趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
相方の出身が群馬県南部ということもあって、出身地からほど近い伊勢崎市にかつてあった「風っ子大将」の雷ラーメンは、個人的に思い出の味でした。
ですが残念なことに、平成26年(2014年)に閉店。
それが平成30年(2018年)復活していたと知ったのはわりと最近のことなのですが、知ったからにはあの味をまた食べたくなり、天皇誕生日のこの日、相方とこのあたりまで用足しに行ったついでにお伺い。
そのお店は、かつてのお店からほど近いところに。
周りのお店と共用の駐車場は殆ど埋まっていて、そこにクルマを停めてお店に入ったところ、ちょうど良いタイミングだったようで、そのまま厨房から遠い方のカウンターへとご案内。かつてのお店はテーブル席が多数あるかなりの大箱だったのですが、こちらはコンパクトで席はカウンター×2という感じです。
その後、続々とお客さんが来店していましたが、席が空いていない場合、入ってすぐのところに置いてあるウエイティング用の名簿にクルマのナンバーと共に名前を書き、車内で待つシステムなんですね。
それで席に着いたら早速注文すべくお品書きを。
かつての風っ子大将は、名物の雷ラーメンの他にも、九州ラーメンを始めとしたラーメン各種と本格的なカリーなどなど、相当な品数があったのですが、こちらは雷ラーメンがかつてのお店のように辛さ順で一から三番、そして味噌ラーメン、あとはトッピング類とライス、替え玉とかなりシンプル。
もっとも、(カリーや九州ラーメンも美味しかったけど)いただくものは決まっているので全く問題ないですが。
そんなわけで、雷ラーメンの、自分がメニュー上一番辛い三番(参考までに、メニューにはありませんが、料金追加すれば五番まで辛く出来るとのこと。)とライス、相方が一番辛くない一番を注文。ちなみに周りのお客さんで、(辛さ)〇.五番と頼んでいた人が何人かいましたが、そういうオーダーも可能なんですね。
その後、食材を炒める音、鍋を振る音が、厨房の方から聞こえてきました。
それから程なくして登場した私の三番。昔と同じ大きな丼を目の前に置かれただけで、唐辛子の香りが鼻腔をくすぐります。
で、早速、サラッとしているスープからいってみたところ、香りに違わぬ唐辛子の辛味がバシっと。個人的に、辛いものはわりと好き程度との自覚ですが、これは味わえるギリギリくらいの辛さですね。そしてそれと共に、フルーティーな甘さ、ニンニクなど香味野菜的風味、振りかけられた胡麻の香ばしさや薬味の白ネギのピリッとした風味と共に、良い塩梅の味噌味が、もう。
また中太の麺は、記憶にあるののはモチモチ感が強い食感でしたが、今回のは啜り心地がツルっとしていて、噛むとモチシコっとしていると感じました。もっとも、前のことなので記憶違いもあると思いますし、今回の麺もで合っていて良いと思いますが。
それとメインの具は、炒めたタマネギ、モヤシに豚挽肉。このあたりから、この雷ラーメンのルーツは、オールドスクールな味噌ラーメンなんですかね?そこに更に、相性の良いワカメとコーンも追加され、満足度アップ。
あと、雷らーめんには絶対に外せないのが、生の長芋。このプレーンな味とシャキシャキネバネバ感が、絶妙な辛さの息抜きというか。
最後は、残った具材入りスープにライスを投入。今でこそ、個人的には普通にやっているこの食べ方ですが、昔お伺いしてた頃は色々あって遠慮していたんですよね。それを今回ようやく果たせたのですが、ライスにも合いますねぇ。ただ、ラーメンがボリューミーなので、お腹キツキツになりましたが。
こちらは、相方の一番。パっと見でスープの色が違うのですが、例によってちょっとだけスープを味見させて貰ったところ、より甘味を感じる味わいになっていました。
というわけで相方共々、懐かしい味を大変美味しくいただいたのですが、また絶対来たいというか、今度は二番にニンニクトッピングでいこう、相方も今度は〇.五番が良いなんて、二人ともその日が来るのが待ちきれない今日この頃でございます。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
この日はさくら市の喜連川で所用があったのですが、そのついでのお昼は、かなり久しぶり(このブログの過去記事見たら、約10年ぶりでした……。)のお伺いとなるこちらのお店。
かつてこのあたりで仕事をしていた時は、お昼時に良くお伺いしていたのですが、それがなくなると、申し訳ないけど縁遠くなってしまったという。
それで今回いただいたのが、当時ハマっていたメニューの一つである、このニラ辛ラーメン。
早速スープからいただいてみたところ、一見とても辛そうですが、節度ある辛味というか、辛いものがわりと好きな自分的にはピリ辛程度の辛さ。そしてその背後には、まろやかな中華料理店の清湯スープをベースに、濃すぎない塩気が効き、そこに具の豚肉やネギから出た旨味のほか、スライスニンニクと生ニラの刺激が加わって、これが、もう。私が物を知らないだけかもしれませんが、ほんと、唯一無二の味わいを作り出しています。
