たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県さくら市 幸楽苑 さくら氏家店

 幸楽苑といえば、低価格な中華そばで一世を風靡した後、近年は野菜のたっぷり入った味噌ラーメンを売りにしているという認識なのですが、以前、そのどちらでもない、「ネギ味噌ラーメンが一番美味い」という話を聞いたことがありました。
 で、この日。お昼時のちょっと前にそれをふと思い出し、その時、一番近かったこちらのお店まで。

【味噌ねぎらーめん 540円】
味噌ねぎらーめん 540円

 というわけでいただくものは、正式名称「味噌ねぎらーめん」となるのですが、早速スープからいってみたところ、あっさりしたベースの出汁に、ハナマルキの信州味噌を使用しているという味噌ダレが合わさったスープは、濃厚さやコッテリ感、エッジの効いた味を求める向きには訴求しないでしょうが、万人向けを極めたような、サラっとしていてスムースな味わい。セントラルキッチンで大量生産されているスープですが、ほんと、侮れないですね。
 そこに、シャキッとした白髪ネギと共に、ラー油の香りとそんなに強くない辛味がアクセントになって、これが、もう。
 また麺は、幸楽苑さんの特徴である多加水タイプの中細縮れ麺ですが、ポニョシコっとした食感が、また。これも工場で大量生産されている麺でしょうけど、侮れないです。
 それてチャーシューは、やや歯応えのあるものが2枚。こればっかりは、個人店などの気合が入た手間かけているものと比べてはいけないのですが、ネギは、フレッシュ感、シャキシャキ感があって、最後まで麺と一緒に口に入れられる量が載っており、これも侮れません。

【餃子極 240円】
餃子極 240円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 薄めの皮は焼き目がパリッとした焼き加減が相変わらずお上手。
 中の餡は、肉、野菜ともにやや大きめに刻まれていて、野菜が多いバランスでさっぱりと。
 チェーン店なので、常にコストとの戦いがあり、それによるマイナーチェンジで実際はバージョンダウンする場合も正直、あると感じるのですが、この餃子は最近「極」が付くようになって、ほんと、良くなったと思います。

 そんなわけで、噂どおり美味しくいただいたのですが、幸楽苑はほんと、侮れないというか、美味しく感じちゃうのが、申し訳ないけど困ってしまいます。
 ごちそうさまでした。

令和2年11月訪問

栃木県那須塩原市 釜彦

 先日、塩原名物のスープ入り焼きそばをいただいたばかりにもかかわらず、今回もそれを目当てに国道400号を。
 というのも、塩原のスープ入り焼きそばで有名なお店は2つあるのですが、味的に結構違いがあり、先日は先日で大変満足したにもかかわらず、もう一つの釜彦さんのもいただきたくなってたからでして。

 ですが、こんなご時世とはいえ秋の行楽シーズン真っ盛りの週末の塩原。途中の道路事情によって、開店時間を10分ほど過ぎた頃に到着したところ、クルマはすぐ駐められたものの、お店の入口付近には結構な数の人たちが立ったり座ったりしている状態。
 そこに近づき、店頭に置かれたウェイティングの名簿を見ると、既に入店待ちの先客が19組も。その後ろの20組目に名前を記入してから待つこと暫し。到着から50分弱、正午の僅か前になって、ようやく入店することが。
 もっとも、入店から食べ物が出てくるまでは遅くなく、席について直ちに注文すると、5分少々でお願いした品々が登場しました。

【スープ入焼きそば(大盛り) 850円】
スープ入焼きそば(大盛り) 850円
【半ライス 150円】
半ライス 150円

 それで今回のお目当てであるスープが入やきそばですが、早速スープを一口いってみると、醤油ベースの中に、麺に絡んだソースが顔を出す、何時いただいても不思議だけどこれはこれで納得させられる味わい。
 また焼きそばは、細めの麺を使用。最初はわりと硬質な食感です。
 それと具は、柔らかい鶏肉と焦げ気味のキャベツ。
 で、いただいているうちに、スープの醤油味と焼きそばのソースが混ざり合って、また違った味わいになるのが、もう。
 そしてそれをおかず半ライスをいけば悪くないのですが、やっぱり釜彦さんのスープ入り焼きそばは、個人的には単体で味わったほうが良いというか。味付けに甘さが少なく、スープ入焼きそば単体で丁度良く味が決まっているからですかね。

