たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

茨城県勝田市 そばうどん 勝田 (JR勝田駅 2番線ホーム)

 前の記事に書いた水戸駅から常磐線下り普通列車に載って向かったのは、お隣の勝田駅。それでここにも、JR東日本クロスステーションが運営する「そばうどん勝田」という駅そば店があるんですよね。水戸駅との連食とはなりますが、勝田駅まで来ることがこの先あまり無さそうだし、腹具合にも余裕があるし、もう一杯いただいていくことに。
 ちなみに、こちらのお店には、「KIOSK勝田そば」という非公式っぽい別名があり、それには由来や理由が有りそうですが、今回はとりあえず、いただくに止めます。

 そのお店は、1番線ホームにありましたが、改札外からも入れるようになつている模様。
 引き戸を開けて入店し、早速券売機で食券を購入しますが、そば・うどん類は、とり唐揚げ、納豆、かき揚げ、山菜、かけ、月見、ちくわ天、わかめ、たぬき、きつね、カレー、エビ天、更にカレーライスとミニカレー、それらのトッピング単体と、ご飯というラインナップは、水戸駅のお店と全く同じ。
 個人的定番の、天玉そば(こちらだと、かき揚げそば+玉子)と迷ったのですが、ここは一つ、ここでもイチオシっぽいとり唐揚げそば・うどんの食券を購入。店員の、わりとぶっきらぼうなお姉さんに「そばで」と食券を渡すと、あっという間に完成しました。

【とり唐揚げそば 650円】
とり唐揚げそば 650円

 で、まずはツユからいってみたところ、先ほど頂いた水戸駅と大変似た感じの、出汁感よりも濃口醤油が立ち甘みはそこそこといった感じのキリっとした味わい。
 ソバも同様で、茹で麺的若干の柔らかさはありつつも、麺の角(エッジ)もちゃんと感じられる食感。
 そして唐揚げは、写真でもわかるように、かなりのビッグサイズ!揚げ置きゆえ衣はシナっとした食感ですが、身は分厚く、とにかく食べ応えが凄いですねぇ。そのお陰で、やや熱めのツユに浸してもあまり柔らかくなりませんが、全体的にツユと馴染む感はあるというか、食べ進むうちに衣のスパイシーな風味がツユと混ざって、これも、また。

 というわけで、連食の2杯目にしてはかなりのヘビー級だったものの、最後まで美味しくいただくことができました。
 あと、食券を出したときはぶっきらぼうに感じたお姉さんも、「ごちそうさま」の一言で、笑顔を見せてくれたのが嬉しかったです。
 あらためて、ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

茨城県水戸市 そばうどん 水戸 (JR水戸駅 5・6番線ホーム)

 前の記事でも書きましたが、令和6年の春分の日は、春の青春18きっぷを使った日帰り旅として、福島、茨城方面へと。
 で、郡山駅から水郡線というローカル線に乗って水戸駅へとやってきたのですが、その実と駅にも有るんです。駅そばのお店が。ちなみに運営は、かのJR東日本クロスステーションですが、「いろり庵きらく」や「そばいち」ではなく、「そばうどん水戸」。このあたり、由来や理由が有りそうですが、今回はとりあえず、いただくに止めます。

 そのお店は、水戸駅で主に常磐線の上り列車が発着する5・6番線ホームの勝田駅寄りに。確か以前は他のホームにも駅そばの立ち食い店があったのですが、今やここだけに。
 引き戸を開けて入店し、早速券売機で食券を購入しますが、一番のウリは、ボタンの並び順からして、「名物」と銘打たれた、とり唐揚げそば・うどんでしょうか。券売機の近くに置かれたPOPの写真では、有名な我孫子駅の弥生軒もかくやというサイズの唐揚が乗ってます。次に控えしは、「茨城と言えば」の一言が添えられた、納豆そば・うどん。(どうでもいい話ですが、個人的に茨城といえばけんちんそばな気もしますが。)以下並び順で、かき揚げ、山菜、かけ、月見、ちくわ天、わかめ、たぬき、きつね、カレー、エビ天、更にカレーライスとミニカレー、それらのトッピング単体と、ご飯というラインナップ。ここもメニュー数が多いですね。
 そんな中から今回は、このお店を知った時から気になっていた、納豆そばを。あと追加で玉子もお願いしました。

