たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県塩谷郡塩谷町 農村レストラン 尚仁 (うわだいらパーキング ふれあいの里しおや内)

 皐月晴れ(梅雨の晴れ間)のこの日、宇都宮市でバイクを借り、いろいろと寄り道をしながら訳あって一度自宅に向かう途中に立ち寄ったのが、鬼怒川の上平橋のたもとにある「うわだいらパーキング」。ここには綺麗なトイレのほか、JAしおのやの農産物直売所「ふれあいの里しおや」があります。
 更にその直売所内に併設されているのが、地元産の手打ちそばがメインの農村レストランであるこちらのお店。
 実は以前、自転車に乗っていた時、サイクリングがてら何度か訪れたことがあったのですが、いずれも時間帯が悪くて、お店が開いている時は初めての訪問となりました。

 そのお店は、建物の右手に入っていて、土曜日のお昼時とあってかなり盛況な様子。ただ、カウンター席は空いていたので、特に待たずに座ることが。そこで注文のために卓上のお品書きを見たところ、メニューはもりやざる、天ざる、天ぷら、きつねにたぬきにとろろなど、カレー南蛮やご飯ものがない以外は一般的なものが並ぶ中、目についた夏季限定と思われるメニューを2品お願いしました。

【冷やしたぬきそば(大盛) 900円】
冷やしたぬきそば(大盛) 900円

 そのうちのひとつが、この、冷やしたぬきそば。で、冷やしたぬきそば(うどん)って、浅い丼というか器で提供するお店が多いのですが、こちらは一般的な丼で登場。しかも、かなりのつゆだくです。
 早速、ネギを投入し、ワサビはソバにつけるような感じでいってみたところ、これが、もう。
 手打ちのソバは、密度感があってソリッドかつ歯を押し返す弾力のあるな歯ごたえ。太さは乱切りで田舎そばっぽいけど、ソバ自体はわりと洗練された味わいというか、野卑な感じはない味わいですね。
 またツユは、出汁感控えめ。醤油は強めだけど角は取ってあり、甘さ控えめの味付け。それと味の濃さははかけヅユとしては濃いめですが、ぶっかけよりは薄くて頑張れば飲めるくらいです。
 そして具ですが、メインのたぬき部分は、天かすではなくわざわざ作ったと思われる揚げ玉が、あとの方まで香ばしさとサクサク感をキープ。その他は、定番で相性バッチリのキュウリ、そしてこれはあまり見かけないトマトという組み合わせですが、どちらも朝採れでしょうか?フレッシュ感があって、「夏の味」という感じでした。

【冷やし甘酒(有機) 100円】
冷やし甘酒(有機) 100円

 もう一つの夏季限定と思われるのが、冷やし甘酒。「有機」と「玄米」から選ぶとのことで有機をお願いしましたが、有機米使用ということですかね?
 で、お味の方は、極めてまっとうな甘酒。冷やされていてもしっかりとした味わいで、滋養ありそうだなぁ、と。

 というわけで、どれも美味しくいただき、満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和3年6月訪問

栃木県宇都宮市 釜揚げうどん 笙家

 この日のランチは、仕事の関係でこちらのお店まで。

【肉汁つけうどん(並) 640円 と 温泉卵 110円】
肉汁つけうどん(並) 640円 と 温泉卵 110円

 それでいただいたのは、新メニューの肉汁つけうどん。大盛りと注文したのに出てきたのが並盛りだったのですが、これは神様が控えろと言っていると思って、「申し訳ありません。作り直します。」との申し出を固辞させていただきました。
 で、席に持ち帰り早速、うどんをつけ汁に浸けていただいてみると、これが。
 ベースの醤油味は結構濃い目で甘みが少ないお店基本のつけヅユに、豚バラ肉とネギを加えて煮込んだような味わいのツユは、その豚肉のコクや脂感、ネギの甘味といった旨味がプラス。
 またウドンは、調理時間からして、一度茹でたものを再び湯がいて、その後冷水で締めたものだと思いますが、表面ツルっと、噛むとモチっとした食感。
 追加した温泉卵は相性バッチリ。途中からツユに投入すると、卵の旨味とまろやかさが加わって、味がグレードアップします。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、やっぱり並盛りだと、一瞬で食べ終わってしまいますね。っていうかこれならつゆの味の濃さも相まって、大盛、いや2倍盛でも軽くイケたかもしれません。(神の声はどうした?)
 ごちそうさまでした。