またそれに合わせる麺は、細くてウェーブがかったもの。ツルシコの食感が良いですね。
そして最後は、追加で半ライス(というにはわりと量がありましたが。)頼んで、残ったスープに投入すれば、これも、また。
というわけで、いただいたのはだいぶ久しぶりだったのですが、昔と変わらない味というか、やっぱりとっても旨かったですね。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
先日いただき、花の季さんの期間限定メニューの中(って、食べ逃した「限定」も、かなりあるんですけどね。)では屈指のお気に入りとなった味噌ラーメンの提供がこの日までと知り、最後にもう一度いただくべく、同行者を伴ってお伺い。
相変わらず人気のお店ゆえ、こんなご時世でも開店待ちが10人以上出ていたのですが、そんな中、このところのお気に入りとなっているテラス席に座ることができました。
注文後に出していただけるサービスの一皿は、いつもの大根甘酢漬けではなく、この日は花の季さんの農園で取れた大根を使用したたくあん漬け。もちろん、スーパーに売られているような、糖搾りの大根を調味液に漬け込んだものとは違い、しっかり干しあげて水分を飛ばしたものを糠で漬けて発酵させた、トラディショナルなタイプです。
それを一切れ口に入れた途端、口に広がるのは懐かしい味。ご飯かお茶、もしくはその両方が欲しくなりますね。また、ちょこっと振りかけられた一味が実に良い感じでした。
【味噌ラーメン 980円】
【ピリ辛ネギ 260円】
【ごはん 180円】
そして、この日のメインは前述のとおり味噌ラーメン。今回は豪華に、トッピングのピリ辛ネギを別皿でお願いし、更にはご飯まで追加してしまったという。
で、まずはスープからいってみたところ、前回いただいた時と比べると、ベースとなっているスープの関係か、今回のはコッテリ感の中にちょっとサラッとした感覚もあって、味噌の主張も若干強めに感じます。もっとも、ほんの僅かな差というか、気のせいかもしれませんが。そしてそこに、天盛りされた生のショウガのアクセントが加わって、これが、もう。
また、太め平打縮れ麺は、相変わらずムチっモチっとした食べ応えのある食感で、全体的に強めの味噌スープとしっかりマッチ。
それと具は、前回のようにロースト玉ネギドドンではなく、ロースト玉ネギに加えて大ぶりに切られた白ネギを焼いたものが。で、玉ネギは前回同様甘くて美味しかったのですが、それを超えたのが白ネギで、肉厚、かつ甘みとネギ独特の味が絶妙に残り、これが、また。具として入っている豚肉の味噌漬け?もいい味ですが、その白ネギを食べてしまうと、脇に回らざるを得ないなぁ、と。あとキャベツやモヤシ、人参などたっぷりの野菜たちも良いのですが、その中ではゴボウが存在感を放っていました。
更に途中から、ピリ辛ネギで味変というか、勝手にネギ味噌ラーメンに。その豆板醤っぽい辛味とも合うというか、余裕で受け止める懐の広さがありますね。
そして最後は、残ったスープに残ったごはんを投入。ほんと、満足でございます。
こちらは、同行者と共にいただいた品。
個人的に花の季さんの焼売をいただくのはこれが2回めですが、前回いただいた時と同様、肉肉しいながらも適度に柔らかさもある味わいが良いですね。
そのままでも全然いけますが、辛子醤油を付けるとご飯が進みまくり。この焼売5個とごはんだけでも食事としては良いくらいではと思ってしまいます。
こちらは、同行者がいただいた品。
「バカうまの中に味玉追加するより、大にしちゃったほうが安かったんだ」と果敢にチャレンジ。無事完食するも「夕ご飯いらない」という状態に。
ちなみに、花の季歴が長い同行者の弁によると、今日の豚骨スープはライトめの仕上がりとのことでした。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、やっぱり味噌ラーメンは、とてもインプレッシブでしたね。できればまた出していただけると、大変嬉しいなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
北陸地方から何日かぶりに栃木に戻って最初の休日。だからというわけではないのですが、何かこう地に足の着いたものというか、落ち着いたラーメンがいただきたくなって、野崎街道のこちらのお店に。
それで今回いただいたのが、いつもの味噌バターラーメンではなく、塩バターラーメン。今を去ること四十有余年前、個人的に初めて塩バターラーメンをいただいたのは確かどさん子さんで、それ以来どさん子さんの定番的メニューだと思いつつもその後あまりいただいていないというか、実はこの大田原店でもいただいたことがなかったりして。
注文からさほど待たずに、眼の前に丼が置かれたのですが、見た目の印象的には、味噌バターラーメンのスープだけ塩味にしたような感じ。
