ることが出来たのですが、とても美味しいジンギスカンをたらふくいただいてお店を出る頃には、入口付近は入店待ちのお客さんでいっぱいでした。その後は、同行者に運転を替わってもらい、予約してある宿へ。各部屋に給湯用のお湯タンクがあるという初めて見る造りに、何故か北海道を感じたというか。

平成27年7月19日(日)

【帯広はわりと晴れてました】
帯広はわりと晴れてました
 旅の5日目。昨日は一日中降ったり止んだりという空模様だったのですが、本日は雲が多いものの青空も拝むことが。で、本日は一日帯広で観光というスケジュールになっており、中でもメインは、(開場時刻が午後1時ということで)昼過ぎに行く予定の帯広競馬場なのですが、問題は午前中。他に行こうと思っていたところは、何カ所か事前にピックアップしていたのですが、特に決めておらず、出たとこ勝負という感じで。

【2軒目に訪れた豚丼屋さん】
2軒目に訪れた豚丼屋さん
【ばんえい競馬のナイトレース】
ばんえい競馬のナイトレース
 で、昨日までの疲れもあって、朝はゆっくりと過ごし、午前9時過ぎに宿を出発。まずは、同行者のリクエストで、お菓子の超有名店、六花亭の本店へ。開店時間をちょっと回ったところだったにもかかわらず、店舗前の駐車場は満車で、その入口で暫く待ってからの入店となりました。そこで本店限定という大変美味しいお菓子をいただいた後は、名物の豚丼食べ歩きをすることに。もっとも、ハーフサイズがあるとはいえ2軒(その1その2)続けていただけば、お腹はパンパンというか。(その前にいただいたお菓子も地味に効いていましたし。)そして時間も丁度良くなったので、本日のメインである帯広競馬場へ。こちらにお伺いするのは約4年ぶりとなるのですが、日本で唯一この競馬場で行われているばんえい競馬を堪能(その1その2)。でも、ここでちょっとやっちまったというか、競馬場に行くと、ついつい勝負に夢中になってしまい、同行者を放置してしまうという私の悪いクセが。それで同行者的に内心穏やかじゃない部分もあったと思うのですが、それが、競馬を終えて昨日と同じ宿に着いた時に、ちょっとしたきっかけで爆発。更にマズイことに私も逆ギレしてしまい、ちょっと気まずいまま眠りにつくことになってしまいました。

平成27年7月20日(月・祝)

【今日も帯広はわりと晴れてました】
今日も帯広はわりと晴れてました
 旅の6日目にして最終日。空模様は、昨日同様雲が多いものの晴れ間も見えるという感じで。で、この日は、自宅に向かってひたすら帰るだけ。

【帯広・広尾自動車道走行中】
帯広・広尾自動車道走行中
【道東自動車道走行中】
道東自動車道走行中
【国道337号走行中】
国道337号走行中
【送迎バスで新千歳空港へ】
送迎バスで新千歳空港へ
【バニラエアのカウンター】
バニラエアのカウンター
 昨夜のトラブルは(同行者が我慢してくれたお陰で)とりあえず水に流してもらい、午前5時半過ぎに宿を出発。市内でこの旅最後のセイコーマートに寄って朝食を仕入れ、帯広芽室ICから帯広・広尾自動車道、帯広JCTから道東自動車道を走行し、千歳東ICまで。そこからは国道337号などで千歳市内へ向かえば、午前8時前にはクルマを借りたレンタカー店に到着。ちなみに、この5日間での走行距離は、1111kmでした。で、早速返却と精算の手続きをして、送迎バスで新千歳空港へ。バニラエアのチェックインカウンターは、日本人、東アジア系外国人入り乱れて、ちょっとしたカオス状態になっていました。

【出発を待つバニラエアJW904便】
出発を待つバニラエアJW904便
【バニラエアJW904便の機内】
バニラエアJW904便の機内
【着陸間際】
着陸間際
【成田空港に到着したバニラエアJW904便】
成田空港に到着したバニラエアJW904便
【空港出口へ】
空港出口へ
 ちょっと時間は掛かったものの、搭乗手続きを無事終え、最後に空港内で土産物を購入してから搭乗。そのまま順調に飛び、成田空港に着陸したのは到着予定時刻の午前11時25分に対して午前11時2分と結構な早着だったのですが、その後、駐機場が空いてないということで、誘導路で何度か待機。こんなところがLCCっぽいんですかね。そんなわけで、駐機場に着いて降機したのは、定刻より10分以上遅れた午前11時40分近くでした。で、飛行機から降りた瞬間、思わず「暑いっ!」と。この数日間で、北海道の気候に、すっかり慣れてしままっていたのですね。

【タクシーでホテルへ】
タクシーでホテルへ
【成田ICから東関東道へ】
成田ICから東関東道へ
【大栄JCTから圏央道へ】
大栄JCTから圏央道へ
【つくばJCTから常磐道へ】
つくばJCTから常磐道へ
【友部JCTから北関東道へ】
友部JCTから北関東道へ
【真岡ICから一般道へ】
真岡ICから一般道へ
【自宅近くの元気寿司で乾杯!(左下がブルーベリークリーム寿司)】
自宅近くの元気寿司で乾杯!(左下がブルーベリークリーム寿司)
 飛行機が遅れたお陰で(っていうか、定刻でもギリギリ間に合うかどうかだったんですが、着陸が早かったので一瞬期待してしまいまして…。)、クルマを停めたホテルの送迎バスに間に合わず、タクシーで移動。ホテルの建物は近くに見えているのに、空港を出るのにぐるっと遠回りとなって、結局は結構な金額が掛かってしまったという。そして正午過ぎにホテルを出発し、成田ICから東関道、大栄JCTから圏央道、つくばJCTから常磐道、友部JCTから北関東道、真岡ICから一般道で自宅近くへ。で、この日は朝、帯広市内のセイコーマートで買ったものをいただいて以来食事をいただいていなかったので、自宅に着く前に近所の元気寿司で、遅い昼食兼お山祝いを。そこで「変わったメニューがある!」と頼んだブルーベリークリーム寿司のインパクト(ただし不味くはない)で、旅の余韻は綺麗に吹き飛びました。

最後に次回以降に向けてのおぼえがき

 というわけで今回の北海道旅行。総じてものすごく楽しんだのですが、次回以降に向けてのおぼえがきを少々。

 まずはLCCですが、今回はバニラエアにしてみたものの、次回は別の会社を試してみても良いかも。これは別にバニラエアが悪いということではなく、他の会社も体験してみたいというわけで。

 また、成田空港の駐車場については、クルマで空港まで行くことを含めて再考が必要かもしれません。これも今回利用したホテルが悪いということではなく、純粋に、もっと安くできないか、ということで。それと、駐車場に限らずもっとコストを切り詰めるためには、荷物のこととか、更なる割り切りが必要というのも痛感しました。

 ということで色々と反省点もあるのですが、来年の夏の長旅は、どこに行こうかなぁ、と。

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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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