【ソースカツ丼 1000円】
ソースカツ丼 1000円

 こちらは、同行の相方がいただいた品。
 ちなみに相方は栃木県出身の私と違ってソースカツ丼の国の人なのですが、その地元のソースカツ丼とは若干違うスタイル(相方の地元は、カツは薄めでソースにくぐらせるなど。)とのこと。
 ですがその相方にも好評で、例によって少々味見させてもらつたところ、厚めのカツは柔らかく、芥子が入っているような風味があり、甘味かなり控えめでスパルタンな味わいのソースとの相性が良く、添えられた紅ショウガやたっぷりのせんキャベツのおかげで、わりとさっぱりいただけますね。

 というわけで、どれも美味しくいただき、満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和2年10月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 この日のお昼は、仕事の都合で、丁度こちらのお店にお伺いしやすかったため、今月2度目となる訪問をば。
 それで今回、入り口のところにある券売機で食券を購入したのは、初めてとなる塩ラーメンに、味玉を追加して。

【塩ラーメン 700円 + 味玉 100円】
塩ラーメン 700円 + 味玉 100円

 食券を渡してからあまり待たずに登場しましたが、早速スープからいってみたところ、前回いただいた熟成中華そばに比べると表面の油は少なめに感じます。そして鼻孔をくすぐる、食欲をそそる出汁の香りは、最初だけ煮干しっぽいというか魚っぽい香りを感じましたが、メインは動物系でしょうか。旨味十分ですが、わりあいスルっと身体に入っていくような。塩気がきつくないのも、その食べやすさに貢献していますね。(もっとも、食後、それなりに喉が渇いたので、塩気は決して薄くはないと思いますが。)あと薬味の白ネギが、醤油味の熟成中華そば同様合いますね。
 また麺は、歯切れのよい中細のストレートタイプで、熟成中華そばと同じでしょうか?今回はスープが塩味ゆえ、全粒粉っぽい粒状感というか、小麦っぽい香りをより感じることができますね。
 そして具のチャーシューは、熟成中華そばと同じく2種類。@状のバラ肉は、今日のはホロっと感強めの食感。もう一つのモモ肉は、低温調理的しっとり感と肉々しさ、そして適度な味付けが良いですね。あと醤油味のしっかりついたメンマと味玉は、塩ラーメンでも悪くない取り合わせだと思いました。

 というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです

令和2年10月訪問

宮城県名取市 ラーメン ねぎっこ 名取店

 この日は、宮城県にあるスポーツランドSUGOにて一日中レース観戦。ですが生憎の雨降りで、宿に引き上げる頃には身体の芯まですっかり冷え切ってしまい、夕食はとにかく温かいもの、体が温まるものということで、同行の相方共々ラーメンという結論になりました。で、宿の近くのお店を調べたところ、「ねぎっこ」を発見。どうやら、たまにお伺いしている那須塩原市のお店と同じ「ねぎっこ」らしいので、お伺いしてみることに。

 それでこの「ねぎっこ」さん。先述のとおりたまにお伺いしている那須塩原市のお店には「本店」と付いていることや、栃木県の他、福島県にもお店が有ることは知っていましたが、ネットでちょっと調べたくらいじゃあまり情報が出てこなくて、わかったのはこの名取店のように宮城県にもお店があることくらいだったんですよね。

 お店に到着し、早速入店したところ、注文は食券制で、入り口のところの券売機で購入。その際、券売機のボタンには、野菜ラーメンや角煮ラーメン、ねぎラーメンなどお馴染みのメニューが並んでいましたが、野菜ラーメンにカレー味があったり、にぼししょうゆラーメンがあったりと、西那須野のお店では見ない品も。それらの品にも惹かれたのですが、今回は、体が温まりそうな品をチョイスしました。