で、そのスープからいってみたところ、素性がよく分かると言われる塩味ですが、澄んだスープは動物系メインでしょうか?って、出汁の素材までは正直わからなかったものの、必要十分な旨味を持ち、具の炒め野菜が更にその味を加えるという。そこに塩足がビシッと効き、これが、もう。ちなみに、炒め野菜を使った塩味の麺といえば(関東地方で言うところの)タンメンを連想しますが、これはタンメンというよりも、見た目同様、味噌バターラーメンの塩味バージョンという感じですね。(当たり前ですね。)なので当然、バターは合いますし、薬味というより味変でコショウ入れても合います。
また麺は、いつもの味噌バターラーメン同様の、ツルポニョシコっとした食感のもの。塩味ということもあって味噌バターでいただく時とはと印象変わりますが、これはこれで良く合っていると思います。
そして具は、前述のとおり味噌ラーメンと同じと思われる炒め野菜。シャキっと感残した仕上がりは熟練の業じゃないでしょうか。更にコーンとメンマ、こちらのお店のならではの茎わかめがあしらわれています。
こちらは、一緒にいただいた品。
厚めの皮は、焼き目サクカリ、他モチモチ。中の餡は汁滴るという感じではないけど、野菜がメインで適度にウエッティ。ニンニクも効いてる。
ほんと、こちらの餃子は、いついただいても安定のクオリティですね。
こちらは、動向の相方がいただいた品。
例によって少々味見させて貰いましたが、パラパラだけど僅かにしっとり感が残る、絶妙な炒め加減。だいぶ前にも半チャーハンを一度いただいいた時にも思ったのですがこのチャーハン、かなりのものじゃないでしょうか。
というわけで、今回も、どれも美味しくいただいたのですが、特に塩バターラーメンは初めてなのにどこか懐かしい味で、これはまたたまに食べたくなる味というか、今後はローテに入れても良いくらいだなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
この日の予定をつつがなく終え、福井駅から特急列車に乗ってこの日の宿の最寄り駅でもある金沢駅へと向かう途中。夕食は何にしようかと考えた時、ふと「野菜が食べたい」との思いが。
で、野菜で真っ先に連想したのが、石川県を中心に北陸地方にチェーン展開している「8番らーめん」の野菜らーめん。8番ラーメンは以前、2度ほどお伺いしたことがあったのですが、それよりも、ちょっと前にネットの某ポータルZで読んだ8番ラーメンの記事が頭に残っていたというか。(余談ですが、そのライターさんが書く食べ物関係の記事は、どれも美味しそうなんだよなぁ。)
そんなわけなので、金沢駅で列車を降りてから、駅に隣接する金沢百番街あんと(昨日も来た!)にある、こちらのお店まで。流石に夜とあっては満席ではありませんでしたが、先客が数組あり、私がいただいている間にも何組かが入ってきていました。
それでまずは、生ビールと枝豆、そして8番らーめん名物の8番餃子がセットになったこちらの品々で乾杯。野菜らーめんどうしたんだいというツッコミもあろうかと思いますが、旅先での一日の締めとしては、先ず一杯いきたくなってしまうんですよね。
で、まずは8番餃子ですが、焼き目がパリッとした薄めの皮に包まれている餡は、ニンニクが使われていないことに加えて野菜がたっぷりなので、これがまた優しい味。また餡の味付けがしっかりしているので、そのままでも全然いけますね。もちろん、卓上に置かれた8番の餃子タレ+8番特製ごま辣油でもバッチリな味ですが、個人的にはお酢だけでも試してみたかったなぁ、と。
枝豆は特筆すべきものではありませんが、それ故間違いがないというか。
それにしても、ビールと餃子は、ほんと、仲良しですねぇ。
【キリン一番搾り(中瓶) 627円】
【小さなCセット 979円】
ビールが1杯ではもちろん足りないので瓶ビールを追加した頃にやってきたのが、今日のメインであるこちら。麺1/2の野菜らーめんと唐揚げがセットになっています。
それでまずはラーメンですが、スープは5種類(味噌、塩、醤油、とんこつ、バター風味)の中から醤油味をチョイス。そのスープを口に含めば、一言で言うとこれがまろやか。濃すぎない、コッテリしすぎないベースに、炒め野菜の旨味がプラスされていて、醤油の効かせ方も適度ですね。
また麺は、太めの縮れ麺。加水率は高めでしょうか?モチモチっとした食感が、また。
それと具の野菜類は、充分に火が通っているけど、歯応えも残っている絶妙な炒め加減。
で、そのままでも十分いけるのですが、卓上に置かれた8番特製胡椒を振り入れたところ、スパイシーさとパンチが加わって、これもまた。
あと唐揚げは、ヘルシーな胸肉使用とのことですが、それでも肉汁が飛び出すジューシーさ。当然衣はカリっと香ばしく、これにも8番特製胡椒が合っちゃいます。
というわけで、どれも美味しくいただき、満足させていただいたのですが、高名な専門店も良いけど、こういった、誰でもウェルカムだけど懐が広いローカルチェーン店も、やっぱり良いものだなぁと、今回改めて思った次第で。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
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