たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 釜揚げうどん 笙家

 6月も中旬に入り、梅雨入り前にすでに夏が来ているという陽気な昨今ですが、そんな時に食べたくなる品の一つが、冷たいかけうどん。
 そんなわけで、この日のお昼はバイクを走らせ、こちらのお店まで。それにしても、夏本番はまだだけど、信号待ちがつらい気温になってきましたね。(これが、7月8月だとどうなるか……。)

【かけ(冷) 429円】
かけ(冷) 429円

  冷たいかけうどんで満腹にする手もあったのですが、今回は後述の品も久しぶりに食べたかったので、並サイズを。
 まずはツユからいってみれば、出汁感しっかりめ、味付けもしっかりめ。こちらのお店のツユって、日によって結構ブレがあるというか、食べ手の体調の所為もあるのか感じ方が結構違ったりするのですが、今日のは満足。欲を言えば、なみなみと注いでくれるともっと嬉しいのですが。
 またウドンは、ツルっとした口当たりに、硬質ながら弾力もある歯応え。このうどんの食感も、日によって結構違う感じ方だったりしますが、これまた今日のは満足でございます。

【おまかせ天丼 330円】
おまかせ天丼 330円

 こちらは、一緒にいただいた品。っていうか、お店までの道中、冷たいかけうどんと一緒に何を食べるか、うどん大盛りにして天ぷらくらいにしとこうか、はたまた並にしていなり寿司も付けちゃおうかとなんて考えていたら、そういえばこれがあったな。と。
 で、揚げてから暫く立った(冷蔵庫で取っておいたような)色々な天ぷらを、タレで煮るとこによって温めご飯に載せたものなのですが、それが逆に家庭の味(実家で祖母が、昨晩の天ぷらを甘辛く煮て朝食に出してくれたことを思い出す。)っぽくで、個人的には好きなんですよね。
 ちなみに今日のタネは、かき揚げ、竹輪、鶏肉、ナス、そしてサツマイモと豪華。どれも半個分以下ですが、逆にいろんな種類が楽しめて良かったりします。

 というわけで、今回も美味しくいただきましたが、今年は夏が終わるまでに何度、冷たいかけうどんをいただくんですかね。
 ごちそうさまでした。

令和6年6月訪問

栃木県矢板市 ふじや食堂

 平日お昼の外食は、このところ、つまらない用事がらみで件の同行者付きというパターンが多かったのですが、この日は、ソロで県のちょっとだけ北に行く用事があったため、その帰り道、件の同行者とは(件の同行者の食べ物の好み的に)全く行くことがないであろう、矢板市役所近くのこちらのお店にお伺いすることに。
 お昼12時の15分くらい前に到着したところ、駐車場にはすんなりクルマを停められ、すんなりお店にも入れたものの、先客が皆提供待ちと、タイミング的にちょっと悪かった感。もっとも、撤退はあり得ないので、こちらのお店に来たら必ずと言って良いほど言う「大冷やしソバお願いします」という一言を厨房に向かってかけ、相席となる衝立付きのテーブルに座って待つこと暫し。そういやここに来たら、栃木県央から県北にかけてのソウルフードたる冷やし(ひたし)そば以外食べなくなって久しいなぁ、と。っていうか、こちらの店内は、auだと携帯の電波がものすごく入りづらいので、ぼーっとしてることが多いんですよね。で、その後、20分弱での提供となりました。

【大冷しそば 750円】
大冷しそば 750円

 それでその、大冷しそば。
 まずは卓上のワサビを割り箸の、お尻の部分で取って丼の端に。それから、箸を返してかき揚げの上のネギをツユに加えてから、ワサビを付けたソバを一口分つまみ、つけ汁にザブンと浸けていただけば、これが、もう。
 ものすごく香りがあるとか、ものすごく食感が良いとか、ものすごく味が良いとかは(失礼ながら)無いのですが、しっかりと締められ口当たりが良く食べ応えのあるソバに、甘さが控えめで「冷し」的濃度(かけそばとそれほど変わらない)の温かいツユが絡んで、何とも良い感じ。普段は全く意識していないけど、こんな時だけは栃木県が地元で良かったなぁ、なんて。
 またかき揚げは、揚げたての熱々ではありませんが、サクサクとしたクリスプ感はかなりのもの。タネはタマネギと桜海老様の小エビというのも、当地らしいというか、子供の頃から自宅でも食べていた組み合わせなんですよね。それを、最初はそのまま、途中からつゆに浸してソバと一緒に口に入れれば、これが、また。
 最後は、そば湯で〆て満足でございます。

