趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
長万部駅の駅弁と言えば、かなやの『かにめし』がつとに有名なのですが、個人的にはそれに負けないくらい有名だと思っているのがこちら。全国的に見てもとても珍しい「そば」の駅弁。長万部に停車する特急の『北斗』『スーパー北斗』だと、あらかじめ客室乗務員のツインクルレディさんが注文を取ってくれるそうなのですが、今回は普通列車での旅だったので、長万部駅での乗り換え時間を利用して、お店で直接購入することにしました。
して、そのお店は、駅前広場に面した、駅舎を出て左手すぐのところに。店内には「特製折詰もりそば 1ヶ600円」との張り紙があり、店員さんに声を掛けたところ、これから茹でるので5分程待って欲しいとのことで、テーブルに案内されお冷やを出していただきました。で、ちょっと待った後で出来たてを受け取りお会計を済ませ駅へ戻り、乗り換えの列車に乗り込んでからいただきます。
特製もりそば 600円
まず、箱を開け、蕎麦つゆをカップに注いだり、刻み海苔を蕎麦の上に掛けたりするなど食べる為にセッティングを。それにしても、薬味のうずらの卵や、デザートの缶詰ミカンが、何とも泣かせますね。そしてそれらが終わり、最初は蕎麦のみをいただいたところ、サクっとした歯応えがあり、蕎麦の風味も結構感じられます。(後でネットで知ったのですが、そば粉は7:3の割合だそうですね。)また、量もわりとギッシリ詰まっていたというか、見た目に反してわりと食べ応えもありました。また、つゆは甘味控えめで、そこが北海道っぽいソリッドな感じの味なのが良いですね。駅に戻ってから乗る列車に乗車できる(ドアが開く)までちょっと時間がかかり、その結果、茹でてから少々時間が経ってからいただくことになってしまったのですが、それでも十分美味しく感じられました。
というわけで、いただいたのはとても久しぶりだったのですが、列車の中でいただく盛り蕎麦は、何とも格別な物が。機会があれば是非、またいただきたいです。ごちそうさまでした。
平成22年8月訪問
【JR長万部駅 駅舎】
【長万部駅で出発を待つ小樽行き普通列車】
昨日、函館駅に十数年ぶり降り立った訳なのですが、その変貌に驚くと共に、カーブした長いホームには懐かしさを感じました。で、そのホームに残っていたのがこちらのスタンド。函館に泊まった翌日、午前7時半過ぎに駅に来たところ、嬉しいことに既に営業していました。正面に掛かったのれんに書かれた旧字体の「きそば(生蕎麦)」の文字が泣かせる(そういえば最近「きそば」という表現をあまり見なくなったような…。)のですが、営業しているのは函館駅の駅弁も手がける明治22年創業の老舗、みかどさんです。
えび天そば 400円 + 玉子 50円
それで今回いただいたのは、えび天そば+玉子。ちなみにこちらは駅の立ち食いでは珍しく、かき揚げがないんですね。で、まず初めに醤油で黒々としたつゆを口に含めば、最初に感じたのは強めに出た昆布の風味。甘味は控えめで、個人的にはかなり好みな味です。また蕎麦は、色が白っぽくて太さは結構細め。湯がくところを見ていなかったのですが、わりとソフトな食感からして茹で麺でしょうか?またえび天は、衣が大きい懐かしいタイプ。その衣はフワフワしていて、つゆとの馴染みがとても良いです。
というわけで、お味の方も懐かしく、とっても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
きつねうどん 300円
こちらは、相方がいただいたものです。ちなみに、そばは茹で麺ぽかったのですが、こちらのうどんは冷凍麺でした。(珍しく今回味見し損ねました。)
平成22年8月訪問
これから暫くの間、先日、鉄道を使って用足しがてら札幌に旅行に行った時いただいた時の記事が続きますが、その1発目は、上野発の夜行列車を降り立った青森駅でいただいたこちら。以前、東北地方の主要駅の立ち食いそばと言えば『伯養軒』さんだったのですが、いろいろあって現在は日本レストランエンタプライズ(NRE)の子会社に変わっているようで。ただ、メニューは伯養軒時代と同じようで、以前いただいた事のあるめかぶそばの食券を購入しました。
めかぶそば 410円
で、登場しためかぶそば。まず、そばの器が伯養軒時代と同じっぽくて懐かしさが込み上げたのですが、お味の方も(多分昔と味は変わっているのでしょうが)懐かしかったというか。つゆは、醤油が濃く甘味が控えめな東北っぽい味。蕎麦は茹で麺で太さがちょいと太め。そして、それらにめかぶのトロミと、結構多めに載ったおろし生姜がからんで、いい感じな風味と食感になっています。