【からしネギみそラーメン 780円 + たまご 120円】
からしネギみそラーメン 780円 + たまご 120円

 席について食券を提出すると、それからあまり待たずに登場したのが、からしネギみそラーメン+たまご。早速スープからいってみると、ベースは栃木県内にあるねぎっこさん同様、豚骨白湯でしょうか?まろやかですが、丁度よい濃度というか。そこに、濃いめの味噌味が決まり、唐辛子由来の辛さがピリっと。ちなみに、辛さは個人的な感覚だとピリ辛程度でした。そして麺が、西那須野のお店で慣れ親しんだ加水率高めの中太ストレート麺ではなく、加水率は低めでしょうか?動きがの硬めな中くらいの太さの緩い縮れ麺。これで結構印象が違って感じます。それと具は、チャーシューが煮豚で、柔らかくて味付けは薄め。ネギは良い塩梅。あと追加した味玉は、写真のとおりきれいにカットされて載っていたのですが、黄身の固まり加減が丁度良く、味付けは甘味が効いていました。

【角煮ラーメン 900円】
角煮ラーメン 900円

 こちらは、相方がいただいた品。ちなみに相方は、ベースとなるスープというか出汁の濃さについて、こちらのほうが好みだと。あと具の野菜は、西那須野のお店だとキャベツですが、こちらではモヤシになっているんですね。

 というわけで美味くいただいて身体も温まったのですが、それに加えて、いつもいただいているねぎっこさんとの違いも楽しめました。(これは福島県にあるねぎっこさんにも、いつかお伺いしてみなきゃ駄目ですね。)ごちそうさまでした。

令和2年10月訪問

栃木県宇都宮市 Ginger Village 村岡屋

 これまで何度かお伺いした二代目村岡屋さんですが、夏前からリニューアルのために休業され、9月はじめに「Ginger Village 村岡屋」として、長岡生姜醤油ラーメンのお店として再オープン。個人的にも気になっていたのですが、開店から一ヶ月ちょっと経った頃、ようやくお伺いすることができました。

 それでお店に着いたのが平日のお昼12時頃。タイミング良く、ギリギリ待ち無しで入店することができたのですが、すぐに後客数組が店外で待つことに。注文は食券制(行列時も食券を買ってから並ぶスタイル。)ですが、いただく品は事前にだいたい決めていました。

【生姜醤油ラーメン 830円 + 味玉 120円】
生姜醤油ラーメン 830円 + 味玉 120円
【黄金生姜 100円】
黄金生姜 100円

 それがこの、こちらのお店の基本と思われる生姜醤油ラーメンに、味玉と黄金生姜を追加して。店内満席でもあまり待たずに登場しましたが、表面の透明な層は油でしょうか?それをレンゲで良く混ぜてからいってみると、色は濃いけど澄んだスープは、まず、生姜の土っぽい香りがして、口に入れると、しっかりどっしりとした旨味が。出汁は動物系がメイン?でしょうか。また見た目どおり醤油は効いているものの、醤油のカドはしっかり落としてあり、ハッキリと甘味を感じる味付け。油のおかげでコッテリ感も十分あり、輪切りの白ネギがまた合いますね。そして麺は、店頭の券売機のところに「栃木 磯屋商店 特注麺使用」と書かれた木札が置いてあったのですが、やや平べったい形状の太めの縮れ麺。表面はツルツル感があり、噛むと歯切れの良さがあり、小麦の味もしっかりしてます。それと具のチャーシューは、本店でも出されているような低温調理されたもの。しっとりしつつも肉々しい食感で、何か味付けで主張するというより、ラーメンと一体となった良質な「肉」を食べている感が。あとメンマ、ほうれん草といった具材も抜かりなく、追加の味玉は、黄身が流れ出ない程度の半熟具合で、甘い味付けが印象的。それで途中から、別皿の黄金生姜を投入してみたところ、これもまた!フレッシュ感は言うに及ばす、香りと丁度良い辛味が一層食欲を刺激してくれますね。

【ミニチャーシュー丼 230円】
ミニチャーシュー丼 230円

 こちらは、予定にはなかったけど「昼の部限定(平日のみ)」の文言につられて思わず注文してしまった品。ご飯の上にたっぷり載ったサイコロ状のチャーシューは、表面の香ばしいものや中心部のしっとりしたものなど色々。味付けは、チャーシューそのものの味が前述のとおりなので、甘辛な醤油ベースのタレが掛かっているのですが、黒コショウと白ネギが味を引き締めています。

 というわけで、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和2年10月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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