 というわけで、今回も美味しくいただきましたが、やっぱり、冷やし(ひたし)そば、最高だなぁ、と。
 ごちそうさまです。

令和6年6月訪問

群馬県太田市 鐘庵 太田藤阿久店

 群馬県の東毛地域は、家人の実家がある関係でお伺いすることが多いのですが、その際、もうセットと言って良いくらいについでにお伺いしているのが、太田市にあるこちらのお店。今回も、墓参りなど色々済ませた後、栃木に帰る前に遅めのお昼と相成りました。

【静岡おでん 大根・黒はんぺん×2・たまご 各110円】
静岡おでん 大根・黒はんぺん×2・たまご 各110円

 もちろん、そばもいただきますが、その前に恒例の静岡おでんを。
 醤油がガツンと効き、わりと甘みのある煮汁に浸かったタネに、節粉や青海苔などが混ざったおでん粉をかけていただけば、これが、もう。
 今回は、上記のようなチョイスで、家人とシェアしつついただきましたが、写真でもわかるとおり、真っ黒に育ちきった大根は、芯まで味が染みきって、ちょっと(良い意味で)ヤバい味わい。ほんと、ビールなり冷酒が飲みたかったなぁ、と。(この後、運転が控えていたのでもちろん我慢しましたが。)

【たっぷり桜えびざるそば 980円】
たっぷり桜えびざるそば 980円

 そして今回のメインは、こちらをチョイス。大盛りの冷たいソバの上には、桜えびの天ぷらがたっぷり載っています。
 で、あらかじめ青ネギ(ネギはこれじゃないと鐘庵さんじゃないんだよなぁ。)の薬味が加えられたツユに、ソバと天ぷらを浸けていただけば、これが、もう。
 ソバはツルツルの口当たりに、結構強めの歯応え。桜えびの天ぷらは香ばしさとクリスプ感の権化とも言える存在。そしてそれらを、若干甘みのある冷たいツユと青ネギがまとめ、何とも良い感じです。

【桜えびそば 920円】
桜えびそば 920円

 こちらは、家人がいただいた品。
 わりと暑かったにもかかわらず、温かいそばをチョイスしたところにこだわりを感じるのですが、個人的にも、この時期の温かいそばはアリ。だって、つゆの味が濃くなる冷たいそばよりも、桜えびのかき揚げを入れたツユの味わいを十二分に堪能できるんですもの。っていうか、ここのツユの味の味付けというかバランスが、何気に好きというのもあるんですが。

 というわけで今回も、どれも美味しくいただいて、大変満足いたしましたが、唯一の心残りは、時間が遅かった=夕食に響くと思って、ご飯ものを食べなかったこと。(駿河丼などのご飯ものも、何気に好きなんだよなぁ。)なので次回は是非とも、それらとそばをセットでいってみたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和6年6月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 前回こちらのお店にお伺いした時、2つあった5月の季節限定メニューのうち1つをいただいたものの、もう1つをいただかないまま、5月も終わろうかと。
 それではいかんとばかりに、この日、お昼時にお伺い。
 余談ですが、こちらのお店でこのところ気になっているのが、開店当初の混雑がすっかりと落ち着き、お昼のピーク時でも余裕で席に座れるようになったこと。この日もそんな感じだったので、ちと心配になります。(下岡本のお店は、昼時に前を通るたび、未だに盛況なんですが……。)もっとも、何時行っても落ち着いていただけるのは有り難いのですがね。

【月見芋ミニ丼セット 720円 + 麺大盛り 100円 + かき揚げ(クーポンにて無料)】
月見芋ミニ丼セット 720円 + 麺大盛り 100円 + かき揚げ(クーポンにて無料)

