趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でもちょこっと書いたのですが、群馬県高崎市にある地方競馬の場外馬券売場が、BAOO(バオー)高崎。平成16年(2004年)まで開催されていた高崎競馬場の施設を丸々使っていることもあり、是非一度お伺いしてみたかったところでした。
前述のとおり、こちらは元々高崎競馬場として、大正13年(1924年)に開設。そして戦後は、他の地方競馬の競馬場と同様に、競馬法施行と共に公営競馬の競馬場となりました。その後、これも他の地方競馬の競馬場同様、売り上げの低迷に苦しみ、平成13年度(2001年度)からは「北関東HOT競馬」の名前で宇都宮競馬場、足利競馬場との連携を図ったりもしましたが、多額の累積赤字が原因で、平成16年(2004年)12月31日をもって当時の施行者であった群馬県競馬組合による競馬開催が中止に。ちなみにその時点でのコースは、1周1200m(直線300m)の右回りダートコースで、フルゲート12頭立て800m、900m、1330m、1400m、1500m、1900m、2000m、2100m、2600mの距離設定が可能でした。
その後、平成17年(2005年)3月までは、群馬県競馬組合が地方競馬馬券の場外発売を実施していましたが、4月1日からはBAOO高崎(株式会社日本レーシングサービスが運営)に変更となりました。また、JRAについては、高崎競馬場が現役の頃から高崎場外発売所~ウインズ高崎として馬券の場外発売業務を行ってきましたが、平成26年6月に終了となってしまいました。
そのBAOO高崎ですが、是非一度行ってみたいと思っていたところ、(平成26年)9月20・21日に『ばんえい十勝 in BAOO高崎2014』 ~ばん馬が高崎場外にやってくる!~というイベントが行われるのを相方が発見。特に21日は、ばんえい競馬PR馬のミルキー号もやってくるとのこと。丁度21日は特段予定がなかったこともあり、これを機会にお伺いしてみることにしました。
【関越道高崎玉村スマートIC】
【国道354号沿いの案内看板】
自宅からBAOO高崎までは、東北道から北関東道と走って高崎JCTからちょっとだけ関越道上り方向に入り、最近出来たらしい高崎玉村スマートICから国道354号へ。で、高崎市内方面に向かって走ると、途中、何回かBAOO高崎の案内看板が建っていますので、それ通りに進めば到着。ちなみに、高崎玉村スマートICからの所要時間は、日曜日の午前中(午前10時前に到着)で丁度15分でした。
【駐車場】
内馬場が無料駐車場になっています。それにしても、広いですね。
【ミルキー号ふれあいコーナー】
【準備中のミルキー号】
前述の、ばんえい競馬PR馬ミルキー号とのふれあいコーナーも内馬場に。で、ミルキー号は引退したばんえい競馬の元競走馬なのですが、身体は大きくても、何とも可愛らしいです。ちなみにミルキー号とは、平成23年に帯広競馬場で会っているのですが、元気そうでなにより。今度また、帯広競馬場まで会いに行こうと思っています。あと、スタンド内には直売所も設けられ、結構な人気でした。
【スタンド入口付近の看板】
本日の発売はこの3場。地方競馬の開催は、日曜日など多い日は全国で5場くらいやっている時があるのですが、こちらはそのうち、最大3場を発売ということで。で、今日は、盛岡(岩手)、金沢、佐賀でした。ちなみにイベントやってるばんえい十勝は、昨日だったら馬券が買えたんですがね。
【専門紙売場】
ちゃんと勝負するには欠かせない専門紙(競馬新聞)ですが、今日は前出の3場のうち、先週までの水沢から開催の変わった盛岡の専門紙を購入。(全場分買っても新聞代を取り返せる自信が無かったもので…。)ちなみに他は、某楽〇競馬に入れてる自分の予想(走破タイムやコース相性、鞍上なんかで簡単に予想したもの)で自信のあるものを購入することに。
【正面入口付近】
【スタンドの建物】