【納豆そば 490円 + 玉子 80円】
納豆そば 490円 + 玉子 80円

 店員の、愛想のいいお姉さんのよってあっという間に作られた、その納豆そば。作るところを見ていると、納豆は十数回程度かき混ぜていたでしょうか。他に薬味のネギがたっぷり目に。あと刻み海苔、それと追加した玉子が載っています。
 で、まずはツユを、具材の影響がないあたりからいってみたところ、温度はわりと熱いほうでしょうか。出汁感よりも濃口醤油の立った、甘みはそこそこといった感じのキリっとした味わい。
 ソバは茹で麺で、それっぽい柔らかさもありますが、麺の角もちゃんと感じる食感。
 そして今度は、納豆などと一緒にソバを啜れば、これが、もう。ネギと海苔の香りが仲立ちとなって、これがかけそばと、ちゃんと合うようになっているじゃないですか!
 更に、追加した玉子を崩すと、これもなかなかに良いマッチング。つゆの味がある程度濃いので、薄まった感がないのも良いですね。

 というわけで、いただく前は、正直なところネタメニューと思っていましたが、実際はさに非ず。しっかり美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和6年3月訪問

福島県郡山市 立ちそば処 鷹 (JR郡山駅 改札外・新幹線改札内コンコース)

 令和6年の春分の日。この日は、春の青春18きっぷを使った日帰り旅として、福島、茨城方面へと。
 で、鉄道の旅となれば、個人的には極力、いわゆる「駅そば」をいただきたいところなのですが、今回は都合の良いことに、出発からあまり経たない郡山駅で第1のチャンスが。
 ちなみに郡山駅では、以前、改札口付近に在る「エキナカスタンド福豆屋」にていただいたことがあり、その際、良い印象がありましたが、今回は営業時間の関係で、最近出来たこちらのお店に。調べたところ、JR東日本東北総合サービスが運営されているようです。(以前いただいた、福島駅新幹線コンコースにある、JR東日本東北総合サービスが運営するこちらのお店も、最近、ここと同じに店名変更したようで。)

 そのお店の所在は、JR東日本東北総合サービスのウェブサイトだと、「新幹線改札内外」と書かれていましたが、改札外からだと少々迷ったというか、新幹線の改札内コンコースの外側を通る、書店などがある通路沿いに発見。(逆に、新幹線改札内からだとわかりやすいです。)
 外観は、未だ真新しい感じがしていますが、店内には旗日の早朝かかわらず、2人のベテランっぽいお姉様方がスタンバイ。注文は、店頭の券売機で食券を買って店員さんに渡す方式ですが、メニュー数がとても多い(そば・うどんだけで、えび天、天玉、鶏唐、いか天、かき揚げ、コロッケ、肉、山菜、月見とろろ、めかぶ、とろろ、わかめ、きつね、たぬき、月見、かけ。あとそれらのトッピング単体と、おにぎり、いなりというラインナップでした。)、でもタッチパネルではなくボタン式、しかもボタンには写真入りでとてもわかりやすい券売機で食券を買って、その片方に渡せば、あっという間に完成しました。

【天玉そば 610円】
天玉そば 610円

 まず見た目ですが、そば自体については一版的天玉そば。ですが、塗椀っぽいプラ容器や、メニューにめかぶそば・うどんがあるあたりから、最近できた店舗にも関わらず、昔、東北地方の駅そばの一部にあった、伯養軒系のお店の面影を感じてしまうのは私だけでしょうか。
 それはさておき、まずはやや熱めのツユからいってみたところ、出汁感はそこそこですが、味付けはやや濃い目に感じられるのが嬉しいですね。実際、途中で生玉子を崩しても薄まった感があまり有りません。ちなみに、味付けは当地らしく濃口醤油ベースですが、みりん的甘みも結構効いています。
 またソバは茹で麺ですが、歯応えもわりと有るかな、と。個人的には、大変好みのタイプですね。
 そして具のかき揚げは、タネはタマネギ、ニンジンなど、野菜がメイン。フワッとした口当たりで、一見するとツユとの馴染みはそれほど良くなさそうでしたが、食べ進むにつれしっかりと馴染んできたのは嬉しい誤算でした。