 それはさておき、今回は先述のとおり、5月の季節限定メニューのうちの一つ、月見芋ミニ丼セットがお目当てだったものの、使用期限が5月末までのクーポンでかき揚げを追加し、さらには素地も大盛りにしてしまうという暴挙。だって、とってもお腹が空いていたんですもの。
 番号で呼び出され席に持ち帰えり、まずはとろろ芋をかき回してみましたが、前回よりも粘りがあるような気が。次に玉子を黄身と白身に分け、黄身はとろろ芋に、白身は付属のスペシャルな醤油をかけてズルズルっと。その後、その醤油をとろろ芋と黄身にかけ、混ぜたらライスの上に。どうでも良いですが、とろろご飯って、文字にすると食べるまでの工数が長くなりますね。
 でもって、肝心のお味の方は、間違いがないというか、冷たいソバとも合うけど、暖かいご飯との相性は言わずもがな。とろろ芋の粘りも、自分ですった自然薯や大和芋並とはいきませんが、先述のとおり前回いただいた時よりも強く感じ、これで十分。所々荒ずりというかクラッシュした芋のシャキシャキ感も心地良かったです。
 またそばとかき揚げはいつものゆで太郎さんクオリティ。
 細麺でシャッキリつるつるのソバに、揚げたてサクサクのかき揚げが、また。

 というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、このとろろ芋がトッピングで残るのであれば、今後も定期的に食券を買っても良いかもしれません。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

東京都千代田区 そばいち グランスタ東京店 (JR東京駅 改札内)

 四国の旅の最終目。前の記事でも書いたように、高松駅から寝台特急サンライズ瀬戸号にのって東京駅まで帰ってきたものの、大変空腹な状態。というのも、高松駅でサンライズ瀬戸号に乗り継ぐ際、酒とつまみ、そして夜食を買うのに当てにしていた駅構内のコンビニは閉店時間が過ぎていたためそれらを買いそびれ、駅のホームでミネラルウォーターを買った以外は、リュックの中に忍ばせていた緊急用のウイスキーポケット瓶と、自分のお土産に持って帰ろうとしていたわずかなつまみ類、あとはサンライズ車内の自動販売機で買える飲み物くらいで、朝まで過ごしたから。なので昨晩のうちに、東京駅構内、いわゆる駅ナカの早朝から開いているお店を調べたのですが、いつの間にか、JR東日本クロスステーションの駅そばブランド「そばいち」のお店が、グランスタ東京内に出来ていたんですね。

 そんなわけで、列車を降りたら、真っ先にお店へと。
 店内の券売機で、個人的定番であるかき揚げ天玉そばと、いなり寿司の食券を購入。注文は、券売機で食券を買ったと同時に厨房へと伝えられるシステムなので、あまり待たずに注文の品々が登場。あらかじめ確保しておいた席に持ち帰り、いざ。

【かき揚げ天玉そば 680円】
かき揚げ天玉そば 680円

 で、ネギと玉子をツユに入れ、まずは一口いってみたのですが、昨日まで食べていたツユとは別物の、濃い口醤油がビンビンに効いた味わい。ちなみに、甘みと塩気のバランスは、若干甘みの立った万人向けに感じます。また味の濃さは結構濃いめというか、以前新宿駅の「そばいち」でいただいたかき揚げ天玉そばよりも濃く感じたのは、昨日までの西国の味付けに慣れてしまっていたからか、はたまた本当に濃かったのか。もっとも、個人的には濃い味大歓迎なので、嬉しいところですが。
 そしてソバは、そばいちや、同系統の「いろり庵きらく」でもお馴染みとなった細いタイプ。改めて味わうと、個人的にふと目が好きという嗜好の問題は別として、蕎麦的香りもあり、シャッキリした歯応えも悪くなく。
 そしてかき揚げは揚げ置きだと思いますが、衣にはクリスプ感が残り、ツユとの馴染みはとても良いタイプ。タネはタマネギとニンジンなど野菜がメインですが、蕎麦に合わせたのか、どちらもかなり細めにスライスされているんですね。

【いなり(2個) 150円】
いなり(2個) 150円

 こちらも、油揚げが濃口醤油の効いてるのが関東的。加えて、酢飯と共に甘みもそれなりに効いた立った味付けかと。

 というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、それと同時に、「嗚呼、こっちに帰って来ちゃったなぁ……。」と感じさせる味わいでした。
 ごちそうさまです。

令和6年5月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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