たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 松栄庵

 どうしても断れないけど出来れば出たくなかった新年会の翌日。かけそば・うどん(具無しのことではなくて、ツユを掛けたうどん。)の類いが食べたくなったのと、お伺いを立てた相方も都合が良いことに、この日はうどんが良いとのことだったので色々調べたところ、こちらのお店がヒット!なので早速お伺いしてみることに。

 お店の場所自体はわかりやすかったというか、これまで何度となく前は通ったことがあったのですが、初めて入る駐車場には、お店の換気扇からゴマ油の良い香りが。ということは、天ぷらをゴマ油で揚げているのに間違いないということで、これは相当期待してしまって良いのでしょうか?

 で、お店に入ると、開店時間から時間は経っていないにもかかわらず、先客が何組か。空いた席にどうぞということなので入り口近くのテーブル席に座ると、店員さんがお茶と共にお品書きを。それを見ると、冷たいうどんも大変美味しそうだったのですが、初志貫徹ということで、温かいうどんのなかから、間違いなく「かけ」であろう品をチョイス。あとそれにとらわれない相方は自分の好きな品をということで、お願いする品々が決まりました。

【天ぷらうどん 1060円】
天ぷらうどん 1060円

 そんなわけで私がお願いしたのが、この天ぷらうどん。もっとも、駐車場でクルマから降りた時点でそれは決まっていたようなものなのですが。それで登場した時、天ぷらが別盛りくらいは想像できたのですが、天ツユも別で、更にそれ専用の薬味も付いているとは。

 それに若干動揺しつつもとりあえずはツユをと思い、薬味類や天ぷら、あと卓上の容器に入っていた天かすなどは加えずにいってみたところ、最初に感じたのは当地らしい濃口醤油の風味と甘さ控えめな味付け。もっとも、出汁感が無いわけではなく旨味も必要充分という感じで。そして次にウドンを啜れば、口当たりフワっそしてトゥルモチっとした食感が、もう。昨今の流行よりは柔らかめだとは思うのですが、個人的には、そこがとても良いというか、こちらのお店のキャラクターを端的に表している気が。あとゴマ油の良い香りが漂う天ぷらは、当然揚げたてでサクっとした、ただしサクサク過ぎない頃合いの揚げ加減が、また。タネはプリっプリの海老(2本)の他、サツマイモ、ピーマン、小ナスという構成でした。で、ひととおりそれぞれを味わったあとは、海老と小ナスの天ぷらをツユに投入。すると、ツユの味わいが、何とも好ましく変化したというか、天ぷらからコクとまろやかさが供給されたつゆの味は、何ともたまらないものが。それと共に前述のウドンを啜れば、ほんと、幸せというか。ちなみにウドンは、量的にわりとあったような気がします。

【力うどん850円】
力うどん850円

 こちらは、相方がいただいた品。で、力うどんって、お店ごとに結構差がある品というか、例えば具のチョイスや餅の調理法(揚げたり焼いたりとか)バリエーションがあるなかで、こちらのは初めて見るスタイル。というのもその具がお餅の他、天かす、豚肉、エノキ茸、キクラゲ、ワカメ、ネギ、それに蒲鉾とバラエティー豊かで、メインの具であるお餅も、茹でて柔らかくしたものが2個も入っていたという。故に相方にとっては相当ボリューミーだったようで。ちなみにお味の方は、風通しの良い掛けツユに、天かすのコクや豚肉など具材の旨味が加わって、これもなかなかでした。

 というわけで、どちらも美味しくて満足させていただいたのですが、他にも魅力的な品々が沢山あったので、またお伺いしたいところ。そしてその時は是非とも、冷たいうどんもいってみたいですね。ごちそうさまでした。

令和2年1月訪問

栃木県矢板市 更科

 暮れもだいぶ押し迫ったこの日の昼食は、令和元年最後にお店でいただく蕎麦ということで、矢板市のこちらのお店まで。それにしても、こちらのお店は地元に愛されているというか、こんな日でも地元の方っぽいお客さんが切れること無く来店されていましたね。

