1月に行った四国（とちょっとだけ広島）旅行の2日目。福山城を後にして、この日最後に向かったのは、平成25年3月をもって廃止となってしまった、福山競馬場です。

福山競馬場について

　福山競馬場については、前回訪れた記事（その1、その2、その3）にも書いたのですが、昭和24年9月18日に開設され、当初は福山市の戦後復興や市政発展に貢献したものの、近年は経営が苦しくなり、最終的には平成25年3月24日の開催を持って廃止となってしまいました。廃止当時、他の地方競馬場については、ネット投票の導入、そしてJRAとの連携強化（IPATでの地方競馬発売）によって売り上げを延ばさんとしていた時期だったので、個人的には非常に残念でした。（まず廃止ありきだったんだなぁ、と。）

　それで今回、城巡り（福山城）を目的に福山市を訪れることになったのですが、お城と一緒に、廃止から2年近く経った競馬場の姿を見ておこうと思った次第で。

実際に行ってみた

　というわけで、レンタカーで福山城から競馬場まで。まず、競馬場の周りをクルマでぐるっと一周したところ、厩舎区画の建物は全て取り壊されていたのと、施設の周りにはトタン板が巡らされ簡単には立入ができないようになっていました。で、元から不法侵入してまで施設に立ち入る気は無いので、同行者にクルマを預け、外からささっと見て歩くことに。

【外向発売所付近】

【スタンド】

【入場口付近】

【馬運車が発着した辺り】

【厩舎区画入口付近】

　というわけで、厩舎以外の建物は概ね残っていたようなのですが、これらも、平成27年度から解体工事が始められる予定だそうです。