趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
「競馬の祭典」とも言われる東京優駿(日本ダービー)。競馬に携わるホースマン、そして我々ファンにとっても日本一特別なレースと言っても過言ではないと思うのですが、その第82回東京優駿(日本ダービー)(以下、ダービーとします。)が行われた東京競馬場に、幸運にも今回、お伺いすることが出来ました。
確か今年の年明けの頃だったと思うのですが、JRA(日本中央競馬会)の発行するPR雑誌『優駿』の平成27年3月号で『未来に語り継ぎたい名馬ベスト100』というの特集するため、ハガキやネットでの投票が行われておりました。それで私も、とても思い入れのあるお馬さんに票を投じていたのですが、それから暫く経った2月の末頃。仕事でクレーム対応を行っている最中に、知らない番号から携帯電話に着信が。丁度ひと区切り付いたところだったので、珍しく応答(たまに不要なセールスの電話が掛かってくるので、知らない番号からの着信は基本的に出ないことにしている。)したところ、『未来に語り継ぎたい名馬ベスト100』の投票の景品である、第82回日本ダービーの来賓席ペアご招待が当選しました、とのこと!これまで何度も、抽選販売となるダービー当日の指定席を応募して落選し続けていたのが嘘のような幸運に、その後のクレーム対応(一区切り付いただけでまだ終わっていなかった)業務に支障を来すほど顔が緩んでしまったのですが、それも何とか終え、その日は小躍りしながら帰宅。後日、郵送で招待状などが送付され、あとは当日行くのみとなりました。
【宇都宮駅から湘南新宿ラインで】
東京競馬場へは、昨年の11月に一度お伺いしているのですが、その時と同様、今回もJR湘南新宿ライン、そして新宿から京王電鉄に乗り換えてというルートで。ちなみに同行者よると、(私自身、自覚はなかったのですが)この時から入れ込み(競走馬が興奮すること)がキツかったそうで。
【京王新宿駅構内に掲げられた看板】
【京王新宿駅構内の柱のデコレーション】
前述のとおり、新宿駅で京王電鉄に乗り換えるのですが、駅構内には、至る所にダービーのPRがなされていました。
【府中競馬正門前駅構内】
午前8時40分過ぎ、東京競馬場の最寄り駅である京王電鉄の府中競馬正門前駅に到着。昨年お伺いした時と時間的にはほぼ同じなのですが、さすがはダービー・デイ。その時とは段違いの人の多さです。
【入場!】
通常、東京競馬場の開場時刻は午前9時ですが、今日のような大レースが行われる日はそれより前に開場されているので、そのまま競馬場へ入場。それにしても、スナップ写真を撮るのもはばかられる混みようというか。
【西来賓受付】
入場すると早速、フジビュースタンド2階の西来賓受付で、来賓席の席章をいただきます。
【来賓席の席章】
【今回の席からの眺め】
じつは来賓席と言っても、第1コーナー前にあるC指定席。ただでさえコースとスタンドの間が広々とした東京競馬場で、更には後ろの方の列だったということもあり、馬場は遙か彼方という感じだったんですけど、でも今日は、席が用意されているだけでも本当に有り難いというか、個人的には、これまで指定席が当たらなかったばかりに、ダービーの現地観戦をしていなかった訳で。それで、今日はものすごい人出だったので、後述する飲み物と食糧を手に入れる以外は、基本的にこちらの席でずっと勝負しておりましたが、さすがは競馬の祭典だけあって、通常の開催日とは違ったお祭りムードを、自席でも堪能することは出来たというか。
【第82回東京優駿、スタート!!】
【第82回東京優駿表彰式】
そして迎えた第82回東京優駿(日本ダービー)。ファンファーレの際の手拍子、そして地鳴りのような声援には、リアルで鳥肌が。そしてゴール後は、優勝したドゥラメンテ号の強さに酔い、特別なレースを見たという感動に自然と涙が出てきました。もっとも馬券的には、良血過ぎるドゥラメンテ号は、皐月賞に勝ったとはいえ人気先行だと思い頭からは買っていなかったので、三連単は見事に外したのですが。(三連複でも抑えていたので的中したっちゃしたのですが、トリガミというやつでして…。)
今回は混雑故、基本的に「食べたいものを食べる」ではなく「食べられるものを食べる」という感じで。(前の記事と一部内容が被るのは申し訳ない。)
JRA公式サイト東京競馬場の、レストラン・ファストフードのページにある店舗紹介で、おもなメニュー「カクテル」というお店が存在するのが、東京競馬場の凄いところだと。
【ミントジュレップ 600円(カップ無し)】