というわけで、久しぶりの味を美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成22年8月訪問
実は、こちらにお伺いする数日前、この日の同行者と偶然にも「ナマズが食べたい」と言う話をしていたのですが、そんな状態の時に国道461号を走っていてこちらの「ナマズ料理」という看板を見つけたものだから、ここはひとつ寄っていこうというとになりました。で、早速国道461号を逸れこちらに向かったのですが、途中に渡った川では真っ黒に日焼けした子供達が川遊びをしていて、まさしく夏休み!いやぁ、久しぶりにそんな光景を見ましたなぁ。と、話が逸れましたが、国道461号からちょっと山あいに入ったところにあるこちらに到着。前述のとおりお目当てはナマズ料理だったのですが、お品書きを見ると栃木県民の大好物「ちたけ」のうどん・そば・ラーメンがあったので、つい、ちたけうどんをつけめんでお願いし、ナマズは唐揚げを単品でいただくことにしました。
ちたけうどん(つけめん) 800円
というわけで、まずはちたけうどんなんですが、つゆというか付け汁は、栃木県民にはおなじみのちたけと茄子を油で炒めた醤油味の物。ちたけのだしも充分に出ていて、醤油が強く甘味がない味付けがまさしく個人的好み。そこに、やや細めのツルツルッとしたうどんを付けていただけば、もう。また、ゆかりのおにぎりとお新香も付いているので、一回の食事の量としても充分に満足できますね。
なまず唐揚げ単品 1000円
それと、なまず唐揚げですが、付け合わせの野菜の天ぷら(「お待たせしてしまったのでサービスさせていただきました」との事)で超ボリューミー。カラッと揚がった唐揚げは香ばしく、日本ナマズを使用していると言うことで臭みなどは感じませんでした。また、ナマズの味自体も、個人的には以前いただいた物と比べ、より濃く感じました。
サービスで出していただいた切り干し大根の煮物
他にも、切り干し大根の煮物をサービスして下さったりとか、何ていうか、お店の方の気遣いが嬉しく感じられ、とても気持ちよく食事をさせていただました。また肝心の味も良く、とても満足です。ごちそうさまでした。
平成22年8月訪問
主要地方道大田原氏家線を氏家から大田原に向けて走っていると、さくら市ももうちょっとで終わらんとするところにあるお店です。
それで、こちらの2号店は国道293号沿いにある道の駅きつれがわに入っていて、そちらの方は何度かお伺いした事があったのですが、この本店は、実は初めて。お伺いしたのはお昼少し前だったのですが、広い駐車場にはクルマが沢山停まっていて、入口の所に貼られた「夏新そば入荷いたしました」と書かれた紙を見つつ簡素な作りのお店に入るとほとんどの席が埋まっていたのですが、何とか空いてた小上がりの席に座り注文。お腹が空いていたのでもりそば三合と天ぷら盛り合わせをお願いしました。ちなみにこちらのお店、もり・ざるそば類は量が二合からなんですね。
もりそば三合 980円 + 天ぷら盛り合わせ 500円
注文後、程なくして運ばれてきたもりそば三合と天ぷら盛り合わせですが、さすがに三合だけあってかなりのボリューム。また、蕎麦自体の見た目は白っぽいのですが、田舎蕎麦というよりも更科っていうタイプなのでしょうか?(蕎麦は不勉強な物で…。)それで 早速、まずは何も付けずに2,3本啜ってみたところ、細く感じる蕎麦が良い香りと共にツルツルっと口の中に。そして噛んでみると、しっかりとしたコシがあって、噛む程に甘味が広がります。(もっとも、あまり噛み締めて食べる物じゃありませんが…)次に、適宜つゆを付けていただくと、個人的には塩気と甘味が丁度良い塩梅のつゆで、これならいくらでも食べられそうな勢いです。また、一緒にいただいた天ぷら盛り合わせですが、これもかなりのボリュームだったというか。タネは姫竹、大きなシシトウ、海老、竹輪が半分、サツマイモ、カボチャと6種類もあり、当然揚げたてのパリパリサクサクなんですが、衣の感じを含めて田舎風というか、思わずばあちゃんが揚げた天ぷらを思い出してしまいました。そして最後は、そば湯を堪能して締め。そば湯自体それほどトロっとしているわけではないのですが、ナチュラルで美味しいそば湯だと思いました。
というわけで、さすがにこれだけ食べるとお腹いっぱいになったのですが、最後まで美味しくいただくことができました。ごちそうさまです。
平成22年8月訪問
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