【スタンド内部】
専門紙片手に、先程はクルマで場内に直接入ってしまったので通らなかった正面入口を改めて一度出てから入場。なんていうか、正面入口から入らないと、何かしっくりこないんですよね。で、改めて見ると、正面入口の建物やスタンド建物の高い部分の向かって右側のJRA表記のあった部分は全て塗りつぶされていました。それと(当たり前ですが)高崎競馬場の面影が色濃く残っているのがノスタルジーを感じさせ、嬉しいやら悲しいやら。ただ、馬券の発売・払い戻し機のまわりが明るい色で塗られているのは、気持ち的に明るくなってとても良いと思いました。それから、ベンチが多数置いてあるのも、主な利用者を考えると良いですね。(私も大変有り難かったです。)あと、場内には、後述する飲食売店が2軒の他、清涼飲料水の自販機がわりと多めに。ちなみにアルコール類は無いようでしたが、確か高崎競馬場時代から場内じゃ売っていなかったかと。
【元ウインズの部分】
一方、スタンド西側の元ウインズ部分はJRAの緑色のままでシャッターが閉まり、何とも切ない感じが…。
前の記事と内容的に一部被るのですが、この記事にも、今回こちらでいただいたものについて。
【店舗外観】
こちらは、スタンド1階西側にあるお店。そのあたりにあったウインズ部分が閉まっちゃったので、このお店だけ取り残されてしまった感があるのが何とも…。で、前述の専門紙売場で競馬新聞を買っている時、お店のおねえさんに「来て」と声を掛けられたので、遅い朝食にいただいてみることに。
【焼きそば 300円】
出来たてをいただくことができたのですが、お味の方は、甘さ控えめのソースが懐かしさを感じさせる味。具はほぼキャベツですが、それがまた良いです。で、どうでも良い話ですが、個人的に、焼きそばに合う飲み物と言えばビールかチューハイなのですが、何故かコーラも好きなんですよね。
【店舗外観】
こちらは、スタンドとは別棟(正面入口から入って左手の専門紙売場となり)にあり、高崎競馬場時代からまぐろ丼で有名だったお店。
【まぐろ丼 750円】
というわけでそのマグロ丼ですが、実は同行者がいただいたのを少々味見させてもらいました。で、醤油ダレで味付けされたマグロが良い塩梅で旨いです。また、こちらの名物という特製ねり唐辛子を少量付けても良いですね。ちなみにちょっと前まで600円だったのですが、現在の値段でもコストパフォーマンス的に十分だと思いました。
【もつ味噌ラーメン 800円】
こちらは、ついネタに走ってしまった私かがいただいたもの。っていうか、よくよく考えたら、大井競馬場でも同じようなものをいただいていました。で、お味の方は、モツ煮が味噌ラーメンのスープにコクとまろやかさを加えていてこれがナカナカ。また、味が濃いめなので、丼に落とされた生玉子も良く合っていますね。それと、前述の特製ねり唐辛子(写真左下)やニンニクを加えると一層旨かったです。
最後に、(入って良いものかどうか判らなかったのですが、明確な立入禁止表示もなかったので)コースに入ってぐるっと一周しがてら撮った写真などを。
それにしても、否応なしに切なくなってしまいますね…。
というわけで、BAOO高崎だったのですが、高崎競馬場の残り香と共に堪能させていただきました。(収支の方もちょいプラスで終わって良かったです。)しかし、高崎競馬場跡地については、群馬県がコンベンションホールを建設することが既に決まっており、今年度(平成27年度)から工事に着工する予定となっています。なので、今も残る競馬場の建物やBAOO高崎も、今後どうなってしまうことやら…。BAOO高崎だけでも、同じ高崎市内の別の場所に移転してくれると良いんですがね。そりゃ、地方競馬も全場、ネットで馬券が買える時代ですし、個人的にもそちらで買う額の方が遙かに多いんですが、やはり、現ナマ勝負の魅力には敵わないと思うんですよね。
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