令和3年6月訪問

栃木県宇都宮市 越戸そば 総本店

 免許センターでの用足しを終え、次の宇都宮市内での用足しを終えると、ちょうどお昼に。
 それでこの日の朝食は、前の記事であげたとおり、ラーメンと半ライスをガッツリいってしまったのでお昼は何か軽いものが良かったのですが、そんな時、ここ暫くの間に何度かお伺いしているこちらのお店が、用務先からさほど離れていないところにあるのに気付いて、いそいそとお伺い。
 そんなわけなので、お店に入る前はもりそばでもいただこうと思っていたのですが、いざ注文という段になって手にした札(セルフ方式のこちらのお店のそばの注文方法は、入店後、トレーを取る前に、食べたいそばの札を取ってから店員さんに見せるという方式なんです。)は、ついうっかり、大盛りのを。更には、ついうっかりかき揚げも皿に取ってしまい、結局のところ、普段と変わらないチョイスになってしまったという……。

【もりそば(大) 640円】
もりそば(大) 640円

 会計を済ませ、茹でたてのソバを受け取って席に着き、早速、ツユにつけてひと啜りすれば、これが。
 まずソバですが、歯応え、コシ共に強く、喉越しも良いですね。季節柄、蕎麦の香りは弱めというか、ビンビン感じるほどではないですが、それでも噛めばふわっと来る程度には。
 そしてキンっと冷えたツユは、醤油が効いていて味付けは濃いめでキリっと。でも決してそれだけではないというか、出汁感がないわけではなく、蕎麦湯で割った時、節系の良い香りがホワっと立ち上るのが、何とも良かったです。

【小桜海老かき揚げ 150円】
小桜海老かき揚げ 150円

 この日は、以前いただいた野菜かき揚げの他、もう一種類、このかき揚げがあったというのも、ついうっかりと皿に取ってしまった理由だったりして。で、タネはタマネギと桜海老と、当地ではオーソドックスな組み合わせだと思うのですが、衣には青海苔?アオサ?の香りが効いているのが特徴的で、あとタマネギは新タマネギでしょうか?甘さとジューシーさが、また良かったです。

 それで席に着く前、このかき揚げ用にと、天つゆ兼かけそばのツユを器に注いだ時に気が付いたのですが、その温かいツユを使えば、これ、ひたし・冷やしそば的にいけるんじゃね?と。
 で、やってみたらこれがバッチリハマったというか、かき揚げを温かいツユの器にとってソバと一緒にいただけば、それは紛れもなくヤツ(ひたし・冷やし)だ。天つゆ兼かけ用のツユの塩梅が、ひたし・ひやしにもいける濃さでしたし、もし味濃くしたければ、(多少ぬるくはなりますが)もりそばのツユ足せば良いんだし。ツユの器が小さめなのでまるまる食べきるのは限界があるのですが、気が付いたら、半分くらいその食べ方でいっていました。

 というわけで、美味しくいただいたうえ、今回は思いついて試してみたセルフひたし・冷やしそば食法が思いのほか良かったというか。これは今後、ハマりそうでごさいます。
 ごちそうさまでした。

令和3年6月訪問

追伸

 帰宅後、この日のお昼をここでいただいたこと相方に言ったら、えらく残念がっていたというか。なので早く連れていかねばなりませんな。

栃木県さくら市 お食事処 きぬや

 平日のこの日、所用のため仕事を休んでさくら市の氏家まで。それで用足しがひと段落したのがお昼をだいぶ回った頃で、この後もひと仕事あったため、この日のランチは、用務先から近かったこちらのお店ササッといただくことに。それにしても、お伺いするのはだいぶ久しぶりになってしまいましたね。

【冷したぬきうどん(氏家うどん) 650円】
冷したぬきうどん(氏家うどん) 650円

 それでこの日はとても暑かったので、メインで頼んだのは冷やしたぬきうどん。当地のローカルなそば・うどんに「ひたし(冷やし)」という、このブログで何度も取り上げている食べ方があるのですが、この「冷やしたぬき」も、「ひたし(冷やし)」ほどピンポイントでないものの、少なくとも、関東圏を出ると見た覚えがないというか。(大阪あたりで「たぬき」と頼めば、甘辛く煮た油揚げが載ったそば(関東圏で言うところの「きつねそば」)が出てきますしね。)