【いなり 90円】
いなり 90円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 味的には一般向けというか、目立った点はありませんが、1個単位でオーダーできる(券売機のボタンは「いなり 90円」とだけ。)のが嬉しいですね。

 というわけで、美味しくいただいたというか、かつて、プラットホーム上の立ち食いそばが美味しくて有名だった郡山駅に、2店舗目の駅そば店が出来たのは、個人的にとても嬉しく思いますし、今後はどちらのお店でいただこうか、迷うことになりそうです。
 ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 こちらのお店に、今年1月にお伺いした時にいただいた「新春クーポン」には、トッピング類も何種類か含まれていたのですが、それを使って、レギュラーメニューに無いある食べ方を試したいなと、常々考えておりました。
 で、クーポンの使用期限も近づいてきたので、この日のランチにお伺いすることに。

 それで入店したら早速食券購入ですが、まずは、今回の食べ方のキモとなるコロッケの食券を。
 次に、メインというかベースとなる、かけそばが付くセットメニューの中から、3月はかつ祭り100円引きとなっていることもあり、ミニカツカレーセットを。
 そしてついでに、生たまごの食券も。
 そう、今回のお目当ては、関東圏の立ち食い的そば屋さんではお馴染みの、コロッケそばを、玉子入りで試してみたかったんです。
 しかし、クーポン使う予定だったコロッケの食券を真っ先に買うという失態……。(アタマの中が「コロッケ。コロッケ。」ってなってたので。)もっとも、その程度で店員さんの手を煩わせるのも何ですから、そのまま提出しますがね。

【ミニカツカレーセット(温) 730円 + 生たまご 70円 + コロッケ 100円】
ミニカツカレーセット(温) 730円 + 生たまご 70円 + コロッケ 100円

 それから少し待って番号が呼ばれ手渡された、今回いただく品々。これだけの品数だと、さすがにトレーいっぱいに並びますね。それを席に運んだ後、今回のお目当ての食べ方とすべく、生玉子をそばの丼に割り入れ、コロッケも載せて、いざ。
 それで自作したコロッケそばですが、こちらのコロッケは揚げたてなので、それだけでコロッケそばとしてのグレードが上がった感。アツアツのコロッケに、出汁感があって味付けも適度に濃いツユが徐々に染みて、何とも良い感じです。
 またそばは、お店標準の細麺で、コロッケそばのような食べ方には正直、もう少し太い方が好みなのですが、お店からしたら元々想定されていない組み合わせたと思うので。ただ、これはこれで、勿体ない感はあるけど悪くないです。
 更に途中から玉子を割って味変すれば、これも、また。某そばチェーンのX(旧Twitter)アカウントでコロッケ+生玉子という食べ方を推していましたが、成程こうなるのか、というか、ただ単に足しただけではない味わいになったかと。ちなみに、某アニメでは、玉子を入れてかき混ぜてます(あれはそばではなくうどんでしたが)が、コロッケを割ればかき混ぜずともジャガイモがわりと溶け出すので、個人的にそこまでする必要は、と。(でも、好きに食べればいいと、個人的には思いますがね。)
 あと、オマケ的扱いになっちゃいましたが、ミニカツカレーも良い感じというか、ルーはそれほど辛くなくともスパイス感は十分だし、ルーに旨味がちゃんとあって、カツも驚くようなサイズじゃ無いけど十分なクオリティです。

 というわけで、どれも美味しくいただきましたが、これに限らず、もう少しばかり、コロッケそばにチャレンジしても良いと思わせられた、今回の一食でした。
 ごちそうさまです。