天とじ(エビ)(そば) 700円
天とじ(エビ)(そば) 700円

 それで今年最後の蕎麦は何をいただこうかと、お品書きを見てちょっとだけ逡巡したあとにお願いしたのは、やっぱり自分的に一番好きな品をということで、この天とじそばを。相変わらず丼になみなみと入った状態で登場したのですが、早速ツユを一口啜れば、これが、出汁がビンビンに効いているとかのハっとするような引っかかりは正直ないのですが、それでも十分な出汁加減に、こちらのお店の個性もちゃんと感じる返しの味、更に蕎麦の香りと、エビ天由来の油のコクと香ばしさ、玉子由来の優しいふわふわ感が一体となって、何ともホっとする味わい。また今日のソバは、かけそばになっているにもかかわらずソリッド感のある歯応えに、噛むと甘味もしっかりあるように感じ、これも、また。七味をちょいとかけ、ソバを啜り、ツユを味わいを繰り返し、合間にプリッとしたエビ天を囓り、またソバとツユを繰り返せば、ほんと、しみじみ美味しいなぁ、と。

トリ肉南ばん 600円
トリ肉南ばん 600円

 こちらは、相方がいただいた品。っていうか、ここ暫く前からこちらのお店に来るとこればかりいただいているような気がするのですが、「今回も美味しかった。」とのことです。

 というわけで、相方共々今年最後のお店での蕎麦を美味しくいただくことができ、満足いたしました。ごちそうさまです。

令和元年12月訪問

東京都台東区 立ち蕎麦 つるや

 所用で静岡、東京都回っての帰り道。先程下北沢の富士そばで肉骨茶そばを食べたのですが、蕎麦屋で蕎麦つゆの味を味わわなかったことでアタマが少々バグってしまい、蕎麦つゆの味が妙に恋しくなってしまったという。 

 そんな状態で、JR宇都宮線下り最終列車に乗るべく上野駅まで来たのですが、そんな時目に入ったのが、以前何度かお伺いしたことが有るこちらのお店。幸いなことにまだ営業時間内、また列車の発車時刻まで15分以上あり、そば1杯くらいなら入る腹具合だったので、急いで横断歩道を渡ってお伺いしてしまいました。

 店内は、先程の下北沢の富士そばよりも、更に酔客で混雑。カウンターがほぼほぼ埋まっていました。それで先客に続いて券売機で食券を購入し、カウンター内のお姉さんに提出すれば、程なくして出来上がりとなりました。

紅生姜天そば 420円
紅生姜天そば 420円

 わずかに空いていたカウンターに移動し、早速ツユからいってみたのですが、濃口醤油がバキっと効いてる関東風の味。それに比べて出汁感はさほどですが、そうそう、この味が食べたかったんです。またソバは、歯応え、香りともわりとあり、先程の茹でたてに負けてはいないくらい。そして具の紅生姜天は、お姉さんが絶妙の載せ方してくれたお陰で、ツユに浸かってないところのサクサク感が楽しめました。ちなみにタネは紅生姜の他、タマネギも。あと食べるにつれツユに馴染むと、かなりの味変になりますね。

 というわけで、美味しくいただき、満足いたしました。ごちそうさまです。

令和元年12月訪問

東京都世田谷区 名代 富士そば 下北沢店

 この日は、楽しい用時で朝から静岡、そして東京に来ていたのですが、食べ物に関してはタイミングが悪く、午後2時前に昼食を食べた後、全ての用時が終わるまで水を少々飲んだだけになってしまったという。

かく言う理由で午後10時半頃、相当な空腹を抱えて下北沢の路上に出たのですが、駅に向かう道すがら目に入ったのが「富士そば」の看板。明日も休みだし、ここで帰りの列車を1本遅らせても宇都宮に着くのが30分遅くなるだけだし、そこからはクルマで自宅まで帰る=相方に迎えに来てもらわないので迷惑をかけることもないので、寄っていくことに。