 と、少々脱線してしまいましたが、注文時、通常のものと選択できるウドンは、せっかくなので当地名物?の「氏家うどん」をチョイス。「イワイノダイチ」という銘柄の小麦を使ったもので、一般的な真っ白なウドンと違い、地粉によってくすんだような色がついているので、白い食べ物にアレルギーのある方でも安心です。
 で、そのウドンを早速いただいてみたところ、素朴な小麦の風味がして、これが、もう。また「冷やし」とあって、湯がいた後に冷たく締めてるため、チュルモチシコっとした食感もいいですね。
 そしてツユは、甘さ控えめっていうか自分的には適度なバランス。かけヅユと違って当然味付けは濃いめなのですが、そこがまた良かったりします。
 それと具は、「たぬき」の所以たる天カスの他、冷やしたぬきでは定番のキュウリに加え、ナルトとワカメが載っていました。あと薬味は白ネギのほか、おろしショウガと大葉が小皿に添えられていて、好みの風味でいただけます。

【Sセット 350円】
Sセット 350円

 こちらは、一緒にいただいた、モツ煮とご飯などのセット。この日は色々あって午前中、相当にお預けを食らってお腹ペコペコだったので、つい……。
 それでモツは豚でしょうか?トロっというよりもプリっとした食感が残る煮込み加減。
 また、そのモツと合わせるように、ツユはサラっとした口当たり。あんまり味噌味噌しておらず、甘味とピリっとした辛味が特徴的。
 で、写真でもわかるようにご飯の盛りも良く、ウドンと一緒にいただくと、相当にボリューミーでした。

 というわけで、どれも美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和3年5月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 この日のランチは美味しいうどんが食べたくなったので、相方と開店直後のこちらのお店まで。
 で、お店に着いて、真っ先にチェックするは、入り口のところに置かれた黒板に書かれている、「本日のおすすめセットメニュー」。というのも、メインのうどんとセットのミニ丼の双方に色々とバリエーションがあって、それが個人的に好きなものが組み合わさると、同じフルハウスでも絵札ばっかりだったり、場合によってはそれ以上の破壊力になったりするんですよね。

【本日のおすすめセットメニュー(海老天入りとり肉とまいたけのつけ汁うどん+ミニあさりごはん) 1100円】
本日のおすすめセットメニュー(海老天入りとり肉とまいたけのつけ汁うどん+ミニあさりごはん) 1100円

 それでこの日のおすすめは、個人的に最強と言って良いくらいの組み合わせ。だって、つけ汁からして豪華だし、あさりごはんも個人的にはミニ丼で好きさトップクラス。それにえび天なんて、もうジョーカーじゃないですか!
 で、下手な例えはともかくとして早速ウドンからいってみると、相変わらずの美月さんクオリティというか、太い部分はムチモチ、細い部分はチュルチュルという表情豊かな食感の奥に、しっかりと小麦の味が感じられるというか。
 また暖かいつけヅユは、甘さ控えめのベースに、具の鶏肉、舞茸と油揚げの旨味やコクが加わってこの時点でも相当ゴージャスなのですが、更にそこに、海老天の揚げ物味が加わると、これが、もう!ちなみに、えび天自体もプリっとした食感が良いですし、味玉にカマボコまで添えられているとは、具もなんて豪華さなんでしょう。
 さらにセットのミニあさりごはんが、また。
 器がしっかりと熱いだけでポイント高いのですが、ご飯と絡んでいるアサリの佃煮(というか煮物?)も、もう!ふっくらした身と濃過ぎない味加減が最高で、ご飯と合うんですよね。そこに大葉と刻み海苔が良いアクセントになり、本当はミニではなく丼でいきたいくらい。
 ちなみにこのあさりの佃煮、テイクアウト用が高確率で売られていて、私も良く買うほどお気に入り。ご飯に載せただけでも美味しいですし、更には薬味を添えてお茶漬けなんかにしちゃった日には、たまらんです。

【つけとろ 980円】
つけとろ 980円

 こちらは、相方がいただいた品。
 つけ汁の代わりに、出汁と玉子で割ったとろろが付いているのですが、例によってちょっと味見させて貰ったところ、一般的なご飯に掛ける用のとろろより味が濃い目にチューンされたそれがウドンと相まって、また良いですねぇ。
 っていうか、個人的には夏場に食べたい味わいで、更にお腹に余裕があれば、残ったつけ汁用にライスも欲しいところです。

 というわけで今回も、どれも美味しくいただき、大変満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和3年5月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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