令和6年3月訪問

静岡県伊豆市 イズーラ修善寺 (伊豆箱根鉄道修善寺駅 改札外)

 前の記事でも触れましたが、この(令和6年)春に、「青春18きっぷ」で行った静岡方面日帰り旅。
 その旅の目的の一つが、静岡・神奈川県下に路線を持つ、伊豆箱根鉄道に乗るということなのですが、そのうち駿豆線という路線の終着駅である修善寺駅は、近年とみに有名になった駅弁が売られていたり、また駅構内の「イズーラ修善寺」という施設内には蕎麦などがいただける飲食コーナーがあったりと、ちょっとしたグルメスポットになっているというか。

 当然のことながら、今回の旅では、伊豆箱根鉄道乗車と合わせてそれも目的としていたので、修善寺駅に到着した後、可及的速やかにイズーラ修善寺へ。施設の奥の方が飲食コーナーとなっていますが、食券は入り口近くのレジで買うスタイル。
 そこで、今回いただくそばと、そのセットメニューの名前を告げたところ、「えっと、どれだっけ。」とちょっと心配なリアクションだったものの、程なくして「あ、Bセットね」となり、無事食券購入。あとは、飲食コーナーのカウンターにそれを出すのですが、出した後で調理する様子を見ていると、蕎麦は生麺を一度茹でだ後で冷水締めし、それを再び温めてかけそばにするなど、一般的な駅構内の立ち食い店とは違う、ちゃんとした調理方法に驚きました。
 それから程なくして登場した、今回いただいたセット。そばには地元特産の椎茸が載り、更には伊豆と言えば有名なワサビをご飯ものにした、これらだけで伊豆を満喫できるメニューとなっています。

 注文からあまり待たずに、まずは生わさびごはんのセットが登場。可愛らしいサイズのワサビの他、調味用の醤油、そして鰹節とカツオかマグロのフレーク様のものが添えられています。そのワサビを陶器製おろし金ですりおろしていると、程なくしてそばが登場しました。

【しいたけそば生わさびごはんセット(しいたけそばBセット) 980円】
しいたけそば生わさびごはんセット(しいたけそばBセット) 980円 のしいたけそば
しいたけそば生わさびごはんセット(しいたけそばBセット) 980円 の生わさびごはん

 で、まずは伸びないうちにとそばから口を付けることに。
 それでツユを一口啜ってみたところ、出汁感ビンビン。味付けのベースは濃口醤油ですが、みりんも良い塩梅に効いていて、まさしくストロングスタイルな味わい。そこに静岡県らしく、青ネギの薬味が加わって、これは良いですね。
 また驚いたのがソバで、調理するところを見ていたので想像は出来たのですが、歯触り、噛み応え、更には蕎麦の香りもしっかりあって、駅そばのレベルでは無いかと。(個人的には、駅そばで一般的な茹で麺も大好きですがね。)これなら温かいかけではなく、冷たい方がより、蕎麦自体をの味や風味や食感を、しっかり味わったほうが良かったかもしれません。
 そして具のしいたけが、また。ふっくら煮上がっていて、程よい甘辛味がしみていると共に、椎茸自体の旨味も濃厚。これは文句なしです。

 それと、生わさびごはんは、ワサビの辛みが鮮烈!!
 ワサビをおろしてからそばを一通りいただく間放置してちょっと時間が経った=その間おろしワサビが空気に触れていたいた所為か、そもそも当地のワサビの持つ辛み成分が強力な所為かはわかりませんが、不用意に口に入れると、鼻、そして喉に、咽せるほどの刺激が。
 ただ、一口に食べる量を加減するなどしていただけば、辛みは強いものの、生わさびならではの何とも良い風味も十分に感じられ、これが、また。鰹節やフレークも良く合っています。

 というわけで、どちらも美味しくいただき、加えて伊豆半島の味わいもだいぶ堪能させていただいたのですが、特にそばは、駅そばのレベルを超えていたというか。
 なのでまたお伺いして、今度は冷たいそばもいただきたいけど、修善寺は遠く……。
 ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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