 さすがは12月下旬の金曜日の夜遅くとあって、店内は飲み会の〆的な人たちが多く結構な混雑。そんな中食券を購入していただいたのがこちらの品です。

肉骨茶そば 590円
肉骨茶そば 590円

 それが10月の店舗限定発売開始以来話題になり、12月からは数量限定で全店舗販売となった「肉骨茶(バクテー)そば」。私自身、マレーシアやシンガポールでよく食べられているという肉骨茶自体食べたことないのですが、栃木に帰ってしまったら富士そばも無いので、食べるなら今ここでしかチャンスはないというわけで。(その後、全店舗ではないですが継続販売が決まったようですが。)

 それで早速、若干白濁したツユからいってみたところ、いきなりコショウがビリビリっと!このコショウが、シンガポール式肉骨茶の特徴らしいのですが、潔いくらい効いていますね。そしてそこに、揚げニンニクがガツンと。この2つのスパイス感が、何とも異国情緒です。また味付けは塩でしょうか?ただ塩気は強くない感じ。出汁は蕎麦ツユっぽい節系の風味と旨味が全く無く、何の出汁かと思ったのですが、富士そばのウェブサイト見たら豚肉らしいです。そしてソバは、タイミング良く茹でたてで、歯応え、香りとも良かったのですが、うどんに替えたほうが現地料理っぽさは上がったかと。あと具の薄切り豚バラ肉は、写真だと偏ってしまってあまり多く見えないのですが、実際には多数入っていました。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、なかなかにインパクトの有る一杯でした。ごちそうさまです。

令和元年12月訪問

栃木県大田原市 手打ちうどん・そば専門店 すゞや食堂

 この日相方と昼食の話をしていた時、うどんが食べたいというリクエストがあったので、大田原高校近くのこちらまのお店まで。というのも店名はうどんの文字が先に来ていることが気になっていたのと、私自身こちらのお店で食べたいものがあったからでして。

 開店時間直後、この日は平日の午前11時を少しだけ過ぎた頃だったにもかかわらず、広い店内は既にテーブル席がほぼほぼ埋まっていて、初めて座敷でいただくことに。注文を済ませその座席に戻り、待つこと少々でお目当ての品が登場しました。

けんちん(ひたし)うどん 920円 + 中盛り 200円
けんちん(ひたし)うどん 920円 + 中盛り 200円

 そのお目当ての品とは、冬季(11~2月)限定メニューとなる「けんちん」。今回は、それをひたしうどんとしていただきます。で、まだ湯気を立てているウドンを、別の器に入ったけんちん汁に浸けていただけば、これが、もう。まずはけんちん汁ですが、味噌ベースの味付けがバッチリ。旨味も十分で、麺を食べさせるしっかりとした味になっています。またその具は豚肉も入り、豚汁と言っても差し支えないほど。他の具はメインの木綿豆腐の他、コンニャク、ブナシメジ、里芋、ゴボウ、ニンジン、白菜に、後入れのホウレン草。あと薬味として白ネギと柚子が入っているのですが、けんちん汁(いや豚汁か?)には柚子の香りがよく合いますね。そして温かいウドンはモッチリとした噛み心地。正直なところ若干すいとんを思い起こさせる味と食感なのですが、逆にこのツユにはそこが合っているます。それと、けんちん汁(いや豚(ry)が入った器の縁にワサビが付いていたのですが、ネタ的にウドンに付けて試したところ、これはこれで悪くなかったというか、汁に溶かそうとは思わないものの、こういう使い方ならアリだな、と。

鳥(ひたし)うどん 860円
鳥(ひたし)うどん 860円

 こちらは、相方がいただいた品。前回いただいていた鳥ひたしのうどんバージョンなのですが、次はひたしうどんじゃなくてかけうどんでいってみたいそうで。

 というわけでお目当てのけんちんうどんひたしバージョンだったのですが、美味しくいただきました。でもってこれに、茨城県の郷土料理よろしくそばを合わせるとどうなるのかも興味が湧いてきましたので、是非そちらも試してみたいですね。ごちそうさまでした。

令和元年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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