それで本日はダービー・デイなのでこちらのカクテルが大々的に売られていました。ちなみに、ミントジュレップというのは、ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクにもなっているカクテルで、私が知っているレシピだと、砂糖を少量の水かソーダで溶かしてからミントの葉を潰し、そこに大量のクラッシュドアイスとバーボンを注ぎ入れよく混ぜるというかなり度数が高そうなものなのですが、これはミントシロップとバーボンのソーダ割りという感じで、度数もわりと低め。ソーダのシュワシュワとミントの風味が爽やかで、また数杯飲んでもべろんべろんにならないところが良かったです。あと今回は特別に、第82回東京優駿(日本ダービー)特製オリジナルカップ付き(900円)というのもあったのですが、その時は荷物になるかと思って買わなかったことを、帰ってから激しく後悔しました…。
言わずと知れたチェーン店ですね。で、こういう大手チェーンが多数入っているのも東京競馬場らしいというか。
【サーロインペッパーステーキ重 1000円】
それで、混む前にと思ってわりと早い時間に購入したのがこちら。単品だと上記の値段ですが、生ビールとセットになったちょっとお得なメニュー(1500円)もありました。それでドドンと乗るサーロインステーキは、加工肉の筈ですがわりと歯応えしっかりで、肉喰ってるぞ!という感じ。味付けはしっかりとしているのですが、そこにわりとたっぷり載るガーリックチップのパンチも効いていて、ご飯ともビールとも合っちゃうというか。ほんと、変にこだわらなければこれで十分だったりします。
こちらのお店は、昨年お伺いした時にも利用しましたが、今回も。名前のとおりうどんがメインなのですが、つまみも豊富にそろっています。
【もつ煮 390円】
それで前回いただかなかったこちらを今回は。で、見るからに濃そうなのですが、実際にいただいてみても良い意味で期待を裏切らなかったというか、味付けは味噌ベースで、八丁味噌のような酸味が感じられました。そこに柔らかいモツと大根、そしてこんにゃくなんかが。個人的にもつ煮は、どちらかというとトロッと濃いめの味付けの方が好きなもので、大いにビールが捗りました。
【ごまねぎうどん(冷) 570円】
時系列的にはもつ煮からだいぶ経っているのですが、今回はうどんもいただいてみました。それでそのお味ですが、つゆは味が結構濃いめで、ぶっかけうどんに近いくらい。また(冷)だけど冷えているというわけではなく、室温というか常温という感じの温度です。そしてうどんはコシ強化形で、熱いつゆに浸かっていないせいか余計にそう感じました。また、丼の一面を覆うゴマとネギが、香ばしさと揮発性のネギ風味といった味の他、食感にもかなり影響を与えています。
こちらは、5階にある軽食と飲み物の売店。今回は席が5階だったこともあり、お世話になりました。
【焼きそば 520円】
こちらは、同行者がいただいたもの。ソース焼きそばを想像して購入したのですが、細切りの肉、キクラゲ、タケノコなどの野菜類の餡掛けになった中華風のものでした。それと、注文した時に、「少々お時間が掛かりますがよろしいでしょうか」とのことだったのですが、そのせいか出来上がりを席まで届けてくれました。
【生ビール 値段失念】
こちらで何度も購入した生ビールですが、サイズと値段をメモするのを忘れてしまったという。ちなみに、東京競馬場内での生ビールの価格は、大が570円、小が420円だったかと。
【人混みと共に競馬場を後に】
馬券の方は、最終レースに組まれた目黒記念(G2)まで東京競馬場をメイン勝負し続けたものの、悩んだ末に切ったお馬さんに来られるという法則が発動しまくりで、トータルでは惨敗と言っていい結果となりました…。
【京王電鉄競馬場線の電車はヘッドマーク付きでした】
それで、今日は競馬場内を特段ウロウロしまくった訳ではないのですが、心の振り幅が大きかったのと、人いきれにやられたせいか、心身共にグッタリとなり、一刻も早く帰るために、東京駅から新幹線に乗ることに。なのでとりあえず京王電鉄で新宿駅まで向かうのですが、さすがはダービー・デイ。京王電鉄のダイヤも結構乱れていたのでしょうか?東府中駅の手前では結構な時間停止し、その後の乗り換えも一苦労だったという。
というわけで、第82回東京優駿(日本ダービー)の行われた東京競馬場だったのですが、やっぱりダービー・デイは、いろいろな意味で、特別なものがありました。ほんと、貴重な体験となりましたね。また来年も来たいかと言われると、この人混みを思い出してちょっと尻込みをしてしまうのですが、いつの日かまた、来てみたいと思います。
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